木之内みどり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木之内 みどり
出生名
生誕 (1957-06-10) 1957年6月10日(66歳)
出身地 北海道の旗 北海道小樽市
学歴 明治大学附属中野高等学校 卒業
ジャンル アイドル歌謡曲
職業 歌手アイドル女優
活動期間 1974年 - 1978年
レーベル NAVレコード
事務所 浅井企画
共同作業者 松本隆吉田拓郎財津和夫

木之内 みどり(きのうち みどり、1957年6月10日[1] - )は、日本の元アイドル歌手、元女優である[2]。本名は竹中みどり[2]。1976年時点の公称サイズは、身長163cm、体重42kg、B78cm・W57cm・H84cm[3]。血液型O型[4]北海道小樽市出身。

来歴・人物[編集]

北海道小樽市に生まれる。9人兄妹の末っ子[2]野口五郎のファンで[2]、15歳中学3年生のときに、野口がよく出演していた日本テレビサンデー・ヒットパレード」の「ミス・ティーン・コンテスト」に応募するが準優勝[2][5]。しかし阿久悠から「最近の少女にしては何かを持っている」と東京に招かれ[2]、「家を建てたい」と16歳の1973年8月21日に小樽から上京[2]、東亜商業高校(現・東亜学園高校)1年に編入した[2]。学校ではブラスバンド部に在籍しクラリネットを練習した[2]。日本テレビ「ゴールデンショー」のマスコットガールが芸能界の初仕事[2][5]。番組へのファンレターの宛先やコマーシャル商品を持って一回の番組中4回程度、時間にして合計10秒程度の登場だったが[2]、長く映ると恥ずかしがってはにかみ、下を向いたりする仕草に「時々映る可愛い女性は誰ですか?」と問い合わせが毎週増えるようになった[2]

1974年5月10日、「めざめ」で歌手としてデビュー。キャッチフレーズは「若草とのふれあい」であった[1]。キュートな顔立ちと愛らしい歌声で人気を集めた。本業の歌手としてはレコードの売り上げが伸びないのにもかかわらず、ブロマイドが飛ぶように売れる怪現象を起こした。1976年(昭和51年)ヘアートリートメントのCMに出演し、お茶の間にも知名度を上げたが、歌手としてはなかなか成功できず、映画『野球狂の詩』(1977年)、テレビドラマ『刑事犬カール』(1977年 - 1978年)などに出演[6]、女優として活躍した。またグラビアアイドルとしても人気が高く、篠山紀信撮影で知られる『GORO』(小学館)の表紙を6回も飾った。そのうち1978年には3回を占め、ラストは引退後の1978年10月12日号であった[7]

1977年10月25日発売の『刑事犬カール』の主題歌「走れ風のように」や1978年2月25日発売の「横浜いれぶん」がようやくヒットしたが、1978年1月19日に放送開始した『ザ・ベストテン』にはランクインせず、『夜のヒットスタジオ』にも出演を果たせなかった[8]

1978年9月、新曲「一匹狼 (ローン・ウルフ)」発表直後にベーシスト後藤次利との交際が発覚し、米国ロサンゼルスでレコーディング中の後藤のもとに、すべてのスケジュールをキャンセルして逃避行した[9]。後藤は当時、元シモンズの玉井タエと婚姻関係にあった。同年9月11日、帰国ともに記者会見を開き、木之内は21歳で引退した。「子どものできるようなことはしていません」のセリフを残す。人気絶頂期の突然の引退に、芸能界のみならず一般でも一時期騒然となった。新曲は記者会見の10日後の発売であった。

引退後も、浅井企画と木之内との間が決裂したわけではなく、カメラマンへ転身していた木之内に、浅井企画所属タレントの宣材写真を依頼していたと、当時の担当マネージャーは語っている[10]

