カブキロックス (ゲームソフト)

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カブキロックス
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 アトラス
レッドカンパニー
発売元 アトラス
人数 1人
メディア カートリッジ
発売日 2011年10月27日
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カブキロックス』は1994年3月4日アトラスより発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。

江戸時代をモチーフにしたロールプレイングゲーム。舞台となるのは「連ダコ惑星」という連タコ状に連なる惑星であり、「イズモ」「アワ」「キョウ」「ヒノクニ」「エゾ」「ムツ」「オエド」の7国が一枚のタコの上に存在する。

ストーリー概要[編集]

将軍が変わってしまったことにより、天下泰平であった世にはモンスターが溢れ、更には「モンスター憐れみの令」というお触れまで出てしまう。

そんな世を直すために立ち上がる、主人公とその仲間たちの物語である。

ゲームシステム[編集]

基本[編集]

スタンダードなロールプレイングゲームとなっている。マップ上を自由に移動し、ランダムエンカウントによって戦闘が発生し、町では武器や道具といったアイテムを購入できる。レベルは『○○両役者』と表現される。特徴的なものに、『歌武器』と『十八番』がある。

歌武器[編集]

このゲームの中核となる要素で、従来のロールプレイングゲームの「魔法」や「呪文」に当たる。歌舞伎のもじりである。

心に響くで、他人にダメージを与えたり、逆に傷を癒したり、といった事ができる。

また、物語が進むと、複数人で歌武器を扱うこともできるようになる(「デュエット」「コーラス」)。ボスキャラクターの中にも歌武器を使用する者がいる。

歌武器は実在する歌の名前をもじった物(一部例外あり)となっている。以下に例を記す。

  • 攻撃系
    • いい火たびだち(谷村新司「いい日旅立ち」)
    • 冷凍・イット・ビー(ビートルズ「レット・イット・ビー」)
    • てんとう虫のサンダー(チェリッシュ「てんとう虫のサンバ」)
    • イエスだぜィ(ビートルズ「イエスタディ」)
  • 治癒系
  • 補助系
    • ハイチューン武器(近藤真彦「ハイティーン・ブギ」)
    • 愛のままにわがままに(B'z「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」)
    • 夢の中へ(井上陽水「夢の中へ」)

十八番[編集]

各キャラクターに固有の得意技として、「十八番」が設定されている。

ロックなら新しい歌武器を覚えられる「作曲」、マッキーなら味方全員の気力を振り絞らせる「奮い立たせる」、ベンケイなら敵中に飛び込み大暴れする「大立ち回り」など、それぞれ特徴的なものになっている。

登場人物[編集]

プレイヤーキャラクター[編集]

花川戸 助六(ロック)
主人公。名前の由来は助六
三浦 揚巻(マッキー)
主人公の幼馴染。名前の由来は助六の愛人揚巻
武蔵坊 弁慶(ベンケイ)
義理堅い巨漢。名前の由来は勧進帳に登場する歴史上の人物武蔵坊弁慶
じらいや
こそ泥少年。名前の由来は児雷也豪傑譚の自来也
法界坊
歌武器の師匠。名前の由来は隅田川続俤の登場人物法界坊
ジロキチ
キョウの町の大泥棒。名前の由来は鼠小僧次郎吉
藤娘(フジムスメ)
キョウの女形。名前の由来は藤娘
辰五郎
ヒノクニの火消し。
お七
辰五郎の恋人。名前の由来は八百屋お七
景清
裏イタコの男。名前の由来は景清
夕凪
強力なイタコ。

この一覧にある人物の多くはイベントで死亡し、そのことから本作は登場人物が死ぬことが多いゲームと評されている。しかし夕凪のイタコ能力により、死亡したキャラクターでも戦闘では生前の様に普通に使える。

敵キャラクター[編集]

天斎
前将軍の後を継いで新しく将軍になった男。「民はもっと苦しむべき」との信念から様々な弾圧政策を行う。
ゴエモン
天斎の懐刀として実務を担当する。知能が高いことが特筆される。
右ジンゴロー
こうずけのすけ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]