軍鶏 (漫画)

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軍鶏』(しゃも)は、橋本以蔵原作・たなか亜希夫画による日本格闘漫画作品。

2008年ショーン・ユー魔裟斗主演で映画化された。

目次

[編集] 概要

普通の競技漫画とは趣が異なっており、自己修養やスポーツマンシップなどの近代体育的な価値観ではなく格闘の負の側面である暴力の手段としての要素や、90年代以降激変した日本社会の闇、人間心理の暗黒面を大きく取り上げているのが特徴。

最初は双葉社の『漫画アクション』に連載されていたが、同誌の休刊(リニューアル)に伴い『イブニング』に移籍した。なお単行本19巻以前が『アクション』掲載分、20巻以降が『イブニング』掲載分である。移籍に伴う諸事情により『アクション』掲載時終盤の数話は単行本として発行されることなくお蔵入りとなっていたが完全版発売の際に収録された。

2008年1月を境に、『イブニング』誌での連載が原因不明のまま休止していたが、後に作画担当のたなかが原作者の橋本を相手取り、著作権者がたなかである事の確認や単行本の著作権料を請求したためである事が明らかとなった[1]。当時の報道によれば、たなか側は「橋本は連載当初に大ざっぱなあらすじが書かれた原稿しか出しておらず、ストーリーやキャラクター設定、せりふなどすべて自分が行った」「軍鶏は自分が単独で創作した作品」と主張している(橋本側は弁護士に任せているとして、ノーコメント)。

たなかの公式サイトにあるブログ「すまねぇ…」には成嶋亮の人形の写真があり、 「久し振りだな、みんな。ナルシマ リョウだ。しばらく姿を見せてなかったが別に死んだわけじゃねぇ。ちょっとワケありでな。必ず戻って来るからな、待っとけよ。誰もオレを殺せやしねえ。」とコメントされていた。

2011年7月より、完全版のコミックが発売。7月26日に発売されたイブニング16号より裁判が解決したとして連載が再開。10月21日に発売された26巻からは「原作 橋本以蔵」のクレジットが外されている。

[編集] あらすじ

自分の両親を刺殺した優等生の少年・成嶋亮が少年院に入り、そこで出会った空手の達人・黒川健児に師事して「生き残るための空手」を身につけ出所してからは格闘界に入り、無軌道なバトルを繰り広げてゆく…。

[編集] 一部・少年院編

有名私立高校に通う16歳の主人公・亮が、両親をナイフで突如惨殺した場面から始まる。その後少年院に入るが、院に入った「親殺し」という経緯、内気な性格、虚弱な体格などの要素から陰湿かつ残酷ないじめを少年院生や教官に受ける。しかし体育の教官である黒川健児に空手を習い始めたところから、亮は「殺されぬよう」成長していく。単行本1-2巻に収録。

[編集] 二部・リーサルファイト編

少年院を出所し社会に出た亮は、刑務所で得た空手の腕と肉体を生かして裏社会で頭角を現した。(一部、過激な描写は単行本には未収録)暴力に明け暮れる毎日の中で、彼はあるきっかけから番竜会空手会長の望月謙介と知り合う。番竜会の主催する格闘技興行「リーサル・ファイト」を見た亮は自分の「生き残るための空手」とは対極のショーアップされスポーツ化された空手に衝撃を受け、リーサル・ファイトのヒーロー・菅原直人に対して憎しみをいだくようになる。直人との対決を望んだ亮は番竜界に対して挑発を繰り返す。手段を選ばぬ挑発は、直人の恋人である船戸萌美のレイプにまで発展した。激怒した直人はついに対戦を承諾する。そして2人は数万人の大観衆が集まった東京ドームでついに対決のときを迎えた…。

[編集] 三部・中国編

東京ドームでの戦いから半年、成嶋リョウは中国にいた。廃人となった妹のため、金のために戦い続けるリョウの前に新たな敵が現れる。その名は斉天大聖。凄まじい身体能力と中国拳法の前に為す術もなく敗北を喫したリョウは、復讐のため斉天大聖の師である陳老師のもとで修行をする。リョウの前に再び現れた斉天大聖は、陳老師を惨殺し妹弟子の燕を死に追いやった後、リョウと再び闘う。圧倒的に攻められながらも身につけた奥義によって勝利を収めるリョウであったが、戦いによって自らの醜さと闇の深さを改めて知ることとなる。

