「和倉温泉駅」の版間の差分

和倉温泉駅*
	駅舎
	わくらおんせん; Wakuraonsen;
所在地	石川県七尾市石崎町タ55-3 北緯37度4分30.10秒東経136度55分31.73秒 / 北緯37.0750278度東経136.9254806度座標: 北緯37度4分30.10秒東経136度55分31.73秒 / 北緯37.0750278度東経136.9254806度
所属事業者	西日本旅客鉄道（JR西日本）; のと鉄道
電報略号	ワラ
駅構造	地上駅
ホーム	2面2線
乗車人員; -統計年度-	（JR西日本）384人/日; （のと鉄道）230人/日（降車客含まず）; -2012年-
開業年月日	1925年（大正14年）12月15日
乗入路線 2 路線
所属路線	■七尾線**（JR西日本）
キロ程	59.5km（津幡起点）; 金沢から71.0 km
	◄七尾 (5.1km)
所属路線	■七尾線**（のと鉄道）
キロ程	5.1 km（七尾起点）
	◄七尾 (5.1 km) (3.5 km) 田鶴浜►
備考	共同使用駅（JR西日本の管轄駅）; 直営駅; みどりの窓口有
	* 1980年に和倉駅から改称。; ** 七尾 - 和倉温泉間は両線の共用区間。
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2014年10月15日 (水) 18:18時点における版

和倉温泉駅（わくらおんせんえき）は、石川県七尾市石崎町にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）・のと鉄道の駅である。

概要

能登地方の代表的な温泉である和倉温泉への最寄駅である。1925年に国鉄七尾線が延伸した際に「和倉駅」として開業した（1928年までは終点駅）。1980年に「和倉温泉駅」に改称され、1987年からJR西日本の駅となった。

1991年に七尾線が当駅まで電化されるのと同時に七尾線の一部がのと鉄道に経営移管され、JR七尾線の終点駅は当駅、のと鉄道七尾線の起点駅は1駅南の七尾駅となり（当駅は国鉄・JRとしては63年ぶりに終点駅に戻ったことになる）、七尾駅 - 当駅間はJRとのと鉄道の共用区間となった。その際、普通列車は七尾駅を境に系統分離して七尾駅以南はJR、以北はのと鉄道が運行することとし、共用区間ではJRは優等列車のみの運行となった。

したがって当駅には2011年現在、大阪駅・名古屋駅・越後湯沢駅から七尾線に直通する当駅発着のJRの特急列車と、七尾駅を起点とするのと鉄道の普通列車のみが乗り入れている。駅自体はJR西日本が七尾鉄道部管理の直営駅として管理を受け持っている。

2015年10月の観光列車花嫁のれん」運行開始に伴い、当駅の装飾をはじめ改修・整備が行われる予定である^[1]。

歴史

1925年（大正14年）12月15日 - 鉄道省（国鉄）七尾線の七尾駅 - 当駅間延伸により、和倉駅（わくらえき）として開業。一般駅。
1928年（昭和3年）10月31日 - 七尾線が当駅から能登中島駅まで延伸し、途中駅となる。
1976年（昭和51年）8月1日 - 貨物の取扱を廃止。
1980年（昭和55年）7月1日 - 和倉温泉駅に改称。
1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
1991年（平成3年）9月1日 - 津幡駅から当駅まで電化。非電化区間（当駅 - 輪島駅間）は西日本旅客鉄道からのと鉄道に移管。両会社の共同使用駅となる。
2015年（平成27年）10月 - 当駅の改修・整備（予定）^[1]。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。コンクリート2階建の駅舎を備える。1番のりば側に駅舎があり、2番のりばへは跨線橋で連絡している。

前述通りJR西日本の直営駅であり、みどりの窓口が設置されている。JR用のタッチパネル式自動券売機が設置されているほか、のと鉄道の自動券売機も設置されている。なお、改札はJRの特急列車の発着時のみ行い、のと鉄道の利用客は乗車時に整理券を取り、下車時に運賃・切符を運賃箱に入れる。

和倉温泉駅プラットホーム
ホーム	路線	方向	行先
1・2	■JR七尾線（特急）	上り	七尾・金沢方面
	■のと鉄道七尾線	上り	七尾行き
	■のと鉄道七尾線	下り	穴水方面

「サンダーバード」は1番のりば、「しらさぎ」と「はくたか」は2番のりばから発車する。
のと鉄道の普通列車は基本的に上下線とも1番のりばに停車するが、1番のりばに「サンダーバード」が停車している間は2番のりばに停車する。また、行き違いを行う場合は七尾行き（上り）が1番のりば、穴水方面（下り）が2番のりばに停車する。
入線メロディは七尾線内の他の駅とは異なり、「和倉音頭」が使用されている。

