2019年のシカゴ・カブス

2019年のシカゴ・カブス
成績
	ナショナルリーグ中地区3位
本拠地
都市	イリノイ州シカゴ
	リグレー・フィールド;
球団組織
オーナー	トム・リケッツ（英語版）
GM	ジェド・ホイヤー
監督	ジョー・マドン
	« 2018 2020 » ;
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2019年のシカゴ・カブス（2019 Chicago Cubs season）は、球団創設以来143年目のシーズン。イリノイ州シカゴのリグレー・フィールドでは103年目のシーズン。監督は5年目のジョー・マドン。所属はナショナルリーグの中地区。

オフシーズン[編集]

2018年シーズンは95勝68敗で地区2位。ワイルドカードゲームではコロラド・ロッキーズと対戦したが、1-2で敗退した。

開幕後[編集]

9月29日に全日程が終了。84勝78敗で地区3位だった。

10月24日にはデビッド・ロスが監督に就任することが発表された^[1]。10月29日にはゼイビア・セデーニョ、スティーブ・シシェック、コール・ハメルズ、ブランドン・キンツラー、ペドロ・ストロップ、ジョナサン・ルクロイ、ベン・ゾブリスト、ニコラス・カステヤノスがFAとなった^[2]。

チーム成績[編集]

シーズン成績[編集]

順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	ニューヨーク・ヤンキース	103	59	.636	–
2	タンパベイ・レイズ	96	66	.593	7.0
3	ボストン・レッドソックス	84	78	.519	19.0
4	トロント・ブルージェイズ	67	95	.414	36.0
5	ボルチモア・オリオールズ	54	108	.333	49.0
中地区
1	ミネソタ・ツインズ	101	61	.623	–
2	クリーブランド・インディアンス	93	69	.574	8.0
3	シカゴ・ホワイトソックス	72	89	.447	28.5
4	カンザスシティ・ロイヤルズ	59	103	.364	42.0
5	デトロイト・タイガース	47	114	.292	53.5
西地区
1	ヒューストン・アストロズ	107	55	.660	–
2	オークランド・アスレチックス	97	65	.599	10.0
3	テキサス・レンジャーズ	78	84	.481	29.0
4	ロサンゼルス・エンゼルス	72	90	.444	35.0
5	シアトル・マリナーズ	68	94	.420	39.0

順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	アトランタ・ブレーブス	97	65	.599	–
2	ワシントン・ナショナルズ	93	69	.574	4.0
3	ニューヨーク・メッツ	86	76	.531	11.0
4	フィラデルフィア・フィリーズ	81	81	.500	16.0
5	マイアミ・マーリンズ	57	105	.352	40.0
中地区
1	セントルイス・カージナルス	91	71	.562	–
2	ミルウォーキー・ブルワーズ	89	73	.549	2.0
3	シカゴ・カブス	84	78	.519	7.0
4	シンシナティ・レッズ	75	87	.463	16.0
5	ピッツバーグ・パイレーツ	69	93	.426	22.0
西地区
1	ロサンゼルス・ドジャース	106	56	.654	–
2	アリゾナ・ダイヤモンドバックス	85	77	.525	21.0
3	サンフランシスコ・ジャイアンツ	77	85	.475	29.0
4	コロラド・ロッキーズ	71	91	.438	35.0
5	サンディエゴ・パドレス	70	92	.432	36.0

ワイルドカードチーム[編集]

ワイルドカードチーム（上位2チームがポストシーズン進出）	勝	敗	勝率	ゲーム差
ワシントン・ナショナルズ	93	69	.574	+4
ミルウォーキー・ブルワーズ	89	73	.549	—
ニューヨーク・メッツ	86	76	.531	3
アリゾナ・ダイヤモンドバックス	85	77	.525	4
シカゴ・カブス	84	78	.519	5
フィラデルフィア・フィリーズ	81	81	.500	8
サンフランシスコ・ジャイアンツ	77	85	.463	12
シンシナティ・レッズ	75	87	.463	14
コロラド・ロッキーズ	71	91	.438	18
サンディエゴ・パドレス	70	92	.432	19
ピッツバーグ・パイレーツ	69	93	.426	20
マイアミ・マーリンズ	57	105	.352	32