[編集] 四部・グランドクロス編

ダンサーとしてバレエの世界で成功を収めた高原東馬。彼はある日、偶然テレビで眼にしたリーサル・ファイトでの成島亮の闘いに何かを感じ、格闘技の世界へと足を踏み入れる決意をする。当初、何の計画も無しに動いていた東馬であったが、天性の魅力と異常なまでの格闘センスを見せることにより、瞬く間に組み技系格闘技においてトップクラスの同志を獲得していく。

一方、成島亮は未だ孤独な闘いを続けていた。鍛錬を怠ったことによる肉体の衰弱と技術の低下により、一般人並みの戦闘力に変わり果てていた亮。精神的にも追い詰められていく亮であったが、様々なきっかけにより、徐々にかつての牙を取り戻していく。それぞれの思惑が交錯する中、ついにグランドクロスは当日を迎える。

[編集] 人物

成嶋亮(リョウ)
本編の主人公。かつては東大合格確実と言われる程の優等生であったが両親を刺殺し少年院に入れられ、そこで空手と出会って格闘界へと殴り込みをかけていく。少年院に送られてきた当初は非常に気弱な性格で、肉体も華奢であったが、空手との出逢いにより内に秘められた凶暴性が開花していき、別人のようになる。飽くなき暴力への本能に従い、獣の道を突き進みながらも、一方で殺人という罪を犯さなければ手に入れられたはずの順風満帆な人生への未練を捨て切ることができずもがき苦しみ、それは菅原直人への嫉妬という形で表れることになる。リーサルファイトでの菅原戦時で身長172cm、体重76kg(但し、ステロイドによる強引な増量の結果であり、通常時の体重は凡そ60kg台半ば~70kg程度と推察される)元々左利き(今まで右利きだったのは幼少期に母親に矯正されたため)だったことを直人との試合中に思い出し、途中からサウスポースタイルで戦うようになった。
黒川健児
少年院で空手の指導者を務める空手家。自身もかつて思想テロに走って逮捕された囚人であり、元番竜会トップクラスの空手家であった。達人という枠を越えた独特の凄みを持つ人物で、その存在に今なお望月が畏怖するほど。少年院で亮と運命的な出会いを果たし、肉体的にも精神的にも殺される寸前であった亮に空手を仕込む。出所後、神尾の手引きによって再び亮を指導することになり、独自の理論に基づく指導法で、娑婆のぬるま湯に浸かり少年院時代の鋭さを失っていた亮を再び殺人マシンへと作り変えていく。

[編集] 少年院編の人物

望月淳哉
亮と同日に鯵ヶ崎少年院へ送還された少年(後述の望月館長とは同姓だが、無関係)。気さくな性格で、親殺しとして院内すべての人間から忌み嫌われる亮にただ一人味方していた。出所後、亮の所属していた暴力団とトラブルを起こし逃亡するが、程なくして亮、トーキチらに捕まる。その後の行方は不明。
金山
亮と同日に鯵ヶ崎少年院へ送還された少年。屈強な体格と格闘技術を持ち、院生たちを陰で仕切っている。鯵ヶ崎少年院に入ったのは初めてではなく、院内に畑を作ることを許可されるなど、当局からも特権を与えられている。少年院に送られてきた当初から亮を観察しており、空手との出逢いにより力を付けた亮を、出所後の自分のパートナーにしようと勧誘するも断わられ、争いになる。
院長
鯵ヶ崎少年院院長。亮の経歴に関心を示し、亮にイジメを行うよう院生たちを仕向けるなどする。黒川の指導により亮が力をつけていくと次第に亮を怖れるようになり、金山や黒川を使って亮を潰そうとするも、失敗に終わる。
マサ
少年院で亮が収監されていた房を仕切っていた少年。十代でありながら、なぜか中年男性のような風貌をしている(亮や望月を除く多くの院生に同じことが言えるが)。亮に性奉仕を強要したことで陰茎を食いちぎられ、これが物語序盤におけるハイライトシーンとなっている。
ヒロミ
亮と同房で生活していた少年。普段はオカマのような言葉づかいをするが、怒りに我を忘れると男言葉を使うようになる。トイレで亮に背中を刺されて以降少年院編には登場しなくなるが、後に新宿のバーで亮と再会する。