後藤とは5年後の1983年に結婚したが、その4年後の1987年に離婚した。1990年、俳優の竹中直人と再婚。竹中との間に1男1女がいる。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 1974年
5月10日
A面 めざめ 阿久悠 三木たかし 高田弘 NA-4
B面 月夜の出来事
2 1974年
9月10日
A面 あした悪魔になあれ 三木たかし NA-9
B面 その目がこわい 三木たかし いしだかつのり
3 1975年
1月25日
A面 ほほ染めて 都倉俊一 NA-14
B面 誰かが見つめてる
4 1975年
7月25日
A面 おやすみなさい 三木たかし NA-23
B面 いかないで 宮下康仁 三木たかし いしだかつのり
5 1976年
2月25日
A面 学生通り 松本隆 財津和夫 松任谷正隆 NA-31
B面 いじっぱりな私
6 1976年
7月25日
A面 グッドフィーリング N-5
B面 氷イチゴの頃
7 1976年
11月25日
A面 東京メルヘン 吉田拓郎 石川鷹彦 N-9
B面 ゆめまくら 小泉まさみ ラスト・ショウ
8 1977年
4月25日
A面 ジュ・テーム 佐藤健 瀬尾一三 N-14
B面 ヨーヨー 市川善光 ラスト・ショウ
瀬尾一三
9 1977年
8月10日
A面 イマージュ 谷山浩子 瀬尾一三 N-20
B面 色づく夜に 遠藤幸三 M.Macaulay
10 1977年
10月25日
A面 走れ風のように 松本隆 平尾昌晃 N-22
B面 愛に肩寄せて
11 1978年
2月25日
A面 横浜いれぶん 東海林良 大野克夫 船山基紀 N-26
B面 悪魔になれない
12 1978年
6月25日
A面 無鉄砲 N-30
B面 ひと夏の兄妹
13 1978年
9月21日
A面 一匹狼 (ローン・ウルフ) 大村雅朗 N-34
B面 ターン・テーブル

アルバム[編集]