先発変遷[編集]


打順	開幕戦		5月1日		6月1日		7月1日		8月1日		9月1日
1	アルモーラJr.	CF	アルモラJr.	CF	シュワーバー	LF	シュワーバー	LF	ヘイワード	CF	バエズ	SS
2	ブライアント	3B	ブライアント	DH	ブライアント	3B	ブライアント	3B	カステヤノス	RF	カステラノス	RF
3	リゾ	1B	リゾ	1B	リゾ	1B	リゾ	1B	ブライアント	3B	ブライアント	3B
4	バエズ	SS	バエズ	SS	コントレラス	C	バエズ	SS	リゾ	1B	カラティーニ	1B
5	コントレラス	C	コントレラス	C	ヘイワード	RF	ヘイワード	RF	バエズ	SS	ルクロイ	C
6	ボーティ	2B	シュワーバー	LF	ラッセル	SS	アルモーラJr.	CF	コントレラス	C	アルモーラJr.	CF
7	ゾブリスト	DH	ボーティ	3B	ボーティ	2B	カラティーニ	C	シュワーバー	LF	ラッセル	2B
8	ヘイワード	RF	ヘイワード	RF	アルモーラJr.	CF	ラッセル	2B	ケンプ	2B	ハップ	LF
9	ザグニス	LF	ゾブリスト	2B	キンタナ	P	アルゾレイ	P	レスター	P	チャットウッド	P
	レスター	P	レスター	P

入団・再契約[編集]

オフシーズン・開幕前[編集]

入団
日付	背番号	選手名	ポジション	前所属	出典
2018年12月18日	3	ダニエル・デスカルソ	投手	アリゾナ・ダイヤモンドバックス（FA）	^[3]
2019年2月14日	45	ゼイビア・セデーニョ	投手	ミルウォーキー・ブルワーズ（FA）	^[4]

首脳陣[編集]

シカゴ・カブス 2019
背番号	名前	役職
70	ジョー・マドン	監督
19	マーク・ロレッタ	ベンチコーチ
99	アンソニー・アイアポース（英語版）	打撃コーチ
1	ターメル・スレッジ	打撃コーチ補佐
68	トミー・ホットビー（英語版）	投手コーチ
25	ウィル・ベナブル	一塁コーチ
55	ブライアン・バターフィールド	三塁コーチ
00	レスター・ストロード（英語版）	ブルペンコーチ
58	マイク・ボーゼロ（英語版）	捕手兼戦略コーチ
76	クリス・デノーフィア	クオリティ・アシュアランスコーチ
95	チャド・ノーブル	ブルペン捕手

個人成績[編集]

投手成績[編集]

※色付きは規定投球回数（162イニング）以上の選手

選手	登板	完投	完封	勝利	敗戦	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
ダルビッシュ有	31	0	0	6	8	.429	178.2	140	33	56	229	82	79	3.98
カイル・ヘンドリックス	30	1	1	11	10	.524	177.0	168	19	32	150	78	68	3.46
ジョン・レスター	31	0	0	13	10	.565	171.2	205	26	52	165	101	85	4.46
ホセ・キンタナ	32	0	0	13	9	.591	171.0	191	20	46	152	100	89	4.68

野手成績[編集]

※色付きは規定打数（440打数）以上の選手

選手	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠飛	四球	三振	打率	出塁率
クリス・ブライアント	147	634	543	108	153	35	1	31	77	4	2	74	145	.282	.382
ハビアー・バエズ	138	561	531	89	149	38	4	29	85	11	2	28	156	.281	.316
カイル・シュワーバー	155	610	529	82	132	29	3	38	92	2	6	70	156	.250	.339
ジェイソン・ヘイワード	147	589	513	78	129	20	4	21	62	8	3	68	110	.251	.343
アンソニー・リゾ	146	613	512	89	150	29	3	27	94	5	3	71	86	.293	.405

