レバノンスギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
レバノンスギ
Libanonzeder.jpg
レバノンスギ
保全状況評価[1]
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 LC.svg
分類新エングラー体系
: 植物界 Plantae
: 裸子植物門 Gymnospermae
: マツ綱 Coniferopsida
: マツ目 Coniferae
: マツ科 Pinaceae
: ヒマラヤスギ属 Cedrus
: レバノンスギ C. libani
学名
Cedrus libani A.Rich.[1][2]
和名
レバノンスギ、レバノンシーダー[2]
英名
Lebanon Cedar, Cedar Of Lebanon[1]

レバノンスギ(レバノン杉、学名Cedrus libani)は、マツ科ヒマラヤスギ属針葉樹である。

名前に「スギ」が付いているがスギは同目ではあるもののスギ科スギ属であり、近縁ではない。

特徴[編集]

レバノンシリアなどの高地が原産。高さは40 mほど。古代においては中近東一帯に広く自生していたが伐採利用が大規模に進んだ結果、レバノンスギの森は消滅し現在においてはレバノン等のごく一部の地域に小規模に残存するのみとなり、保護扱いされている。

良質の木材であり、古代エジプトメソポタミアのころから建材や船材に利用されていた。レバノンに住んでいたフェニキア人はこの木を伐ってガレー船建造や木材・樹脂輸出を行い、全地中海へと進出した。

現在わずかにレバノンスギが残存するカディーシャ渓谷と神の杉の森世界遺産に登録されている。

レバノンの国旗およびレバノンの国章のデザインにも用いられている。

保全状況評価[編集]

LOWER RISK - Least Concern (IUCN Red List Ver. 2.3 (1994))[1]

Status iucn2.3 LC.svg

IUCNレッドリストでは、1998年版で軽度懸念に評価されたが、更新が必要とされている[1]

レバノンスギの絶滅の危機を受け、2000年代から植樹活動が行われている。

画像[編集]

ポットに植えられたレバノンスギ 

脚注[編集]

関連項目[編集]