藤田真利子
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藤田 真利子(ふじた まりこ、1951年 - )は、日本の翻訳家[1]。日本推理作家協会会員。
人物・来歴
[編集]福島県出身[1]。 東北大学文学部卒業(専攻フランス語)[2]。
共著
[編集]- 『男たらし論』(野中邦子, 藤田真利子, 山本淑子, 江崎リエ, 実川元子, 高岡尚子、平凡社) 1997
- 『天皇制と共和制の狭間で』(小沢信男, 日野百草, 山本健治, 藤田真利子, 重信房子, 天野恵一, 松田ひろむ, 高橋武智, 鹿島正裕他、第三書館) 2018[3]
翻訳
[編集]- 『ウェンズ氏の切り札』(S・A・ステーマン、松村喜雄共訳、社会思想社、現代教養文庫) 1993
- 『キャンティとコカコーラ』(シャルル・エクスブラヤ、社会思想社、現代教養文庫) 1994
- 『パリは眠らない』(ミシェル・ルブラン、社会思想社、現代教養文庫) 1994
- 『ハンサムな狙撃兵』(シャルル・エクスブラヤ、社会思想社、現代教養文庫) 1995
- 『死刑執行』(ロベール・バダンテール、新潮社) 1996
- 『「私」が、私でない人たち : <多重人格>専門医の診察室から』(ラルフ・アリソン, テッド・シュワルツ、作品社) 1997
- 『死刑産業 アメリカ死刑執行マニュアル』(スティーヴン・トロンブレイ、作品社) 1997
- 『Go! go! L.A.』(リチャード・レイナー、江崎リエ共訳、徳間文庫) 1999
- 『野生の心、野生への旅』(デイヴィッド・クォメン、鈴木主税共訳、河出書房新社) 1999
- 『ラウンダーズ』(ケビン・キャンティ、徳間文庫) 1999
- 『ジャンヌ・ダルク』(フィリップ・セギ、ソニー・マガジンズ文庫) 1999
- 『フェアリーテイル』(モニカ・クリング、WAVE出版) 1999
- 『畏れ慄いて』(アメリー・ノートン、作品社) 2000
- 『バービー・クロニクル』(ヨナ・ゼルディス・マクダナー, 野中邦子編、実川元子共訳、早川書房) 2000
- 『不完全犯罪ファイル 科学が解いた100の難事件』(コリン・エヴァンス、明石書店) 2000
- 『優生思想の歴史 生殖への権利』(スティーブン・トロンブレイ、明石書店、明石ライブラリー) 2000
- 『リトル・ダンサー』(メルヴィン・バージェス、リー・ホール原作・脚本、愛育社) 2001
- 『夜を喰らう』(トニーノ・ベナキスタ、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2001
- 『ヴァテル 謎の男、そして美食の誕生』(ドミニク・ミッシェル、東京創元社) 2001
- 『死者を起こせ』(フレッド・ヴァルガス、創元推理文庫) 2002
- 『そして、死刑は廃止された』(ロベール・バダンテール、作品社) 2002
- 『犬をかう人ブタをかう人イグアナをかう人』(J・ヴェロニカ・キクルヴィッチ, スティーヴン・N・オースタッド、ポプラ社) 2003
- 『クララは歩かなくてはいけないの? 少女小説にみる死と障害と治癒』(ロイス・キース、明石書店) 2003
- 『シカゴ』(ビル・コンドン 脚本,フレッド・エッブ 作詞、江崎リエ共訳、角川文庫) 2003
- 『グローバリズムは世界を破壊する プロパガンダと民意』(ノーム・チョムスキー, デイヴィッド・バーサミアン、明石書店) 2003
- 『世界は希望に満ちている 「友情と博愛」を紡ぐ23のストーリー』(クリスチャン・ド・ボワルドン, ロイク・ド・ロザンボ, ニコラ・ド・フージュルー、山本規雄共訳、バジリコ) 2004
- 『仕事も勉強もはかどる15分間昼寝術』(ブルーノ・コンビ、草思社) 2004
- 『ヘルボーイ the novel』(イヴォンヌ・ナヴァロ、江崎リエ共訳、ジャイブ) 2004
- 『最後の錬金術師カリオストロ伯爵』(イアン・マカルマン、草思社) 2004、のち文庫
- 『不完全犯罪ファイル 2』(コリン・エヴァンス、明石書店) 2006
- 『殺人者の放物線』(アンドレア・H・ジャップ、創元推理文庫) 2006
- 『プリンセス・マサコ 菊の玉座の囚われ人 完訳』(ベン・ヒルズ、第三書館) 2007
