レイ・ダーラム

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レイ・ダーラム
Ray Durham
Ray Durham on July 24, 2008.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ノースカロライナ州シャーロット
生年月日 1971年11月30日(42歳)
身長
体重
5' 8" =約172.7 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 二塁手
プロ入り 1990年 ドラフト5巡目
初出場 1995年4月26日
年俸 $7,000,000[1](2008年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

レイ・ダーラムRay Durham, 1971年11月30日 - )はMLBで活躍した内野手二塁手)。アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロット出身。

経歴[編集]

シカゴ・ホワイトソックス[編集]

1990年シカゴ・ホワイトソックスからドラフト4巡目で指名され入団。メジャーデビューは1995年4月26日ブルワーズ戦。その後もメジャーで出場し続け、この年、125試合に出場し、新人王の投票では6位に入った。

1996年以降7年連続で150試合以上に出場し、4年連続で30盗塁を記録した。1998年には出場試合数・得点(リーグ2位)・安打数・盗塁などで自己最高の成績を記録し、19本塁打は二塁手としての新球団記録となった[1]。初めてオールスターゲームに選出された。

オークランド・アスレチックス[編集]

2002年7月25日に3A級の投手ジョン・アドキンスとのトレードでオークランド・アスレチックスへ移籍した。このトレードで「baseballprospectus.com」は「ケニー・ウィリアムズはアスレチックスのファン!?」という見出しが躍った[2]。これまでダーラムは足で評価され、足を生かして他人の気持ちをかき乱す天才だった[3]。しかし、ビリー・ビーンGMは盗塁の才能ではなく、アウトにならない才能を高く買っており、アスレチックスのコーチからは「盗塁を試みるな」と申し渡された[3]。ダーラムは指示を守り、移籍前に22回の盗塁を記録したが、移籍後は3回でうち2回は独断だった[3]

サンフランシスコ・ジャイアンツ[編集]

シーズン終了後に3年総額2,010万ドル4年目は700万ドルの選手のオプションでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍[4]2003年は5月と8月の計2回、メジャー初の故障者リスト入りを経験。出場試合数は自己ワーストの110であった。2004年も昨年に続き故障で120試合の出場に終わった。

2005年以降、不動の5番打者として歩かされることの多いバリー・ボンズを本塁に返す役割を担うようになり[5]2006年は打棒快調で自己ベストの26本塁打・93打点を記録している。シーズン終了後には2年契約を結んだ。しかし、2007年は打率.218と規定打席に達したリーグ75人の中ワーストで、出塁率は3割を下回った。本人は「恥ずかしい1年」と反省した[6]。守備でもスランプだった打撃のことを考えてしまい、精彩を欠いた[6]

2008年6月12日ロッキーズ戦で二塁手として史上22人目となる通算2,000本安打を達成[7]

ミルウォーキー・ブルワーズ[編集]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1995 CWS 125 517 471 68 121 27 6 7 181 51 18 5 5 4 31 2 6 83 8 .257 .309 .384 .693
1996 156 639 557 79 153 33 5 10 226 65 30 4 7 7 58 4 10 95 6 .275 .350 .406 .756
1997 155 711 634 106 172 27 5 11 242 53 33 16 2 8 61 0 6 96 14 .271 .337 .382 .719
1998 158 723 635 126 181 35 8 19 289 67 36 9 6 3 73 3 6 105 5 .285 .363 .455 .818
1999 153 694 612 109 181 30 8 13 266 60 34 11 3 2 73 1 4 105 9 .296 .373 .435 .808
2000 151 709 614 121 172 35 9 17 276 75 25 13 5 8 75 0 7 105 13 .280 .361 .450 .811
2001 152 691 611 104 163 42 10 20 285 65 23 10 6 6 64 3 4 110 10 .267 .337 .466 .803
2002 96 411 345 71 103 20 2 9 154 48 20 5 8 4 49 0 5 59 13 .299 .390 .446 .836
OAK 54 248 219 43 60 14 4 6 100 22 6 2 2 1 24 1 2 34 2 .274 .350 .457 .807
'02計 150 659 564 114 163 34 6 15 254 70 26 7 10 5 73 1 7 93 15 .289 .374 .450 .824
2003 SF 110 469 410 61 117 30 5 8 181 33 7 7 4 2 50 2 3 82 4 .285 .366 .441 .807
2004 120 542 471 95 133 28 8 17 228 65 10 4 4 4 57 3 6 60 6 .282 .364 .484 .848
2005 142 560 497 67 144 33 0 12 213 62 6 3 1 7 48 2 7 59 19 .290 .356 .429 .785
2006 137 555 498 79 146 30 7 26 268 93 7 2 2 2 51 6 2 61 17 .293 .360 .538 .898
2007 138 528 464 56 101 21 2 11 159 71 10 2 0 9 53 6 2 75 18 .218 .295 .343 .638
2008 87 304 263 43 77 23 0 3 109 32 6 2 0 1 38 0 2 49 6 .293 .385 .414 .799
MIL 41 122 107 21 30 12 0 3 51 13 2 2 0 0 15 1 0 23 1 .280 .369 .477 .846
'08計 128 426 370 64 107 35 0 6 160 45 8 4 0 1 53 1 2 72 7 .289 .380 .432 .812
通算:14年 1975 8423 7408 1249 2054 440 79 192 3228 875 273 97 55 68 820 34 72 1201 151 .277 .352 .436 .788
  • 2008年度シーズン終了時

脚注[編集]

  1. ^ Ray Durham 1998 Career Highlights” (英語). 2008年6月18日閲覧。
  2. ^ マイケル・ルイス 『マネー・ボール―奇跡のチームをつくった男―』 中山宥訳、二宮清純解説、ランダムハウス講談社、2004年、ISBN 4-270-00012-0 、264頁
  3. ^ a b c マイケル・ルイス 『マネー・ボール―奇跡のチームをつくった男―』 中山宥訳、二宮清純解説、ランダムハウス講談社、2004年、ISBN 4-270-00012-0 、340-342頁
  4. ^ Giants sign two former All-Stars, offer Kent arbitration” (英語). 2008年6月18日閲覧。
  5. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』 廣済堂出版、2007年、428頁。ISBN 978-4-331-51213-5
  6. ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』 廣済堂出版、2008年、384頁。ISBN 978-4-331-51300-2
  7. ^ Durham reaches 2,000-hit milestone Second baseman hits fourth-inning single off Rox's Reynolds” (英語). 2008年6月18日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]