Timing (曲)
「Timing」 | ||||
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ブラックビスケッツ の シングル | ||||
初出アルバム『LIFE』 | ||||
リリース | ||||
規格 | 8cmCD | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | BMG JAPAN | |||
作詞・作曲 |
詞:森浩美&ブラックビスケッツ 曲:中西圭三&小西貴雄 | |||
プロデュース | ブラックビスケッツ | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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ブラックビスケッツ シングル 年表 | ||||
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『Timing』(タイミング)は、ブラックビスケッツの2枚目のシングル。
1998年(平成10年)4月22日、BMG JAPAN[注釈 1]から発売。
概要[編集]
日本テレビ系『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』内で結成されたユニット・ブラックビスケッツ最大のヒット曲であり、番組内で企画されたシングルCDの中でも最大の売上を記録した。ウリナリで行われたポケットビスケッツとのシングル発売を賭けたガソリンすごろく対決に勝利して発売された作品である[注釈 2]。
出荷枚数約200万枚、オリコンでの累計売上は約148万枚。2020年2月時点において歴代シングルランキング88位。1998年(平成10年)の第49回NHK紅白歌合戦出場曲。メンバーのビビアン・スーの母国、台湾で「時機」というタイトルで販売、台湾の音楽ランキングで週間1位を記録。
ミュージック・ビデオは、アメリカ合衆国・ニューヨークで撮影。本作リリースから3年半後となる2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロにより破壊され現存しないワールドトレードセンター2WTC[注釈 3]の屋上展望台でのカットも含まれている。
2011年(平成23年)2月、ビビアンが出演していた「スリムビューティハウス」のCMソングとして、ビビアンのソロ・ヴァージョンの当該曲が使用される。オリジナル・ヴァージョンと異なり、スローテンポのバラードに変えられた。2016年(平成28年)7月から放送されたアニメ「ReLIFE」第3話のエンディング・テーマにも起用された。
2021年(令和3年)末にカバーしたKlang Ruler版が、2022年(令和4年)4月頃よりTikTok上で流行し[1][2]、これが同年12月のブラックビスケッツ20年ぶりの復活のきっかけともなった。
ビビアンがゲスト出演した2022年(令和4年)12月11日放送の『おしゃれクリップ』では、メンバーの天山ひろゆきこと天野ひろゆきが歌詞について言及しており、ウリナリでのビビアンは日本語がほとんど話せない中、理解できない会話が続いた際に当時流行してたたまごっちを取り出し糞をした事を急に言って爆笑をかっさらっていく性格を褒めた上で、「タイミングを合わせる作詞を書こうとしているが、どうもしっくりこない」と作詞した森浩美から打ち明けられたメンバーの南々見狂也こと南原清隆が「ビビアンは全然流れも関係無く急にボソッと何か一言言ってタイミング悪いんだけど、みんなを和ませて笑いになったりするんだよね」と言ったひと言がサビの歌詞として採用され、『Timing』はビビアンの事を書いた曲であることを明かした[3]。その事実を番組内で聞いていたビビアンは「びっくりした!知らなかった。なんで誰も教えてくれなかったの?」と驚いた[3]。
収録曲[編集]
収録曲(台湾盤)[編集]
- 時機
- 中国語詞:VIVIAN HSU & A TEAM
- ビビアン・スーのアルバム『絶対収蔵徐若瑄』に収録。
- 時機(REMIX)
- Remix:佐藤雅彦
- 1stアルバム『LIFE』に収録。
- 時機(オリジナル・カラオケ)
カバー[編集]
- 1998年、中西圭三 - アルバム『SONGS』に収録、セルフ・カバー。
- 2009年、Dub Master X - アルバム『Dub Master X presents Dub Summer Pop』に収録。
- 2011年、Y.O.Y - 長岡市ご当地アイドル。
- 2011年、ビビアン・スー - 『Natural Beauty』に収録のセルフカバー。
- 2012年、Pinkish - セカンドシングル『タイミング〜Timing』。
- 2012年、アルマカミニイト - アルバム『ALMA COVERS』に収録されスペイン語詞にてカバー。
- 2013年、jyA-Me - カバー・アルバム『With. Me -Duet Cover-』に中西圭三とのデュエットを収録。
- 2014年、平井堅 - カバー・アルバム『Ken's Bar III』に収録。
- 2018年、Meik - 配信シングルとしてリリース、ミニアルバム『Make Cheer』にも収録。
- 2019年、フレンズ - 配信シングル。
- 2021年、千秋 - YouTube「千秋の歌YouTube」にて。
- 2021年、伊東健人 - カバー・アルバム『COVER~YOUTH~』に収録。
- 2021年、Klang Ruler - 配信シングル[4]。
- 2022年、Merm4id - 音楽ゲームアプリ D4DJ Groovy mix。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 現・ソニー・ミュージックレーベルズ。
- ^ 敗れたポケットビスケッツはシングル「My Diamond」を発売できなくなるも、翌年に両A面シングルとして発売。
- ^ ツインタワーの南側。
出典[編集]
- ^ 『大ヒット曲「Timing」が再ブレイク!Klang Rulerがカバーした「タイミング ~Timing~」やEmetsound「Earth Defense Force」など、』(プレスリリース)AWA、2022年5月6日 。2022年11月29日閲覧。
- ^ 大宮高史「「90年代ソング」TikTokでブームに? タイミング、ロマンスの神様...令和に人気再燃のワケ」『J-CASTニュース』、2022年4月17日。2022年11月29日閲覧。
- ^ a b 「ブラビ「Timing」ビビアン・スーへの南原清隆のひと言が歌詞に「知らなかった」本人驚き」『日刊スポーツ』、2022年12月11日。2022年12月18日閲覧。
- ^ “ブラックビスケッツ「タイミング」をKlang Rulerがカバー”. 音楽ナタリー (2021年12月24日). 2021年12月24日閲覧。
関連項目[編集]
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