[編集] リーサルファイト編の人物

望月謙介
番竜会総帥。過去、空手を生産性のあるものにしたいと語っていたがあり、それはつまり空手のショーアップであった。商売人とも評され、物腰の軽い人物ではあるが一流派の総帥だけあって、亮を翻弄する空手の腕前を披露したこともある。
菅原が昏睡状態に陥って以降はヤクザのようなキャラクターとなり、凄みが増している。
菅原直人
番竜会の重量級の選手。同会主催の立ち技格闘技最強を決める格闘技大会「リーサルファイト」に出場している日本人最強の選手。最初は歯牙にもかけなかった亮が自分の恋人(船戸萌美)をレイプしたことを知り、マットの上で殺すために挑戦を受ける。同大会で亮を失神KOし勝利を収めたが、試合内容に納得がいかないため再戦(果し合い)を申し込む。その後、亮と無人の廃寺にてノールールで再戦。亮を仮死状態にまで追い込むが、蘇生した亮による後頭部への一撃により寝たきりの廃人のようになった。後に、亮は意識不明になりベッドで寝たきりとなった菅原の姿を見て愚弄し、拳を振るうが、その時に菅原は意識を回復し亮の拳を掴んで止めた。その後、亮に対する怨念を抱きながらリハビリを行っている姿が描かれた。
船戸萌美
人気女優であり、菅原直人の恋人。亮にレイプされた後、その復讐を菅原に託す。リーサルファイトでの試合後、行方をくらます。その後グランドクロスの会場に突如現れ、試合を目前に控えた亮をナイフで刺す。その際に、亮にレイプされたために妊娠・中絶したことが明かされた。
藤吉公平(トーキチ)
亮と同年代の若者で、暴力団の準構成員。情報屋としての能力を山崎に見込まれている。山崎の指示で亮と行動を共にするようになる。人当たりの良い性格で、亮も次第に彼に心を開き、信頼するようになる。リーサル・ファイト直前に、亮がリーサル・ファイトに出場することと引き換えに山崎によって左腕を切り落とされる。その後は、廃人と化した夏美を亮から託され、その世話をする。
成嶋夏美
亮の実妹。亮の犯罪によって人生を狂わされ、15歳から体を売って稼ぐようになる。のちに薬物中毒によって廃人同様となり、とある施設にトーキチによってかくまわれている。夏美の人生を狂わせたことに対し亮は深い自責の念を感じており、中盤以降の亮は夏美の医療費を稼ぐことを最大のモチベーションに戦いを続けることになる。獣の道を突き進む亮をかろうじて人間たらしめているのは、この夏美の存在であるといえる。
神尾陽子
ベイテレビ所属のリーサル・ファイトの担当ディレクター。女性ながら、視聴率アップの為なら手段を選ばぬ野心家で、かつて重大犯罪を犯した亮にアンチ・ヒーローとしての価値を見出し、正統派スターである菅原直人の人気を磐石とする為の敵役として、亮を利用するための絵図を画策する。
山崎
暴力団員。地位は不明だが、若くしてそれなりの立場にあると推察される。亮やトーキチのボス。少年時代は野球少年であり、地区大会にて誤審をした審判に腹を立て、暴力事件を起こした過去をもつ。リーサル・ファイトを見に行く途中に敵対する暴力団に撃たれるが、そのまま東京ドームまで瀕死の状態で向かい、亮の試合を見届けて命尽きた。
大沢秀治
元番竜会所属の空手家。一線を退いた身とはいえ、その技量はストリートファイトに明け暮れ鍛えた亮を上回るほど。特に肘技に習熟している。強者揃いの番竜会の中でも実力を認められるほどの男が、新宿のボッタクリバーの用心棒となるまで堕落した理由を、本人は酒、タバコ、女、バクチにやられたと語るが、その発端はある大会での反則負けによって開かれたと思われる。輝ける才能を持ちながら、結果的に競争社会の敗者となってしまった大沢に、亮はある種の共感を覚える。が、大沢はすでに身体を重病に蝕まれており、亮の目の前で吐血して果てる。
垣内陽介
番竜会の空手選手にして現役の東大生。亮と全国大会の決勝戦で戦う。空手については、「スポーツ」「人間関係も考えて明るくやらないといけない」という考えを持っている。選手としての実力は確かで、前述の考えを実行するために大会でも派手な一本勝ちを避け、わざとぎりぎりの判定勝ちを演出できるほどであり、正攻法の空手で亮を追いつめるが、転倒事故を装った亮の肘打ちで鎖骨を折られる。試合では肘打ちは反則だが、望月の判断により亮の勝利とされた。
岡原
 脚本家。神尾にリーサル・ファイトの舞台でリョウと菅原の対戦を実現させる計画「プロジェクトーR」の脚本執筆を依頼される。性格は怠惰であるが、文筆家としては一流の実績を持つ人物であるようで、物事の本質を鋭く突く発言を随所で見せる。経緯は一切不明だが、トーマ編では薬物の過剰摂取により自殺未遂を図っている描写が見られた。


