青春ブタ野郎シリーズ
青春ブタ野郎シリーズ | |
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ジャンル | 青春、SF、ファンタジー、恋愛 |
小説 | |
著者 | 鴨志田一 |
イラスト | 溝口ケージ |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | 電撃文庫(アスキーメディアワークス) |
刊行期間 | 2014年4月 - |
巻数 | 既刊12巻(2022年12月現在) |
漫画:青春ブタ野郎は バニーガール先輩の夢を見ない | |
原作・原案など | 鴨志田一 |
作画 | 七宮つぐ実 |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | 電撃G'sコミック |
レーベル | 電撃コミックスNEXT |
発表号 | 2016年1月号 - 2018年10月号 |
巻数 | 全2巻 |
漫画:青春ブタ野郎は プチデビル後輩の夢を見ない | |
原作・原案など | 鴨志田一 |
作画 | 浅草九十九 |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | 電撃G'sコミック |
レーベル | 電撃コミックスNEXT |
発表号 | 2018年5月号 - 2019年2月号 |
巻数 | 全2巻 |
漫画:青春ブタ野郎は ロジカルウィッチの夢を見ない | |
原作・原案など | 鴨志田一 |
作画 | 秋奈つかこ |
出版社 | KADOKAWA |
掲載サイト | ComicWalker |
レーベル | 電撃コミックスNEXT |
発表期間 | 2020年8月1日 - 2022年5月19日 |
巻数 | 全2巻 |
アニメ:青春ブタ野郎は バニーガール先輩の夢を見ない | |
原作 | 鴨志田一 |
監督 | 増井壮一 |
シリーズ構成 | 横谷昌宏 |
脚本 | 横谷昌宏 |
キャラクターデザイン | 田村里美 |
音楽 | fox capture plan |
アニメーション制作 | CloverWorks |
製作 | 青ブタ Project |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2018年10月 - 12月 |
話数 | 全13話 |
映画:青春ブタ野郎は ゆめみる少女の夢を見ない | |
原作 | 鴨志田一 |
監督 | 増井壮一 |
脚本 | 横谷昌宏 |
キャラクターデザイン | 田村里美 |
音楽 | fox capture plan |
制作 | CloverWorks |
製作 | 青ブタ Project |
配給 | アニプレックス |
封切日 | 2019年6月15日 |
上映時間 | 89分 |
映画:青春ブタ野郎は おでかけシスターの夢を見ない | |
原作 | 鴨志田一 |
監督 | 増井壮一 |
脚本 | 横谷昌宏 |
キャラクターデザイン | 田村里美 |
音楽 | fox capture plan |
制作 | CloverWorks |
製作 | 青ブタ Project |
配給 | アニプレックス |
封切日 | 2023年6月23日 |
上映時間 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 文学・漫画・アニメ |
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
青春ブタ野郎シリーズ(せいしゅんブタやろうシリーズ)は、鴨志田一による小説シリーズ。公式略称は「青ブタ」(あおぶた)[1]。2014年4月から電撃文庫 (KADOKAWA) より既刊12巻(2022年12月現在)が刊行されている。イラストは鴨志田の前作『さくら荘のペットな彼女』から引き続き溝口ケージが担当している。2022年9月時点でシリーズ累計発行部数は200万部を突破している[2]。『このライトノベルがすごい!』文庫部門では2020年版で5位を獲得している[3]。
あらすじ[編集]
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第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」[編集]
