明 (姓)
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明(めい)は、漢姓の一つ。
中国の姓
[編集]明 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 明 |
簡体字: | 明 |
拼音: | Míng |
注音符号: | ㄇㄧㄥˊ |
ラテン字: | Ming |
広東語発音: | Ming4 |
上海語発音: | Min1 |
台湾語白話字: | Bêng |
明(めい)は、中国の姓の一つ。2020年の中華人民共和国の統計では人数順の上位100姓に入っておらず[1]、台湾の2018年の統計では287番目に多い姓で、700人がいる[2]。
周王室と同じ姫姓である。南宋の鄭樵がまとめた『通志』氏族略では「父王(祖父)の字をもって氏とする」例として挙げられている。同書によれば次の通りに起源が記されている。
晋の献公が虞(姫姓の国)を滅ぼした際に、虞公と百里奚が捕えられた。百里奚はのちに秦国の大夫となり、子の孟明視(名は視、字は孟明。孟明視と呼ばれる)を得た。孟明視の支孫は、祖父の字の「明」の字をとって、氏としたという。
明氏は中国各地に広がったが、特に湖北の陽新には一大支族があり、最盛期には千戸に達して祠堂や祖廟を立てた。明氏の一部は、清の乾隆19年(1754年)に陽新から移って蘄春県の漕河に移住した。
著名な人物
[編集]朝鮮の姓
[編集]ミョン | |
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各種表記 | |
ハングル: | 명 |
漢字: | 明 |
発音: | ミョン |
日本語読み: | めい |
ローマ字: | Myŏng |
英語表記: | Myeong ,Myung, Myoung, Myong |
明(めい、ミョン、朝: 명)は、朝鮮人の姓の一つである。2015年の国勢調査による韓国内での人口は29,110人[3]。
由来
[編集]元末に中国で反乱を起こし「夏」を建国した明玉珍の子明昇は、明の朱元璋に降ったのち、高麗に移された。高麗の恭愍王は延安と白川を食邑として与えた。
著名な人物
[編集]氏族
[編集]明昇の末裔は西蜀明氏と呼ばれ、始祖を明玉珍、本貫を西蜀(四川省)としている。その一部の支族は本貫を延安郡とし、延安明氏と称する。西蜀明氏と延安明氏は合同の宗親会を持ち、1986年に『明氏大同譜』を刊行している。
氏族(地域) | 創始者 | 人数(2015年)[3] |
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加美明氏 | 9 | |
開城明氏 | 64 | |
居昌明氏 | 6 | |
慶州明氏 | 16 | |
近安明氏 | 11 | |
錦山明氏 | 5 | |
吉州明氏 | 41 | |
丹陽明氏 | 7 | |
沔川明氏 | 18 | |
明川明氏 | 56 | |
密陽明氏 | 8 | |
報恩明氏 | 21 | |
四蜀明氏 | 7 | |
西独明氏 | 365 | |
西淵明氏 | 7 | |
西龍明氏 | 6 | |
西堤明氏 | 17 | |
西州明氏 | 7 | |
舒川明氏 | 14 | |
瑞草明氏 | 61 | |
西蜀明氏 | 1362年に四川省に夏を建国した明玉珍 | 3,820 |
西村明氏 | 26 | |
宣川明氏 | 6 | |
星都明氏 | 153 | |
星州明氏 | 55 | |
世社明氏 | 5 | |
世陟明氏 | 37 | |
世草明氏 | 23 | |
世蜀明氏 | 26 | |
束草明氏 | 5 | |
遂安明氏 | 17 | |
順安明氏 | 13 | |
彦陽明氏 | 6 | |
汝南明氏 | 8 | |
延白明氏 | 22 | |
延山明氏 | 11 | |
延安明氏 | 1362年に四川省に夏を建国した明玉珍 | 23,313 |
延日明氏 | 35 | |
漣川明氏 | 25 | |
延平明氏 | 9 | |
延漢明氏 | 6 | |
寧辺明氏 | 8 | |
寧安明氏 | 18 | |
霊岩明氏 | 18 | |
礼安明氏 | 11 | |
外蜀明氏 | 8 | |
柔草明氏 | 7 | |
定安明氏 | 153 | |
中和明氏 | 8 | |
珍山明氏 | 5 | |
晋州明氏 | 8 | |
青陽明氏 | 25 | |
草邑明氏 | 11 | |
巴蜀明氏 | 34 | |
平壌明氏 | 15 | |
漢陽明氏 | 60 | |
咸陽明氏 | 7 | |
咸川明氏 | 5 | |
海南明氏 | 13 | |
海州明氏 | 63 | |
陜川明氏 | 12 |
琉球の姓
[編集]明(みん)は、琉球王国の士族が持った唐名(からなー)の姓のひとつ(沖縄県の名字参照)。