美女と野獣

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『美女と野獣』挿絵、ウォルター・クレイン

美女と野獣 (びじょとやじゅう, : La Belle et la Bête) は、フランス異類婚姻譚民話1740年G・ド・ヴィルヌーヴ夫人フランス語版によって最初に書かれた。現在広く知られているのはそれを短縮して1756年に出版されたJ・L・ド・ボーモン夫人フランス語版版である。

目次

あらすじ[編集]

三人の娘を持つ商人が、末娘のためにバラを摘もうとある庭に忍び込む。彼の前に庭の主である野獣が現れ豪邸で商人を歓待するが、商人は欲を出したため監禁され身代わりに娘を要求される。末娘は身代わりとして野獣のもとに赴き、野獣は娘に慇懃に求婚するが拒否される。

末娘の一時帰郷の申し出に、野獣は嘆きながらも許可を与え日限を告げるが、それを過ぎると野獣は死ぬという。二人の姉は里帰りした末娘から豪邸での生活を聞き、嫉妬して妹を引き止め、日限に間に合わないよう仕向ける。

末娘は何とか瀕死の野獣に再会し、その求婚に答えると野獣は本来の姿に戻る。

派生作品[編集]

音楽[編集]

映画[編集]

バレエ[編集]

前述の『マ・メール・ロワ』の他に次の3作がある。いずれも題名は『美女と野獣』 (Beauty and the Beast)。後の2作はバレエ用に新規作曲された音楽を使用している。


ディズニーランドでのアトラクション

ミュージカル[編集]

美女と野獣 (ミュージカル)を参照。

その他[編集]

  • 宿納森(すくなむい)の獅子[1][2]

沖縄の組踊の立方・嘉数道彦が2004年、沖縄県立芸術大学の大学院の修士演奏として、同作品原作のディズニー映画に構想を借りて製作した新作組踊。

ディズニー映画に構想を借りた作品だが、その内容は現存する組踊の大部分の例に漏れず、仇討物である。

この作品は、組踊の役で最も身分の低い役・間の者(マヌムン)に、新たな人物像を創り出す試みがなされた組踊である。現存する組踊の中の間の者は、ほとんど端役か上演時間の長い作品で、前半のあらすじを登場人物のものまねを交えながら語る道化役程度の扱いでしかないが、この作品ではディズニー映画でおなじみの、おしゃべりで陽気なサブキャラをほうふつとさせる人物として描かれている。とくに、陽気な人物像は地謡の楽曲でも表現されている。

また、原作映画の名場面でもある「美女と野獣のワルツ」のシーンも琉球舞踊の打組踊り風にアレンジされて取り入れられており、さらにその場面のための地謡の新曲が書き下ろされている。

なお、この組踊の作者の嘉数道彦は、初演からその間の者役である板良敷(いたらしち)のバーチー(おばさん)を演じている。


脚注[編集]

関連項目[編集]