BLUE DRAGON ラルΩグラド

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漫画: BLUE DRAGON ラルΩグラド
原作・原案など 鷹野常雄
作画 小畑健
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 2006年12月4日 - 2007年7月9日
その他 ゲームと世界観が大きく異なる
関連作品
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BLUE DRAGON ラルΩグラド』(ブルードラゴン ラル・グラド)は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)2007年1号から2007年32号まで連載された原作・鷹野常雄、漫画・小畑健によるファンタジー漫画作品。単行本は全4巻が出版されている。

目次

[編集] 概要

マイクロソフトより発売されたXbox 360ゲームソフトBLUE DRAGON』の漫画化作品であり、本誌連載タイトルロゴの下部に『〜Xbox 360ゲーム(マイクロソフト)"BLUE DRAGON"より〜』との記載がある。『BLUE DRAGON』はゲーム・漫画・アニメ等のメディアミックス展開がされているが、本作は主人公が青い竜のカゲを使う以外、その他の作品と世界観が大きく異なる。

連載話数の単位は「TALE」(テイル)。サブタイトルは英単語で表記されている。

連載当初は週刊少年誌としては異例のメディアミックスや綴じ込み付録[1]を行うなどで話題を集めたが、ゲームと話が大きく違う事や設定が難しすぎた為にあまり人気は得られずに29話で打ち切りとなってしまった。小畑健の前作『DEATH NOTE』と同様に虚無的な描写で締めくくられている。

「ラルΩグラド」の「Ω」の記号は作者曰く、「Ω オメガ」ではなくギリシア神話の「☊ ドラゴンヘッド」で、発音はされない。[2]

[編集] ストーリー


注意以降の記述でBLUE DRAGON ラルΩグラドに関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


世界にはカゲと呼ばれる存在がはびこり、滅亡の危機に立たされていた。それは、カゲのリーダーである闇女王(オプスキュリア)のビラが、カゲの本来の世界である「闇の世界(ノワール)」を壊し、人間たちが暮らす光の世界を侵食したからである。カゲたちは人間などの光の世界の生物に宿り、ビラとその手下は光の世界の支配を目論んでいた。

カゲに襲われた城や国は、ほとんど対抗する事ができなかった。そして、ある城でもカゲに襲われていた。その城にいたカゲに詳しいミオの進言に基づき、光の届かない城の地下に封じられたカゲ、ブルードラゴンを開放する。開放されたドラゴン・グラドと、グラドを宿す王子・ラルは牢を出て早速、城をカゲから救う。グラドはビラに反抗して闇の世界の復活を願っているので人間に味方したのだ。

ラルとグラドは、城の守りを味方のカゲを宿したマレロに任せ、ミオとアイア&クルクルを連れて、ビラを倒すための旅に出る。

[編集] もう一つの最終回

最終巻の巻末には、この作品の設定資料集などが載っている。その一つに、漫画とは違う最終回が文章で書かれている。内容は特殊融合が何回でもできるという設定にしたうえで、ミオがレッドフェニックスと完全融合してラルと一緒に闇世界(ノワール)へ行くというもの。

