佐藤次高

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佐藤 次高(さとう つぎたか、1942年8月 - 2011年4月11日[1])は、歴史学者。専門はアラブ・イスラム史。2000年恩賜賞日本学士院賞受賞。1973年流沙海西奨学会賞。東京大学名誉教授。(財)東洋文庫研究部長、(財)史学会理事長、早稲田大学文学学術院教授などを歴任。

略歴[編集]

1965年東京大学文学部東洋史学科卒業。1968年同大学院人文科学研究科博士課程中退。1981年文学博士。

1968年東京大学東洋文化研究所助手、1974年お茶の水女子大学文教育学部専任講師、1976年同助教授、1980年東大文学部助教授、1990年教授、1996年同大大学院人文社会系研究科教授、2003年定年退官、名誉教授早稲田大学文学部教授。

2011年4月11日、前立腺がんのため死去。68歳没[1]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『中世イスラム国家とアラブ社会―イクター制の研究』(山川出版社 1986年)
  • 『マムルーク―異教の世界からきたイスラムの支配者たち』(東京大学出版会 1991年)
  • 『イスラームの「英雄」サラディン―十字軍と戦った男』(講談社 1996年/講談社学術文庫 2011年11月)
  • 『世界の歴史(8) イスラーム世界の興隆』(中央公論社 1997年/中公文庫 2008年)
  • 『イスラームの生活と技術』(山川出版社 1999年)
  • 『聖者イブラーヒーム伝説』(角川書店 2001年)
  • 『イスラームの国家と王権』(岩波書店 2004年)
  • 『砂糖のイスラーム生活史』(岩波書店 2008年)
  • 『イスラームを知る1.イスラーム 知の営み』(山川出版社 2009年) 

共著[編集]

編著[編集]

  • 『イスラム・社会のシステム』(筑摩書房 1986年)
  • Islamic Urbanism in Human History: Political Power and Social Networks, (Kegan Paul International, 1997).
  • 『西アジア史(1)アラブ』(山川出版社 2002年)
  • 『キーワードで読むイスラーム――歴史と現在』(山川出版社 2003年)
  • 『イスラーム地域研究の可能性』(東京大学出版会 2003年)
  • Muslim Societies: Historical and Comparative Aspects, (RoutledgeCurzon, 2004).

共編著[編集]

  • 板垣雄三)『概説イスラーム史』(有斐閣 1986年)
  • 鈴木董)『新書イスラームの世界史(1)都市の文明イスラーム』(講談社[講談社現代新書], 1993年)
  • 福井憲彦)『地域の世界史(6)ときの地域史』(山川出版社 1999年)
  • 岸本美緒)『地域の世界史(9)市場の地域史』(山川出版社 1999年)
  • 岡田恵美子)『イスラーム世界のことばと文化』(成文堂, 2008年).

訳書[編集]

  • ベシーム・S・ハキーム『イスラーム都市――アラブのまちづくりの原理』(第三書館 1990年)
  • ジャネット・L・アブー=ルゴド 『ヨーロッパ覇権以前――もうひとつの世界システム』(岩波書店 2001年)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 訃報:佐藤次高さん68歳=早稲田大文学学術院教授 - 毎日jp(毎日新聞)