SBSカップ 国際ユースサッカー
SBSカップ 国際ユースサッカー | |
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開始年 | 1977年 |
主催 | 日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞・静岡放送 |
参加チーム数 | 4 |
前回優勝 | U20関東大学選抜 |
サイト | 公式ウェブサイト |
SBSカップ 国際ユースサッカー(SBSカップ こくさいユースサッカー)は、JFA、静岡県サッカー協会、静岡新聞・静岡放送 (SBS) 主催により毎年8月に日本の静岡県で行われるユース年代の国際親善サッカー大会である。
概要
[編集]日本ユース代表 (U-18) 、静岡県高校選抜と海外から招いた強豪クラブユースチーム、あるいはユースのナショナルチームを招き、静岡県内の各スタジアムを舞台に総当りリーグ戦で熱戦を繰り広げる。会場は藤枝総合運動公園サッカー場、静岡県草薙総合運動場陸上競技場、エコパスタジアムの3箇所で1日ずつ行なわれる(2012年の場合)。
この大会では小野伸二、高原直泰、川口能活といった静岡県に縁のあるサッカー選手をはじめとした数多くの選手が出場し、世界への登竜門的な位置づけもある。1985年大会では、当時ブラジルのキンゼ・デ・ジャウーに留学していた三浦知良が静岡に凱旋し、静岡高校選抜のDF中山雅史、FW武田修宏らと試合を行った[1]。
また、ロナウジーニョやパトリック・クライファートなどもこの大会に参加した。この模様は静岡放送やGAORAにて全国に中継される。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により海外チームの招待が困難であるとの判断から中止となり、その代替として国内チーム限定の「2020 SBSカップ ドリームユースサッカー」が開催され、清水エスパルスユースが優勝した[2]。
歴史
[編集]1977年に静岡放送の創立25周年記念事業として「日韓親善高校サッカー大会」の名称で、静岡県の高校サッカー3チームが韓国に赴き、韓国の高校との親善試合を行った事が始まりである。
第3回(1979年)からは主催者に日本サッカー協会が加わり、大会名称が「SBSカップ 国際ジュニアサッカー」となった。静岡県内の会場で試合が行われ、大会形式は出場チームによるトーナメント方式で行われた。
第15回(1991年)より大会名称が「SBSカップ 国際ユースサッカートーナメント」に改められた。
第20回(1996年)より大会形式がリーグ戦方式となり、大会名称も「SBSカップ 国際ユースサッカー」と改められた。
歴代大会結果
[編集]回 | 年 | 優勝 | 決勝スコア | 準優勝 | 3位 | スコア | 4位 | 大会形式 |
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1 | 1977 | 自動車工業高校、藤枝東高校、清水東高校、大倫高等学校(韓国) | 親善試合 | |||||
2 | 1978 | 藤枝東高校、清水東高校、静岡県選抜、大田商高校(韓国) | ||||||
3 | 1979 | 青丘高等学校 | 6-1 | 静岡県選抜 | トーナメント方式 | |||
4 | 1980 | 静岡県選抜 | 5-2 | 清水東高校 | ||||
5 | 1981 | バイエルン・ミュンヘン | 3-1 | 静岡県選抜 | ||||
6 | 1982 | 静岡県選抜 | 1-0 | 錦湖高等学校 | ||||
7 | 1983 | 日本ユース代表 | 2-1 | 静岡県選抜 | ||||
8 | 1984 | フェイエノールト | 3-0 | 清水東高校 | ||||
9 | 1985 | 静岡県選抜 | 3-0 | 青丘高等学校 | ||||
10 | 1986 | CAジュベントス | 4-2 | 静岡県選抜 | ||||
11 | 1987 | アメリカーナ | 3-0 | 錦湖高等学校 | ||||
12 | 1988 | セレソン・パラナ | 2-1 | 静岡県選抜 | ||||
13 | 1989 | セレソン・サンパウロ | 1-0 | 静岡県選抜 | ||||
14 | 1990 | ボタフォゴFR | 1-1 (PK 5-3) |
静岡県選抜 | ||||
15 | 1991 | モジアララ | 静岡県選抜 | |||||
16 | 1992 | レアル・マドリード | 2-1 | チェコスロバキアユース | ||||
17 | 1993 | 日本ユース代表 | 2-1 | 静岡県選抜 | ||||
18 | 1994 | 日本ユース代表 | 3-0 | ユヴェントス | ||||
19 | 1995 | 日本ユース代表 | キンゼ・デ・ジャウー | |||||
20 | 1996 | グレミオ | 3-1 | 静岡県選抜 | リーグ戦 | |||
21 | 1997 | U-18日本代表 | 3-0 | ユヴェントス | ||||
22 | 1998 | クルゼイロ | 4-1 | U-19日本代表 | ||||
23 | 1999 | U-18日本代表 | 3-2 | クロアチア・ザグレブ | ||||
24 | 2000 | U-19日本代表 | 0-0 (PK 4-3) |
パルメイラス | ||||
25 | 2001 | バレンシア | 1-0 | パルメイラス | ||||
26 | 2002 | パラグアイユース代表 | - | ポルトガルユース代表 | ||||
27 | 2003 | U-18日本代表 | - | ベルギーユース代表 | ||||
28 | 2004 | U-19ブラジル代表 | - | U-19日本代表 | ||||
29 | 2005 | U-18アルゼンチン代表 | - | U-18日本代表 | ||||
30 | 2006 | U-19韓国代表 | - | U-19日本代表 | ||||
31 | 2007 | 静岡ユース | - | U-18ウクライナ代表 | ||||
32 | 2008 | U-19アルゼンチン代表 | - | U-19日本代表 | ||||
33 | 2009 | U-18日本代表 | - | U-18メキシコ代表 | ||||
34 | 2010 | U-19日本代表 | - | U-19スペイン代表 | ||||
35 | 2011 | 静岡ユース | - | U-19日本代表 | ||||
36 | 2012 | U-19日本代表 | - | U-19ポルトガル代表 | ||||
37 | 2013 | U-19日本代表 | - | 静岡ユース | ||||
38 | 2014 | U-19コロンビア代表 | - | 静岡ユース | ||||
39 | 2015 | U-18クロアチア代表 | - | U-18スペイン代表 | ||||
40 | 2016 | U-19スロバキア代表 | - | 静岡ユース | ||||
41 | 2017 | U-18チリ代表 | - | U-18チェコ代表 | ||||
42 | 2018 | U-18パラグアイ代表 | - | U-18日本代表 | ||||
43 | 2019 | コロンビア | - | U-18日本代表 | ||||
44 | 2020 | 新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止 | ||||||
45 | 2021 | |||||||
46 | 2022 | ウズベキスタン | - | 静岡ユース | リーグ戦 | |||
47 | 2023 (詳細) |
U-20関東学生選抜 | - | U-18日本代表 |
- 大会結果の出典[3]
参考文献
[編集]- 『静岡サッカー70年の歩み』静岡県サッカー協会、1990年