[編集] 登場人物

[編集] ビラを倒す者たち

[編集] ラル一行

ラル
本作の主人公。TALE1で登場。15年前、ドラゴンを宿した赤ん坊として生まれ、ドラゴンを恐れた王・ロイの命令で、城の地下牢に封印された。身分上はスフェライト城の王子のため、特別に家庭教師(ミオ)を付けられて教育を受けた。前述の事やラルの発言から年齢は15歳と推測される。幽閉されながらもグラドとミオに育てられたお蔭で無垢なを持つ。その一方で、自身を閉じ込めた人間(ロイ)に対する怒り感情や、全ての元凶であるビラへの復讐心を内に抱えている。牢の外の世界を大いに気に入り、ミオの身体に興味を示した事を機に女(特に胸)好きとなった。何よりも女のためにカゲと戦うことを決意する。まだ幼いアイアを可愛いと評した時には、ロリコンだと自称した。
グラドの影響で身体をドラゴンの様に変化させる事が可能で、手をドラゴンの爪で覆ったり翼を生やして飛行(滑空のみ?)出来るなど、かなり人間離れしている。グラドが体内にいるときは竜ののような硬い材質のものが体を覆い、全裸になっても微妙に鱗が体を覆っているため完璧な裸にはならない。グラドをカゲとして出現させると鱗のようなものは消える。
連載初期には、あまりの幼稚・スケベっぷりに読者からは非難の声が殺到していたが、回が進むにつれて人間的な知性や感情を身につけ、下ネタ的行動はほとんどしなくなった。
その一方で、ビラへの復讐心やガネットへのライバル意識から功を焦って失敗したり、女好きである事につけこまれてカゲに騙されたりと未熟なところがある。
最後はグラドと完全融合してラルグラドとなる。この姿になるとラル自身も闇の世界で生きなければならない。この為、ビラを青い炎で葬り去った後、他のカゲたちと一緒に闇の世界へと戻った。[3]
グラド
ラルと共存している青きドラゴン。TALE1で登場。ラルが赤ん坊の頃にとりつき、知恵と血肉を与えた。ラルの父親代わりであると同時に“ビラ(闇女王)”の裏切り者である。ラルとは従来の生物とカゲの関係ではなく、ラルが名づけた「特殊融合(フレンド)」と呼ばれる特殊な関係となっている。多くのカゲ達に「狂乱の魔獣(デリル=モンストール)ブルードラゴン」と呼ばれ、ビラからは「狂乱の魔獣最強のカゲ」と言われる程に強大な力を持ち、恐れられている。人間の武器を取り込み、その武器を任意に解放して攻撃する事ができる。たいていの敵を、巨大なタテガミを鋭利な刃物として振るうことで倒してしまう。また最強の武器として、「青い炎(フラムブルー)」と呼ばれるドラゴンの火炎を駆使する。「実体(フルサイズ)」することにより巨大化する(正確には本来の姿に戻る)。基本的にラルの言う事には忠実だが、負けず嫌いな為に時折ラルの言う事を聞かなくなる事がある。例えば、自らの姿を模倣されると模倣した者を有無を言わせず滅したり、自分の体を傷つけたものには必ず報復をしたりする。[4]
ミオ
ラルの教育係の女先生。TALE1で登場。ラルが地下牢に封印されてから15年間教育を続けてきた為、ラルを信頼している。年齢は不詳だが、回想シーンによれば幼少の頃からラルの教育係をしていたので、20歳代後半という事になる。極めて温厚な性格で、巨乳の持ち主であり、眼鏡を掛けている。ラルからは「ミオ先生」と呼ばれ、慕われている。特殊融合可能なカゲが5匹である事を知らなかった事などを除けば、カゲについての殆どの知識を有しており、戦闘においては、敵の弱点や特徴を教えるアドバイザーとして活躍する[5]。ルリーラの街で岩獣に捕まり、ビラの生贄になりそうになった。最終回では完全融合したラルが闇世界へ行くのを「ありがとう」と涙を流しながら見送った。もう一つの最終回ではコリーと完全融合してラルと共に闇世界へ行くという設定になっている。
カマキリ
ミオと共存するカゲ。TALE27で登場。「硬鎌獣(デュールフォシュモンス)」と呼ばれている。元々は、セノルと共存しているカゲ「ミーシュ」により保存されたのを解放し、ザンガ城に捕らわれた男の一人につけられていたが、闇女王討伐に向かう際、カゲをつけられていた男たちのうちから移された。高速で空を飛ぶことができ、戦闘でも足手まといにはならない程度の強さを持つ。目の部分がレンズのようなもので覆われており、ラルからミオにそっくりだと言われるが、決して眼鏡ではない。ビラ亡き後はミオから離れ、復活した闇世界へと帰っていった。
アイア
TALE3で登場。ラルと同じく城の地下牢に封印されていた13歳の少女。とても小柄で幼い容姿をしている。クルクルをカゲとして持つ。「アイ」が一人称でもある口癖。ほとんど「アイ」としか喋らないが、たまに普通の言葉も喋る。
クルクル
TALE3で登場。アイアと共存しているカゲ。カメレオンのような姿をしており、非常に耳が良く、非常に遠くまでカゲを伸ばせる上に、どんな場所でも物音を立てず素早く移動する事が出来る。偵察に特化したカゲで、戦闘では殆ど役に立たない。アイアいわく、ベロを引っ張られるのが好き。アイアからは非常に可愛がられている。ビラ亡き後はアイアから離れ、復活した闇世界へと帰っていった。
カフカ
TALE4で登場。「華縛りのカフカ」の異名を持つ、ストラ姫を守る騎士。リズをカゲとして持つ。ストラ姫の命令で、ラル一行に加わった。 男前だが船に弱く、カナヅチで全く泳げない。
リズ
TALE4で登場。カフカと共存しているカゲ。薔薇の荊のような姿をしており、「薔薇鎖獣(ジェンヌロード)」の異名を持つ。守備特化のカゲだが、その荊で敵を捕らえることもできる。水獣を吸収した結果、そのツタで石も簡単に真っ二つにするほどの攻撃力を得た。戦闘の際には、弱い味方を荊の内側に入れて守りながら戦う。ビラ亡き後はカフカから離れ、復活した闇世界へと帰っていった。
ヌイ
TALE5で登場。カフカと共にストラ城の番をしていた特別な犬で、カゲを宿しているのかどうかは不明。カゲを持つ生物を判別する能力を持ち、カゲを持つ者に対しては激しく吠えて攻撃する習性があったが、後には再調教されて尻尾を振るだけになった。しかし、カゲを持つ者でもヌイの好物であるピーナッツを直接与えれば味方と認識する。ガネットがルリーラ街の神隠し事件を解決しないで立ち去ったのは、神隠し事件を解決できる能力を持ったヌイがルリーラ街に来る事を、何らかの形で知ったからである。
スンス
TALE12で登場。ルリーラの街に住む少年。ラル一行の仲間になりたいと志願するが、カゲをもっていないので断られた。その後、ゲンスイが宿ったので一同の仲間になった。志願の理由は、ルリーラの街の神隠し事件を解決しようとしなかったガネットに復讐するため。レッドフェニックスに襲われ瀕死の重傷を負うが、そのレッドフェニックスの血によって一命を取り留める。ガネットを見返し、生贄としてさらわれた姉を助ける事が出来た後にも、姉からの推薦でビラ討伐に加わった。
ゲンスイ
TALE12で登場。スンスと共存しているカゲ。アメンボのような姿をしている。最初は「実体(フルサイズ)」してもかなり小さかったが、その後ガネットが倒したカゲの屍を喰らった事で飛躍的にパワーアップして巨大化し、大蛇獣の毒牙を手に入れた。ゲンスイが水上にいれば、スンスは水の中で呼吸をしながら自由に行動できる。ビラ亡き後はスンスから離れ、復活した闇世界へと帰っていった。

