絶体絶命都市
| ジャンル | サバイバル・アクションアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 |
| 開発元 | アイレムソフトウェアエンジニアリング |
| 発売元 | アイレムソフトウェアエンジニアリング |
| 人数 | 1人 |
| メディア | DVD-ROM1枚 |
| 発売日 | 通常版:2002年4月25日 PlayStation 2 the Best:2004年9月16日 |
| 価格 | 通常版: 税込7140円 PlayStation 2 the Best: 税込2800円 |
| 対象年齢 | CERO15 (C) |
| コンテンツアイコン | 未定 |
| その他 | PlayStation BB Unit対応, PlayStation 2専用ハードディスクドライブ対応 |
『絶体絶命都市』(ぜったいぜつめいとし)は、アイレムソフトウェアエンジニアリングより2002年4月25日に発売されたプレイステーション2(PS2)用ゲームソフト。2004年9月16日には廉価版が「PlayStation2 the Best」で発売された。
海上に構築された架空の人工島都市「首都島」を舞台に、地震によって崩壊した都市から脱出することを目的としたアクションアドベンチャーゲームで、次々と地震で崩れていく建物や街を、道具などを駆使して探索しながらゲームを進行させる。
韓国では日本と同一タイトルで、北米では Disaster Report'、欧州では SOS The Final Escape というタイトルで発売されている。
2006年には続編である『絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-』が同じPS2で発売、2009年には『絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-』がプレイステーション・ポータブルで発売された。
さらにプレイステーション3用ソフト『絶体絶命都市4 -Summer Memories-』が2011年春発売予定と発表されていたが、2011年3月11日に東日本大震災が発生。皮肉にも『4』は東京をモデルとした舞台での首都直下型地震を題材とした内容のゲームだったため、開発グループは被災者の立場等を考えた結果、2011年3月14日に『4』の発売中止とシリーズ全作の生産中止がアイレム公式サイトなどで発表された。
目次 |
[編集] ゲームシステム
主人公である須藤真幸(デフォルト名)をプレイヤーが操作して、大地震後の崩壊した人工島の首都島から脱出する。避難の途中で手に入れたアイテムを活用し、知り合った仲間と協力して、余震で崩れ行く建物や倒壊する高速道路などから身を守りながら、安全な場所を目指して移動する。余震の起こるタイミングや建物の崩壊は、ランダム性は無く決まった通りに起こるので、反射神経や予測能力がなくとも一度ゲームオーバーを経験すれば2度目以降は比較的楽に危機を切り抜けることが可能である。
ジャンルは「アクションアドベンチャー」である。地震や地震に伴う災害から避難するというゲームの性質に加えて、主人公が民間人という設定であるため、プレイヤーが要求される行動はほとんどが逃げ回ることのみなので、同種のジャンルでも『メタルギアソリッド』・『バイオハザード』などのゲームとは趣が大きく異なる。ゲーム制作の際、実際に地震で被災した街を参考にしているため、地震で崩壊した街がリアルに表現されている。作中に登場する大通りの名称は、南北線は月 (暦)の和名、東西線はそれにちなんだ餅の名である。
主人公は、ゲーム内の状況に応じて様々な行動をとる必要があるが、歩く・走る・ジャンプなどの移動に関係する行動をとると、それに応じて主人公の喉が渇くよう設定されている。喉の渇きは、HP(体力)ゲージの下にある「QPゲージ」にブロック単位で表示されており、難易度によって最大ブロック数が異なる。主人公が激しい行動をとれば、喉の渇くペースは比例して速くなる。喉の渇きが一定のレベルに達すると、動きが鈍くなって主人公の行動に制限が加えられてしまう。それを防ぐためには、ゲーム中随所に設置されている水道(または給水車)で水分を補給しなければならない。水道は、セーブポイントをかねている。また、アイテムとしてペットボトルを入手した場合、水を汲んで持ち運ぶこともできる。途中で知り合う仲間(パートナー)に水を飲ませることもできる。なお、ペットボトルを使ってできることは喉の渇きを回復することと水をあげる、捨てるのみで、セーブはできない。
取得したアイテムは、所持しているバッグなどに収納される。特定のアイテムを除いては、アイテムはバッグ内でブロック単位で区分けされ、バッグの許容搭載量を超えていると、アイテムを新たに取得することができない。なお、一部のアイテムは組み合わせることで、新たなアイテムを作ることも可能。