[編集] 中国編の人物

陳老師
中国某所の山奥で仙人のような暮らしをしていた老人。孤児だった劉と燕を引き取って育てた。心の闇を見抜けぬまま、図らずも育ててしまった怪物・劉を殺そうとした過去がある。劉を倒すため、劉への復讐に燃える亮に中国拳法を伝授する。しかしすでに老いにより肉体は衰えており、吐血して倒れた所を劉に殺される。96歳。
老師の元で修行を積んでいた娘。夜に二胡(胡弓)を弾く。血縁はないが老師を実の親のように慕う。劉に追い詰められ、愛用の二胡で喉元を刺し、自殺した。
斉天大聖
斉天大聖(孫悟空)を名乗る人物。常に京劇の面を被っている。その正体は陳のかつての弟子で燕の兄弟子・劉。
赤子の頃、実の母に焼き殺されかけたが、偶然通りかかった陳老師に助けられる。その老師にもまた殺されかけ、右腕を斬り落とされた過去を持つ。面の下の顔は火傷によりほとんど皮膚のない無残な状態。
隻腕でありながら、驚異的な身体能力と技で初戦では亮に完勝し、「強さだけならスガワラと同じ」と言わしめた。再戦時もやはり圧倒的な強さで亮を追い詰めるが、亮の奇策によって発勁を突き入れられ吐血。自ら崖に身を投げて命を絶つ。
ランガー・ゲッソムリット
あまりに強すぎるがゆえ、ムエタイで試合を組まれなくなったタイ人。リーサル・ファイトでの闘いで亮に片目を潰され、上海の闘技場で犬を相手に闘うまでに堕ちる。貧民街に生まれた宿命として、その身を犠牲としても一家の大黒柱として家族を養わねばならないという強迫観念に囚われており、亮と再会した時にはすでに精神を病み、過去の記憶を喪失していた。闘技場で負った怪我が元で、亮に看取られながら死亡。後、ガソリンで亮に火葬にされるが、炎上した死体が執念で生き返ったかのように跳ね上がり亮を驚愕させた。

[編集] グランドクロス編の人物

高原東馬
天才バレエダンサー。親しい者からはトーマと呼ばれる。かつて自身を毒殺しようとした兄を、事実を知りつつも許してしまうほど穏やかな心の持ち主。ある日ラーメン屋で偶然見た格闘技のテレビ中継を見て亮にひきつけられるようになる。これまで人を殴ったことがなく、また殴るように言われてもどうしても殴れなかった。そのため、打撃技ではなく柔道やサンボなどの組技・投げ技を習得する。
作中で「天使のよう」と評されるなど、闇に堕ちていく描写のある亮とは対照的な描かれ方をしている。
ジンちゃん
高原東馬の兄。異母兄弟で少年時にトーマを毒殺しようとしたことがあり、この時優しさに触れ本当の兄弟のように親しくなった。
大人になってからは父親の残した会社を大きくし、資金調達や会場の確保など経済面でトーマのバレエ公演をサポート。トーマの格闘技への転向は当初理解できないとし、困惑していたがその後徐々に受け入れるようになり、引き続きトーマのために様々なサポートをする。「グランドクロス」を開催するため望月と交渉する際、事前に「リーサルファイト」のスポンサーを抱きこんでおくなど、企業家として遣り手である様子。
久能真
通称「ポリバケツ」。東和テレビ主催の賞金トーナメント決勝戦で亮と戦う。8年間に渡るひきこもり生活を送っていたが、ある日突然PCの画面から現れた阿弥陀如来による命を受け、総合格闘技の世界に足を踏み入れる。派手な技はないが前記の信仰のためか異常に粘り強く、亮の打撃をまともに喰らってもまったく怯むそぶりを見せない。亮との試合後は、また元のひきこもり生活に戻ったようである。
大東烈心
番竜会初代総帥、大東鉄心の実弟。番竜会の裏組織である黒道着衆を束ねる。盲目ながら並外れた格闘技術を持ち、望月が心底恐れるほどの迫力と容赦の無さを持つ。愛弟子である黒道着衆の中から選りすぐりの4人をグランドクロスへ送り込む。失明したのは、兄の鉄心に真剣勝負を挑まれた際、それを拒否するために自ら両目を潰したため。
天源寺ゴサク
元総合格闘家。理論派で、それなりの素質も持っていたが、精神力の脆さが原因で選手として成功することはなかった。金と女に関していい加減で、公私問わず関わった先々でトラブルを起こしている。グランドクロス出場が決まった亮にスカウトされコーチとなる。驚くべき早さで上達していく亮の元から一度は逃亡するが、追いかけてきた亮の言葉に心を動かされ、亮と目標を共有するようになり、その目つきが変わっていく。
ヤブ医者
姓名不詳。新宿で主に裏社会の人間を相手に、モグリの医者として活動している。重度のアルコール中毒患者。
チームトーマ
「平成の三四郎」の異名をとる天才柔道家の吉岡大吾、「ロシアの白虎」と呼称されるサンビストのイリューヒン・ヴァレリ、合気道の達人である上杉静、ブラジリアン柔術の使い手ファビオ・マルコス・サンシロオの四人からなるチーム。トーマに組技系格闘技を伝授する。グランドクロスにてリョウ×トーマの前座として黒道義衆と対戦する。それぞれが各分野における超一流の使い手であり、トーマは彼ら四人の技術をほぼ完璧に会得している。
番竜会黒道義衆
番竜会の裏組織。番竜会の中でもごく一部の人間しかその存在を知る者はおらず、二十年もの間表の世界に現れることはなかった。その強さは超人的かつ無法。グランドクロスではそれぞれ壱号、弐号、参号、四号として登場し、リョウ×トーマの前座としてチームトーマのメンバーと対戦する。バックボーンは同じ空手だが、壱号は無痛症の持ち主、弐号は裏技の達人、参号はカウンターの天才、四号は百数十キロの巨躯の持ち主と個性が際立っている。