  1. あした悪魔になあれ (1974年10月10日)
    1. あした悪魔になあれ
    2. 月夜の出来事
      • 作詞:阿久悠/作曲:三木たかし/編曲:高田弘
    3. みずいろの手紙
      • 作詞:阿久悠/作曲:三木たかし/編曲:三木たかし
    4. その目がこわい
    5. ガラスの靴
      • 作詞:阿久悠/作曲:三木たかし/編曲:三木たかし
    6. めざめ
      • 作詞:阿久悠/作曲:三木たかし/編曲:高田弘
    7. ロコモーション(The Loco-Motion)
    8. レモンのキッス(Like I Do)
    9. 悲しき天使(Those Were the Days)
    10. トップ・オブ・ザ・ワールド(Top of the World)
    11. 悲しき16才(Heartaches at sweet sixteen)
      • 作詞:Ira Kosloff/作詞:Irving Reid/作詞:Tony Springer/訳詩:音羽たけし/作曲:Ira Kosloff/作曲:Irving Reid/作曲:Tony Springer/編曲:横内章次
    12. ジャンバラヤ(Jambalaya)
  2. 十八歳の今 (1975年12月21日)
    1. おやすみなさい
      • 作詞:阿久悠/作曲:三木たかし/編曲:三木たかし
    2. ひと月おくれのクリスマス
    3. ひまわりの小径
    4. 誰かが見つめてる
      • 作詞:阿久悠/作曲:都倉俊一/編曲:都倉俊一
    5. いかないで
      • 作詞:宮下康仁/作曲:三木たかし/編曲:いしだかつのり
    6. お嫁に行けないの
      • 作詞:阿久悠/作曲:都倉俊一/編曲:小谷充
    7. 雪の匂い
      • 作詞:ちあき哲也/作曲:実川俊/編曲:船山基紀
    8. 春の風が吹いていたら
      • 作詞:伊庭啓子/作曲:伊庭啓子/編曲:三木たかし
    9. ほほ染めて
      • 作詞:阿久悠/作曲:都倉俊一/編曲:都倉俊一
    10. 黄色いカナリア
    11. あの素晴らしい愛をもう一度
  3. 透明のスケッチ (1976年5月25日)
    1. 学生通り
    2. 涙が微笑みにかわるまで(Comment te dire adieu)[11]
    3. 別れの季節(La saison du desamour)
    4. 何も言わないで
    5. 雨のひとりごと
      • 作詞:竜真知子/作曲:林哲司/編曲:林哲司
    6. ひととき(From the Inside)
      • 作詞:Artie Wayne/訳詩:竜真知子/作曲:Artie Wayne/編曲:林哲司
    7. 帰れない私
      • 作詞:竜真知子/作曲:林哲司/編曲:林哲司
    8. シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)
    9. 昨日にさよなら
      • 作詞:竜真知子/作曲:実川俊/編曲:林哲司
    10. 不思議な朝(Das erste Mal ist wie ein Wunder)
      • 作詞:Rals Besser/作詞:Henry Mayer/訳詩:竜真知子/作曲:Rals Besser/作曲:Henry Mayer/編曲:林哲司
    11. いじっぱりな私
      • 作詞:松本隆/作曲:財津和夫/編曲:松任谷正隆
    12. レモン色の午後(Smiley)
      • 作詞:Terry Dempsey/訳詩:竜真知子/作曲:Terry Dempsey/編曲:林哲司
  4. グッド・フィーリング (1976年9月25日)
    1. 私は今…(Everytime I Sing a Love Song)[12]
      • 作詞:Phyllis Molinary/作詞:Gloria Sklerov/訳詩:竜真知子/作曲:Phyllis Molinary/作曲:Gloria Sklerov/編曲:The Last Show/編曲:船山基紀
    2. ふたりのキャンパス
    3. お話し中のあなたへ(Call Collect)[13]
      • 作詞:Des Dyer/作詞:Clive Scott/訳詩:竜真知子/作曲:Des Dyer/作曲:Clive Scott/編曲:The Last Show
    4. マロリーの歌(Le chant de Mallory)[14]
      • 作詞:André Popp/訳詩:竜真知子/作曲:André Popp/編曲:The Last Show/編曲:船山基紀
    5. グッド・フィーリング
      • 作詞:松本隆/作曲:財津和夫/編曲:松任谷正隆
    6. みどりの季節(While You Wait)[13]
      • 作詞:Des Dyer/作詞:Clive Scott/訳詩:円山歩/作曲:Des Dyer/作曲:Clive Scott/編曲:The Last Show/編曲:船山基紀
    7. グッドバイ、18(Seit Sonntag)
      • 作詞:Joachim Heider/訳詩:竜真知子/作曲:Joachim Heider/編曲:The Last Show/編曲:船山基紀
    8. 氷イチゴの頃
      • 作詞:松本隆/作曲:財津和夫/編曲:松任谷正隆
    9. 秋の手紙(Never Gonna Fall in Love Again)[15]
      • 作詞:Eric Carmen/訳詩:竜真知子/作曲:Eric Carmen/編曲:The Last Show/編曲:船山基紀
    10. 兄貴ごめんね
      • 作詞:松本隆/作曲:財津和夫/編曲:松任谷正隆
    11. さくら貝の秘密
      • 作詞:小泉まさみ/作曲:小泉まさみ/編曲:松任谷正隆/編曲:阿部雅士/歌:木之内みどり
  5. 硝子坂 (1977年2月25日)
    1. 東京メルヘン
    2. フルーツ
    3. ヨーヨー
      • 作詞:松本隆/作曲:市川善光/編曲:The Last Show/編曲:瀬尾一三
    4. ゆめまくら
      • 作詞:松本隆/作曲:小泉まさみ/編曲:The Last Show
    5. シティー・ライト
    6. 五月雨
    7. ありったけさわやかに
      • 作詞:島武実/作曲:宇崎竜童/編曲:The Last Show/編曲:瀬尾一三
    8. 明日からごめんね
      • 作詞:島武実/作曲:宇崎竜童/編曲:The Last Show/編曲:瀬尾一三
    9. Good-bye
      • 作詞:島武実/作曲:宇崎竜童/編曲:The Last Show/編曲:瀬尾一三
    10. 硝子坂
      • 作詞:島武実/作曲:宇崎竜童/編曲:The Last Show/編曲:瀬尾一三
    11. サヨナラの後に…
      • 作詞:島武実/作曲:宇崎竜童/編曲:The Last Show/編曲:瀬尾一三
  6. ジュ・テーム (1977年7月25日)
    1. エニータイム・サンシャイン(Anytime Sunshine)[16]
      • 作詞:Ben Findon/作詞:Peter Shelley/訳詩:遠藤幸三/作曲:Ben Findon/作曲:Peter Shelley/編曲:瀬尾一三
    2. ふっと幸せ…(Torn Between Two Lovers
      • 作詞:Phillip Jarrell/作詞:Peter Yarrow/訳詩:遠藤幸三/作曲:Phillip Jarrell/作曲:Peter Yarrow/編曲:瀬尾一三
    3. 日時計(All)[17]
    4. 色づく夜に(Don't Give Up on Us)[18]
      • 作詞:Tony Macaulay/訳詩:遠藤幸三/作曲:Tony Macaulay/編曲:瀬尾一三
    5. 愛の子守唄(Every Day I Love You)
      • 作詞:John Durrill/作詞:Phyllis Molinary/訳詩:遠藤幸三/作曲:John Durrill/作曲:Phyllis Molinary/編曲:瀬尾一三
    6. ジュ・テーム(Je t'aime)
      • 作詞:松本隆/作曲:佐藤健/編曲:瀬尾一三
    7. スキャンダル・スカイ(Toujours du cinéma)[19]
      • 作詞:Patrick Juvet/訳詩:島武実/作曲:Patrick Juvet/編曲:瀬尾一三
    8. 青い鳥どこへ(La maison de sable)
    9. 悲しい夢(Bella da Morire)[20]
      • 作詞:Alberto Salerno/作詞:Renato Pareti/訳詩:最首としみつ/作曲:Alberto Salerno/作曲:Renato Pareti/編曲:瀬尾一三
    10. 愛は風に乗って(Chant avec l'amour)
      • 作詞:Sébastien Balasko/作詞:Daniel Fauré/訳詩:最首としみつ/作曲:Sébastien Balasko/作曲:Daniel Fauré/編曲:瀬尾一三
    11. バラードの偽り(Helle)
      • 作詞:Philippe Sarde/訳詩:島武実/作曲:Philippe Sarde/編曲:瀬尾一三
  7. 横浜いれぶん (1978年3月25日)
    1. Yellow & Blue
    2. 横浜いれぶん
    3. 独白(モノローグ)
      • 作詞:東海林良/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
    4. ビュッフェから
    5. さよならの理由(わけ)
      • 作詞:東海林良/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
    6. まだ手探りしている天使
    7. チャイナ・ドール
      • 作詞:島武実/作曲:加瀬邦彦/編曲:船山基紀
    8. ハーフ・ムーン
      • 作詞:島武実/作曲:加瀬邦彦/編曲:船山基紀
    9. 水かがみ
      • 作詞:三浦徳子/作曲:佐瀬寿一/編曲:佐藤準
    10. 悪魔になれない
      • 作詞:東海林良/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
  8. 苦いルージュ (1978年7月25日)
    1. 漂いながら…
    2. MON AMOUR, I LOVE YOU
      • 作詞:三浦徳子/作曲:林哲司/編曲:林哲司
    3. サマー・フェスティバル
    4. 海の百合
      • 作詞:三浦徳子/作曲:出門英/編曲:大村雅朗
    5. ひと夏の兄妹
      • 作詞:東海林良/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
    6. 渇いた都会
      • 作詞:小林和子/作曲:佐瀬寿一/編曲:船山基紀
    7. NO, NO, NO
      • 作詞:小林和子/作曲:後藤次利/編曲:後藤次利
    8. 苦いルージュ
      • 作詞:小林和子/作曲:佐瀬寿一/編曲:船山基紀
    9. 木曜にはきっと…
      • 作詞:三浦徳子/作曲:林哲司/編曲:林哲司
    10. 白い馬
      • 作詞:三浦徳子/作曲:林哲司/編曲:林哲司
  9. お元気ですか? 木之内みどり with Love (1982年9月21日)
    1. 硝子坂
    2. 学生通り
    3. グッド・フィーリング
    4. 東京メルヘン
    5. 横浜いれぶん
    6. 無鉄砲
    7. 嘆きの天使(未発表曲)
      • 作詞:小林和子/作曲:佐瀬寿一/編曲:船山基紀
    8. さくら貝の秘密
その他、ピクチャーCDなど、レコード会社の企画でベスト盤が何度か出ている。

