「CEDEC AWARDS」の版間の差分

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== 今までの受賞作品 ==
== 今までの受賞作品 ==

=== エンジニアリング部門 ===
* 2017 - 「[[PlayStation VR]]」開発チーム (株式会社[[ソニー・インタラクティブエンタテインメント]])<ref name="ca_2017">{{Cite web|url = http://cedec.cesa.or.jp/2017/event/awards_prize.html|title = CEDEC AWARDS 最優秀賞|publisher = 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会|accessdate = 2018-01-21}}</ref>
* 2016 - 「NVIDIA GameWorks」([[NVIDIA]] Corporation)<ref name="ca_2016">{{Cite web|url = http://cedec.cesa.or.jp/2016/event/awards_prize.html|title = CEDEC AWARDS 最優秀賞|publisher = 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会|accessdate = 2018-01-21}}</ref>
* 2015 - 「[[Microsoft Visual Studio|VisualStudio]]」開発チーム(マイクロソフト)<ref name="ca_2015">{{Cite web|url = http://cedec.cesa.or.jp/2015/event/awards_prize.html|title = CEDEC AWARDS 最優秀賞|publisher = 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会|accessdate = 2018-01-21}}</ref>
* 2014 - 「[[Unreal Engine]] 4」開発チーム(Epic Games)<ref name="ca_2014">{{Cite web|url = http://cedec.cesa.or.jp/2014/event/awards_prize.html|title = CEDEC AWARDS 2014 最優秀賞|publisher = 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会|accessdate = 2018-01-21}}</ref>
* 2013 - 「[[Oculus Rift]]」開発チーム(Oculus VR, Inc.)<ref name="ca_2013">{{Cite web|url = http://cedec.cesa.or.jp/2013/event/awards/prize/index.html|title = CEDEC AWARDS 2013 最優秀賞発表!|publisher = 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会|accessdate = 2018-01-21}}</ref>