高校2年生の梓川咲太は同じ高校の先輩であり、女優として有名な桜島麻衣に図書館で出会う。彼女はなぜかバニーガール姿だったが、咲太以外の図書館の利用客には彼女の姿や声が認識できないようだった。麻衣の透明化現象は、都市伝説として知られる思春期症候群の一種であり、彼女が女優業を休業し、学校でも孤立して空気のような存在を演じていたことが原因だという。咲太はこの状況を正常化するには、本来麻衣がやりたがっていた女優の仕事を再開すればいいと語る。麻衣はその言葉に推されて芸能界復帰を決断するが、思春期症候群の影響がどんどん広がって麻衣を認識できない人間が増えていく。そして咲太以外のすべての人は麻衣が見えなくなって彼女に関する記憶を失い、とうとう咲太さえも麻衣のことを忘れてしまう。だが、とあることがきっかけで麻衣の存在を思い出した咲太が教室を飛び出し、校庭から校舎の全生徒に向かって、大声で麻衣が好きだと告白をしたことで、全校生徒が麻衣の存在を再び認識できるようになった。その1か月後、咲太は麻衣と交際を始めることになる。麻衣の芸能界復帰も決まる。
第2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」[編集]
麻衣と交際を始めた咲太だが、その翌日は昨日と同じ日に戻ったようで、咲太以外の皆はそれに気づいておらず、麻衣との交際開始もなかったことになっていた。だが高校の後輩・古賀朋絵だけは咲太と同じく、世界が同じ日を繰り返していることに気づいていたことがわかる。朋絵は自分の友人関係を守るため3年生の前沢からの告白を回避しなければならない状況にあり、回避できるまで同じ日を繰り返すという思春期症候群を起こしていた。告白回避のため、咲太と朋絵は嘘の恋人関係を演じることになるが、朋絵は次第に咲太に対して本当に恋心を抱くようになる。嘘の恋人関係を解消する約束だった1学期の終業式の日を終えるも、本心では別れたくない朋絵が再び思春期症候群を発症して、その日の繰り返しが始まってしまう。4回目で朋絵が咲太に告白をして振られることで、麻衣と交際を始める前日に戻り、思春期症候群は解決した。
第3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」[編集]
咲太は友人である双葉理央がふたりに増えるという思春期症候群を発症していることを知る。理央の数少ない友人である咲太と国見佑真にはふたりとも彼女ができ、理央はひとりになってしまうという不安から、誰かにかまってほしくてSNSに官能的な自撮りをあげるようになっていた。その結果、誰かにかまってほしい理央と、そのための手段を許さない理央の二つの存在に分裂したのだった。咲太、佑真と海岸で花火などをして夜を明かし、自分が孤独ではないと知った片方の理央だったが、その時の皆の写真を見たもう片方の理央は、その写真に写っている理央がいればいい、自分の存在は要らないと考え失踪してしまう。しかし、必死で自分を見つけ出した咲太の言葉に気持ちを変えられた理央は、電話を介してもうひとりの自分と話し気持ちを同じにすることで、ひとつの存在にもどることができた。
第4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」[編集]
二学期の初日、咲太は麻衣および豊浜のどかに出会う。のどかはアイドルとしても活動している、麻衣の母親違いの妹だった。ところがその時、麻衣とのどかの外見が入れ替わるという現象が起こっていた。しばらく麻衣はのどかとして、のどかは麻衣として生活をすることになるが、その後ふたりは大喧嘩をしてしまう。のどかは、麻衣として自分が経験したCM撮影や、麻衣がのどかとして行ったライブでの様子を経験して、自分と麻衣との実力差を痛感し、自暴自棄になる。そんなのどかに、咲太は麻衣の“宝物”を見せる。それは幼い頃から大切に保管されていた、のどかから麻衣宛ての何通もの手紙だった。そして麻衣との仲直りを経て、自分は麻衣のようにならなくてもいいことをのどかが悟った瞬間、思春期症候群は解決し、ふたりの体は元に戻った。
第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」[編集]
