横森良造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横森 良造
生誕 日本の旗 日本 神奈川県横浜市
1933年3月25日
死没 日本の旗 日本 東京都
(2012-08-27) 2012年8月27日(79歳没)
学歴 東京都立江戸川高等学校
職業 アコーディオン奏者
担当楽器 アコーディオン

横森 良造(よこもり りょうぞう、1933年3月25日 - 2012年8月27日)は、日本アコーディオン奏者である。

来歴・人物[編集]

神奈川県横浜市出身。東京都立江戸川高等学校卒業。日本を代表するアコーディオン奏者として長く活躍した。妻は友人の姉であった女性で姉さん女房、長女は映画ライター、女優、舞台演出家の横森文

生楽器ならではともいえる、歌い手に合わせた自在な調やテンポの設定ができ、特にのど自慢、歌合戦系のテレビ番組では重宝されていた。NTVスター誕生!NHKのど自慢では斎藤正雄と共に出演し、ほぼ伴奏に徹していたがアコーディオン奏者がテレビ出演する機会が少なくなった1980年代以降は横森がその殆どに出演し「アコーディオンのおじさん」として認知度は高く[1]バラエティ番組などに出演する際には、自ら出囃子を演奏する事もあった。

2012年4月21日に行われた横浜アリーナでのももいろクローバーZ公演(ももクロ春の一大事2012 〜横浜アリーナ まさかの2DAYS〜)でアコーディオン伴奏を披露していた。8月19日に行われた谷口楽器のイベント「アコーディオンを語る集い」でも元気な姿でアコーディオンを独奏した[2]。2012年8月27日、東京都の自宅で心不全のために死去[3][4]。79歳没。

主な作品[編集]

  • アコーディオンはうたう(1 - 5)
  • 横森良造アコーディオン・みんなの愛唱歌
  • 横森良造・アコーディオン艶歌

出演したテレビ番組[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 林家三平 (初代)の伴奏は小倉義雄で誤って横森と混同される場合があった。
  2. ^ 【谷口楽器】枯葉【横森良造氏】2012年8月19日(YouTube)他
  3. ^ アコーディオン奏者・横森良造さん死去…79歳・心不全(2012年9月12日時点のアーカイブ) スポーツ報知 2012年9月13日閲覧
  4. ^ アコーディオン奏者の横森良造さん死去(2012年9月12日時点のアーカイブ) 朝日新聞 2012年9月13日閲覧

関連項目[編集]

参考資料[編集]

  • 横森文『笑うアコーディオン / 横森良造』講談社、2013年10月1日。ISBN 978-4-062-18247-8