駅弁

主な駅弁は下記の通り^[2]。

寿し盛合せ
ちらし寿し

利用状況

JR西日本（1日平均乗車人員）
- 2003年度（平成15年度） 546人
- 2004年度（平成16年度） 548人
- 2005年度（平成17年度） 460人
- 2006年度（平成18年度） 489人
- 2007年度（平成19年度） 461人
- 2008年度（平成20年度） 455人
- 2009年度（平成21年度） 406人
- 2010年度（平成22年度） 400人
- 2011年度（平成23年度） 382人
- 2012年度（平成24年度） 384人

のと鉄道（1日平均乗車人員）
- 2001年度（平成13年度） 416人
- 2002年度（平成14年度） 329人
- 2003年度（平成15年度） 296人
- 2004年度（平成16年度） 290人
- 2005年度（平成17年度） 274人
- 2006年度（平成18年度） 265人
- 2007年度（平成19年度） 251人
- 2008年度（平成20年度） 277人
- 2009年度（平成21年度） 259人
- 2010年度（平成22年度） 252人
- 2011年度（平成23年度） 230人
- 2012年度（平成24年度） 230人

※出典：石川県統計書、七尾市統計書

駅周辺

施設

道路

バス路線

バス停名は和倉駅前。

北鉄能登バス^[3]
- 中能登特急線：兼六園下行、和倉温泉行
- 七尾特急線：兼六園下行
- 高浜線：七尾駅行、高浜行
- 和倉線^[4]：七尾駅行（市内循環）、能登総合病院
- 七富線：七尾駅行
能登島交通
- 曲線：能登総合病院行・のとじま臨海公園行
丸一観光
- グリーンライナー：新宿駅西口・東京ディズニーランド行
- グリーンライナー：東京駅・東京ディズニーシー行

隣の駅

西日本旅客鉄道

七尾線（当駅始発・終着の特急「サンダーバード」「しらさぎ」「はくたか」のみ運行）

七尾駅 - 和倉温泉駅

のと鉄道

七尾線

七尾駅 - 和倉温泉駅 - 田鶴浜駅

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b “北陸の観光列車　〜概要〜” (PDF). JR西日本ニュースリリース (2014年7月7日). 2014年10月14日閲覧。
^ JR時刻表2010年8月号（交通新聞社刊）302ページより。
^ 和倉駅前時刻表 - 北陸鉄道
^ 和倉線の支線、「石崎漁港」発着便は「和倉温泉駅」バス停より1つ七尾駅寄りの「石崎口」バス停を経由し、「和倉駅」は経由しない。

外部リンク

[westjr_201400707pdf-1] “北陸の観光列車　〜概要〜” (PDF). JR西日本ニュースリリース (2014年7月7日). 2014年10月14日閲覧。

[2] JR時刻表2010年8月号（交通新聞社刊）302ページより。

[3] 和倉駅前時刻表 - 北陸鉄道

[4] 和倉線の支線、「石崎漁港」発着便は「和倉温泉駅」バス停より1つ七尾駅寄りの「石崎口」バス停を経由し、「和倉駅」は経由しない。

[1]

[2]

[3]

[4]