=== プログラミング・開発環境部門 ===
=== プログラミング・開発環境部門 ===
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=== ビジュアル・アーツ部門 ===
=== ビジュアル・アーツ部門 ===
* 2017 - 「[[ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド]]」開発チーム([[任天堂]]株式会社)<ref name="ca_2017" />
* 2016 - 「[[スプラトゥーン]]」開発チーム(任天堂株式会社)<ref name="ca_2016" />
* 2015 - 「[[GUILTY GEAR Xrd -SIGN-]]」開発チーム([[アークシステムワークス]]株式会社)<ref name="ca_2015" />
* 2014 - 「[[Softimage|SOFTIMAGE]]」開発チーム(Autodesk)<ref name="ca_2014" />
* 2013 - 「[[ジョジョの奇妙な冒険 (テレビアニメ)|アニメ ジョジョの奇妙な冒険]]」オープニング制作チーム(有限会社[[神風動画]])<ref name="ca_2013" />
* 2012 - 「Journey(風ノ旅ビト)」 開発チーム (thatgamecompany) <ref name="ca_2012" />
* 2012 - 「Journey(風ノ旅ビト)」 開発チーム (thatgamecompany) <ref name="ca_2012" />
* 2011 - 「ストリート ファイターIV」シリーズデザインチーム(株式会社カプコン)<ref name="ca_2011" />
* 2011 - 「ストリート ファイターIV」シリーズデザインチーム(株式会社カプコン)<ref name="ca_2011" />
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=== ゲームデザイン部門 ===
=== ゲームデザイン部門 ===
* 2017 - 「[[ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド]]」開発チーム([[任天堂]]株式会社)<ref name="ca_2017" />
* 2016 - 「スプラトゥーン」開発チーム(任天堂株式会社)<ref name="ca_2016" />
* 2015 - 「[[ねこあつめ]]」開発チーム(株式会社ヒットポイント)<ref name="ca_2015" />
* 2014 - 「[[艦隊これくしょん -艦これ-|艦隊これくしょん]]」開発チーム(株式会社DMM.com/株式会社角川ゲームス)<ref name="ca_2014" />
* 2013 - [[飯野賢治]]<ref name="ca_2013" />
* 2012 - 「パズル&ドラゴンズ」開発チーム([[ガンホー・オンライン・エンターテイメント]]株式会社)<ref name="ca_2012" />
* 2012 - 「パズル&ドラゴンズ」開発チーム([[ガンホー・オンライン・エンターテイメント]]株式会社)<ref name="ca_2012" />
* 2011 - [[日野晃博]](株式会社[[レベルファイブ]])<ref name="ca_2011" />
* 2011 - [[日野晃博]](株式会社[[レベルファイブ]])<ref name="ca_2011" />
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=== サウンド部門 ===
=== サウンド部門 ===
* 2017 - 「[[ニーア オートマタ|NieR : Automata]]」サウンド開発チーム(プロデュース:株式会社[[スクウェア・エニックス]] 楽曲制作:[[MONACA]] 開発:[[プラチナゲームズ]]株式会社)<ref name="ca_2017" />
* 2016 - 「スプラトゥーン」開発チーム(任天堂株式会社)<ref name="ca_2016" />
* 2015 - 「[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / for Wii U]]」[[桜井政博]] / 任天堂 / 参加音楽家及びサウンド開発チーム(有限会社ソラ(桜井政博)/任天堂株式会社)<ref name="ca_2015" />
* 2014 - [[坂本英城]](株式会社ノイジークローク)<ref name="ca_2014" />
* 2013 - 「[[CeVIO]] Creative Studio」開発チーム(CeVIOプロジェクト)<ref name="ca_2013" />
* 2012 - 「アイドルマスター」シリーズ楽曲制作チーム(株式会社[[バンダイナムコスタジオ]])<ref name="ca_2012" />
* 2012 - 「アイドルマスター」シリーズ楽曲制作チーム(株式会社[[バンダイナムコスタジオ]])<ref name="ca_2012" />
* 2011 - 「CRI ADX2」開発チーム(株式会社[[CRI・ミドルウェア]])<ref name="ca_2011" />
* 2011 - 「CRI ADX2」開発チーム(株式会社[[CRI・ミドルウェア]])<ref name="ca_2011" />
* 2010 - 『[[KORG DS-10|DS-10]]』シリーズ 開発チーム(株式会社[[AQインタラクティブ]])<ref name="ca_2010" />
* 2010 - 『[[KORG DS-10|DS-10]]』シリーズ 開発チーム(株式会社[[AQインタラクティブ]])<ref name="ca_2010" />
* 2009 - 『[[リズム天国ゴールド]]』開発チーム([[任天堂]]株式会社)<ref name="ca_2009" />
* 2009 - 『[[リズム天国ゴールド]]』開発チーム(任天堂株式会社)<ref name="ca_2009" />
* 2008 - 『[[ゼルダの伝説]]』シリーズ<ref name="ca_2008" />
* 2008 - 『[[ゼルダの伝説]]』シリーズ<ref name="ca_2008" />