[編集] ガネット一行

ガネット
TALE12で登場。ホワイトタイガーの宿主。「無敵の戦士」と呼ばれている。ラル達より早く闇女王の元へ向かっている。あいさつである「アディオス」が口癖だが、周りからは不評な模様。憎まれ口をたたいたり、子供相手にムキになったりする面もあるが、戦略の綿密さからかなり慎重な性格とも取れる。剣の達人であり、ホワイトタイガーを宿す以前にも、剣で複数のカゲを一瞬で倒していた。闇女王討伐の前にラルとスンスに挑まれ、最初は勝っていたが策に嵌って負けを認めた。負けた場合の約束が共に人間を救出する事であったので、ラル一行と行動し、緻密な計略を提案して、捕らわれていた人間たちを救う。約束を果たした後、リーラとセノルを連れて三人で闇女王討伐に向かう。別れ際にラルから「アディオス」と送り言葉をされた。ジュギル城ではラルと再び手を組み闇女王と戦った。初めて名前が出たときは『ガレット』と表記され、劇中のポスターでも"Galette"と綴られていた。さらにその次の回でも『ガネット』と『ガレット』と統一性がなかった。後の話や単行本では『ガネット』に統一され、綴りも"Ganette"に直された。
ガイア(ガイラ)
TALE12で登場。ガネットと共存しているカゲ。生態は「特殊融合(フレンド)」。(自身は「特殊融合(トクベツ)」と呼んでいる。)人間に味方する最大のカゲ。勇敢で知恵のある宿主を求め、現在はガネットを宿主にしている。より強い宿主を見つけたとき、その前の宿主は喰われて知恵と能力を奪われてしまう。(その際になぜセカンドにならないかは不明。)すなわち、ガネットより強い宿主が出てきてしまうとガネットは喰われる運命にある。その一方で彼はガネットを一回のみ可能な特殊融合の相手に選んで力を与えている。このことから、今までの宿主とは特殊融合しなかったか、彼だけ何度も特殊融合できるのではないかと思われる。地上のカゲの中では最速を誇る。「確信の猛獣(シュール=モンストール)ホワイトタイガー」と呼ばれ、グラドと共に恐れられている。ガネットと協力して戦うことが多く、ガネットの剣から伸びるワイヤーを使って、大勢のカゲを一瞬にしてズタズタに切り裂く。
ガネットは「ガイラ」もしくは「ガイア」と2種類の呼び方をしている。これが誤植か表現であるかは判断は付きにくい。[6]ビラ亡き後はガネットから離れ、復活した闇世界へと帰っていった。
リーラ
TALE12で登場。ガネットの従者。情報役として活躍している。ガネットに好意を寄せる。寡黙で口数が少ないが、ラルとスンスとの決闘のときにガネットがグラドに食われそうになったのをみて大笑いしたこともある。ジュギル城での戦いでブラッツを失う。そして、ラルと入れ替わる様に、ミオ達の所へ避難した。
ブラッツ
TALE12で登場。リーラと共存しているカゲ。「黒蝠獣(ノアショヴス)」と呼ばれている。大きな羽を持っていて、周囲のカゲを探知する能力を持つ。また吸血して人間の体に入った毒を吸い出すこともでき、その能力で大蛇獣に噛まれて意識不明になったラルを救った。ジュギル城での戦いでビラの目の能力により消されてしまった。
セノル
TALE12で登場。ガネットの従者。テンションが高い。時々ガネットを呼び捨てにすることがある。ジュギル城での戦いでは、逃走中ラルと入れ替わる様に、ミオ達の所へ避難した。
ミーシュ
TALE21で登場。セノルと共存しているカゲ。「魔猫獣(ソルシェシャットモンス)」と呼ばれている。カゲを保存でき、闇を出して保存してあるカゲを人間に付ける事が出来る。ビラ亡き後はセノルから離れ、復活した闇世界へと帰っていった。

[編集] 世界を制服しようとするビラ達

[編集] カゲの特徴

光の無い世界で生まれ、立体としての体を持たない闇を彷徨う邪悪なもの。数はかなりいる。後述する生態でセカンド及びサードに分類されるものは光の世界の生物と完全に融合してしまっているため、闇の世界には戻れない。:破壊力は高いが、賢くはない。元々の姿は醜い。人間を喰うと知恵が良くなり、容姿も少し美しくなる。ほとんどのカゲが闇女王(ビラ)を慕っている。自分がビラの配偶者になるために、人間を喰うことを望んでいる。美しい人間や、ビラの所有物や体の一部(唾液など)を取り込むと、美しい人間の男性に姿が近づく。

