アダム・ロサレス

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アダム・ロサレス
Adam Rosales
サンディエゴ・パドレス(マイナー)
レンジャーズ時代(2014年7月1日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 イリノイ州パークリッジ
生年月日 (1983-05-20) 1983年5月20日(40歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2005年 ドラフト12巡目(全体362位)でシンシナティ・レッズから指名
初出場 2008年8月9日
年俸 90万ドル (2015年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アダム・M・ロサレスAdam M. Rosales, 1983年5月20日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州パークリッジ出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。現在は、サンディエゴ・パドレス傘下に所属。

経歴

プロ入り前

メキシコ系アメリカ人の家系に生まれ、メインサウス高校ウェスタン・ミシガン大学と進学した。

プロ入りとレッズ時代

レッズ時代(2009年)

2005年MLBドラフトシンシナティ・レッズ12巡目(全体362位)から指名され、6月9日に契約。

2008年8月9日ヒューストン・アストロズ戦で代打としてメジャー初出場。その後も負傷したジェリー・ヘアストン・ジュニアの代役として試合に出場した。

2009年シーズンは傘下のAAA級ルイビル・バッツで開幕を迎えたが、4月28日故障者リスト入りしたエドウィン・エンカーナシオンに代わって昇格。

アスレチックス時代

アスレチックス時代(2011年6月6日)

2010年2月1日ウィリー・タベラスと共にアーロン・マイルズとのトレードで、オークランド・アスレチックスに移籍。

2013年7月31日に[戦力外通告#メジャーリーグにおける戦力外通告|DFA]]となった。

レンジャーズ時代

2013年8月2日ウェーバーテキサス・レンジャーズへ移籍したが、8月5日にDFAとなり、8日にウェーバーでアスレチックスに復帰するが、10日に再びDFAとなり、ネルソン・クルーズが禁止薬物使用で50試合出場停止となった影響で、12日にウェーバーでレンジャーズが再びロサレスを獲得した[1]。そのため、わずか10日間で3度もDFAを受ける形となった。

2014年3月30日にDFAとなり[2]4月2日に傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ降格した。降格後はAAA級ラウンドロックで72試合に出場し、6月30日に再びレンジャーズとメジャー契約を結んだ[3]。この年は56試合に出場し、打率.262・4本塁打・19打点・4盗塁だった。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[4]

2015年1月5日にレンジャーズと90万ドルの1年契約で再契約した[5][6]5月9日タンパベイ・レイズ戦では、二塁走者だったアズドルバル・カブレラが二塁への牽制に対してスライディングしセーフとなったが、この際に二塁手だったロサレスが膝で塁を塞いでいたため、これに激高しカブレラに胸を両手で押された。これに両軍総出の一触即発の場面となったが事態が収まった後に、ベース上でロサレスがカブレラに謝罪し事なきを得た[7]8月19日にDFAとなり[8]、23日に自由契約となる。

2016年1月1日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結ぶ。

プレースタイル

捕手を除く内野の4ポジションと左翼も守ったことがある様に典型的なユーティリティプレイヤー。2015年6月26日トロント・ブルージェイズ戦、同年7月28日ニューヨーク・ヤンキース戦では投手としても出場した[9]

本塁打を打った後に全力疾走に近いスピードで塁を一周して帰って来るのも特徴的。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2008 CIN 18 30 29 0 6 1 0 0 7 2 1 0 0 0 1 0 0 4 0 .207 .233 .241 .475
2009 87 266 230 23 49 10 1 4 73 19 1 2 2 3 26 0 5 46 2 .213 .303 .317 .620
2010 OAK 80 279 255 31 69 8 2 7 102 31 2 2 2 2 19 0 1 65 1 .271 .321 .400 .721
2011 24 68 61 5 6 0 0 2 12 8 0 0 0 2 4 0 1 13 4 .098 .162 .197 .358
2012 42 111 99 12 22 5 0 2 33 8 0 0 0 1 11 1 0 24 4 .222 .297 .333 .631
2013 51 154 136 11 26 5 0 4 43 8 0 0 4 0 10 1 4 31 4 .191 .267 .316 .583
TEX 17 12 11 4 2 0 0 1 5 4 0 0 0 1 0 0 0 3 0 .182 .167 .455 .621
'13計 68 166 147 15 28 5 0 5 48 12 0 0 4 1 10 1 4 34 4 .190 .259 .327 .586
2014 56 181 164 20 43 7 0 4 62 19 4 2 0 0 13 0 3 42 5 .262 .328 .378 .706
通算:7年 375 1101 985 106 223 36 3 24 337 99 8 6 8 9 84 2 14 228 20 .226 .294 .342 .636
  • 2014年度シーズン終了時

背番号

  • 60 (2008年)
  • 23 (2009年)
  • 7 (2010年 - 2011年)
  • 17 (2012年 - 2013年)
  • 9 (2014年 - 2015年)

脚注

  1. ^ 珍移籍劇に米メディアも同情…今季3度戦力外男がレ軍“出戻り””. スポニチ Sponichi Annex (2013年8月14日). 2013年9月5日閲覧。
  2. ^ Texas Rangers announce 2014 Opening Day roster”. MLB.com Rangers Press Release (2014年3月30日). 2014年3月31日閲覧。
  3. ^ Rangers purchase contract of INF Adam Rosales from Round Rock, option INF Luis Sardinas to Round Rock”. MLB.com Rangers Press Release (2014年6月30日). 2014年7月10日閲覧。
  4. ^ Rangers non-tender LHP Michael Kirkman, RHP Alexi Ogando and INF Adam Rosales”. MLB.com Rangers Press Release (2014年12月3日). 2015年1月6日閲覧。
  5. ^ Rangers sign free agent infielder Adam Rosales to one-year contract”. MLB.com Rangers Press Release (2015年1月5日). 2015年1月6日閲覧。
  6. ^ Rangers to re-sign Adam Rosales”. ESPN Dallas Fort Worth (2015年1月5日). 2015年1月6日閲覧。
  7. ^ Rays', Rangers' benches clear after hard tag MLB.com 英語 (2015年5月9日) 2015年5月10日閲覧
  8. ^ Sullivan, T. R. (2015年8月19日). “Rosales designated, infielder Alberto recalled”. MLB.com. http://m.rangers.mlb.com/news/article/144079470 2015年8月21日閲覧。 
  9. ^ 投壊レンジャーズ また野手が登板…同一シーズン2度は球団初”. スポニチ Sponichi Annex (2015年7月29日). 2015年7月30日閲覧。

関連項目

外部リンク