失語症
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失語症(しつごしょう、aphasia)とは、脳出血や脳梗塞などによる脳の損傷によって一旦獲得した言語機能(「聞く」「話す」といった音声に関わる機能、「読む」「書く」といった文字に関わる機能)が障害された状態。高次脳機能障害のひとつ。 「聞く」「話す」「読む」「書く」全てが障害される。よって、構音器官の麻痺などによって構音に障害が生じる構音障害とは異なる。また、声の出なくなる失声症などとも異なる。
失語症の分類は多くある。一般的に使われる分類では運動性失語(ブローカ失語、非流暢性失語)、感覚性失語(ウェルニッケ失語、流暢性失語)、混合性失語、全失語といった用語がよく用いられる。
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[編集] 失語症の種類
失語症の分類は多くされてきた。また、見方によっても分類は変わる。失語は一種類しかないと主張する立場から、100人失語症者がいれば100通りの失語があるとする向きもある。 以下に多く用いられている失語分類を説明する。
[編集] 運動失語
言葉の理解は比較的保たれているが、話言葉が出にくい。発話量が少なく、非流暢で、たどたどしい話し方をする。読み書きは、かな文字より漢字の方が良好である。大脳の左半球前頭葉の損傷で起こる。
[編集] 感覚失語
「聴く」「話す」「書く」「読む」といった言語機能の内、表出面(「話す」「書く」)と比較して理解面(「聴く」「読む」)に低下のみられる失語をさす。重度になると、ジャルゴンを呈する。
[編集] 超皮質性運動失語
言語自発性の低下と良好な復唱が特徴の失語。形式的には非流暢性とされるが、運動性失語が「話せない」のに対し、超皮質性運動失語は「話そうとしない」。
[編集] 超皮質性感覚失語
[編集] 混合型超皮質性失語
[編集] 伝導失語
[編集] 全失語
[編集] 健忘失語
[編集] その他
- 失語症や、その他言語障害に対処する専門の職業に言語聴覚士(speech therapist、略してST)がある。
- 失語症患者は言語機能に支障がでるため痴呆(認知症)と勘違いされやすいが、言語機能が失われただけで、人格や判断能力などは発症する前の状態と同じである。
- 失語症に関する訓練では、まだ十分なEBMが確立されていない。
- 失語症に対する薬物療法として、ピラセタムの有効性が確認されているが、日本では保険適用外の治療法である。
[編集] 関連項目

