「東岸和田駅」の版間の差分

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* [[1932年]](昭和7年)[[4月1日]] - '''阪和岸和田駅'''に改称。
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* [[1939年]](昭和14年)下半期 - ホームを延長し4両編成に対応<ref>{{Cite book|和書|author=竹田辰男|year =1989|title = 阪和電気鉄道史|publisher =鉄道資料保存会|isbn = 978-4885400612|page=102}}</ref>。
* [[1939年]](昭和14年)下半期 - ホームを延長し4両編成に対応<ref>{{Cite book|和書|author=竹田辰男|year =1989|title = 阪和電気鉄道史|publisher =鉄道資料保存会|isbn = 978-4885400612|page=102}}</ref>。
* [[1940年]](昭和15年)[[12月1日]] - 阪和電気鉄道が[[南海電気鉄道|南海鉄道]]に吸収合併され、南海山手線の駅となる<ref name="sone42">{{Cite book|和書|author=[[曽根悟]](監修)|title=週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR|editor=朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)|publisher=[[朝日新聞出版]]|series=週刊朝日百科|volume=42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線|date=2010-05-16|pages=12-13}}</ref>。同時に'''東岸和田駅'''に改称
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* [[1941年]](昭和16年)[[8月1日]] - '''東岸和田駅'''に改称<ref>{{Cite journal|和書|author=竹田辰男|journal=鉄道史料|volume=108|title=南海鉄道山手線史の考察|publisher=鉄道史資料保存会|year=2003|page=28}}</ref>。
* [[1944年]](昭和19年)[[5月1日]] - 山手線が[[戦時買収私鉄|国有化]]され、[[鉄道省]]([[日本国有鉄道|国鉄]])[[阪和線]]の駅となる<ref name="sone42"/>。
* [[1944年]](昭和19年)[[5月1日]] - 山手線が[[戦時買収私鉄|国有化]]され、[[鉄道省]]([[日本国有鉄道|国鉄]])[[阪和線]]の駅となる<ref name="sone42"/>。
* [[1966年]](昭和41年)[[3月]] - 跨線橋新設<ref>「天王寺鉄道管理局三十年写真史」P97</ref>。
* [[1966年]](昭和41年)[[3月]] - 跨線橋新設<ref>「天王寺鉄道管理局三十年写真史」P97</ref>。

2019年1月18日 (金) 15:15時点における版

東岸和田駅
だんじり破風の意匠を取り入れた
東岸和田駅東口(2017年11月11日)
ひがしきしわだ
Higashi-Kishiwada
JR-R39 下松 (1.4[1][2] km)
(1.6[1][3] km) 東貝塚 JR-R41
所在地 大阪府岸和田市土生町2072
北緯34度26分55.4秒 東経135度23分6.53秒 / 北緯34.448722度 東経135.3851472度 / 34.448722; 135.3851472座標: 北緯34度26分55.4秒 東経135度23分6.53秒 / 北緯34.448722度 東経135.3851472度 / 34.448722; 135.3851472
駅番号 JR-R40
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 R 阪和線
キロ程 26.5[1][4] km(天王寺起点)
電報略号 ヒキ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
10,884人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1930年昭和5年)6月16日
備考 直営駅
みどりの窓口
改称経歴
- 1932年 土生郷駅→阪和岸和田駅
- 1940年 阪和岸和田駅→東岸和田駅
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東岸和田駅(ひがしきしわだえき)は、大阪府岸和田市土生(はぶ)町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線である。駅番号はJR-R40

歴史

駅構造

島式ホーム2面4線を持ち、待避設備を有する高架駅である。高架完成時に西口(ただし改札は東口と合わせて1カ所)が開設され、南海岸和田駅側からの利用が便利になった。東口・西口ともエントランス部は岸和田のだんじりをかたどったデザインとなっている。

1番線(下り待避線)は天王寺寄りに上り線への渡り線がある(高架工事中は停止されていたが、完成時に再設置)。かつて1番線の和歌山寄りには安全側線が設置されていたが、後述の仮線移行に伴い廃止された。当駅では快速列車と普通列車(昼間は基本的に区間快速)の緩急接続が行われるほか、一部の快速列車は当駅で特急列車の通過待ちを行う。

2015年2月8日に下り線が、2017年10月22日に上り線が高架ホームに移行された[11][12]

便所は改札内にあり、上り線の高架化と同時に身障者用が設置されバリアフリー対応が完了した。高架化工事と並行して防災街区整備事業が実施されている。

地上駅時代の下りホーム幅は、他の島式ホームをもつ快速停車駅より狭かった(1986年10月31日まで快速通過駅だった)。

和泉府中駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1・2 R 阪和線 下り 熊取関西空港和歌山方面
3・4 上り 天王寺大阪方面
  • 2・3番のりばが本線、1・4番のりばが待避線である。下り線の仮線移行時は1・3番のりばが本線、2・4番のりばが待避線となっていた。

ダイヤ

日中時間帯は1時間に8本(関空・紀州路快速と区間快速がそれぞれ4本)が停車する。この時間帯は緩急接続が行われ、当駅発車後の区間快速は両方向とも終点まで先着する形となる。なお、相互接続・通過待ちする列車はドア横の開閉ボタンで乗り降りする形をとっている。

