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ユベチ(ギリシア語: γιουβέτσι / γκιουβέτσι、Giouvetsi[1])は、ギリシア料理の1種。
「ユベチ」は、もともとは蓋が付いた土鍋のような容器を指す言葉で、その容器を用いて、鶏肉や牛肉と米粒型のパスタであるクリサラキとをトマトソースで煮込んでオーブン焼きした料理の意味であった[1][2]。今日では、語源となった土鍋やオーブン焼きせずに鍋で作った料理でもユベチと呼ばれる[2]。
シナモンで風味を付け、レモン果汁で味付けするのが特徴[1][2]。
2010年には、地中海食としてユネスコの無形文化遺産に登録された[2]。
- ギュベチ - 類似するトルコ料理。
- サガナキ - ギリシア料理。ユベチ同様に調理器具名が料理名になったもの。