咲太の妹・梓川かえでは自分の引きこもりと不登校を解消するため、最終的に「学校に行く」という項目がある「今年の目標」を咲太に掲げた。その日から麻衣やのどかの協力も得て、かえでは電話や外出の練習などを始める。その後麻衣たちは、2年前以前の記憶がかえでにないことを知る。2年前、咲太の妹・梓川花楓はいじめが原因で解離性障害と思春期症候群を発症、それまでの記憶を消去して花楓の中に新たな人格を形成した。花楓を救えなかった自責に駆られる咲太にも思春期症候群が発生したところ、七里ヶ浜で出会った牧之原翔子に出会い価値観を変えられ、花楓に「梓川かえで」として生きることを提案したという。一方で、学校にいこうとするもストレスによる体調不良と思春期症候群に苦しめられていたかえだが、咲太により動物園に連れられて行った帰り、夜の学校に行くこともできて「今年の目標」を達成する。だが、翌朝目を覚ましたのは“花楓”だった。かえでを失ったどうしようもない気持ちを叫ぶ咲太の前に現れたのは、2年前に七里ヶ浜で会った時から2歳ほど歳をとった翔子。翔子から、かえでが「今年の目標」を立てた理由が「自分がいなくなる前に、咲太と一緒に目標を叶えて多くの思い出を作ること」だと聞いた咲太は、悲しみを抱えながらも現実と向き合う努力を始める。
第6巻「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」[編集]
世界には、咲太の初恋相手である大学生の牧之原翔子(以下、便宜上「翔子さん」とする)と、重い心臓病を抱える中学生の牧之原翔子(以下、便宜上「翔子ちゃん」とする)のふたりが存在している。やがて翔子さんの正体が“咲太の心臓を移植して延命した未来の翔子ちゃん”であることが発覚。翔子さんは「12月24日、麻衣とのデート先に向かう咲太は、交通事故に巻き込まれて死ぬ運命にある」ことを明かした。その咲太の心臓を移植することで翔子ちゃんは生き延びられたという。だが翔子さんは咲太に事故に遭わないよう警告し、麻衣に咲太を任せる。しかし翔子ちゃんの容態は悪く、一刻も早く心臓のドナーが現れないと危険な状態だった。自分が犠牲となり翔子ちゃんを助けるか、それとも咲太に生きていてほしいと懇願する麻衣の願いをかなえるかわりに翔子ちゃんを見殺しにするかという二者択一に咲太は葛藤するが、結局咲太は事故現場になるはずの翔子さんのもとへと向かう。そこに車がつっこんできたが、咲太を突き飛ばした麻衣が、身代わりになって死んでしまう。
第7巻「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」[編集]
麻衣の死がショックで、数日間咲太は抜け殻のような状態になっていたが、そこにまたも翔子さんが現れた。この翔子さんは、麻衣の心臓を移植されて延命した翔子ちゃんが成長した姿だった。翔子さんは“咲太と麻衣が幸せになる未来”を獲得するため、咲太が過去に戻る手助けをする。事故の起こる日に戻った咲太は、麻衣に会いに行く。麻衣は既に、翔子ちゃんを見捨てて自分は生きるという選択を咲太ができるはずがないと見抜き、自分の命をかけてでも咲太を助ける覚悟を決めていた。だが咲太は、自分のことは自分で解決するから待っていてほしいと麻衣を説得。それから、交通事故に遭おうとしていた過去の自分を自分で突き飛ばし、未来を変えた。だが、結果として翔子ちゃんの心臓のドナーは現れず、彼女は危篤の状態となる。咲太は麻衣に、やはりどうにかして翔子ちゃんを助けたいという願望を伝える。その結果歴史が変わり、麻衣が出演した映画の影響で、心臓のドナーが大幅に増えたという世界になる。そこで咲太と麻衣は、別の第三者から心臓移植を受けて元気になった翔子ちゃんと出会う。
第8巻「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」[編集]
花楓は改めて不登校を解消すべく、中学校への登校を保健室に通うことから始めていた。さらに中学校卒業後は、峰ヶ原高校に通いたいと言い出す。だが花楓は、ストレスとそれに伴う思春期症候群のため体調を崩し、入学試験を受けられなくなってしまう。咲太は落ち込む花楓に対し、兄と同じ峰ヶ原高校に通うことが“かえで”の願いだったとしても、花楓が色々と我慢してまで峰ヶ原高校に通う必要はないと諭す。また咲太は、のどかの所属するアイドルグループ「スイートバレット」のメンバーの広川卯月が通信制高校に通っていることを知ったため、のどかに頼んで、花楓と卯月の対面をセッティングしてもらった。花楓は、卯月が全日制の高校に馴染めなくて不登校になったこと、通信制高校のことなどを色々と教えてもらう。その後、定員割れのため、花楓は峰ヶ原高校に合格になったという知らせが入るが、花楓は峰ヶ原高校ではなく自分で行きたい学校を決めると宣言する。
第9巻「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」[編集]