[編集] カゲの生態

本作品における「生態」とは、カゲと、カゲを宿した人間などの光の世界の生物との関係の事を言う。作中には5種類の生態が存在する。

寄生型(ファースト)
光のある生物の影からカゲが寄生し双方の精神が存在する。カゲは許可されれば寄生したものの影から姿を具現化できるがそれには限界があり、宿ったものの中で力を蓄えなくてはならない。
カゲを具現化していない時に寄生しているものが全くの暗闇に入れられてしまうと影ができなくなる為カゲは闇の姿を具現化できなくなりその能力も発揮できなくなる。
尚、闇の世界に戻りたいカゲは、この生態に入る。
侵食型(セカンド)
カゲが宿主の内側を喰い、宿主を完全に支配した状態。宿主の体と実体との間を自由に行き来できる。この状態になってしまうと、カゲは闇の世界に戻る事ができなくなる。
増殖型(サード)
セカンドが更に他の生物やセカンドを喰い増殖したもの関わった全ての姿、またはそれを複合した姿になれる。
特殊融合(フレンド・トクベツ)
基本はファーストだが、カゲに寄生された宿主が体内でカゲの方から血肉を貰う事で、宿主がその身体からカゲの持つ特有の能力を使うことができる。作中では全部でブルードラゴンホワイトタイガーレッドフェニックスブラックライノセラスクリアヒューマンの5匹が存在するとされている。ただし、必ずしも宿主と特殊融合の関係になっているとは限らない。また、一度特定の宿主との特殊融合を行うと、他の宿主に移った場合には特殊融合する事はできない。5匹のうち人間の味方をしているのがブルードラゴンとホワイトタイガーで、レッドフェニックスは基本的には中立だが、ビラに脅かされてビラに味方した時期がある。ブラックライノセラスはビラの手下であり、クリアヒューマンはビラ本人である。
完全融合
特殊融合しているカゲと宿主が、完全に融合した姿。特殊融合のように宿主がカゲから力を借りるのとは違い、この形態はカゲと宿主の意思どちらもがはたらいている。ただしこの姿になってしまうと宿主である人間自身も闇の世界で暮さなければならなくなる。この為、特殊融合の宿主は、戦闘の際にカゲから能力を借りる必要があっても、完全には融合しない様にして戦う事になる。

[編集] カゲの種類

ここではビラ及びビラの手下のカゲを紹介。人間に味方するカゲおよび中立のカゲは登場人物の項を参照。

[編集] 闇女王(オプスキュリア)
闇女王の意味
本来、「闇女王」は闇の世界のリーダーで、その位のことを「闇女王」と言う。闇水晶(ノワクレスタ)を持っていて雌のカゲならば闇女王になれる。しかし、人間達は正確な意味を知らずビラのことを「闇女王」と呼び恐れている。
全体像について
TALE2で登場。元カビル国ジュギル城にいる。手下のカゲからは「ビラ様」、グラドは「闇の世界を壊したあいつ」と呼ばれていた。闇世界を壊し光ある世界(この世界)に手下達と共に侵入してきた。手下のカゲ達に自分のように美しくなれと命じている。手下のカゲの中から自分と同じように美しく賢くなったカゲと後継者を作り、人間を消滅させようとしていた。
性格は女王らしく傲慢で、自身の美しさを保つ為なら手段を選ばない。また「美」に対してこだわりを持つ。「カゲを見ただけで消せる」という自身の戦闘力に絶大の自信を持っていて、特殊融合であるレッドフェニックスを「たかが鳥の一羽」と軽視して、宿主のヤヤの方をなくしたのを悔しがっていた。また知識も高い。
国の美しい姫や美女を宿主にしていて、その宿主と同じ容姿をしている。またノアギア城に自分の宿主候補を捕らえていて、その女たちを手下のカゲ達を使って自分に相応しいように育てている。そのため、美女は大切に扱っている。
手下が献上した女がビラの宿主にしたら、その女を献上したカゲに褒美として自分の一部(髪の毛)などを与えている。また、宿主の女を変えるときに前の宿主の女をカゲに与えて喰わせていて、カゲたちもそれを欲しがっている。自分を美しいと言ってるだけあって、ビラのものを取り込んだカゲは美しくなる。
日頃は自分の求める「美」で遊んでいて、城内で手下のカゲ同士を戦わせるのが趣味。甘いものが好物。また、よくワインらしきものを飲んでいる。城の地下に人間の男を捕らえていて、自分の為に人間が食べる様なデザートなどを作らせている。
ブラックライノセラスを倒そうとしたグラドを倒そうとしたが、完全融合したラルとグラド(ラルグラド)の青い炎(フラムブルー)で残りの手下達もろとも倒された。
生態・能力について
生態は、特殊融合の一つ「クリアヒューマン」である。ただし、ビラは宿主と特殊融合せず次々と宿主を変えていった。
「クリアヒューマン」の能力としては、宿主と共に姿を消せる。
ビラの能力は睨みつけたらカゲを蒸発して消すことができる。ビラの手下のカゲ達はこれを「憂いのヒトミ」と呼んでいた。ただし、この能力を使うときには姿を現す必要があり、宿主と共に出現する。また、人間や完全融合したカゲには効かない。(不死身のカゲであるレッドフェニックスに効くかは不明。)
宿主の女の精(オーブ)を吸い取っていて、宿主と同じ容姿をしている。宿主を変える時は、自分が気に入った生贄の女を脅して許可させる事で女の影に入り、精を吸い取り、ビラは宿主と同じ容姿になる。ただしあくまで精を吸い取っているだけで、肉体を侵食している訳ではないので、宿主の意識はないがちゃんと肉体は存在する。
自分の椅子やベッド・バスタブなど様々な形状に変化する馬の頭やアンモナイト、鳥の翼、触手などを混ぜ合わせた物を家具にしていて、大概はそれに死人同然の宿主と共に座っていたり寝そべったりしている。
服や下着などを自由に変えることが可能である。
ビラの宿主となる女の経路
ビラの手下達に捕まった美女達は、ヤヤとフェニックスが守っているノアギア城に監禁され、ビラの宿主に相応しいように磨かれていく。何人かの女が生贄として相応しくなったら、ビラのいるジュギル城に連れていかれ、ビラの元に出される。
ビラは自分の元に出された女たちから一人、容姿が気に入った女を選んで触手を使い、自分の元まで連れてくる。その時点で選ばれた女の最期で、ビラは女を脅し宿主になることを要求する。女は恐怖から要求を許可をしてしまい、許可後にビラのカゲが女の影に侵入し体を包み、ビラのカゲは女の精を吸い取り、女の意識をなくす。触手が女の着ていた服を剥がし、全裸にさせる。こうして女は意識をなくし瞳孔と口を開け、自分の容姿になったビラの元に横たわり宿主となる。
ビラの宿主となった女は、宿主となった日と同じ状態でビラに寄り添うような形で横たわっている。
ビラが宿主に飽きたと言い、宿主を交換したら前の宿主はビラから解放されるが、意識は戻らず何の抵抗もできず「恩賞」として手下達の所に放り込まれ喰われて死ぬことになる。
TALE6とTALE29で宿主となった女の瞳孔の表現が変わった。(TALE2は瞳孔が開き黒目が小さくなっていた。TALE6・13・17・20・22・25・27では瞳孔の色が一色になっている。TALE29では白目になっている)宿主となった女の容姿などは下記に記入。

