ギターヒーロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ギターヒーロー
ジャンル 音楽ゲーム
対応機種 プレイステーション2
開発元 Harmonix Music Systems
発売元 RedOctane
テンプレートを表示

ギターヒーロー』(Guitar Hero)は、Harmonix Music Systems開発の音楽ゲーム。通称「ギタヒロ」。RedOctaneによってプレイステーション2用のコンソールが販売された。ギターヒーローシリーズ第1作であるこのソフトは2005年11月8日に北アメリカで発売され、2006年4月7日にはオーストラリアで発売された。 このゲームの開発は、Harmonix Music SystemsとRedOctaneが『北米版ギターフリークス』みたいなゲームをつくろうと考えて行われた。

このゲームはプレイヤーがロックミュージックを演奏している気分にするために、ギブソン・SGを小さくしたような形のギター型コントローラーを、画面に流れてくる楽譜に合わせてコントローラー上のボタンを押すという形で用いる。ゲームに使用された曲は、ボーナストラックにあるインディーズバンドのものを含めて1960年代から2005年の30曲のカバーバージョンが使われている。

このソフトは驚くほど売れ、ブーイングじみた喝采も受け、有名ゲーム誌で数々の賞を受賞した。これらの成功を受け、ギターヒーローという商標を使った販売方法による売り上げは10億ドルを突破、続編や拡張パック、関連商品等が数多く売り出された。続編の情報については、「シリーズ作品」節を参照のこと。


目次

プレイ方法[編集]

このゲームは、ほかの音楽及びリズムを扱ったゲームと同じく、専用コントローラについているボタンをゲーム上に現れる音符に合わせて押して曲を奏でる方式をとっており[1]、この方式はコナミのギターフリークスが元になっている[2]。 ギターヒーローは専用コントローラ(ギブソン・SGを3/4スケールにしたものが同梱されているほか、サードパーティー製のものもある。)だけでなく、通常のコントローラでも演奏可能である[1]。 専用コントローラの端には指板を表す5色のボタンがあり、ネックの近くにはナットが、ボディにはワームバーとストラムがある。また、ギターの端にはメニュー選択のためのボタンがある。 画面上には音符が並んでおり、画面上にある音符が流れてきたら、そのボタンを押さえつけ、音符が画面上のあるエリアに達したらストラム・バーとトグルを押さえつけることによって曲が奏でられる。 音符の流れるスピードが速くなると、ストラム奏法の代わりにハンマリング・オンプリング・オフを用いる必要がある。 このコントローラのハンデッドネスはトグルでしめられており、右利きの人でも左利きの人でも使いやすいようになっている[1]。 なお、通常のコントローラを使う際も画面に合わせてボタンを押していけばよいとゲームの説明書にはある。 きちんと正しいボタンを押し、コードやサステインを正しく用いると得点を獲得することができる。また、連続した音符にうまく合わせられると、得点が倍になる。 "Rock Meter"は、プレイヤーのミスなどを基にしており、メーターの数値が一定の数値より下であると、曲が途中で止まってゲームオーバーになる。 また、光る音符に完璧に合わせサステイン時にワームバーを用いることで、 "Star Power" を稼ぐことができる。これが半分以上たまると、一時的に専用コントローラを垂直に持ち上げるか通常のコントローラのあるボタンを押すことによってStar Powerを増幅させることができる。 Star Powerを増幅させると、きちんと奏でることによって得られる得点が2倍になったり Rock Meter を上昇させたりすることができる。そうすることによって失敗しそうな曲を弾きこなすためにStar Powerを使うことができる[1]

モード・その他の特徴[編集]

ギターヒーローの主なプレイモードはキャリアモードである。このモードはプレイヤーがゲームの中のバンドマンとともに架空のライブ会場をたくさん回り、1つの会場につき4~5曲演奏するというものである。 このモードでギターを弾きこなすと、ほかのモードで演奏できる曲が増える。 また、プレイ自体を左右するわけではないが、キャラクターとギターは選択可能である。 キャリア・モードでは演奏することによってゲームの中でお金を稼ぐことができる。稼いだお金を使ってゲームの中の店で追加曲やギター、フィニッシュといったボーナスコンテンツを購入することができる。 クイックモードではプレイヤーはプレイヤーはすべての曲を弾くことができ、難易度やギター、キャラクター、会場などを選ぶこともできる[1]。キャリアモードもしくはクイックモードで演奏を終えると、演奏をコンピュータが全体的に評価し、5段階評価でスコアが得られる[1]。 マルチプレイヤーモードは、同じ曲を2人のプレイヤーが対決する方式で演奏するモードである。この時スクリーン上ンに2つのフレットが現れ、より高い点をとったほうが勝者とされる。 すべての曲の難易度は4つに分けられており、腕を磨くためにカーブを学ぶことができる。 もっとも簡単なレベルである「イージー」は3つのボタンを、標準レベルの「ミディアム」は4つのボタンを、難しい「ハード」では5つのボタンすべてを、用いて演奏し、音符の数もレベルに合わせて増減する。また、エキスパートモードはフレットが表示されなくなる[1]