咲太と、家族の記憶が戻った花楓は、父が住む横浜の家を訪れ、花楓に起こったことが原因で精神疾患に陥り、療養中だった母と対面する。その翌日、咲太はかつて麻衣が体験したような、誰にも認識されない状態になり、母も花楓も咲太を認識しなかった。咲太がかえで(花楓)とふたりで生活する上で母のことを考えないようにしていたことが、この現象を引き起こしたと思われた。その後、麻衣そっくりだが小学生くらいの少女が現れる。その少女だけは咲太を認識しており、少女に導かれるうちに、気づくと咲太は違う場所、違う世界にいた。そこは咲太、花楓と父、母が皆健康に4人で暮らしており、花楓のいじめ問題は解決し普通に中学に登校。咲太は理央たちと友人のままで、麻衣とも交際しているという理想の世界だった。だがこの世界は「居心地がよすぎる」と、咲太は元の世界に戻る決心をする。咲太は再び麻衣そっくりの少女に導かれ、元の世界に戻った。元の世界ではやはり誰も咲太を認識しなかったが、仕事で山梨県に行っていた麻衣が1日早く帰ってきて、咲太のことを見つけてくれた。麻衣に励まされた咲太は、改めて母と対面に行く。すると母が咲太に気がつき、他の皆にも認識される状態に戻った。
第10巻「青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない」[編集]
咲太たちは大学生になり、約半年が過ぎていた。そんな中、咲太と同じ大学に通う広川卯月の様子が突然変わった。いつもマイペースで天然、テンションが高い彼女が、突如「空気を読んで」相手の顔色をうかがい、自分を周囲に合わせるようになった。同時に卯月は「私も、みんなに笑われてたんだ」と、空気の読めない自分が周囲からどのように見られていたかに気がつく。また、卯月の出演していたCMが話題となり、彼女のソロデビューやスイートバレットからの卒業が囁かれるようになる。そんな中で卯月は咲太に「スイートバレットで武道館を目指す」という目標の達成が難しいと感じるようになった胸中を吐露する。その週末お台場で行われたスイートバレットのライブ中、突然卯月の声が出なくなってしまう。かろうじてその日のライブを乗り切った皆だったが、ライブは翌日にも控えていた。八景島で行われた野外ライブに、卯月抜きの4人で行われることになったスイートバレットのライブをひとり見に訪れた咲太は、観客の中に卯月を発見。彼女はもう声が出せるようになっていることを見抜いて話しかける。武道館を目指して楽天的に皆を引っ張っていた卯月だったが、自分の中に、報われない努力をするスイートバレットのメンバーを嘲る心があったことに気づいて罪悪感を抱き、ステージに上がることを躊躇する。だが、降雨と機材トラブルに見舞われながらも舞台に立つスイートバレットのメンバーを見て、咲太に背中を押されステージへと上がった。卯月はステージにて、ソロデビューすることと同時に、スイートバレットも卒業せず武道館を目指すことを宣言した。翌日咲太は大学にて、退学届を提出したという卯月と会い、「卒業おめでとう」と言って送り出した。直後咲太は、季節外れのサンタクロースに扮しているが、咲太以外の誰にも認識されていない女性を目撃して、話しかけられる。彼女は霧島透子と名乗った。
第11巻「青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない」[編集]
咲太は中学時代の同級生で、今は同じ大学に通う赤城郁実が、予知能力があるかのように危険を察知して子供を助ける光景を目撃した。その後咲太は、自分が見た夢に「#夢見る」のハッシュタグをつけてSNSに投稿すると正夢になるという噂を聞く。郁実は、その投稿の中から人に危害が及ぶような書き込みを探し、回避させるという人助けを行っていた。後日咲太は、目に見えない人間が触ったかのように、郁実の衣服を乱れさせるという光景や、誰かと意思疎通するためのように郁実の身体に文字が表れては消えるという光景を目にする。やがて咲太は「今の郁実は、かつて自分(咲太)が(9巻にて)別の可能性の世界に迷い込んだときに出会った、峰ヶ原高校に通っていた郁実」と推測。郁実はこれを事実と認め、人のためになりたいと願った自分になれずに嫌になって逃げ出したいと思った結果、この世界の、咲太と同じ大学の入学式にやってきて、今まで生活してきたことを話す。今まで郁実の身体に起こっていた奇妙な現象は、別の世界の郁実の身に起こったことがこちらの郁実の身体にも影響を及ぼしていたからだった。それから郁実は「同窓会で待ってる」という、自分の身体に書かれた文字を咲太に見せてから姿を消した。