蹴上駅

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蹴上駅
2番出入口(2020年5月)
けあげ
Keage
T08 御陵 (1.8 km)
(1.0 km) 東山 T10
地図
所在地 京都市東山区東小物座町
北緯35度0分28.93秒 東経135度47分24.82秒 / 北緯35.0080361度 東経135.7902278度 / 35.0080361; 135.7902278座標: 北緯35度0分28.93秒 東経135度47分24.82秒 / 北緯35.0080361度 東経135.7902278度 / 35.0080361; 135.7902278
駅番号 T09
所属事業者 京都市交通局京都市営地下鉄
所属路線 東西線
キロ程 10.5 km(六地蔵起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
6,457人/日
-2020年-
開業年月日 1997年平成9年)10月12日
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配線図

御陵駅

2 1


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東山駅

蹴上駅(けあげえき)は、京都府京都市東山区東小物座町にある、京都市営地下鉄東西線。駅番号はT09東山駅(京阪単独時代は東山三条駅)と違い、こちらは京阪京津線時代と同様の駅名。

歴史[編集]

京都市交通局の蹴上駅としては、京都市電蹴上線の蹴上駅[1]に次ぐ2代目の駅である。また、京阪京津線蹴上駅は現在の地下鉄駅より交差点をはさんで西側にあった。

駅施設は第三セクター京都高速鉄道株式会社が建設を担当した(京都市営地下鉄東西線#歴史も参照)。

年表[編集]

駅構造[編集]

他の東西線の駅と同様、島式ホーム1面2線を有し、スクリーンドアが設置されている。なお当駅の御陵方には片渡り線があり、2021年令和3年)8月の御陵駅冠水時は太秦天神川 - 当駅間での折り返し運転の際に使用された。

東西線の駅は駅ごとにステーションカラーが制定されており、当駅のステーションカラーは菫色(すみれいろ)である。

地下4層にホームがある。地上への出口は2箇所。駅周辺は風致地区に設定されており、出入口はレンガ調のタイル仕上げになっている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 T 東西線 下り 京都市役所前烏丸御池太秦天神川方面
2 上り 御陵六地蔵びわ湖浜大津方面

利用状況[編集]

2020年度の1日平均乗降人員6,457人である[3]

1日平均乗車人員と1日平均乗降人員の推移は下記の通り[4][5]

年度 乗車人員 乗降人員
2003年 4,117 8,315
2004年 4,372 8,844
2005年 4,383 9,050
2006年 4,272 8,815
2007年 4,324 8,970
2008年 4,470 9,387
2009年 4,322 9,015
2010年 4,319 8,998
2011年 4,270 8,894
2012年 4,411 9,191
2013年 4,549 9,474
2014年 4,752 9,895
2015年 5,221 10,871
2016年 5,144 10,713
2017年 5,685 11,839
2018年 5,677 11,819
2019年 5,325 11,095
2020年 3,139 6,457

駅周辺[編集]

京都盆地の東端、東山の山麓に位置する。北西方向は市街地であるが、南東方向には東海道三条通京都府道143号)が山を越えていくのみである。

当駅付近から東山駅付近にかけては多くの観光・文教施設などが立地しており、両駅から利用可能の施設も多い。

バス路線[編集]

最寄りとなる停留所は「蹴上」であり、京阪バスの路線が発着する。

隣の駅[編集]

京都市営地下鉄
T 東西線
御陵駅 (T08) - 蹴上駅 (T09) - 東山駅 (T10)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注[編集]

  1. ^ 京都電気鉄道鴨東線の駅として1907年8月開業、1918年7月市営化、1945年2月休止、1965年7月廃止。
  2. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、22-23頁。 
  3. ^ 京都市交通事業白書 令和2年度版 (PDF) - 52ページ
  4. ^ “京都市交通事業白書(事業概要)” 平成20年度版平成25年度版平成28年度版平成29年度版平成30年度版 (PDF) 令和元年度版 (PDF)令和2年度版 (PDF)
  5. ^ 地下鉄・市バスお客様1日80万人に向けた取組状況について” (PDF). 2019年6月17日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]