フィルモグラフィ[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビアニメ[編集]

映画[編集]

[編集]

  1. ^ a b 映画情報 39(8)(264);8月号」国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ a b c d e f g h i j k l “花も恥じらう…木之内みどり …明日を夢見て歌に芝居に猛特訓… 〔よこがお〕”. 内外タイムス (内外タイムス社): p. 4. (1974年1月3日) 
  3. ^ 週刊朝日』1976年5月21日号147頁。
  4. ^ スタ☆スケ ザ・テレビジョン
  5. ^ a b 『週刊朝日』1976年5月21日号。
  6. ^ 週刊アサヒ芸能 2012年6月28日特大号 俺たちが愛した美少女選抜BEST30 第1弾・70年代編
  7. ^ GORO』(小学館)の1975年10月23日号、1976年5月13日号、1977年5月26日号、1978年2月23日号、同年6月22日号、同年10月12日号のそれぞれ表紙を参照。
  8. ^ ザ・ベストテン登場歌手一覧」、「夜のヒットスタジオ出演歌手一覧」の各項の記述を参照。
  9. ^ 僕だって「桜を見る会」に呼ばれたら…。|中森明夫、新刊を語る。
  10. ^ “76年の木之内みどりと岡田奈々(2)世間を騒がせた恋の逃避行”. アサ芸プラス. (2013年7月17日). https://www.asagei.com/excerpt/14620 2021年9月5日閲覧。 
  11. ^ オリジナル:フランソワーズ・アルディさよならを教えて
  12. ^ オリジナル:ジミー・ロジャーズ
  13. ^ a b オリジナル:ジグソー
  14. ^ オリジナル:Les Compagnons de la Chanson
  15. ^ オリジナル:エリック・カルメン 恋にノータッチ
  16. ^ オリジナル:Donny and Marie Osmond
  17. ^ ミュージカル映画「Run for Your Wife」より
  18. ^ オリジナル:デヴィッド・ソウル やすらぎの季節
  19. ^ オリジナル:Patrick Juvet
  20. ^ オリジナル:Homo Sapiens