1986年10月31日までは天王寺駅基準で日中1時間6本の普通のうち、2本が当駅で折り返していた。残り4本は手前の鳳駅発着であった。また、この当時は当駅は快速通過駅だった(当駅折り返しの普通が鳳駅で快速と緩急接続していた)。そのため当駅から和歌山方面へは区間快速のみの1時間2本のダイヤで不便だった[15]。2018年3月17日現在、平日10時台に当駅止まりの普通が一度東貝塚駅まで回送された後、折り返し当駅始発の快速として運行されているほか、休日7時台にも当駅始発の快速が運行されている。また、22時台には今までと同様に当駅止まりの快速が設定されている。2011年3月12日のダイヤ改正前までは、平日ダイヤの21時台に当駅折り返しの快速が、22時台(土曜・休日は23時台)には当駅止まりの普通があった。2004年10月15日までは夕方にも折り返しの設定があった。

利用状況

「大阪府統計年鑑[16]」と「数字で見るきしわだ」によると、1日の平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1997年 10,354
1998年 10,278
1999年 10,107
2000年 10,253
2001年 10,341
2002年 10,320
2003年 10,413
2004年 10,502
2005年 10,410
2006年 10,493
2007年 10,522
2008年 10,543
2009年 10,390
2010年 10,551
2011年 10,609
2012年 10,705
2013年 11,067
2014年 11,863
2015年 11,950
2016年 10,884

駅周辺

路線バス

南海ウイングバス南部(東岸和田駅前停留所・駅舎山側)
  • 葛城線
  • 55系統:流木経由天神山町3丁目行き(一日1本のみ運行)
南海ウイングバス南部(東岸和田停留所・大阪府道39号線と阪和線の交差部分付近)
  • 葛城線
  • 41・42系統:塔原行き(運行本数は1日数本程度)
  • 43系統:河合経由白原車庫行き(朝・夕のみ運行)
  • 44系統:葛城町・河合経由白原車庫行き(日中のみ運行)
  • 43・44系統をあわせて一部の時間を除き1時間に1本程度の運行となる。
  • 51系統:畑町経由天神山町3丁目行き(運行本数は1日数本程度)
  • 53系統:流木経由天神山町3丁目行き
  • 45・46系統:天神山町3丁目方面循環(右回り…一の宮・天神山町3丁目・流木の順番でまわる)
  • 54・56系統:天神山町3丁目方面循環(左回り…流木・天神山町3丁目・一の宮の順番でまわる)
  • 46・56系統は東岸和田始発・終着となる。
  • 葛城線(岸和田駅前方面)
  • 42・44系統:泉南府民センター・岸城中学校前・上古城経由岸和田駅前行き(日中のみ運行)
  • 41・43・45・51・53・54系統:岸和田警察署前経由岸和田駅前行き(日中は20~40分毎の運行)

隣の駅

西日本旅客鉄道
R 阪和線
関空快速・紀州路快速・快速・直通快速
和泉府中駅 (JR-R37) - 東岸和田駅 (JR-R40) - 熊取駅 (JR-R44)
区間快速・普通
下松駅 (JR-R39) - 東岸和田駅 (JR-R40) - 東貝塚駅 (JR-R41)

脚注

  1. ^ a b c d 東岸和田駅営業キロ変更に伴う乗車券類の取扱いについて” (PDF). 西日本旅客鉄道 (2017年5月22日). 2017年5月23日閲覧。
  2. ^ 2017年10月22日の駅周辺高架化事業完了までは1.5 kmだった
  3. ^ 2017年10月22日の駅周辺高架化事業完了までは1.5 kmだった
  4. ^ 2017年10月22日の駅周辺高架化事業完了までは26.6 kmだった
  5. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、102頁。ISBN 978-4885400612 
  6. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、12-13頁。 
  7. ^ 竹田辰男「南海鉄道山手線史の考察」『鉄道史料』第108巻、鉄道史資料保存会、2003年、28頁。 
  8. ^ 「天王寺鉄道管理局三十年写真史」P97
  9. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
  10. ^ 阪和線 東岸和田駅線路切換工事に伴う代行輸送の実施について:JR西日本 - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2012年9月19日 本ページの他に別紙 (PDF) でもその具体的な内容を取りまとめてある。
  11. ^ a b 阪和線 東岸和田駅下り線高架ホーム完成に伴う列車運休のお知らせ - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2015年1月15日
  12. ^ a b 阪和線東岸和田駅付近高架化の完成について”. 西日本旅客鉄道ニュースリリース (2017年5月22日). 2017年5月23日閲覧。
  13. ^ JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業における上り線(天王寺方面)完成時期について”. 岸和田市 (2016年12月21日). 2017年1月14日閲覧。
  14. ^ "近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します!" (Press release). 西日本旅客鉄道. 20 July 2016. 2017年1月14日閲覧
  15. ^ 当時の日中ダイヤでは、区間快速は熊取駅でのみ快速と緩急接続し、接続後は両方向とも終着駅まで先着していた。
  16. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府

外部リンク