表彰[編集]

アンソニー・リゾ
- ゴールドグラブ賞（一塁手）

達成記録[編集]

6月18日 - コール・ハメルズが通算2500奪三振、史上38人目。
9月21日 - ニック・カステヤノスがシーズン58二塁打、史上10人目。

MLBドラフト[編集]

順位	選手	守備位置	学校
27	ライアン・ジェンセン	投手	カリフォルニア州立大学フレズノ校

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

^ “カブス、球団ＯＢロス氏が新監督就任「光栄に思う」”. 日刊スポーツ (2019年10月25日). 2023年6月5日閲覧。
^ “131 Players Become XXB Free Agents” (英語). mlbplayers.com. 2023年6月5日閲覧。
^ “FAデスカルソ、2年5・5億円でカブスに加入”. 日刊スポーツ (2018年12月19日). 2023年6月5日閲覧。
^ “FAセデーニョ、カブスと1年契約で合意”. 日刊スポーツ (2019年2月15日). 2023年6月5日閲覧。

外部リンク[編集]

公式ウェブサイト（英語）
2019年のシカゴ・カブスシーズン By Baseball-Reference （英語）

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[1] “カブス、球団ＯＢロス氏が新監督就任「光栄に思う」”. 日刊スポーツ (2019年10月25日). 2023年6月5日閲覧。

[2] “131 Players Become XXB Free Agents” (英語). mlbplayers.com. 2023年6月5日閲覧。

[3] “FAデスカルソ、2年5・5億円でカブスに加入”. 日刊スポーツ (2018年12月19日). 2023年6月5日閲覧。

[4] “FAセデーニョ、カブスと1年契約で合意”. 日刊スポーツ (2019年2月15日). 2023年6月5日閲覧。

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表話編歴シカゴ・カブス
球団	歴史選手監督成績
歴代本拠地	23rdストリート・グラウンズレイク・フロント・パークウエスト・サイド・パークサウス・サイド・パークリグレー・フィールド
文化	クラーク『がんばれ!ルーキー』『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』
永久欠番	10 14 23 26 31 31 42
ワールドシリーズ優勝（03回）	1907 1908 2016
ワールドシリーズ敗退（08回）	1906 1910 1918 1929 1932 1935 1938 1945
リーグ優勝（17回）	1876 1880 1881 1882 1885 1886 1906 1907 1908 1910 1918 1929 1932 1935 1938 1945 2016
できごと	ビリー・ゴートの呪い 1998年のMLBシーズン最多本塁打記録対決スティーブ・バートマン事件
傘下マイナーチーム	アイオワ・カブス（AAA級）テネシー・スモーキーズ（AA級）サウスベンド・カブス（High-A級）マートルビーチ・ペリカンズ（Low-A級）アリゾナ・コンプレックスリーグ・カブス（Rookie級）ドミニカン・サマーリーグ・カブス（Rookie級）

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アメリカンリーグ		ナショナルリーグ
東地区	オリオールズ・レッドソックス・ヤンキース・レイズ・ブルージェイズ	東地区	ブレーブス・マーリンズ・メッツ・フィリーズ・ナショナルズ
中地区	ホワイトソックス・インディアンス・タイガース・ロイヤルズ・ツインズ	中地区	カブス・レッズ・ブルワーズ・パイレーツ・カージナルス
西地区	アストロズ・エンゼルス・アスレチックス・マリナーズ・レンジャーズ	西地区	ダイヤモンドバックス・ロッキーズ・ドジャース・パドレス・ジャイアンツ
ドラフト・オールスターゲーム・ ALWC・ NLWC・ ALDS・ NLDS・ ALCS・ NLCS・ワールドシリーズ・第2回プレミア12