その言葉が示していた中学の同窓会会場に行くと、そこにも郁実がいたが、咲太が郁実に話しかけると会場の皆が驚愕する。同窓会参加者は今まで誰ひとり、1時間ほど前から会場にいた郁実の存在に気づいていなかった。そのことや、同窓会参加者も「#夢見る」の予知夢を体験していたことなどを指摘し、思春期症候群は実在すると郁実は宣言。そして、かつて咲太や花楓の思春期症候群について信じず、咲太を排斥していた自分たちを批判した。周囲が否定も肯定もできず沈黙に包まれる中、咲太はおどけ、郁実と示し合わせての冗談、サプライズだったと言って立ち去る。翌日咲太と麻衣の前に、本来のこの世界の住人である、昨日の同窓会会場にいた郁実がやってきた。郁実は咲太と麻衣に、別の世界の咲太からの、この世界の咲太と麻衣に向けての謎の警告文を見せた。
第12巻「青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない」[編集]
「霧島透子を探せ」「麻衣さんが危ない」という警告文を見せられた咲太は、とりあえず透子に会うことにする。何を考えているかよくわからない透子だが直接麻衣に何かしようとしているようには見えず、ただ思春期症候群を皆に「プレゼント」していると主張している彼女の影響で、間接的に麻衣に何かがあるのかもしれないと思われただけだった。そんな中、咲太が講師のバイトをしている塾の生徒である姫路紗良が、自分なら透子の考えを読んで問題を解決できるかもしれないと咲太に語る。紗良は、自分が好きだった相手の考えが、自分や周囲の認識と違っており失恋したという経験を経た結果、他人の考えがわかるという思春期症候群の状態になっていた。紗良はこの状態を維持したいと思っていたのと同時に、咲太の考えを読んで自分に振り向かせようということを考えていた。だが麻衣はそんな紗良を挑発するように、自分と咲太の絆を見せつける。紗良が麻衣に勝てないと悟った瞬間、紗良の思春期症候群は解消された。だが同時に、透子の考えを知るすべも失われてしまう。
登場人物[編集]
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登場人物の名字は全て実在する高速道路のサービスエリアからとられている。
学年、年齢などは初登場時のもの。
主要人物[編集]
- [注 1] (あずさがわ さくた)
- 声 - 石川界人[4]
- 誕生日 - 4月10日、身長 - 172cm
- 本作の主人公。初登場は1巻。峰ヶ原高校2年1組。出席番号1番。作品タイトルの「青春ブタ野郎」とは彼のことである。
- 最寄りが藤沢駅のマンションに、中学生で妹のかえでとふたり暮らしで、料理、洗濯、掃除、買物など、家事全般を担当している。それに加えて、ファミリーレストランでアルバイトをしている。1巻では麻衣のパンツを恥ずかしがらずに買いに行こうとしている(本人は、妹のかえでの生理用品を買っているうちに感覚がマヒした、今では女性店員の反応を楽しむ余裕さえある、と話している)。佑真と同じファミレスでアルバイトしており、大学入学後は塾講師のアルバイトも掛け持ちしている。
- 1巻に起こった出来事がきっかけで、国民的女優である桜島麻衣と交際することになる。
- 中学生の時に暴力事件を起こして相手を病院送りにしたという噂(通称:病院送り事件)が広まり、それ以来学校では孤立していた。
- 妹の花楓をいじめや思春期症候群から救えなかった罪悪感を抱いている。中学3年生のときに突然胸が血だらけになり、病院へ搬送される(これが病院送り事件の真相)。そして入院中に抜け出して行った七里ヶ浜で、峰ヶ原高校の2年生だと名乗る牧之原翔子と出会う。当時の咲太は、自分と花楓を襲った思春期症候群を誰にも信じてもらえないことからやさぐれており、さらに解離性障害で生まれた別人格の新しい花楓と失われた花楓との認識のズレに戸惑っていたが、この時翔子が教えてくれた「やさしくなるために生きる」生き方などの言葉に心を救われ、別人格の花楓を受け入れようと決意し、その日花楓に、新しい自分としての「かえで」として生きるよう提案した。かえでは退院後自宅療養していたが、「かえで」の人格や彼女の思春期症候群を受け止めきれずに精神を病んでしまった母親と、周りから「花楓」としか見てもらえない、記憶が消えたかえでのために、咲太はかえでと共に横浜市から、過去の花楓を知る者がいない藤沢市に引っ越して二人暮らしをすることを、父親とも相談して決めた。