[編集] 映画版

軍鶏-Shamo-
監督 ソイ・チェン
脚本 橋本以蔵
セット・カムイェン
製作 山内静夫
出演者 ショーン・ユー
魔裟斗
ディラン・クォ
音楽 パトリック・ロー
撮影 フォン・マン・ユン
編集 コン・チー・レオン
配給 アートポート
公開 2008年5月3日日本の旗
上映時間 105分
製作国 香港・日本
言語 広東語
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橋本以蔵の脚本を元にした香港・日本合作映画。ショーン・ユー、魔裟斗などの格闘技経験のある俳優によるアクションシーンが本映画の特色のひとつである。

橋本は「元々映画の企画だったが、先に漫画化された」とコメントしており[2]、映画の原作にたなか亜希夫はクレジットされていない。

[編集] キャスト

役名 俳優 日本語吹替
成嶋亮 ショーン・ユー 小西克幸
山崎 ディラン・クォ 東地宏樹
菅原直人 魔裟斗 魔裟斗
佐伯 石橋凌 石橋凌
黒川健児 フランシス・ン 山路和弘
望月謙介 ブルース・リャン 浦山迅
アニー・リウ 朴璐美
船戸萌美 テリー・クァン 川庄美雪
成嶋夏美 ペイ・ペイ 折笠富美子
神尾陽子 中島宏海 中島宏海

[編集] 書誌情報

  1. ISBN 4-575-82383-X1998年11月12日発行
  2. ISBN 4-575-82394-51999年1月5日発行
  3. ISBN 4-575-82416-X、1999年4月12日発行
  4. ISBN 4-575-82432-1、1999年7月9日発行
  5. ISBN 4-575-82452-62000年3月28日発行
  6. ISBN 4-575-82488-7、2000年4月28日発行
  7. ISBN 4-575-82492-5、2000年5月22日発行
  8. ISBN 4-575-82499-2、2000年6月27日発行
  9. ISBN 4-575-82509-3、2000年9月8日発行
  10. ISBN 4-575-82525-2、2000年12月11日発行
  11. ISBN 4-575-82551-42001年3月26日発行
  12. ISBN 4-575-82572-7、2001年6月28日発行
  13. ISBN 4-575-82607-3、2001年10月28日発行
  14. ISBN 4-575-82627-8、2001年12月19日発行
  15. ISBN 4-575-82663-42002年4月18日発行
  16. ISBN 4-575-82709-6、2002年8月18日発行
  17. ISBN 4-575-82760-6、2002年12月12日発行
  18. ISBN 4-575-82816-52003年4月19日発行
  19. ISBN 4-575-82845-9、2003年7月19日発行

[編集] 脚注

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[編集] 外部リンク


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