福山桜子
福山 桜子(ふくやま さくらこ、9月10日 - )は、日本の劇作家、演出家、映画監督。アクティング・コーチ。立教大学講師。
ふくやま さくらこ 福山 桜子 | |
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生年月日 | 9月10日 |
出生地 | 東京都 |
国籍 | 日本 |
民族 | 日本人 |
血液型 | A型 |
職業 | 劇作家、演出家、映画監督、アクティング・コーチ |
ジャンル | 舞台、映画、テレビ |
公式サイト | https://hippo-campus.net |
経歴・人物
[編集]東京都世田谷区鷗友学園女子高等学校卒業。立教大学文学部日本文学科卒業。
小劇場で劇作家・演出家として活動。日生劇場、青山劇場などで上演されるミュージカル、デヴィッド・ルヴォー率いるT.P.T.(Theater Projecut Tokyo:シアタープロジェクト・トーキョー)などの演出スタッフとして舞台業界にて活動。
三谷幸喜のもと、フジテレビドラマ『子供、ほしいね』にてテレビ脚本デビュー。
1990年代に渡米。渡米後、ニューヨークにて舞台作品に携わり、『February』『Non-Fiction』『LINK』などのオフ・ブロードウェイ公演の劇作・演出を行う。
2010年5月、日本での活動再開。映像業界では映画、CM、PV、TV番組、ドキュメンタリーなど、構成、脚本、演出。
2012年8月25日公開の角川映画『愛を歌うより俺に溺れろ!』で、日本映画監督デビュー。
アクティング・コーチとして、ドラマ/映画/舞台に向けた具体的なシーンの役作り、オーディションへ向けてのエクササイズなども行っている。 1997年 - NYにてD-Man Production Acting Workshopにおいて演技コーチング 2010年 - 日本にて、プライベート・ワークショップ、芸能プロダクション、教育機関、作品への参加を開始。 2012年 - ミュージカル・アカデミー(一般社団法人映画演劇文化協会:旧・東宝ミュージカルアカデミー)演技クラス担当。
2009年より立教大学講師。専門は非言語(ノンバーバル)コミュニケーション。
主な活動
[編集]TV
[編集]- フジテレビ『子供、ほしいね』脚本
映画
[編集]- 2012年 『愛を歌うより俺に溺れろ!』[1]脚本・監督
- 2013年 『カノジョは嘘を愛しすぎてる』演技指導。
- 2013年7月6日 『GOGO♂イケメン5』脚本・監督。主演:BOYFRIEND
- 2015年10月31日 『サイドライン』脚本・監督(オリジナル作品)。主演:超特急、出演:浅見れいな、舘形比呂一、チャド・マレーン、岩崎未来、福田麻由子(友情出演)、真琴つばさ、山崎銀之丞
- 『ロスト・イン・トランスレーション』ボイス・オーバー
その他映像
[編集]- Gucci×AneCan5周年スペシャル・ショートムービー『LADY G』脚本/演出/出演:押切もえ、蛯原友里、高垣麗子ほか
- 石岡瑛子/助手/ニューヨーク
- フジテレビ『Be New Yorker』諸星和己/構成・演出/ニューヨーク
- ショートフィルム『Park Afternoon』脚本/ニューヨーク
- フジテレビ『NY語』脚本/ニューヨーク
舞台
[編集]- 新国立劇場こつプロ第二期『7ストーリーズ』(2022年)翻訳/演出、原作:モーリス・パニッチ
- 『Fate/Grand Order THE STAGE -冠位時間神殿ソロモン-』(2020) 脚本/演出/作詞、原作:「Fate/Grand Order」
- 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2019年・日本版公演) 翻訳/演出 出演:浦井健治、アヴちゃん(女王蜂 (バンド))
- 『Black Sheep』(2019) 脚本/演出、出演:井出卓也[2]
- 『Fate/Grand Order THE STAGE--絶対魔獣戦線バビロニア-』(2019) 脚本/演出/作詞、原作:「Fate/Grand Order」
- 『Fate/Grand Order THE STAGE-神聖円卓領域キャメロット-』(2017) 脚本/演出/作詞、原作:「Fate/Grand Order」
