コンテンツにスキップ

臼杵造船所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。123.219.210.59 (会話) による 2021年8月3日 (火) 09:26個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

株式会社臼杵造船所[1]
USUKI SHIPYARD CO., LTD.[1]
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
875-0034
大分県臼杵市大字板知屋1番地12[1]
北緯33度7分14.6秒 東経131度48分37.6秒 / 北緯33.120722度 東経131.810444度 / 33.120722; 131.810444座標: 北緯33度7分14.6秒 東経131度48分37.6秒 / 北緯33.120722度 東経131.810444度 / 33.120722; 131.810444
設立 1988年(昭和63年)8月16日[1]
業種 輸送用機器
法人番号 6320201000034 ウィキデータを編集
事業内容 各種船舶・艦艇の建造修理
鉄構造物及び機械器具設置業など[1]
代表者 代表取締役社長執行役員 角田二朗[1]
資本金 5,000万円[1]
売上高 168億円(2018年度)[1]
従業員数 503名(2020年3月31日現在)[1]
主要株主 福岡造船 [1]
外部リンク www.usukiship.co.jp
テンプレートを表示

株式会社臼杵造船所(うすきぞうせんじょ)は、大分県臼杵市に本社を置く造船会社である。福岡造船の傘下企業。[2]

概要

リアス式海岸で水深の深い良港に恵まれた豊後水道沿いの大分県南部では、造船業が盛んである。

株式会社臼杵造船所は、臼杵市と佐伯市に造船所を有していた臼杵鉄工所が1978年(昭和53年)7月に会社更生法の適用を申請して倒産した後に、その臼杵造船所の設備を貸借して創業された[3]。なお、臼杵鉄工所の佐伯造船所の設備は尾道造船傘下の佐伯重工業に受け継がれている[4]

臼杵湾の市街地近くに造船所を構え、ケミカルタンカー、プロダクトタンカー、原油タンカーLPGタンカーなどのタンカー旅客フェリー自動車運搬船RO-RO船などの貨物船などの建造・修理を行っている[5]。また、鋼橋をはじめとする鉄構造物の建造も行っている[6]

沿革

  • 1988年(昭和63年)8月 - 臼杵鉄工所の工場設備を貸借して操業開始[3]
  • 1989年(昭和64年)1月 - 大分県より建設業の許可取得。
  • 1992年(平成4年)9月 - 臼杵鉄工所より貸借中の工場設備を購入。
  • 1993年(平成5年)3月 - 防衛庁より船舶製造業A級資格を取得。
  • 1998年(平成10年)5月 - 第一船台を5,999 G/Tから8,400 G/Tへ拡張。
  • 1999年(平成11年)3月 - 第一船台を9,200 G/Tへ再拡張。
  • 2018年 (平成30年) 4月 - 福岡造船が株式の90%超を取得。

設備

  • 第一船台:9,200 G/T[7]
  • 第二船台:499 G/T

主な建造船

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 会社概要 株式会社臼杵造船所
  2. ^ 臼杵造船所は福岡造船の傘下へ”. 2018年4月9日閲覧。
  3. ^ a b 沿革 株式会社臼杵造船所
  4. ^ 造船業界は幾度も荒波に 佐伯支局長日誌、2016年4月5日
  5. ^ a b 船舶部実績一覧 株式会社臼杵造船所
  6. ^ 鉄構部実績一覧 株式会社臼杵造船所
  7. ^ 工場設備 株式会社臼杵造船所

関連項目

外部リンク