- 『イギリス式「完全禁煙プログラム」』(ジリアン・ライリー、講談社+α新書) 2008
- 『イギリス式これで絶対禁煙セラピー』(ジリアン・ライリー、講談社) 2008
- 『論理は右手に』(フレッド・ヴァルガス、創元推理文庫) 2008
- 『壊れゆく地球 気候変動がもたらす崩壊の連鎖』(スティーヴン・ファリス、講談社) 2009
- 『フランスの歴史 フランス高校歴史教科書 19世紀中頃から現代まで 近現代史』(マリエル・シュヴァリエ, ギヨーム・ブレル 監修、福井憲彦監訳、遠藤ゆかり共訳、明石書店、世界の教科書シリーズ) 2011
- 『彼の個人的な運命』(フレッド・ヴァルガス、創元推理文庫) 2012
- 『シリアの秘密図書館 瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々』(デルフィーヌ・ミヌーイ、東京創元社) 2018.2
- 『本当の人生』(アドリーヌ・デュドネ、東京創元社、海外文学セレクション) 2019.11
- 『グレゴワールと老書店主』(マルク・ロジェ、東京創元社、海外文学セレクション) 2021.2
性文化史関係
[編集]- 『強姦の歴史』(ジョルジュ・ヴィガレロ、作品社) 1999
- 『女の身体、男の視線 浜辺とトップレスの社会学』(ジャン=クロード・コフマン、新評論) 2000
- 『ペニスの文化史』(マルク・ボナール, ミシェル・シューマン、作品社) 2001
- 『新しいカップル カップルを維持するメカニズム』(ロベール・ヌービュルジェ、新評論) 2002
- 『フレンチラヴ :パートナーを限りなく完璧にするレシピ』(アリックス・ジロ・ド・ラン、エディシォン・ドゥ・パリ) 2003
- 『お尻とその穴の文化史』(ジャン・ゴルダン, オリヴィエ・マルティ、作品社) 2003
- 『紛争下のジェンダーと民族 ナショナル・アイデンティティをこえて』(シンシア・コウバーン、明石書店、明石ライブラリー) 2004
- 『青少年に有害! 子どもの「性」に怯える社会』(ジュディス・レヴァイン、河出書房新社) 2004
- 『ヴァギナ 女性器の文化史』(キャサリン・ブラックリッジ、河出書房新社) 2005、のち文庫
- 『体位の文化史』(アンナ・アルテール, ペリーヌ・シェルシェーヴ、山本規雄共訳、作品社) 2006
- 『コンドームの歴史』(アーニェ・コリア、河出書房新社) 2010
- 『男色の日本史 なぜ世界有数の同性愛文化が栄えたのか』(ゲイリー・P・リュープ、作品社) 2014
シナリオ対訳シリーズ
[編集]- 『恋におちたシェイクスピア :シナリオ対訳』(マーク・ノーマン, トム・ストッパード、愛育社) 1999
- 『プリティ・ブライド :シナリオ対訳』(サラ・パリオット, ジョサン・マクギボン、愛育社) 1999
- 『マン・オン・ザ・ムーン :シナリオ対訳』(スコット・アレクサンダー, ラリー・カラズウスキー脚本、愛育社) 2000
- 『ミュージック・オブ・ハート :シナリオ対訳』(パメラ・グレイ脚本、平林祥共訳、愛育社) 2000
- 『サイダーハウス・ルール :シナリオ対訳』(ジョン・アーヴィング原作・脚本、伊東奈美子共訳、愛育社) 2000
- 『天使のくれた時間 オリジナル・シナリオ対訳』(デヴィッド・ダイアモンド, デヴィッド・ワイスマン 脚本、伊東奈美子共訳 愛育社) 2001
- 『偶然の恋人 オリジナル・シナリオ対訳』(ドン・ルース 脚本、伊東奈美子共訳 愛育社) 2001
- 『ザ・セル オリジナル・シナリオ対訳』(マーク・プロトセヴィッチ 脚本、蝦名大助共訳 愛育社) 2001
「娘と話す」シリーズ
[編集]- 『宗教ってなに? 娘と話す』(ロジェ=ポル・ドロワ、現代企画室) 2002
- 『国家のしくみってなに? 娘と話す』(レジス・ドブレ、現代企画室) 2002
- 『イスラームってなに? :子どもたちと話す』(タハール・ベン・ジェルーン、現代企画室) 2002
- 『哲学ってなに? 娘と話す』(ロジェ=ポル・ドロワ、現代企画室) 2005
- 『数学ってなに? 娘と話す』(ドゥニ・ゲジ、現代企画室) 2011
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 日本推理作家協会 会員自己紹介