=== ネットワーク部門 ===
=== ネットワーク部門 ===
: (2009年から設けられた)
: (2009年から設けられ、2016年にエンジニアリング部門と統合された)
* 2015 - 「[[Ingress]]」開発・運用チーム([[Niantic, Inc.|Niantic Labs]])<ref name="ca_2015" />
* 2014 - 「[[PlayStation_4#シェア|PS4 Share]]」 開発・運営チーム(株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント)<ref name="ca_2014" />
* 2013 - 「[[ニンテンドーDS]]シリーズ」[[すれちがい通信]]技術 開発チーム(任天堂株式会社)<ref name="ca_2013" />
* 2012 - 「[[enchant.js]]」 開発チーム(株式会社ユビキタスエンターテインメント)<ref name="ca_2012" />
* 2012 - 「[[enchant.js]]」 開発チーム(株式会社ユビキタスエンターテインメント)<ref name="ca_2012" />
* 2011 - [[Amazon.com|Amazon]] EC2/S3 (Amazon Web Services LLC) <ref name="ca_2011" />
* 2011 - [[Amazon.com|Amazon]] EC2/S3 (Amazon Web Services LLC) <ref name="ca_2011" />
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=== 特別賞 ===
=== 特別賞 ===
* 2017 - [[坂口博信]]<ref name="ca_2017" />
* 2016 - [[シブサワ・コウ|襟川陽一]](株式会社[[コーエーテクモホールディングス]] 代表取締役社長)<ref name="ca_2016" />
* 2015 - [[西角友宏]]、[[岩谷徹 (ゲームクリエイター)|岩谷徹]]<ref name="ca_2015" />
* 2014 - [[すぎやまこういち]]<ref name="ca_2014" />
* 2013 - [[久夛良木健]]<ref name="ca_2013" />
* 2012 - [[浜村弘一]](株式会社[[エンターブレイン]] 代表取締役社長)<ref name="ca_2012" />
* 2012 - [[浜村弘一]](株式会社[[エンターブレイン]] 代表取締役社長)<ref name="ca_2012" />
* 2011 - [[田尻智]](株式会社[[ゲームフリーク]] 代表取締役)、石原 恒和(株式会社[[ポケモン (企業)|ポケモン]] 代表取締役社長)<ref name="ca_2011" />
* 2011 - [[田尻智]](株式会社[[ゲームフリーク]] 代表取締役)、石原 恒和(株式会社[[ポケモン (企業)|ポケモン]] 代表取締役社長)<ref name="ca_2011" />
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=== 著述賞 ===
=== 著述賞 ===
: (2009年から設けられた)
: (2009年から設けられた)
* 2017 - Eske Yoshinob『マヤ道!! THE ROAD OF MAYA』(株式会社ボーンデジタル刊)<ref name="ca_2017" />
* 2016 - [[CGWORLD]]編集部(株式会社ボーンデジタル)<ref name="ca_2016" />
* 2015 - 大野功二『3Dゲームをおもしろくする技術 実例から解き明かすゲームメカニクス・レベルデザイン・カメラのノウハウ』(SBクリエイティブ株式会社 刊)<ref name="ca_2015" />
* 2014 - 株式会社[[ディー・エヌ・エー]]『Mobageを支える技術 ~ソーシャルゲームの舞台裏~』<ref name="ca_2014" />
* 2013 - [[堂前嘉樹]](株式会社バンダイナムコスタジオ)『ゲームを動かす技術と発想』(ソフトバンククリエイティブ・刊)、加藤政樹(株式会社バンダイナムコスタジオ)『ゲームの作り方 Unityで覚える遊びのアルゴリズム』(ソフトバンククリエイティブ・刊)<ref name="ca_2013" />
* 2012 - 曽良洋介、Marc Salvati、四倉達夫『テクニカルアーティストスタートキット 映像制作に役立つCG理論と物理・数学の基礎』<ref name="ca_2012" />
* 2012 - 曽良洋介、Marc Salvati、四倉達夫『テクニカルアーティストスタートキット 映像制作に役立つCG理論と物理・数学の基礎』<ref name="ca_2012" />
* 2011 - [[中嶋謙互]]『オンラインゲームを支える技術 -壮大なプレイ空間の舞台裏-」([[技術評論社]] 刊)』<ref name="ca_2011" />
* 2011 - [[中嶋謙互]]『オンラインゲームを支える技術 -壮大なプレイ空間の舞台裏-」([[技術評論社]] 刊)』<ref name="ca_2011" />

2018年1月21日 (日) 12:06時点における版

CEDEC AWARDS(セデック・アワード)はゲーム開発者による。ゲームタイトルそのものでなく、そこに用いられている技術を主たる対象とし、技術面から開発者の功績を称え表彰することで、ゲーム開発技術の普及・啓蒙と産業の発展を目的としている。インターナショナルなものとしては、Game Developer Choice Awardsがあるが、この賞の日本版という側面が強い。CEDECにて、2008年から催されている。

選考プロセス

国内におけるゲームの賞としては、他に日本ゲーム大賞などがあるが、日本ゲーム大賞が東京ゲームショー参加者からの一般投票によって決定されるため、一般人気の高い作品が賞を受賞する傾向がある。これに対して、CEDEC Awardは、ゲーム開発者による選考のため、日本ゲーム大賞とは違ったラインナップになる傾向がある。具体的には下記のような手順での選考となる。

