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1997年のJリーグカップ

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1997 Jリーグカップ
Jリーグヤマザキナビスコカップ
開催国 日本の旗 日本
開催期間 1997年3月8日-11月29日
参加チーム数 20
優勝 鹿島アントラーズ
準優勝 ジュビロ磐田
試合総数 74
ゴール数 222 (1試合平均 3点)
観客動員数 581,834 (1試合平均 7,863人)
得点王 バルデス(札幌)
ラデ(市原)
エジウソン(柏)
呂比須ワグネル(平塚)
(8得点)
最優秀選手 ジョルジーニョ(鹿島)
1996
1998
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1997年Jリーグカップ3月8日に開幕し、11月29日迄の日程で行われた大会である。

優勝は鹿島アントラーズ(初優勝)。

大会名称

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ヤマザキナビスコを冠スポンサーとしてJリーグヤマザキナビスコカップの名称で開催された。

レギュレーション

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1997年のJリーグカップのレギュレーションは以下の通りである。

  • 参加クラブはJリーグの17クラブと、JFL所属でJリーグ準会員資格を持つコンサドーレ札幌ブランメル仙台、ならびにJFL参加予定のサガン鳥栖FCの計20クラブ。
    • サガン鳥栖FCは、直前に解散したJリーグ準会員の鳥栖フューチャーズを実質的に承継するチームであることから、救済措置として特例的に参加を認められたものである。
  • 4チームずつの5グループに分け、各々ホーム&アウェーの総当たり戦を行う。
  • グループリーグの試合形式は90分(延長戦・PK方式は行わない)。
    • 勝者に勝ち点3、敗者は勝ち点0、引き分けは両者に勝ち点1。
    • 前年1996年の大会では同一カードを土曜日と次週水曜日に連戦する変則H&Aで2試合の成績を基として勝ち点を与えていたが、これが複雑でわかりにくい方法だったため、今大会は通常のリーグ戦と同じ要領で1試合ずつの勝ち点制とした。
  • 各グループ1位(計5チーム)と、各グループ2位のうち成績上位3チームの合計8チームが決勝トーナメント進出。
  • 決勝トーナメントは全てホーム&アウェーで行い、2試合の合計点数で勝敗を決める。

グループリーグ

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グループリーグは3月8日から3月29日迄の日程で行われた。「†」は準会員、「‡」は特別参加。

グループA

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チーム JEF SSP BEL BRU
1 ジェフユナイテッド市原 6 5 0 1 15 5 +10 15 決勝トーナメント進出 3–0 3–1 4–0
2 清水エスパルス 6 2 3 1 7 6 +1 9 2–0 0–0 1–1
3 ベルマーレ平塚 6 2 2 2 14 10 +4 8 1–2 2–2 6–0
4 ブランメル仙台 6 0 1 5 5 20 −15 1 1–3 0–2 3–4
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: レギュレーション

グループB

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チーム CON VER GAM MAR
1 コンサドーレ札幌 6 2 3 1 12 10 +2 9 決勝トーナメント進出 2–2 1–0 1–2
2 ヴェルディ川崎 6 2 3 1 9 8 +1 9 2–2 1–2 1–1
3 ガンバ大阪 6 2 1 3 10 11 −1 7 3–3 0–1 1–2
4 横浜マリノス 6 2 1 3 10 12 −2 7 1–3 1–2 3–4
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: レギュレーション

グループC

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チーム ANT RED CRZ SAG
1 鹿島アントラーズ 6 3 2 1 16 9 +7 11 決勝トーナメント進出 0–0 2–4 5–0
2 浦和レッズ 6 2 4 0 9 3 +6 10 1–1 3–1 4–0
3 セレッソ大阪 6 2 2 2 11 10 +1 8 3–4 1–1 2–0
4 サガン鳥栖FC 6 0 2 4 1 15 −14 2 1–4 0–0 0–0
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: レギュレーション