[編集] 闇下五騎士(サンク・シュヴァリエ)
蜘蛛獣(アレニモンス)
TALE17で登場。名は「ビヨン」。生態はサード。闇下五騎士(サンク・シュヴァリエ)の一匹。尻からは糸が出たり、蝶のような巨大な羽を持っている。蜘蛛の巣のようなものを張り、敵を察知したり捕らえたり、糸で蜘蛛や自分の分身をつくったりすることができる。ビヨンが張った巣に絡まったら、逃げることは不可能で、もがきながら何百体もの蜘蛛のカゲに喰われる事になる。最期はガネットによって他の闇下五騎士もろとも瞬殺された。
ゴルザ
TALE28で登場。生態はサード。闇下五騎士(サンク・シュヴァリエ)の一匹。前足の長いノミのような姿をしている。ガネットによって瞬殺される。
ウルス
TALE28で登場。生態はサード。闇下五騎士(サンク・シュヴァリエ)の一匹。四つ目のイモムシのような姿をしている。ガネットによって瞬殺される。
名前不明
TALE28で登場。生態はサード。闇下五騎士(サンク・シュヴァリエ)の一匹。ドリルのような前足と大きな口を持った昆虫のような姿をしている。ガネットによって瞬殺される。
名前不明
TALE28で登場。生態はセカンドかサード。闇下五騎士(サンク・シュヴァリエ)の一匹。姿も名前も登場しなかった。おそらく上記の四匹より先に瞬殺された。