- 恩人で初恋相手となった翔子を追う形で、藤沢の峰ヶ原高校に進学(だが入学後、翔子が峰ヶ原高校にいたという痕跡すら見つけられず、翔子に感謝や別れの言葉も言えなかったことが咲太の心残りとなっていた)。合格発表を見た日、かえでが怖がるため、持っていたスマホを海に投げ捨てて以来、携帯電話の類いを所持していないで生活している。かえで(花楓)のことを非常に大切に思っており、麻衣と付き合うようになってからも、かえで(花楓)についていつも配慮している。
- 佑真、理央の2人は数少ない友人(後に友人の1人に朋絵が加えられる)。場の空気は読めるが敢えて読まないと朋絵に言われ、本人もそれを認めている。佑真の彼女である上里に「生理か?」などとデリカシーの無いことを平然と言える鉄のメンタルで、よく下ネタやセクハラネタを口にするが、一応言う相手は選び、相手を完全に怒らせることなどはしないように弁えている。
- 誰にでも優しくするわけではなく多く友人を作ろうとしないが、少ない友人や妹などをより大切にする性格。かえでをイジメから助けられなかったこと、自分とかえでを襲った思春期症候群を誰にも信じて貰えなかったこと、翔子から受けた言葉が現在の人格形成に大きく影響しており、過去の自分たちと似たような境遇の人間が身近にいると助けたいという思いが強く表れる。だが、そういった人間性や良き兄としての側面などを褒められることは苦手。
- 朋絵やのどかなど他人からよく「目が死んでる」と言われている。また、理央とのどかに「顔の割に頭が回る」という微妙な評価をもらっている。自己紹介の際に「梓川サービスエリアの梓川に、花咲く太郎の咲太」と、牧之原翔子の自己紹介を真似ている。
- 1巻の終盤で全校生徒の前で麻衣に告白し一度はOKを貰うものの、返事をもらった日に朋絵の起こした思春期症候群に巻き込まれ、全てが解決したあと2巻の終盤で再度告白し交際する。麻衣に甚振られて喜ぶマゾヒストな所がある。
- その後、麻衣のおかげで病院送り事件の誤解は解けたが、周囲からは「痛い奴」とレッテルを貼られた上に、超有名人の彼氏ということから、相変わらず浮いている。しかし、病院送り事件の噂が広まったときに入学していなかった1年生の女子からは「1周回ってアリ」と評されている。
- 2巻で、咲太を知らない中学1年生の翔子(以下、便宜上『翔子ちゃん』とする)と出会う。その後5巻で大学生になっている、咲太を知る翔子(以下、便宜上『翔子さん』とする)と再会。
- 6巻では交通事故で死亡し、咲太の心臓が翔子ちゃんに移植される運命にあったことが明かされた。咲太が生きて翔子が死ぬか(交通事故を免れる → 翔子ちゃんに心臓移植ができない)、咲太が死んで翔子ちゃんが生きるか(交通事故を被る → 翔子ちゃんに心臓移植ができる)の選択を迫られることになり、翔子さんは自分を犠牲にしても咲太を救おうとするが、咲太は自分を犠牲にする選択を選ぶ。しかし、咲太を助けようとした麻衣が身代わりとなって死んでしまう。咲太の代わりに麻衣が死んだことにより未来が変わり、翔子ちゃんは麻衣の心臓を移植されて生き延びた。最終的に事態は無事に収束し、三人とも延命することができた。
- 9巻では、花楓(かえで)とふたりで生活する上で母のことを考えないようにしていたことが影響して、自身が以前の麻衣と同じく誰にも認識されなくなる思春期症候群を発症してしまう。その問題が解決した後、麻衣と同じ横浜の市立大学統計科学学部に合格、入学する。
- 10巻ではファミリーレストランに加え、個人指導の塾講師のアルバイトも始めている。スマホ恐怖症を克服した花楓から持つように勧められているが、相変わらず携帯電話の類いを所持しようとしない。大学では、同じ大学に通うようになった国民的女優の麻衣と交際していることが知れ渡って咲太も大学内の有名人になってしまった。
- 大学では同じ学部の拓海と友人になったほか、やはり同じ学部に通うようになった卯月とも友人として接するようになった。また美織が「友人候補」になっている。
- 『このライトノベルがすごい!』男性キャラクター部門では2016年版で9位[5]、2020年度版で2位[6]、2021年版で5位[7]、2022年版で7位を獲得している[8]。
- 胸の三本傷
- 咲太の胸にある3本の傷。右肩から左の脇腹を切り裂いているやたらと大きいミミズ腫れのような跡。触れると痛みがある。
- 花楓がいじめに遭っている時期、朝起きたら胸が血まみれになっていて病院に運ばれた。
- 第5巻、父親が花楓との再会に涙する病室に耐え切れなくなった咲太が病院の敷地を出たところで再び出血する。苦しんでいたところ初恋相手の翔子さんが現れた。
