コンテンツにスキップ

福井憲彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福井憲彦
人物情報
生誕 1946年11月26日
日本の旗 日本東京都
出身校 東京大学
学問
研究分野 フランスを中心とした西洋近現代史
主な受賞歴

フランス国家功労勲章シュヴァリエ(2019年)

瑞宝中綬章(2022年)
公式サイト
https://fukuinorihiko.com
テンプレートを表示

福井 憲彦(ふくい のりひこ、1946年11月26日 - )は、日本歴史学者学習院大学名誉教授[1]学習院大学学長(第11代)[1]。専門はヨーロッパ近代史、フランス史。ヨーロッパ現代の歴史学、特にアナール学派の紹介者として知られる。

経歴

[編集]

著書

[編集]

単著

[編集]

共著

[編集]
  • 五十嵐武士)『世界の歴史(21)アメリカとフランスの革命』(中央公論社, 1998年/中公文庫, 2008年)
  • 陣内秀信)『地中海都市周遊――カラー版』(中央公論新社[中公新書], 2000年)
  • 学習院大学文学部史学科)『歴史遊学 史料を読む』(山川出版社, 2001年)
  • 稲葉宏爾)『パリ――建築と都市』(山川出版社, 2003年)
  • (稲葉宏爾)『世界歴史の旅 フランス1 ロワール流域から北へ』(山川出版社, 2005年)
  • (稲葉宏爾)『世界歴史の旅 フランス2 中央の山並から南へ』(山川出版社, 2010年)
  • (野家啓一他)『続・中学生からの大学講義2 歴史の読み』(筑摩書房[ちくまプリマー新書], 2018年)
  • (杉山正明他)『興亡の世界史 人類はどこへ行くのか』(講談社[講談社学術文庫], 2019年)

編著

[編集]
  • 『歴史のメトドロジー』(新評論, 1984年)
  • 『革命期・19世紀 パリ市街地図集成』(柏書房, 1995年)
  • 『歴史の愉しみ・歴史家への道――フランス最前線の歴史家たちとの対話』(新曜社, 1995年)
  • 『世界各国史(12)フランス史』(山川出版社, 2001年)
  • 『対立する国家と学問:危機に立ち向かう人文社会科学』(勉誠出版, 2018年)
  • 『《YAMAKAWA Selection》フランス史』 上下巻(山川出版社, 2021年)

共編著

[編集]
  • 二宮宏之樺山紘一)『アナール論文選(1)魔女とシャリヴァリ』(新評論, 1982年)
  • (二宮宏之・樺山紘一)『アナール論文選(2)家の歴史社会学』(新評論, 1983年)
  • 北原敦木村靖二藤本和貴夫)『ヨーロッパ近代史再考』(ミネルヴァ書房, 1983年)
  • 桑田禮彰山本哲士)『ミシェル・フーコー 1926-1984――権力・知・歴史』(新評論, 1984年)
  • (二宮宏之・樺山紘一)『アナール論文選(3)医と病い』(新評論, 1984年)
  • (二宮宏之・樺山紘一)『アナール論文選(4)都市空間の解剖』(新評論, 1985年)
  • 近藤和彦)『歴史の重さ――ヨーロッパの政治文化を考える』(日本エディタースクール出版部, 1991年)
  • 柴田三千雄・樺山紘一)『フランス史(全3巻)』(山川出版社, 1995年-1996年)
  • 佐藤次高)『地域の世界史(6)ときの地域史』(山川出版社, 1999年)
  • (陣内秀信)『都市の破壊と再生――場の遺伝子を解読する』(相模書房, 2000年)
  • 綾部恒雄)『アソシアシオンで読み解くフランス史』(山川出版社, 2006年)
  • 田尻信壹)『歴史的思考力を伸ばす 世界史授業デザイン』(明治図書出版, 2012年)
  • 三浦信孝)『フランス革命と明治維新』(白水社, 2018年)

監修

[編集]
  • 『超約 ヨーロッパの歴史』(東京書籍, 2019年)
  • 『一冊でわかるフランス史』(河出書房新社, 2020年)

訳書

[編集]

テレビ出演

[編集]
  • NHK教育セミナー『歴史で見る世界』(NHK教育テレビ、2003年~2004年)
  • NHK「視点・論点」『ノートルダム大聖堂の修復をめぐって』(NHK, 2019年)

出典

[編集]
  1. ^ a b 学術講演会のご案内 - 成城大学
  2. ^ 選択」編集部編『日本の聖域 ザ・タブー』(新潮社(新潮文庫)、2016年)pp.48
  3. ^ ごあいさつ公益財団法人日仏会館ウェブサイト
  4. ^ [1]在日フランス大使館
  5. ^ 令和4年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 16. 2023年2月13日閲覧。

外部リンク

[編集]