TDK硬式野球部
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チーム名(通称) | TDK |
---|---|
加盟団体 | 日本野球連盟 |
加盟区分 | 企業チーム |
創部 | 1959年 |
チーム名の遍歴 |
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本拠地自治体 |
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練習グラウンド | TDKグラウンド(にかほ市) |
チームカラー | 紺色、赤色 |
監督 |
船木千代美(総監督) 佐藤康典(監督) |
都市対抗野球大会 | |
出場回数 | 17回 |
最近の出場 | 2022年 |
最高成績 | 優勝(1回) |
社会人野球日本選手権大会 | |
出場回数 | 13回 |
最近の出場 | 2024年 |
最高成績 | 2回戦進出 |
全日本クラブ野球選手権大会 | |
出場回数 | ※出場資格なし |
TDK硬式野球部(ティーディーケイこうしきやきゅうぶ)は、秋田県にかほ市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟している社会人野球の企業チーム。
概要
[編集]1959年、東京電気化学工業が『東京電気化学工業硬式野球部』として創部。
1969年シーズン終了後に、チーム名を『TDK硬式野球部』に改称した[1]。
1982年には長野県佐久市を本拠地としたTDK千曲川硬式野球部も創部している。
1973年、都市対抗野球に初出場を果たすが初戦敗退に終わる。その後も、8度目の出場まで初戦で敗退していた。
2006年、都市対抗野球の1回戦の伯和ビクトリーズ戦で初勝利を挙げると、その後も「にかほ旋風」とも呼ばれる快進撃を続け、決勝では日産自動車を破り、秋田県勢および東北勢の初となる優勝を果たし、黒獅子旗が初めて白河の関を越えた。
2009年2月20日、世界的な不況の影響を受け廃部となったTDK千曲川を統合し、TDKグループ唯一の野球部となった[2]。なお、TDK千曲川から監督・11選手が移籍した。
設立・沿革
[編集]- 1959年 - 『東京電気化学工業』として創部。
- 1970年 - チーム名を『TDK』に改称。
- 1973年 - 都市対抗野球大会に初出場(初戦敗退)。
- 1974年 - 日本選手権に初出場(第1回大会、2回戦敗退)。
- 2005年 - 10月1日に市町村合併に伴い本拠地がにかほ市に変更。
- 2006年
- 2009年
主要大会の出場歴・最高成績
[編集]- 都市対抗野球大会 - 出場17回、優勝1回(2006年)
- 社会人野球日本選手権大会 - 出場13回
- JABA長野大会 - 優勝1回(2024年)
出身プロ野球選手
[編集]- 仁部智(投手) - 2003年ドラフト5位で広島東洋カープに入団 ※チーム出身者として初のプロ野球選手
- 大原慎司(投手) - 2010年ドラフト5位で横浜ベイスターズに入団
- 豊田拓矢(投手) - 2013年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団
- 小木田敦也(投手) - 2021年ドラフト7位でオリックス・バファローズに入団
- 権田琉成(投手) - 2023年ドラフト7位でオリックス・バファローズに指名
元プロ野球選手の競技者登録
[編集]かつて在籍していた選手
[編集]- 田原伸吾(外野手) - 熊谷組より移籍。此花学院高校時代に高校通算78本塁打を記録。監督の有力候補に挙げられたこともある。
- 野田正義(投手) - 2006年の都市対抗野球で橋戸賞を受賞。
- 高木修二(外野手) - 引退後、競輪選手に転向。
- 佐々木弥(内野手) - 2006年社会人ベストナイン(一塁手)選出。
歴代監督
[編集]- 真崎隆郎
- 淡路俊
- 岡本隆
- 今野忠良
- 作左部仁
- 斎藤亮
- 加藤英明
- 船木千代美
- 佐藤康典
- 川本大
脚注
[編集]- ^ “チーム名称変更”. 日本社会人野球協会 会報 1969: p. 139
- ^ 『TDK千曲川硬式野球部(長野)の活動停止について』(プレスリリース)TDK、2009年2月23日 。2014年7月28日閲覧。