[編集] ビラを慕っているカゲ
ビラの手下のカゲたち
生態はセカンドサードで、ファーストはまず居ない。ビラの美しさやヤヤの可愛さに心酔しており、ビラからの恩賞やビラの持ち物を目当てにしている。名無しのカゲたちは、ビラの取り巻きや捕らえた人間たちの番をしている。
百足(メガーヌ)
TALE1で登場。生態はサード。ムカデのような状態になると足が速くなる。たくさんのカゲを引きつれてスフェライト城を襲撃していたが、グラドに恐れをなして逃亡を図る。しかし逃げ切れずに真っ二つにされる。
イシニ
TALE2で登場。生態・能力は不明。自分がさらってきたジア国の娘が闇女王の宿主として選ばれたので、くしについた闇女王のを褒美としてもらった。
サソリ型のカゲ
TALE2で登場。生態はセカンドサソリのような外見で、尾から糸を出し人間を捕縛したり毒で攻撃したりする。スフェライト城を襲撃してラルを殺そうとしたが、グラドにより喰い殺された。
二首蛇(ドゥオフーク)
TALE6で登場。首が2つあるカゲ。それぞれが別の生物を宿主にすることができる。宿主は別々に生活できるが、元は1匹のカゲなので思考を共有することができる。もちろん寄生した生物の中身を喰えば、セカンドになる。1匹のカゲが死ねば、もう片方も死ぬ。闇女王は、自分の方に一体ドゥオフークを置いて、もう一体はストラ姫を捕らえる時の情報伝達役として使っていた。ラルとビラにメッセージを伝えた後、ビラに蒸発させられた。
魚型のカゲ
TALE6で登場。名は「コルヌー」。外見は魚のようだが足がある。ケルタの尖兵の役割を成す。ラルやカフカを襲おうとしたが、グラドの火炎にやられた。
水獣(ビュフル)
TALE6で登場。名は「ポセア」。水を放出し仲間のカゲを援助したり、体内にカゲや人間を入れたりすることができる。柵をすいすい通り抜ける事が出来るが、リズに吸収されてしまった。
半身馬獣(テッサリア)
TALE6で登場。名は「ケルタ」。生態はサード。ストラ姫を捕らえるのに失敗したのを聞き、応援に駆けつけた。ドラゴンにも勝る殺傷能力を持ち、敵を切り刻む以上に走る事や飛ぶ事に優れているが、炎が弱点。ラルの計略により炎の攻撃を受けて倒された。ラル曰く「人間を何人か喰ったくらいの中途半端な知恵を持った馬鹿なサード」らしい。
岩獣(ロックモンストール)
TALE10で登場。名は無い。生態はサード。四角い石に化けている。たくさんの数があり、その数でいろんな形体に変形し、昼はルリーラの街の高き壁になっていた。最近の神隠し事件の原因。ギギの街の人間を喰い知恵を付けた。ビラの生贄となる女を捕らえるために、自分たちで作った高い壁からできる影を利用し、たくさんの女を目隠し代わりに操り、狙っていた女を岩に隠しビラの元へさらった。ミオを人質にして、ラル達を石のブロックで作った闇に閉じ込めてから、押しつぶして殺そうとしたが、カフカの光石を用いた計略でミオを奪い返される。街中の石を体に組み込んでグラドと同型の姿となったが、それがかえってグラドの怒りを買い、『青い炎』で一瞬にして蒸発した。
鬼神型のカゲ
TALE12で登場。名前・生態は不明。天竜八部衆などといった古代インドの神々の頭に手足が生えたような姿をしている。数体いたが、カビル国に上陸したガネットに全て瞬時に倒された。
恐獣(ディノモンス)
TALE13で登場。名は「ティラス」。生態はサード。ティラノサウルスのような姿をしていて強い。甲殻獣を喰いより強くなった。そして勝った褒美として、人間の姿が不細工だったため、ビラの唾液がついたパンを喰い美しくなった。ビラの側近になろうと努力している。TALE13で初登場したが、それ以降登場する事はなかった。
甲殻獣(アンセクモンス)
TALE13で登場。生態・名前は不明。クワガタムシのような容姿をしている。防御力に優れるが恐獣に喰われてしまった。
海にいた大勢のマグロ型のカゲ
TALE13で登場。生態はサードマグロのようだが、顔が人間っぽい。水中でのビラや近くのリーダー格のカゲへの情報伝達役。尖兵の役割も成す。
海にいた大型のカゲ
TALE13で登場。名前・生態は不明。様々な海洋生物を喰ったと思われる。蛸のような触手で獲物を捕らえ、電気ショックを与え喰う。ラルの策でスンスが挑発し、スンスを狙って海から出てきてグラドにやられる。
ジーガ
TALE15で登場。生態はサードルシルという貧乳の美人と巨乳の不細工をかけ合わせた女性に化け、大蛇獣と手を組み一芝居打ってラルを罠にはめたが、あと少しの所でガネットに大蛇獣と部下達もろとも倒された。
大蛇獣(ロワセルド(ミオは、ロワセルパと呼んでいた。))
TALE15で登場。名は「コブラ」。その名の通りコブラの様な姿を持つ。神経毒を持つ牙が武器。ガネットに倒される。
偽ビヨン
TALE18で登場。生態はサード。ビヨンの手下で、彼の影武者として登場したビヨンの偽者。自称「華と蜜吟味役(ロイヤルゼリー)のビヨン」。ビヨンと違い不男で、蝶の羽根の飾りがついた全身タイツのような服を着て、ガスマスクのような物を顔につけている。ラルとスンスとアイアを窮地に陥れたが、ラルに正体を見破られて不利になったビヨンに見捨てられ、ラルのパンチを食らって倒された。
毒蜂獣(ポアベイユモンス)
TALE24で登場。生態・名前は不明。大きなハチ型のカゲで、ミオによれば触角が弱点。
ブラックライノセラス
TALE28で登場。巨大なイモムシ型のカゲ。サイの様な角を持つ。特殊融合できるカゲだが、ビラの手下であり、生態はセカンドである。特殊融合可能な5匹のカゲの中では最も知能が低く、最弱だと思われる。「オギャア」と鳴く。ミオによれば、その名の通り強い角を持ち、闇の体と呼ばれる漆黒の体は皮膚に触れたものを全て飲み込んで際限なく巨大化する。また、青い炎(フラムブルー)が弱点。巨体の割には移動速度が速く、ホワイトタイガーの能力を借りたガネットのスピードにも付いてきた。特殊融合のカゲには体に独特の紋様が見られるがライノセラスにはそれがなく、おそらく黒い体に同化しているものと思われる。醜いビラの手下たちから「キモい」という評価をもらっている。最期はラルとグラドの青い炎(フラムブルー)に倒された。また、ガネットやミオの話の中で出てきたシルエットとはまったく容姿が異なっていたことや他の特殊融合可能なカゲと違って名前(例:ブルードラゴン=グラド)が出てこなかった事から、セカンドとなった際に変形したか、別のカゲに食われた、もしくはジーガに宿っていた大蛇獣のように他のカゲに宿って特殊融合したか、完全融合した可能性があると思われる。

