雲梯

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古代中国の攻城兵器、雲梯の実物大模型(西安市

雲梯(うんてい)とは、長いはしごのこと。ここでは、攻城兵器としての雲梯と、遊具としての雲梯とについて述べる。

攻城兵器[編集]

城壁を乗り越えるために台車の上に折りたたみ式のはしごを搭載し、これを城壁にとりつけて兵士を突入させた。『墨子』においては公輸盤(公輸班、魯班とも)が開発したと記されている。

遊具[編集]

金属パイプ製のはしごを横方向にほぼ水平に設置しぶら下がりながら手を伸ばして移動する遊具。別名『モンキーバー』(英:monkey bar)、『さるわたり』と呼ぶ事もある。また、上に乗って遊ぶこともあるが、この遊び方は危険だとして学校などでは禁止される場合も多い。ギネスブック認定世界最長の雲梯は高知県香南市(旧吉川村)の桜づつみ公園に設置されている「モンキーバー」で、全長102m。

太鼓はしご[編集]

全体が水平ではなくアーチ状になっているものは「太鼓はしご」と呼ばれる[1]

安全性の問題[編集]

窒息や転落による死亡事故の報告例もあり、設置・管理においてはこれらの事故への対策が必要とされる[2]

脚注[編集]

  1. ^ 松野敬子・山本恵梨『楽しく遊ぶ 安全に遊ぶ 遊具事故防止マニュアル』 p.113 2006年 かもがわ出版
  2. ^ 松野敬子・山本恵梨『楽しく遊ぶ 安全に遊ぶ 遊具事故防止マニュアル』 p.130-133 2006年 かもがわ出版