「筑前前原駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:15時点における版

筑前前原駅*
北口(2009年2月)
ちくぜんまえばる
Chikuzen-Maebaru
JK07 糸島高校前 (1.4 km)
(1.6 km) 美咲が丘 JK09
地図
所在地 福岡県糸島市前原中央一丁目1-15
北緯33度33分25.51秒 東経130度11分57.55秒 / 北緯33.5570861度 東経130.1993194度 / 33.5570861; 130.1993194 (筑前前原駅*)
駅番号 JK  08 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 JK 筑肥線
キロ程 12.7 km(姪浜起点)
電報略号 マエ←マヱ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
7,612人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1924年大正13年)4月1日
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1937年に前原駅から改称。
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北口遠望
南口
構内
周辺の遺跡から出土した銅鏡をデザインした駅名標

筑前前原駅(ちくぜんまえばるえき)は、福岡県糸島市前原中央一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑肥線である。駅番号はJK08。糸島市の中心駅。

当駅を境に東側(姪浜方面)は複線で、西側(唐津方面)は単線となっている。快速の停車駅で、平日は当駅を境に東側が各駅停車、西側が主要駅停車区間になる。筑肥線電化開業までは急行「平戸」が停車していた。

歴史

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅で、折り返し可能な配線となっている。橋上駅舎を備える。

直営駅で、みどりの窓口が設置されている。自動改札機を備え、SUGOCAの利用が可能である。

深夜から早朝の間、数本の電車が夜間滞泊する。

改札内にはグランドピアノがストリートピアノとして設置されている。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 - 4 JK 筑肥線 上り 天神博多空港方面
下り 筑前深江唐津西唐津方面

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員7,612人で、JR九州の駅としては九産大前駅に次いで第23位である[3]

長らく筑肥線の単体の駅[4]としては最も多かったが、2014年(平成26年)度に九大学研都市駅に追い抜かれた[5]

JR九州及び糸島市統計白書によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員[6]
2005年 7,449
2006年 7,569
2007年 7,488
2008年 7,445
2009年 7,291
2010年 7,189
2011年 7,184
2012年 7,196
2013年 7,347
2014年 7,195
2015年 7,354
2016年 7,353
2017年 7,443
2018年 7,612

駅周辺

糸島市の中心部にあたる。駅の北側約300メートルの場所を国道202号が筑肥線に並行する形で通っている。北口前から国道202号との交差点までの間には県道筑前前原停車場線が通り、そこから北側には県道福岡志摩前原線が延びている。北口周辺は前原中央商店街であり店舗が多い。

南口周辺は住宅地が広がっている。

バス

昭和バスが駅北口・駅南口と糸島市内各地域や福岡市西部との間を結んでいる。一部の路線は糸島市コミュニティバス「はまぼう号」として運行しており、乗合タクシーとして運行している路線もある。

※以下すべて昭和自動車による運行

  • 前原駅北口(駅北口ロータリー内)
    • 前原
    • 加布里・道目木 - 芥屋
    • 師吉 - 初 - 船越
    • 師吉 - 初 - 野北 - 谷
    • 産の宮・周船寺・今宿駅前
    • 糸島市役所前・一貴山駅入口・波呂・浜窪・筑前深江駅前
    • 産の宮 - 周船寺駅 - 川原 - 雷山の森
    • 産の宮 - 曽根グラウンド - 井原山入口
    • 波多江駅・油比・泊 - 九大工学部前
    • 市街地循環線(ぐるりんバス)
  • 前原駅南口(駅南口ロータリー内)
    • 有田 - 曽根グラウンド
    • 中学校前・伏龍団地 - 有田 - 雷山観音前
    • 長野 - 白糸
    • 伊都文化会館前
    • 篠原 - 波多江駅 - 井原山入口

他に駅北側の県道筑前前原停車場線上に前原駅前バス停が、駅北側の国道202号線上に前原バス停がある。前原バス停は福岡 - 前原・志摩間特急バス「いと・しま号」が発着する。

駅名改称騒動

1997年頃に当駅を「伊都国前原駅」と改称する運動が地元商工会から上がったことがある。これは、福岡市西区内の新駅(現在の九大学研都市駅)の駅名案に「伊都駅」が有力となったことが発端で、「伊都国の本家は前原である」との意見から運動が起こったとされる。当時の前原市議会や市長も前向きな態度を示し、実際にJR九州に対し陳情も行われた。

しかしながら、地元でのシンポジウムで高校生が「生まれ育ったのは前原で、伊都国の名前になじみはありません。看板を替えてもまちは元気になりません」と発言、結局この意見が採り入れられて駅名改称は沙汰止みとなった。この騒動の名残として駅の階段下に「伊都国 前原市」と刻まれたモニュメントが設置されている[7]

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
JK 筑肥線
快速
九大学研都市駅 (JK04) - (平日は糸島高校前駅 (JK07)) - 筑前前原駅 (JK08) - 筑前深江駅 (JK12)
普通
糸島高校前駅 (JK07) - 筑前前原駅 (JK08) - 美咲が丘駅 (JK09)

脚注

  1. ^ 鉄道ジャーナル』第33巻第2号、鉄道ジャーナル社、1999年2月、90頁。 
  2. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2010年3月16日) 
  3. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年7月13日閲覧。
  4. ^ 福岡市営地下鉄空港線と接続している姪浜駅を除いた場合
  5. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年7月26日閲覧。
  6. ^ 糸島市統計白書(運輸・交通) 九州旅客鉄道駅別乗降者数(JR筑肥線)
  7. ^ 西日本新聞「九州の駅 ゆったり紀行」[1]

関連項目

外部リンク