- 第6巻、翔子ちゃんの病室で三度目の出血。二年前に花楓を救えなかった罰が思春期症候群として現れたと思っていたが、実際はそうではなかった。
- 12月24日に交通事故で死んだ咲太の心臓が中学生の翔子ちゃんに移植され、彼女は一命をとりとめる。咲太の初恋相手である翔子さんは未来からやってきており、その胸には咲太の心臓がある。本来同時に存在してはならない同じ心臓が2つ存在することになり、咲太の胸に痛みが生じ出血したと理央は分析している。
- 交通事故で咲太が死んで心臓のドナーになるという未来がなくなると共に、この傷は消えた。
- 腹部のアスファルトの亀裂のような傷
- 9巻で、子役時代の麻衣に似た謎の女の子と出会ってから急にできた傷。触れても何も感じない。
- 右の脇腹からへそに伸びており、白く濃く浮かんで見える一本の大きな爪痕のような傷。
- これは誰にも認識されなくなった原因である母に由来していて、生まれてくるまで母親とつながっていた場所だからだと咲太は理解した。
- 9巻以降の傷の有無については記述されておらず不明。
- [注 2] (さくらじま まい)
- 声 - 瀬戸麻沙美[4][9]
- 誕生日 - 12月2日、血液型 - AB型、身長 - 165cm
- 第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のヒロインであり、本作のメインヒロイン。初登場は1巻。峰ヶ原高校3年1組。黒髪のロングヘアーで、普段はウサギの形をした髪留めとヘアピンで数カ所髪を留めている。スマホにも、ウサギ耳のついたケースをつけている。芸能活動の支障にならないよう日焼けを防止するため、夏でも大抵黒のタイツを着用している。
- 咲太の1年年上で先輩にあたる。子役出身で、「ここのえ」という朝の人気連続ドラマに子役ヒロインとしてデビューした時(当時6歳)から演技力を絶賛され、その後に出演した作品もヒットを繰り返し、モデルやCMなどの仕事もこなす国民的人気女優。19歳で、朝ドラ「おかえり」のヒロインを務める。1歳年下で、アイドル活動をしている異母妹(離婚して離れていった父の再婚相手の娘)・豊浜のどかがいる。
- 咲太とかえでが住むマンションの、向かい側にあるマンションに一人暮らししていたが、4巻終盤より、のどかが引っ越してきて共に暮らすようになる。のどかには、自分を捨てた父親の娘という異母妹に対する戸惑いもあったが、幼いのどかが送ってきた応援の手紙が、特に子役時代多忙を極めた麻衣の精神的支えになっていた。
- 自分を芸能界に送り込んだ母親より、中学生の時に嫌な仕事(水着姿のグラビア撮影)を無理矢理押しつけられたことがきっかけで母親との関係が険悪になり、高校入学を機に芸能活動の休止を宣言する。だが一学期は休止宣言をする前から続いていた仕事があったためほとんど学校に来ず、普通に通学し始めたのは二学期以降だったこと、超有名人であることなどのため、学校には馴染めなくて孤立していた。それらが相まって、他人に姿や声などを認識されない透明人間のような状態になるという思春期症候群を発症する。その時、自分が他人に認識されないか確かめるため、バニーガールのコスプレをして図書館内を徘徊していたところ、咲太には認識して目撃され、以後関係が続く。
- 真面目で礼儀正しく、成績優秀で料理も上手。反面、少し女王様気質で、咲太をからかったり甚振ったり、(特に翔子のことや、咲太の女友達関係などについて)意地の悪いことを言い咲太を動揺させたりすることが多い。さらに咲太が隠し事をしていたらすぐ察するなど、年上の余裕を見せて咲太を巧みに誘導する。一方、咲太と会う時に着る服や髪型で悩んだり、予想外のことを聞かれたりすると弱気になる。色々な配慮が利く一方で、照れていることを態度で隠したり、咲太がかえでや翔子などに抱く感情を理性で理解しても感情では不満を持つような、ごく普通の女の子としての側面も持つ。
- 母親との確執からしばらく芸能界から遠ざかっていたが、元々役者などの仕事は好きだったこともあり、咲太に背中を押され芸能界に復帰した(ただし復帰したのは母が麻衣のために立ち上げたところとは違う事務所からであり、母との不和は続いている)。その後すぐにドラマや映画、CMなどの仕事が舞い込んでくるなど、人気は健在。
- 1巻で咲太に告白され、2巻より実際に付き合い始める。かえでとも親しくなり、身長が自分と近いかえでに自分のお下がりの服(外出着)を与えたり、かえでが咲太以外の人間との電話に出る練習につきあったりするなど、かえでの引きこもりが改善されるような後押しも行っている。