[編集] 中立派

ヤヤ
TALE22で登場。レッドフェニックスの宿主。西洋の人形のような容姿をした少女。赤ん坊(言葉が判るくらいの年齢)の頃にビラの生贄として出された時、将来美人に育つ事が見込まれた為、成長してから宿主としようというビラのアイデアにより生かされた。この為、ノアギアで特別に育てる為の見張りとしてレッドフェニックスを強制的に宿らされていて、彼女の思考よりもレッドフェニックスの方が強かったため、洗脳されていた。ラルとガネットがレッドフェニックスに大ダメージを与えた時、ヤヤとしての思考が甦り、ビラの宿主になることを涙を流しながら拒んだ。しかし、レッドフェニックスが復活すると再び洗脳されてしまう。洗脳されているときのヤヤは冷酷かつ残忍な性格で、うるさく騒ぎ立てるビラの手下のカゲたちを殺したり、姉の元へ近づこうとしたスンスを顔色一つ変えることなく切り裂いたりした。レッドフェニックスの改心により、洗脳から解放され、ビラが倒された事で、ようやくレッドフェニックスから解放された。その後は不明。
コリー
TALE22で登場。ヤヤと共存している数少ない雌のカゲ。世界に5体しかいないと言われる特殊融合(フレンド)の一つ、レッドフェニックス。その翼はドラゴンの皮膚をも切り裂くほど強力である。『死なないカゲ』と言われ、光の世界に出ても死なず、ずっとファーストとして具現化することも可能。そのうえ、宿主を殺されても死なず、傷つけられても瞬時に再生する。またその血液には治癒能力があり、どんな病や傷でも治す力がある。彼女が中立である事に腹を立てたビラに捕まって、闇玉(オプスクリスタ){または闇晶(ビラタマ)とも言う}に閉じ込められた。その後、ノアギアの番人となりヤヤが宿主としてふさわしくなった時に自由にしてやるという条件で解放され、ヤヤに宿った。人間の姿で戦ったラルを始め、ミオ、ガネット、カフカなど、協力して自らを倒そうとする人間たちの知恵、勇気に心を打たれたコリーは、改心してノアギア城の女たちを解放した。そして、自らは「これからの戦況を見てどちらにつくかを決める」と言い残して宿主のヤヤと共に飛び去った。ビラ亡き後はヤヤから解放され、闇水晶(ノワクレスタ)で自ら闇女王(オプスキュリア)となり、復活した闇世界へと帰っていった。

[編集] 人間とカゲの戦いに巻き込まれる人々

[編集] スフェーン島の人物

ロイ
TALE1で登場。スフェライト城の国王。ラルを城の地下牢に幽閉した張本人であり、ラルの実父。妻はラルを産んだ直後に亡くした模様。牢から出たラルに怒りの矛先として、出会い頭に腹部へ強力な一撃を喰らったが、幸い死には至らなかった様子。[7]
マレロ
TALE3で登場。ラルと同じく城の地下牢に封印されていた青年。ネイティブ・アメリカンのような外見で、筋骨隆々としている。 ゴルバゴをカゲとして持つ。ラルに城の守りを任された。ゴルバゴが離れた後は不明。
ゴルバゴ
TALE3で登場。マレロと共存しているカゲ。ゴリラ機械が融合した様な無機的な姿をしており、力はグラドにも劣らない(グラドは手加減してワザと負けたのだが)。闇の世界に帰り、思う存分暴れたいと思っている。マレロ、ゴルバゴが登場したのはTALE3のみなので確証はないが、ビラ亡き後は他のカゲたち同様マレロから離れ、復活した闇世界へと帰っていったと思われる。
ストラ姫
TALE5で登場。ストラ城のお姫様。美人だが、高慢であるため、ラルに好まれなかった。ストラ城でのカゲの攻防戦後、ラル達がいたスフェライト王国の城に引き籠る事となった。

[編集] その他の人物

モイル
TALE8で登場。ルリーラの町に住むスンスとその姉の父。ラル一行に船を与えたり、街の出来事を教えたりといろいろと一行を援助した。
スンスの姉
TALE22で登場。ルリーラの町でスンスと父モイルとで暮らしていたが、ビラの生贄候補として岩獣にノアギア城に連れ去られた。ノアギアでは、まだ生贄候補として生かされていて、コリーの改心により解放される。年は15歳で容姿は黒い髪。気が強い性格で、スンスを闇女王討伐に強く推薦する。尚、スンスが見せた土下座は、姉譲りである。
ガネットの前のガイラの宿主
ガネットの前にガイラの宿主として戦っていた眼帯の男。強い戦士だったらしいが、自分よりも強い者(ガネット)が現れたため、ガイラの餌食となってしまった。ガネットがかぶっている帽子は元々は彼のものだったと思われる。