ゲーム中で主人公がとった行動により、パートナーを組むヒロインが替わることがある。また、ゲーム中で主人公がとった行動や、組んだパートナーによってエンディングの内容が変わる。エンディングは全部で7つで、中には主人公がパートナーを見捨てて脱出するものや、最終的に首都島と運命を共にするものがある。
ゲーム内の各所にコンパス(方位磁石)が隠されており、オプション設定で手に入れたコンパスを画面上で表示されるコンパスとすることが可能。コンパスの種類は実用的なデザインから冗談デザイン、アイレムのゲームキャラクターをモチーフとしたものなど多数用意されており、コレクションアイテムとして集めることができる。集めたコンパスは、ゲーム二周目以降に持ち越すことができる。
[編集] ストーリー
2001年。政府が十数年前から手がけていた一つのプロジェクトが完成した。人工島の建造である。それは国内の最新技術が注ぎ込まれた、従来の物を遥かにしのぐ規模のものであった。
建造に用いられた新工法は、従来の埋め立てに比べ深い海域での土地造成を可能とし、またコストが低く工事も短期間で住むという画期的なものであった。そのため国内のみならず、各国の人口過密都市からも注目されていた。政府は人工島建造技術を重要な輸出品目の一つと捉え、実用に耐えうる信頼性を世界へ向けて実証すべく、首都機能の移転を決定した。そのためこの島は「首都島」と呼ばれるようになった。
2005年6月。報都新聞の記者である須藤真幸は、赴任先の「首都島」の支局へ移動中、新交通システム[うみつばめ]本島方面行空港島連絡橋で大地震に遭遇する。避難の途中で知り合った女子大生相沢真理と共に、崩壊が進行し徐々に水没をする首都島から脱出を試みる須藤だが、行く手には様々な困難が待ち受けていた。
様々な障害を乗り越えながら避難を続けるうち、須藤はこの大地震の本当の原因と首都島に隠された陰謀を知ることになる。同じく首都島の秘密を知るフリージャーナリストの陣内晃二と協力し、途中謎の黒服の男達に襲われつつも撃退し、次第に島の真相へと近づいて行く。
[編集] 主な登場人物
[編集] メインキャラクター
- 須藤 真幸(すどう まさゆき 声:ヤマモトヒロフミ)
- 本作の主人公で報都新聞の記者。25歳。名前はデフォルトであり変更可能。首都島支社に転属になり、その移動中の電車の中で災害に遭う。
- 相沢 真理(あいざわ まり 声:前田ゆきえ)
- パートナーの一人。女子大生。20歳。旅行のため空港島に向かう途中の電車で被災。愛犬家で、飼い犬を助けるためなら命も惜しまない。
- 比嘉 夏海(ひが なつみ 声:立野香菜子)
- パートナーの一人。女子高生。17歳。遊園地で弟と遊んでいる時に被災し逃げ遅れた。沈みゆく首都島で弟を探す。
- 陣内 晃二(じんない こうじ 声:松本保典)
- フリーのジャーナリスト。30歳。元報都新聞記者。首都島の隠された秘密を探っている。多少性格が悪いが正義感は強い。彼に関する複数のサブイベントが存在するが、クリアしても礼を言われるだけで特典はない。
[編集] サブキャラクター
- 村田 信吾(むらた しんご 声:緒方賢一)
- 主人公が避難の途中、崩れかけのビルの中で会う老弁護士。住民から相談を受けて首都島の調査をしている。
- 村田 美智子(むらた みちこ 声:百武彰子)
- 村田信吾の妻。夫とともに半壊したビルに閉じ込められている。
- 西山 秀朗(にしやま ひであき 声:中田雅之)
- 報都新聞首都島支社編集長。災害発生後も自ら社屋にとどまり記事を書き続けている。
- 比嘉 春彦(ひが はるひこ 声:葉月絵理乃)
- 夏海の弟。10歳。平崎病院の避難所にいたが、姉を探しに行き行方がわからなくなる。
- 堀田 伸治(ほりた のぶはる[1] 声:麻生智久)
- 島内にある平崎病院に勤務する医師。災害発生後も島に残り、負傷者の手当てを続けている。陣内のいとこ。
- 都築 孝司(つづき たかし 声:小野健一)
- 島に残り、島民の避難を誘導している警察官の一人。41歳。一見落ち着いて見えるが、内ではいち早く島を離れたいと思っている。
- 飯坂 俊哉(いいさか としや 声:小川一樹)
- 島に残り、島民の避難を誘導している警察官の一人。24歳。まだ新米警官だが、正義感と気概に溢れている。
- 新崎 良嵩(しんざき よしたか 声:小野健一)
- 以前は首都島工事責任者。56歳。首都島建造の際の事故で家族を失っている。現在は、首都島管理センターの所長を務めている。相沢の叔父。
- 八田 巧(はった たくみ 声:麻生智久)
- 第三特別行政区土地造成局局長。56歳。新首都建設当時から政治方面で関わっており、新崎とも関係が深い。ストーリー序盤で主人公と出会う。
- 竹辺 幸(たけべ ゆき)
- 商社勤務のOL。34歳。被災のショックからか理性を失い、宝石店で宝石をあさっている。
- 杉山 義博(すぎやま よしひろ)
- 嵩原建設の社員。血塗れで倒れており会話直後に息を引き取る。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 取扱説明書での名前。公式ガイドブックでは「しんじ」になっている。
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