- 『ミュージカル黒執事〜The Most Beautiful Death in The World〜千の魂と堕ちた死神 再演』(2013) 構成/演出、主演:松下優也、原作:枢やな「黒執事」、脚本:岡田麿里、作詞:森雪之丞、音楽:岩崎琢、振付:MIKIKO、美術:島川とおる
- 小学館CanCam30周年×AneCan5周年ダンシングファッションイベント『Canコレ!』演出/振付:MIKIKO:2012年2月26日/出演:押切もえ、蛯原友里、高垣麗子、舞川あいく、安座間美優ほか、CanCam×AneCanモデル・オールスターキャスト
- 『ミュージカル黒執事 - 千の魂と堕ちた死神 -』(2010)構成・演出[3]、主演:松下優也、原作:枢やな「黒執事」、脚本:岡田麿里、作詞:森雪之丞、音楽:岩崎琢、振付:MIKIKO、美術:島川とおる
- 諸星和己 ニューヨークライブat B.B.KING/ニューヨーク
- 芸術監督・デービッド・ルヴォー、プロデューサー・門井均/シアター・プロジェクト・オブ・トーキョー(T.P.T.)/演出部
- 主演/演出・小堺一機『小堺クンのおすましでSHOW』/構成・演出助手
- 主演/沢田研二、荻野目慶子 『ザ・近松』/演出・大谷亮介/脚本・横内謙介
- 三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ/演出助手
- シェークスピア物語 〜真実の恋〜(2016年12月 - 2017年1月、KAAT神奈川芸術劇場・梅田芸術劇場メインホール・中日劇場)/ 脚本・上演台本 ※ 元生茂樹と共同[4]
- 『February』脚本/サンフォード・マイズナー・シアター/ニューヨーク
- 『NONFICTION』脚本/演出:ニューヨーク
- 『LINK』脚本/演出/NYサンフォード・マイズナー・シアター/ニューヨーク
- 『BLACK LIVE』(2021) 総合演出、原作:「ブラックスター -Theater Starless-」
- 『BLACK TOUR』(2021) 総合演出、原作:「ブラックスター -Theater Starless-」
- 『BLACK LIVE II』(2022) 総合演出、原作:「ブラックスター -Theater Starless-」
講師
[編集]- 立教大学異文化コミュニケーション学部・1年次基礎演習(必修)・ノンバーバルコミュニケーション・ワークショップ/2009 - 2012
- 立教大学異文化コミュニケーション学部・専門課程・『非言語コミュニケーション論』『非言語コミュニケーション演習』/2012
- 立教大学全学部共通カリキュラム・『舞台は楽し』『見ための力』など
著書
[編集]- 2015年11月 小学館 小説『サイドライン』。映画『サイドライン』(脚本・監督)をノベライズし、サイドストーリーを多く取り込む。
寄稿
[編集]- 小学館『AneCan』『LADY JIJI』/連載(世界時事)/2011 - 2013
- 小学館『AneCan』『コミュ力サプリ』/連載(コミュニケーション)/2013 - 2014
- 小学館『AneCan』『もえドラ!』/連載フォトドラマ/脚本・構成/2012年2月号 - 4月号/主演:押切もえ、斉藤工
- 小学館 小説『サイドライン』/2015年10月公開超特急主演映画ノベライズ小説
朝日新聞社『AERA ENGLISH』、マガジンハウス『BRUTUS』、『Casa BRUTUS』、『anan』
脚注
[編集]- ^ “男子校の「姫」大国男児・カラム×女子校の「王子」大野いとW主演!”. KADOKAWA. (2012年)
- ^ “脚本・演出の福山桜子が語る、井出卓也一人芝居『BLACK SHEEP』一”. SPICE エンタメ特化型情報メディア. (2019年11月27日) 2019年11月27日閲覧。
- ^ http://www.kuroshitsuji-stage.jp/cast/index.html
- ^ “ロミジュリ誕生秘話描く「シェイクスピア物語」に観月ありさ、A.B.C-Z五関晃一”. ステージナタリー. (2016年11月13日) 2016年11月14日閲覧。