  1. 「CEDEC AWARDSノミネーション委員会」と「CEDEC運営委員会」がノミネーションリスト(優秀賞)を決定
  2. ノミネーションリストからCEDEC受講者(=そのほとんどがゲーム開発者。)が投票し、最優秀賞を決定

対象となる作品

基本的には、コンピュータ・ゲーム関係の技術を対象としているが、「ニコニコ動画」や「セカイカメラ」など、

  1. デジタル かつ
  2. インタラクティヴ かつ
  3. エンターテイメント

に関わる技術であれば幅広く対象としている。

また、Game Developer Choice Awardsとの対抗上からか、主に日本国内のものが主たる対象となっていることが多い。(ただし、2010年のビジュアル・アーツ部門はInfinity Ward Team が受賞するなど、明確に日本国内のものに限定されているわけではない)

初開催となる2008年は過去に発売されたゲームすべてに用いられた技術を対象に受賞作が決定され、2009年の賞についても2000年代後半のものを幅広く対象としている。2010年ごろから、その年のものを対象とするようになってきた。

今までの受賞作品

エンジニアリング部門

プログラミング・開発環境部門

ビジュアル・アーツ部門

ゲームデザイン部門

サウンド部門

ネットワーク部門

(2009年から設けられ、2016年にエンジニアリング部門と統合された)

特別賞

著述賞

(2009年から設けられた)
  • 2017 - Eske Yoshinob『マヤ道!! THE ROAD OF MAYA』(株式会社ボーンデジタル刊)[1]
  • 2016 - CGWORLD編集部(株式会社ボーンデジタル)[2]
  • 2015 - 大野功二『3Dゲームをおもしろくする技術 実例から解き明かすゲームメカニクス・レベルデザイン・カメラのノウハウ』(SBクリエイティブ株式会社 刊)[3]
  • 2014 - 株式会社ディー・エヌ・エー『Mobageを支える技術 ~ソーシャルゲームの舞台裏~』[4]
  • 2013 - 堂前嘉樹(株式会社バンダイナムコスタジオ)『ゲームを動かす技術と発想』(ソフトバンククリエイティブ・刊)、加藤政樹(株式会社バンダイナムコスタジオ)『ゲームの作り方 Unityで覚える遊びのアルゴリズム』(ソフトバンククリエイティブ・刊)[5]
  • 2012 - 曽良洋介、Marc Salvati、四倉達夫『テクニカルアーティストスタートキット 映像制作に役立つCG理論と物理・数学の基礎』[6]
  • 2011 - 中嶋謙互『オンラインゲームを支える技術 -壮大なプレイ空間の舞台裏-」(技術評論社 刊)』[7]
  • 2010 - 株式会社ボーンデジタルおよび川西裕幸(マイクロソフト株式会社)(※ 主に「Game Programming Gemsシリーズ」日本語版他多数の出版 に対して)[8]
  • 2009 - 平山尚(株式会社セガ AM R&D2)(※『ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術』に対して)、石田晴久(※『プログラミング言語C』邦訳版他多数の著述に対して)[9]

脚注

  1. ^ a b c d e f CEDEC AWARDS 最優秀賞”. 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2018年1月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f CEDEC AWARDS 最優秀賞”. 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2018年1月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g CEDEC AWARDS 最優秀賞”. 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2018年1月21日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g CEDEC AWARDS 2014 最優秀賞”. 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2018年1月21日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g CEDEC AWARDS 2013 最優秀賞発表!”. 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2018年1月21日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g CEDEC AWARDS 2012 最優秀賞発表!”. 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2013年7月7日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g CEDEC AWARDS 2011 最優秀賞”. 社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2013年7月7日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g CEDEC AWARDS 2010 各部門賞発表!”. 社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2013年7月7日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g CEDEC AWARDS 2009 最優秀賞発表!”. 社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2013年7月7日閲覧。
  10. ^ a b c d e CEDEC AWARDS/日本最大級のゲーム開発者カンファレンス CEDEC 2008”. 社団法人コンピュータエンターテインメント協会. 2013年7月7日閲覧。

関連する賞など

外部リンク