WebOS
Palm webOS Launcher Screen | |
開発者 | Hewlett-Packard |
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プログラミング言語 | C, C++ |
OSの系統 | Linux |
開発状況 | 開発中 |
ソースモデル | クローズドソース, 一部GPL[1] |
最新安定版 | 3.0.2 / 2011年8月1日 |
対象市場 | スマートフォン, タブレット |
使用できる言語 | 英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語 |
プラットフォーム | ARM |
カーネル種別 | モノリシック (Linux) |
ライセンス | HP EULA |
ウェブサイト | Palm Developer Website |
サポート状況 | |
supported |
HP webOSは、旧Palm(現在HPの一部門) が開発したスマートフォンやタブレットなど携帯機器向けのオペレーティングシステムおよび Linux と WebKit を中核としたソフトウエアプラットホームである。
概要
2009年1月ラスベガスのConsumer Electronics Show(CES)にて初代webOS搭載機としてPalm Pre(米Sprint Nextel社2009年6月6日発売)が発表された。Palm Treoの販売低迷、モバイルコンパニオン Palm Foleoの販売中止と経営が危ぶまれていたPalm社が起死回生を掛けて開発し、世界的に成功を収めつつあるiPhoneを強く意識した設計となっている。
iPhoneと同様にiTunesとの同期が可能(Palm Media Sync)で、マルチタッチスクリーンをサポートしている。自機とウェブ上の情報をシームレス検索する「ユニバーサル検索」・「Twitter検索」・Palm Pre、PC、Webサイト上のアカウント情報などを一元管理できる「Palm Synergy」機能を備える。
マルチタスク機能を備え、HTML5、JavaScript、CSSなどのウェブ標準技術によるアプリケーション開発を前提としており、インターネットとの融合を強く意識した設計となっている。
開発環境としてwebOS SDK(Palm Mojo SDK)を提供し、Palm Pre用アプリケーションストア「App Catalog」を開設している。
従来のPalm OS開発者向けに「Classic」というPalm OS用エミュレーターも提供すると発表された。
ウェブブラウザはiPhone同様WebKitをベースにストリーミングビデオ(RTSP、H.263、H.264)をサポートする。アドビシステムズもwebOS用Flash Playerを10.1以降から提供している。
2011年7月1日にHP TouchPadを発売。
2011年8月18日、HPはwebOS事業の閉鎖を発表した[2]。発売したばかりの HP TouchPad 、HP Pre 3を含め、全商品の生産終了が発表された。しかし同年9月22日にCEOに就任したメグ・ホイットマンが事業継続に再びかじを切り、12月9日にオープンソース化を発表した[3][4]。
出典
- ^ “opensource.palm.com” (言語). Palm, Inc. (2010年). 2010年9月28日閲覧。
- ^ “HP、PC事業の売却、webOS事業の閉鎖、オートノミーの買収を矢継ぎ早に発表”. COMPUTERWORLD (IDG Interactive, Inc.). (2011年8月19日) 2011年8月19日閲覧。
- ^ “米HP、携帯端末向けOS技術を無料公開へ”. 読売新聞. (2011年12月10日) 2011年12月10日閲覧。
- ^ “HP、webOSをオープンソース化 タブレット製造の可能性も”. ITmedia. (2011年12月10日) 2011年12月10日閲覧。
関連項目
- Symbian OS
- Windows Mobile
- iOS(旧 iPhone OS)
- Android
- BlackBerry OS
- Palm OS
- Access Linux Platform
- HP Pre 3