現代企画室

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
株式会社現代企画室
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 150-0031  
東京都渋谷区桜丘町15-8 高木ビル204
設立 1977年4月30日
業種 出版
法人番号 7011001048310
事業内容 出版
代表者 代表取締役社長 北川フラム
資本金 9,000万円
関係する人物 北川フラム
太田昌国
外部リンク http://www.jca.apc.org/gendai/
テンプレートを表示

株式会社現代企画室(げんだいきかくしつ)は、日本出版社

概要[編集]

1977年4月30日に創業する。社会科学の出版が主である。特に国際情勢関係の原書の日本語訳が目立つ。メキシコの先住民運動、南アフリカの問題、パレスチナ問題、様々な問題を取り扱った出版活動を手がけている。メキシコ関連では、サパティスタ民族解放軍に関する本が出され、副司令官マルコスの著書も出ている。これらは、スペイン語の原書からの日本語訳の本である。南アフリカ関連では、映画『遠い夜明け』で登場したスティーブ・ビコの書いた本の日本語訳『俺は書きたいことを書く』や、南アフリカの子どもたちの文章を集めた『二匹の犬と自由』が、現代企画室から出されている。パレスチナ問題では、エリック・アザン著『占領ノート―ユダヤ人が見たパレスチナの生活』が和訳されて出されている。

国内問題も、ホームレス問題、冤罪問題、そのような分野の本の出版が主である。山谷の活動家で殺された山岡強一の著作『山谷-やられたらやりかえせ』が、1996年に出版されている。鶴見事件を取り上げた大河内秀明の著作『無実でも死刑、真犯人はどこに 鶴見事件の真相』が、1998年に出版となる。なお、旬刊『Shelter-less』が、新宿ホームレス支援機構から、現代企画室の発売元でだされている。

雑誌では、1983年9月から1984年12月まで、月刊『ペンギン・クエッション』が発行されていた。また、自費出版にも、力をいれている。

注目作[編集]

メキシコ関連[編集]

  • コーラを聖なる水に変えた人々 メキシコ・インディオの証言リカルド・ポサス (清水透 訳著) 1984年12月、ISBN 4773884029
  • もう、たくさんだ! メキシコ先住民蜂起の記録1  サパティスタ民族解放軍 (太田昌国・小林致広 訳) 1995年4月、ISBN 4773894121
  • マルコス・ここは世界の片隅なのか グローバリゼーションをめぐる対話 イグナシオ・ラモネ 2002年9月、ISBN 4773802022
  • ラカンドン密林のドン・ドゥリート カブト虫が語るサパティスタの寓話 マルコス副司令官ほか (小林致広 訳) 2004年8月、ISBN 4773801050
  • 老アントニオのお話 サパティスタと叛乱する先住民族の伝承 マルコス副司令官 (小林致広 訳) 2005年3月、ISBN 4773804114
  • グローバル化に抵抗するラテンアメリカの先住民族 藤岡美恵子・中野憲志 共編 2005年4月、ISBN 4773805021
  • サパティスタの夢 マルコス副司令官・イボン・ル・ボ(共著) インディアス群書5 2005年4月、ISBN 4773801018

ペルー関連[編集]

南アフリカ関連[編集]

  • 二匹の犬と自由 南アフリカ共和国の子どもたちほか/著 1988年11月 ISBN 978-4-7738-8902-4
  • 俺は書きたいことを書く スティーブ・ビゴ (峯陽一・前田礼・神野明 訳) 1997年5月 ISBN 978-4-7738-8805-8

パレスチナ関連[編集]

  • 占領ノート―一ユダヤ人が見たパレスチナの生活 エリック・アザン (益岡賢 訳) 2008年11月 ISBN 978-4773808100

日本国内関連[編集]

  • 死の靖国街道 43年後のビルマ戦記 浜田芳久 1988年3月 ISBN 978-4-7738-8809-6
  • アイヌ肖像権裁判全記録 現代企画室編集部 1988年11月 ISBN 978-4-7738-8802-7
  • 山谷 やられたらやりかえせ 山岡強一 1996年1月 ISBN 978-4773895179
  • 新宿ダンボール村 闘いの記録 新宿連絡会編集 1997年8月 ISBN 978-4773897074
  • 無実でも死刑、真犯人はどこに―鶴見事件の真相 大河内秀明 1998年6月 ISBN 978-4773898026

関連人物[編集]

外部リンク[編集]