[編集] ビラの宿主となった女たち

ヤヤが幼かった時の宿主だった女
TALE25で登場。髪は長い。色は片方が白でもう片方が黒で、特殊な模様が付いていた。横たわっていた時は特殊な服を着ていてビラもその服を着ていた。
幼いヤヤがビラの生贄として出されてきた時に宿主だった女。相当前にカゲたちに喰われている。ビラはその後も何度も宿主を変えたと思われる。
金髪の女
TALE2で登場。髪の色は金で長髪。
ビラの初登場の時に宿主だった女。登場した時は裸でビラの膝元に寄り添っていてなでられていた。その後、ビラがジア国の女に宿主を変えたので、ビラの宿主から解放されたが、意識が戻らないまま「恩賞」としてカゲ達の所に放り込まれ喰われてしまった。
ジア国の女
TALE2で登場。黒髪でショートカット。ビラ曰く頭はいい。
他の女と共に、「イシニ」というカゲに連れてこられた。最初にビラの前に出されていた時は落ち着いていた。ビラが容姿を気に入り自分の元まで連れてきた時は、ビラを見たせいか恐怖のあまり自分の名前も言えず涙目になっていた。その後宿主になり、触手に巻かれ意識のないままビラの前に立っていた。ビラが二首蛇を使ってラルとやり取りしていた時はビラの前に横たわっていた。そのときにビラが新しい女を連れてくるように命令し、その後ビラがナムン国の女を宿主にしたので、カゲ達に喰われてしまった。
ナムン国の女
TALE2で登場、宿主になったのはTALE13。赤い髪で胸の所まである長髪。一度、髪を切られていた。
一度生贄として連れてこられた時は、ビラに怖がっていてビクビクしていた。その時はジア国の女が宿主になったので生き延びた。しかし、TALE6以降で、ビラがナムン国の女を宿主とした。TALE13では宿主となっていて裸で瞳孔が大きく開き、ビラの膝元で横たわっていてなでられていた。その後もビラの元で横たわっていたが、TALE20でビラが新しい宿主を求めていて、TALE22で宿主が変わったので既にカゲ達に喰われてしまった。
赤髪の女
TALE22で登場。髪の長さ以外、容姿がナムン国の女に似ていた。
TALE20で裸でビラの前に出されていた。その後宿主にされ、TALE22で風呂を楽しんでいるビラの隣で、裸で口が大きく開きながら横たわっていた。TALE27でビラが宿主を変えたので既にカゲ達に喰われている。
黒髪の女
TALE27で登場。黒髪。目に特殊な模様を付けている。頭に薔薇の花を刺していた。
ノアギア城について手下から報告を聞いていたビラに持たれていた。ビラの宿主としては珍しく服を着ていた。TALE28で宿主が変わっているので既に手下に喰われている。
救出された女
TALE28で登場。目の表現が今までとは違う描かれ方をしていた。金髪。目の周りに隈らしきものがついていた。
ラルとガネットと戦う前に、ビラが宿主を黒髪の女から金髪の女に変えた。最初は裸でビラの家具の上で横たわっていて、ビラ(クリアヒューマン)の力でビラと同じように姿を消されていた。消えて姿を現してもビラの側で横たわっていた。ビラが青い炎で倒される前に、ガネットに救出された。
バル国の姫
TALE2で登場。ビラの宿主になっていない。金髪で長髪。
ジア国の女とナムン国の女と共に、生贄として連れてこられた。ビラの前に並べられた時は落ち着いていた。その時はジア国の女が選ばれたので生き延びた。その後は不明。

[編集] 作中の地名

[編集] スフェーン島

スフェライト城
ラルが幽閉されていた城。国王はラルの父・ロイ。城の最上階は風呂場となっている。捕獲したカゲと人間を置いておく場所もある。ラルの出発後には、マレロとゴルバコによって守られる。
ストラ城
王女はストラ。たくさんのカゲが襲おうとしていたので、カフカが城を薔薇鎖獣で覆って守っていた。ラル達によって襲っていたカゲを倒し、姫と城は守られた。
ルリーラ街
島で一番栄えている街。高い壁があったが正体は岩獣だった。ここ最近、街の女が消えるという神隠し事件があったが、ラルたちによって解決された。ガネットからはカゲとの戦の仕方を学んだ。

[編集] カサビア大陸

ザンガ城
元ザンガ国。男達が捕らわれている城。警備をしているカゲは少なく、ガネットは女を救う前に捕らわれた男達の一部にカゲをつけ、兵士にさせた。
ノアギア城
元ノアギア国。ビラの生け贄となる女達が捕らわれている城。警備をしているカゲの数は尋常じゃないため、ザンガ城に捕らわれた男達と共に番人であるコリーとの戦いの場である。コリーが改心した後、警備のカゲを全滅させ、女達を解放した。
ジュギル城
元カビル国。ビラや手下のカゲが占領していた。ラルグラドの青い炎により、ビラもろとも破壊された。

以上でBLUE DRAGON ラルΩグラドに関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 脚注

  1. ^ 連載が開始された2007年1号には小畑健書下ろしのアートボードが付録としてつけられていた。
  2. ^ 単行本第4巻、あとがき
  3. ^ この筋立ては、本作品が発表される数年前に放送された仮面ライダー剣と同様である。また、ビラの最期も、小畑の前作であるDEATH NOTE(原作 - 大場つぐみ)と同様である。
  4. ^ レッドフェニックスとの戦いでは、作戦を守らないとラルが死んでしまうので、グラドは報復を我慢した。
  5. ^ ミオは1匹ずつしか居ない筈のクリアヒューマンやブラックライノセラスの特殊な能力さえも知っており、フェニックス(レッドフェニックス以外にも居るのかは不明)が他のカゲよりも知能が高い事を知っていた。
  6. ^ ガネットは「ガイラ」をタイガーと会話するときに用い、「ガイア」を独り言(タイガーに聞かせたくない内容)の時に用いており、何らかの意図がある可能性も否めない。
  7. ^ そのシーンは、ちょうど小畑の前作『DEATH NOTE』の連載終了後の期間に上映されたアニメ映画『ゲド戦記』のワンシーンに似ている。。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク