ケビン・フランドセン

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ケビン・フランドセン
Kevin Frandsen
ワシントン・ナショナルズ #19
Kevin Frandsen on August 1, 2012.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロスガトス
生年月日 1982年5月24日(31歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2004年 ドラフト12巡目(全体370位)
初出場 2006年4月28日
年俸 $850,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ケビン・ヴィンセント・フランドセンKevin Vincent Frandsen , 1982年5月24日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスガトス出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBワシントン・ナショナルズ所属。

経歴[編集]

アマチュア時代[編集]

大学在籍期間中に放った安打数は246、これはサンノゼ州立大学の新記録である[2]2004年も好成績を挙げ、ウェスタン・アスレチック・カンファレンスのオールスターに選出された。

ジャイアンツ時代[編集]

2004年6月7日サンフランシスコ・ジャイアンツから12巡目(全体370位)でドラフト指名を受け、6月16日に契約。この年からマイナーリーグ(ショート・シーズンA級)でプレーを始める(25試合出場)。ドラフトからに3カ月後に兄ががん(ウイルムス腫瘍)で亡くなり、兄が大ファンであったデイブ・リゲッティ投手コーチから現在の背番号「19」を譲り受けている[3]

プロ2年目の2005年、A+・AA・AAAトータルで128試合打率.335 ・ 出塁率.398 ・ OPS.861 ・ 21盗塁と言うハイレベルな数字を叩き出し、7月10日にはフューチャーズゲームに出場[2]。チーム内のマイナーリーグ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いた他、シーズン終了後有望株リストで9位にランクされ、ベスト・ディフェンシブ・インフィルダーに選ばれた[4]

2006年はメジャーの春季キャンプに招待された。その際、当時の監督フェリペ・アルーに好印象を与え、「フィールド全体に打ち分けるケビンの打撃技術は、私が昔教えていたデライノ・デシールズホセ・ビドロに匹敵する」と賞賛されている[5]。 同年4月28日、メジャー初昇格。アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦において二番打者二塁手として即スタメン起用され、4打数3安打1死球4出塁3得点と言う鮮烈なデビューを果たす。その後は失速し、マイナー降格と再昇格を何度か繰り返したのち、8月19日にはアゴ骨折のため故障者リスト入りするなどのアクシデントに襲われたが[6]、41試合に出場して経験を積んだ。オフのウィンターリーグでは、アリゾナ・フォール・リーグのオールプロスペクト・チームとライジング・スターズに選出された他、ダーネル・ステンソン・スポーツマンシップ賞を受賞[2]。シーズン終了後、チーム内の有望株リストで6位にランクされた[7]

メジャー2年目の2007年は開幕ロースター入りし、4月12日に早々とマイナー降格を告げられたものの、AAAで19試合 ・ 打率.403 ・ 出塁率.506 ・ OPS 1.028と結果を出すと、5月3日以降はメジャー定着。ユーティリティープレイヤーとして五つのポジションを勤め上げ、特にレイ・ダーラムオマー・ビスケルの二人が共に高齢化が進んでることもあって、二遊間に就いた試合数はチーム2番目の多さであった。また、代打としても2番目の起用数(右打者としては最多)であり[8]、しぶとい打撃を披露するなど[9]、徐々に信頼を築きつつあった。

しかし2008年は開幕直前に左アキレス腱を断裂、シーズン絶望となる重傷を負ってしまった [10]。その後は治療とリハビリが長く続き、9月28日の最終戦において復帰したものの、八回裏に代打として1打席立っただけでシーズンを終えた[11]。シーズン終了後に行われたウィンターリーグではアリゾナ・フォール・リーグに派遣され、32試合 ・ 打率.331(44安打はリーグ3位) ・ 出塁率.392 ・ OPS.813 ・ 10盗塁(同2位)[12]と来季に向けて望みを繋いだ。

レッドソックス・エンゼルス時代[編集]

2010年3月26日に金銭トレードでボストン・レッドソックスへ移籍。3月29日にAAA級ポータケット・レッドソックスへ異動した。AAA級ポータケットで開幕を迎え、17試合に出場した。4月28日にDFAとなり、4月29日にウェーバーでロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍。AAA級ソルトレイク・ビーズでプレー後、5月8日にメジャーへ昇格。7月30日にAAA級ソルトレイクへ降格したが、9月7日に再昇格した。この年は54試合に出場し、14打点2盗塁、打率.250だった。12月2日にFAとなった。

フィリーズ時代[編集]

2011年1月6日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。3月25日に放出され、3月28日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ。5月11日、禁止薬物使用で50試合の出場停止処分を受けた[13]。この年はAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで77試合に出場し、4本塁打40打点10盗塁、打率.303だった。11月2日にFAとなったが、11月29日にフィリーズとマイナー契約で再契約した。

2012年はAAA級リーハイバレーで開幕を迎え、7月26日にフィリーズとメジャー契約を結んだ。この年は55試合に出場し、2本塁打14打点、打率.338だった。11月8日にフィリーズと1年契約に合意した。

2013年は119試合に出場し、5本塁打26打点1盗塁、打率.234だった。12月2日にフィリーズと1年契約に合意した。

2014年3月23日に40人枠から外れ、AAA級リーハイバレーへ降格した。3月25日に放出された。

ナショナルズ時代[編集]

2014年3月26日にワシントン・ナショナルズと90万ドル+出来高の1年契約に合意した[14][15]

選手としての特徴[編集]

パワーレスだがコンタクトが上手いため三振が少なく、進塁打などの小技が利き、その上走れる。したがって二番打者としての適性がある。守備においては本来は二塁手だが、必要に応じて三塁や遊撃、外野のバックアップも務めることが可能な、タフネスで使い勝手のいいユーティリティープレイヤーである。ただし、メジャー・レベルでは遊撃手としては実力不足[6][16][17]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2006 SF 41 102 93 12 20 4 0 2 30 7 0 1 0 0 3 0 6 14 3 .215 .284 .323 .607
2007 109 296 264 26 71 12 1 5 100 31 4 3 3 3 21 3 5 24 17 .269 .331 .379 .710
2008 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2009 23 54 50 3 7 2 0 0 9 1 0 0 0 0 3 0 1 4 2 .140 .204 .180 .384
2010 LAA 54 173 160 24 40 11 0 0 51 14 2 0 3 0 9 0 1 10 5 .250 .294 .319 .613
2012 PHI 55 210 195 24 66 10 3 2 88 14 0 1 1 0 9 2 5 18 4 .338 .383 .451 .834
2013 119 278 252 27 59 10 1 5 86 26 1 0 1 2 12 0 11 29 10 .234 .296 .341 .637
通算:7年 402 1114 1015 116 263 49 5 14 364 93 7 5 8 5 57 5 29 99 41 .259 .316 .359 .674
  • 2013年度シーズン終了時

参考資料[編集]

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  1. ^ Kevin Frandsen Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac.com. 2013年11月24日閲覧。
  2. ^ a b c Biography: Awards/Honors:” (英語). MiLB.com. 2008年3月24日閲覧。
  3. ^ Righetti gives number to rookie” (英語). MLB.com. 2008年3月20日閲覧。
  4. ^ John Manuel (2005年12月16日). “Top Ten Prospects: San Francisco Giants , Best Tools” (英語). baseballamerica.com. 2008年3月24日閲覧。
  5. ^ 『月刊スラッガー』2007年6月号、86ページ
  6. ^ a b Kevin Frandsen - Scouting Report , Transactions / Injuries / Suspensions” (英語). sportsnet.ca. 2008年3月24日閲覧。
  7. ^ Andy Baggarly (2007年2月22日). “Top 10 Prospects San Francisco Giants” (英語). baseballamerica.com. 2008年3月24日閲覧。
  8. ^ Games By PositionESPN.com , 2008年2月23日閲覧。
  9. ^ BB/K Graphs” (英語). FanGraphs. 2008年3月24日閲覧。
  10. ^ Chris Haft (03/25/2008). “Frandsen still upbeat despite injuryInfielder not fazed by potential of missing 2008 season” (英語). mlb.com. 2008年4月3日閲覧。
  11. ^ Kevin Frandsen 2008 Batting Gamelogs” (英語). baseball-reference.com. 2008年12月6日閲覧。
  12. ^ Winter Leagues: Arizona Fall League: Statistics” (英語). MLB.com. 2008年12月6日閲覧。
  13. ^ Kevin Frandsen suspended 50 games” (英語). ESPN.com. 2011年9月15日閲覧。
  14. ^ Nationals sign Kevin Frandsen”. MLB.com Nationals Press Release (2014年3月26日). 2014年3月27日閲覧。
  15. ^ Jerry Crasnick (2014年3月26日). “Nationals add Kevin Frandsen”. ESPN MLB. 2014年3月27日閲覧。
  16. ^ Kevin Frandsen - Pecota” (英語). baseballprospectus.com. 2008年3月24日閲覧。
  17. ^ 「2008 MLB 30球団スカウティング・レポート」 『ウェルカム・メジャーリーグ 2008』 白夜書房〈白夜ムック 315〉、221頁。ISBN 978-4861913983

関連項目[編集]

外部リンク[編集]