ゲームに同梱されているコントローラーは実物の3/4サイズである

使用楽曲[編集]

ギターヒーローは、47曲が収録されており、うち30曲は"main setlist"にあり、有名な曲のカバーバージョンである。

この中にはブラック・サバスの "Iron Man"、フランツ・フェルディナンドの『Take Me Out』、ジミ・ヘンドリックスの"Spanish Castle Magic"、オジー・オズボーンの"Bark at the Moon"、ディープ・パープルの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』、クリームの"Crossroads"、サム41のFat Lip等も含まれる。全てのカバー曲には "as made famous by" という文章がスクリーン上に表示される(例:I Wanna Be Sedated as made famous byRamons)

残りの17曲はインディーズ・バンドのものをマスターレコーディングしたものである。Moddersは演奏できる曲を多く生み出してきている。

受賞歴[編集]

ギターヒーローは、いくつかの賞を受賞している。IGNの "Best of 2005"では、"Best Music Game"と[3] "Best PlayStation 2 Music Game"[4]、 "Best Licensed Soundtrack"[5]、 "Best Licensed Soundtrack for PlayStation 2"[6]、 "Best Offline Multiplayer Game"[7]、 "Best PlayStation 2 Offline Multiplayer Game"[8]、"Best Gaming Peripheral" (for the Mini Gibson SG controller)[9]を受賞した。 en:GameSpotの"Best and Worst of 2005"では, "Best Puzzle/Rhythm Game"[10]、 "Most Metal"[11]、"Reader's Choice – Best Puzzle/Rhythm Game"[12]を受賞した。 en:Game Developers Choice Awards では、"Excellence in Audio"と"Excellence in Game Innovation"[13]w:Academy of Interactive Arts & Sciences主催の2005年度 w:Interactive Achievement Awardsでは、"Game of the Year", "Outstanding Achievement in Game Design", "Outstanding Achievement in Game Play Engineering" (同時),"Outstanding Achievement in Soundtrack"を受賞[14][15] 。 また、 2005 Spike TV Video Game Awardsの"Best Soundtrack"も受賞した[16]

シリーズ作品[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e f g マニュアルより
  2. ^ Roper, Chris (2005年11月2日). “Guitar Hero (Game & Guitar Controller Bundle) Review”. IGN. 2008年7月24日閲覧。
  3. ^ IGN.com Presents The Best of 2005: Overall – Best Music Game”. IGN. 2008年7月24日閲覧。
  4. ^ IGN.com Presents The Best of 2005: PlayStation 2 – Best Music Game”. IGN. 2008年7月24日閲覧。
  5. ^ IGN.com Presents The Best of 2005: Overall – Best Licensed Soundtrack”. IGN. 2008年7月24日閲覧。
  6. ^ IGN.com Presents The Best of 2005: PlayStation 2 – Best Licensed Soundtrack”. IGN. 2008年7月24日閲覧。
  7. ^ IGN.com Presents The Best of 2005: Overall – Best Offline Multiplayer Game”. IGN. 2008年7月24日閲覧。
  8. ^ IGN.com Presents The Best of 2005: PlayStation 2 – Best Offline Multiplayer Game”. IGN. 2008年7月24日閲覧。
  9. ^ IGN.com Presents The Best of 2005: Gear – Best Gaming Peripheral”. IGN. 2008年7月24日閲覧。
  10. ^ GameSpot's Best of 2005: Genre Awards – Best Puzzle/Rhythm Game”. GameSpot. 2008年7月24日閲覧。
  11. ^ GameSpot's Best of 2005: Special Achievement Awards – Most Metal”. GameSpot. 2008年7月24日閲覧。
  12. ^ GameSpot's Best of 2005: Reader's Choice Awards – Best Puzzle/Rhythm Game”. GameSpot. 2008年7月24日閲覧。
  13. ^ Game Developer Choice Awards”. Game Developer (2006年). 2008年7月24日閲覧。
  14. ^ 9th Annual Interactive Achievement Awards”. Academy of Interactive Arts & Sciences (2006年). 2008年7月24日閲覧。
  15. ^ IGN Staff (2006年2月10日). “DICE 2006: Interactive Achievement Awards”. IGN. 2008年3月31日閲覧。
  16. ^ Sinclair, Brendan (2005年11月19日). “RE4 named Game of Year at Spike Awards”. GameSpot. 2008年3月27日閲覧。

外部リンク[編集]