@@ 40行目: / 40行目: @@
 |備考全幅 = * [[1980年]]に和倉駅から改称。<br />** 七尾 - 和倉温泉間は両線の共用区間。
 }}
+[[ファイル:Wakuraonsen ekimae.jpg|thumb|240px|駅前風景]]
 [[ファイル:和倉温泉駅ホーム.JPG|thumb|240px|ホーム]]
-[[File:Wakuraonsen ekimae.jpg|thumb|240px|駅前風景]]
 '''和倉温泉駅'''（わくらおんせんえき）は、[[石川県]][[七尾市]]石崎町にある、[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）・[[のと鉄道]]の[[鉄道駅|駅]]である。
@@ 48行目: / 48行目: @@
 [[能登地方]]の代表的な温泉である[[和倉温泉]]への最寄駅である。[[1925年]]に[[日本国有鉄道|国鉄]][[七尾線]]が延伸した際に「'''和倉駅'''」として開業した（[[1928年]]までは終点駅）。[[1980年]]に「'''和倉温泉駅'''」に改称され、[[1987年]]からJR西日本の駅となった。
-[[1991年]]に七尾線が当駅まで電化されるのと同時に七尾線の一部がのと鉄道に経営移管され、JR七尾線の終点駅は当駅、[[のと鉄道七尾線]]の起点駅は1駅南の[[七尾駅]]となり（当駅は国鉄・JRとしては63年ぶりに終点駅に戻ったことになる）、七尾駅 - 当駅間はJRとのと鉄道の共用区間となった。その際、普通列車は七尾駅を境に系統分離して七尾駅以南はJR、以北はのと鉄道が運行することとし、共用区間ではJRは優等列車のみの運行となった。
+[[1991年]]に七尾線が当駅まで電化されるのと同時に七尾線の一部がのと鉄道に経営移管され、JR七尾線の終点駅は当駅、のと鉄道[[のと鉄道七尾線|七尾線]]の起点駅は1駅南の[[七尾駅]]となり（当駅は国鉄・JRとしては63年ぶりに終点駅に戻ったことになる）、七尾駅 - 当駅間はJRとのと鉄道の共用区間となった。その際、普通列車は七尾駅を境に系統分離して七尾駅以南はJR、以北はのと鉄道が運行することとし、共用区間ではJRは優等列車のみの運行となった。
 したがって当駅には[[2011年]]現在、[[大阪駅]]・[[名古屋駅]]・[[越後湯沢駅]]から七尾線に直通する当駅発着のJRの特急列車と、七尾駅を起点とするのと鉄道の普通列車のみが乗り入れている。駅自体はJR西日本が[[七尾鉄道部]]管理の[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]として管理を受け持っている。
+[[2015年]]10月の観光列車[[花嫁のれん (列車)|花嫁のれん]]」運行開始に伴い、当駅の装飾をはじめ改修・整備が行われる予定である<ref name="westjr_201400707pdf">{{Cite web |url=http://www.westjr.co.jp/press/article/items/140707_00_nanao.pdf |title=北陸の観光列車　〜概要〜 |publisher=JR西日本 ニュースリリース |page= |format=PDF |date=2014-07-07 |accessdate=2014-10-14 }}</ref>。
+== 歴史 ==
+* [[1925年]]（[[大正]]14年）[[12月15日]] - 鉄道省（国鉄）七尾線の七尾駅 - 当駅間延伸により、'''和倉駅'''（わくらえき）として開業。[[日本の鉄道駅#一般駅|一般駅]]。
+* [[1928年]]（[[昭和]]3年）[[10月31日]] - 七尾線が当駅から[[能登中島駅]]まで延伸し、途中駅となる。
+* [[1976年]]（昭和51年）[[8月1日]] - 貨物の取扱を廃止。
+* [[1980年]]（昭和55年）[[7月1日]] - '''和倉温泉駅'''に改称。
+* [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]により西日本旅客鉄道の駅となる。
+* [[1991年]]（[[平成]]3年）[[9月1日]] - [[津幡駅]]から当駅まで電化。非電化区間（当駅 - [[輪島駅]]間）は西日本旅客鉄道からのと鉄道に移管。両会社の共同使用駅となる。
+* [[2015年]]（平成27年）10月 - 当駅の改修・整備（予定）<ref name="westjr_201400707pdf" />。
 == 駅構造 ==
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 ** グリーンライナー：[[新宿駅]]西口・[[東京ディズニーランド]]行
 ** グリーンライナー：[[東京駅]]・[[東京ディズニーシー]]行
-== 歴史 ==
-* [[1925年]]（[[大正]]14年）[[12月15日]] - 鉄道省（[[日本国有鉄道|国鉄]]）七尾線の[[七尾駅]] - 当駅間延伸により、'''和倉駅'''（わくらえき）として開業。[[日本の鉄道駅#一般駅|一般駅]]。
-* [[1928年]]（[[昭和]]3年）[[10月31日]] - 七尾線が当駅から[[能登中島駅]]まで延伸し、途中駅となる。
-* [[1976年]]（昭和51年）[[8月1日]] - 貨物の取扱を廃止。
-* [[1980年]]（昭和55年）[[7月1日]] - '''和倉温泉駅'''に改称。
-* [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]により西日本旅客鉄道の駅となる。
-* [[1991年]]（[[平成]]3年）[[9月1日]] - [[津幡駅]]から当駅まで電化。非電化区間（当駅 - [[輪島駅]]間）は西日本旅客鉄道からのと鉄道に移管。両会社の共同使用駅となる。
 == 隣の駅 ==

2014年10月15日 (水) 18:18時点における版

概要

歴史

駅構造

駅弁

利用状況

駅周辺

バス路線

隣の駅

脚注

関連項目

外部リンク