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(きょう)は、漢姓のひとつ。

中国の姓[編集]

各種表記
繁体字
簡体字
拼音 Jiāng
注音符号 ㄐㄧㄤ
ラテン字 Chiang
広東語発音: Goeng1
上海語発音: Cian1
台湾語白話字 Khiong, Khiang
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姜姓は上古期の中国においてチンギス・カンの「カン(汗)」や「韓氏の韓」と同じく「上に立つ、尊大な」の原義を持つ尊称から生じたものであるが、起源については複数説がある。

地名説[編集]

三皇五帝の一人である炎帝神農氏が姜水のほとりで長じたことを起源とする。「姜水」については、現在の清姜河(渭水の支流)、あるいは岐山県の岐水という2つの解釈がある。

合字説[編集]

  • 「姜」が「癸」+「女」の合字であるという説。上古期の皇帝が女癸を娶り、その子孫に姜姓を与えたとされる伝説が起源で、壬が戊を畏れたため妹の癸を娶らせる五行思想(戊娶癸)が背景にある。
  • (「羊」+「人」)」同様、「羊」+「女」の合字であり、西北中国で羊を放牧していたチベット系民族が羊にちなむ姓をつけたものであろうとする(藤堂明保)。

著名な人物[編集]

古代~中世[編集]

近代以降[編集]

朝鮮の姓[編集]

カン
各種表記
ハングル
漢字
発音: カン
日本語読み: きょう
英語表記: Gang, Kang, Kang, Kahng, Kwang, Khang
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(きょう、カン、: )は、朝鮮人の姓の一つである。

著名な人物[編集]

氏族[編集]

本貫は文献上に100余本が伝わるが、系譜が明確なのは下記の7本である。皆晋州姜氏の支派である。始祖姜以式高句麗の兵馬元帥で、隋の軍隊を打ち破った名将である。姜氏は河氏・鄭氏と共に晋州・晋陽の3大姓であり、特に河氏と共に地方の土姓である。

氏族(地域) 創始者 割合 (%) (2000年)
衿川姜氏 高句麗の兵馬元帥の姜以式
晋州姜氏 高句麗の兵馬元帥の姜以式
白川姜氏 高句麗の兵馬元帥の姜以式
海美姜氏 高句麗の兵馬元帥の姜以式
同福姜氏
光州姜氏
安東姜氏
晋陽姜氏
全州姜氏
江陵姜氏
慶州姜氏
平壌姜氏
済州姜氏
羅州姜氏
谷城姜氏
金海姜氏
密陽姜氏
順興姜氏
忠州姜氏
斉妃姜氏

人口と割合[編集]

晋州を中心に慶南・釜山地方、その次に全南・慶北・全北地方に多数分布する。 朝鮮時代に文科及第者 227人を出して相臣5人、大提学1人、清白吏7人を輩出した。

年度 人口 世帯数 順位 割合
1960年 59万2984人  10万4760世帯  258姓中6位  2.4%
1985年   22万7093世帯  274姓中6位  2.4%
2000年    

出典[編集]

関連項目[編集]