グループD

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チーム REY GRA SFR VIS
1 柏レイソル 6 3 2 1 13 5 +8 11 決勝トーナメント進出 1–1 3–0 5–1
2 名古屋グランパスエイト 6 2 3 1 10 8 +2 9 1–1 2–1 3–0
3 サンフレッチェ広島 6 2 1 3 8 11 −3 7 0–2 4–2 1–0
4 ヴィッセル神戸 6 1 2 3 6 13 −7 5 2–1 1–1 2–2
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: レギュレーション

グループE

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チーム JUB FLU SAN AVI
1 ジュビロ磐田 6 4 2 0 12 6 +6 14 決勝トーナメント進出 0–0 2–1 4–2
2 横浜フリューゲルス 6 3 2 1 5 3 +2 11 1–2 1–0 1–0
3 京都パープルサンガ 6 1 1 4 5 9 −4 4 1–3 0–1 1–0
4 アビスパ福岡 6 0 3 3 6 10 −4 3 1–1 1–1 2–2
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: レギュレーション

各グループ2位の比較

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チーム
1 E 横浜フリューゲルス 6 3 2 1 5 3 +2 11 決勝トーナメント進出
2 C 浦和レッズ 6 2 4 0 9 3 +6 10
3 D 名古屋グランパスエイト 6 2 3 1 10 8 +2 9
4 B ヴェルディ川崎 6 2 3 1 9 8 +1 9
5 A 清水エスパルス 6 2 3 1 7 6 +1 9
出典:
順位の決定基準: レギュレーション

決勝トーナメント

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下表の「チーム #1」が第1戦のホームチーム。延長戦Vゴール方式。

  準々決勝 準決勝 決勝
                                   
横浜フリューゲルス 0 3 3  
柏レイソル 1 0 0  
  横浜フリューゲルス 1 0 1  
  ジュビロ磐田 0 2 2(延長)  
浦和レッズ 0 2 2
ジュビロ磐田 0 3 3  
  ジュビロ磐田 1 1 2
  鹿島アントラーズ 2 5 7
コンサドーレ札幌 1 0 1  
鹿島アントラーズ 2 7 9  
  鹿島アントラーズ 1 0 1
  名古屋グランパスエイト 0 0 0  
名古屋グランパスエイト 4 1 5
ジェフユナイテッド市原 0 1 1  

準々決勝

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第1戦が10月15日に、第2戦が10月18日に行われた。 詳細は、公式記録 を参照。

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
浦和レッドダイヤモンズ 2 - 3 ジュビロ磐田 0 - 0 2 - 3
名古屋グランパスエイト 5 - 1 ジェフユナイテッド市原 4 - 0 1 - 1
コンサドーレ札幌 1 - 9 鹿島アントラーズ 1 - 2 0 - 7
横浜フリューゲルス 3 - 1 柏レイソル 0 - 1 3 - 0

準決勝

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チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
鹿島アントラーズ 1 - 0 名古屋グランパスエイト 1 - 0 0 - 0
横浜フリューゲルス 1 - 2 ジュビロ磐田 1 - 0 0 - 2 (延長)


決勝

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チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
ジュビロ磐田 2 - 7 鹿島アントラーズ 1 - 2 1 - 5


1997年11月22日
15:03
第1戦
ジュビロ磐田 1 - 2 鹿島アントラーズ
中山雅史 74分にゴール 74分 公式記録 秋田豊 33分にゴール 33分
ジョルジーニョ 86分にゴール 86分
ジュビロ磐田スタジアム
観客数: 10,437人
主審: 太田潔

1997年11月29日
15:04
第2戦
鹿島アントラーズ 5 - 1 ジュビロ磐田
相馬直樹 23分にゴール 23分
マジーニョ 28分にゴール 28分50分
長谷川祥之 51分にゴール 51分
秋田豊 84分にゴール 84分
公式記録 清水範久 73分にゴール 73分
テレビ中継

表彰

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  • 大会MVP ジョルジーニョ(鹿島アントラーズ)
  • ニューヒーロー賞 三浦淳宏(横浜フリューゲルス)

関連項目

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