シブサワ・コウ

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シブサワ・コウは、日本コンピュータゲームメーカーのコーエーテクモゲームスのブランド・コーエー(旧・光栄)における『信長の野望』『三國志』各シリーズなど、数々の歴史シミュレーションゲームにクレジットされるプロデューサー。 本項では、同様にコーエーのゲームにクレジットされる「フクザワ・エイジ」についても併せて記述する。

また、2016年(平成28年)4月1日にコーエーテクモゲームスの組織改編によって組織されたエンタテインメント事業部に属する5つのブランド別組織のうちの1つの名称ともなった。

プロデューサー名としてのシブサワ・コウ[編集]

シブサワ・コウの名義は、東映八手三郎東映アニメーション東堂いづみサンライズ矢立肇などと同様に、当初はコーエー製作のゲームに共通してクレジットされる架空の人名だったが、2000年PlayStation 2用ゲームソフト『決戦』発表時に、改めて光栄の創業者である襟川陽一のペンネームとされた。

元々は、各タイトルの責任者(プロデューサー)を指していたため、雑誌や出版物の記事では、毎回別人がインタビューに答えていた。その後、襟川陽一が会長職を妻である襟川恵子に譲り、作品の開発に専念するようになると「シブサワ・コウ」の名は襟川個人のペンネームとなったとされているが、襟川が開発に参加していないタイトルにも、相変わらずシブサワ・コウの名はクレジットされている。

襟川恵子の「ゲームの面白さに責任を持つという意味でもプロデューサー名をつけた方がいい」という提案から『信長の野望』にてはじめて名乗られた。

由来は襟川が尊敬する渋沢栄一から「シブサワ」+コーエーの旧社名・光栄の光から「コウ」、とされている。また、身長は185cmとされてきたが、これは襟川陽一の実際の身長である。

主なシブサワ・コウ[編集]

「私がシブサワ・コウです」とテレビ番組でインタビューに答えたこともある(『ゲームセンターCX』など)。
  • NHK大河ドラマ『真田丸』では3D地図監修として技術協力しており、オープニングでクレジットされている。

フクザワ・エイジ[編集]

コーエーのゲームには「フクザワ・エイジ」というクレジットがある作品もある。主に同社独自のゲームジャンルであるリコエイションゲーム(『大航海時代シリーズ』『太閤立志伝シリーズ』『英傑伝シリーズ』など)で使われる。由来は襟川の出身大学の創立者の福澤諭吉から「フクザワ」+光栄の栄から「エイ」+シブサワコウから数えて2番目なので「」とされる。

ブランド名としてのシブサワ・コウ[編集]

2016年4月よりコーエーテクモゲームスは5つのブランド[1]で運営されることになり、そのうち1つのブランド名が「シブサワ・コウ」となった。 ブランド長にはコーエーテクモゲームス常務執行役員の藤重和博、副ブランド長に執行役員の竹田智一が就任した。 主に旧「光栄」時代から発売してきたシミュレーションゲーム分野を担当し、代表的な作品シリーズは「信長の野望シリーズ」「三國志シリーズ」「Winning Postシリーズ」「大航海時代シリーズ」等である。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「シブサワ・コウ」「オメガフォース」「Team NINJA」「ガスト」「ルビーパーティー」の5ブランド。