- 3巻で、自分のマネージャーの花輪涼子に、しれっと自分に交際相手がいることを告げる。その結果、事務所からはデート禁止令が出された。だが4巻で、麻衣の姿になってしまったのどかをサポートするため咲太が一緒にいた時、その光景をマスコミに撮影され(もちろんマスコミには麻衣とのどかが入れ替わっていることは分からず、咲太と麻衣の姿でしかなかった)、スキャンダルとして報道される[注 3]。その結果、主演映画の制作発表会で、交際相手がいることを正式に宣言。この時の麻衣の態度や、同映画の監督の配慮、相手が一般人の学生であることなどにより、それ以上は大きな騒ぎにならずに済んだ。以後は人目を避けつつも、時折咲太とデートしているほか、咲太の家に料理を作りに行くなどしている。
- 8巻にて、卒業式を迎えて峰ヶ原高校を卒業。志望していた大学の国際教養学部にも合格するが、咲太と一緒に通うために1年休学、仕事をしつつ、咲太に勉強を教える生活を送る。
- 大学は、咲太の大学入学と同時に復学。仕事と大学生活を両立させ、時に映画の撮影で咲太と1カ月以上会えないこともあるような忙しい生活を送っているが、それでも可能な限り学食で昼食を共にしたり、デートしたり咲太の家で夕食を共にしたりと順調に咲太との交際を続けている。また横浜にある咲太の両親の家にも、咲太と共に度々訪れており、咲太の母親と一緒に料理をすることもある。
- 『このライトノベルがすごい!』女性キャラクター部門では2018年版で4位[10]、2019年版で6位[11]、2020年度版で4位[12]、2021年版で5位を獲得している[13]。
- [注 4] (まきのはら しょうこ)
- 声 - 水瀬いのり[4]
- 誕生日 - 4月10日、身長 - 150cm(中学生)、160cm(大学生)
- 第6巻「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」、第7巻「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」のヒロイン。黒髪のロングヘアーで、左右をそれぞれ少し編み込んでいる。
- 作中で、同姓同名で似た外見だが年齢が異なる人物が2人登場しているが、後に、同一人物であることが判明する。
- 『このライトノベルがすごい!』女性キャラクター部門では2020年度版で9位を獲得している[14]。
- 咲太の初恋相手である牧之原 翔子
- 胸に傷が出来て入院中、病室から抜け出して七里ヶ浜に来た咲太に声をかけ、落ち込んでいた咲太を励まし、彼の人生観を変えた、咲太の初恋相手。高校2年生で、峰ヶ原高校の生徒(咲太と会った時に峰ヶ原高校の制服を着ていただけで、真実は不明。咲太が名簿を確認しても在籍記録は見つからなかった)。
- 「昨日のわたしよりも、今日のわたしがちょっとだけやさしい人間であればいいなと思いながら生きています」と言うほどの包み込むような優しさを見せる一方で、悪戯っぽく、時折ふてぶてしく「空気を読めるがあえて読まない」態度を見せる[注 5]。4巻まで、回想や咲太の夢の中などにのみ登場。咲太が峰ヶ原高校に入学したのは、恩人で初恋相手だった翔子のことを追ったため。佑真と理央も、咲太から彼女の話だけは聞いており(1巻で麻衣も聞く)、翔子のことを忘れるのに咲太は1年かかったと理央に言われている。麻衣からは、恋人である咲太を救ってくれた感謝や、咲太の初恋相手であることに対する嫉妬などが入り交じった複雑な感情を抱かれている。
- 第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」にて、花楓の解離性障害が治り、かえでを失った喪失感で落ち込む咲太の前に、自称19歳で大学生になった翔子本人が出現。そのまま、行く当てがないからと咲太の家で同居を始める。
- 当初、理央は余命短い幼い翔子の将来の夢を実現させるため、大学生バージョンの翔子が現れたと推測する。翔子自身も本当の自分の目的を周囲に悟られないようにするため、そのような振る舞いを行う。
- しかし、第6巻「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」で、理央は状況証拠などから翔子が未来からやって来た人物であることを導き出す。翔子の正体は、近い将来事故に遭って命を落とす咲太の心臓を移植された、6〜7年後の翔子であることが分かる。彼女の目的は自分の未来を閉ざしてでも、咲太の命を救うことにあった。また、たとえ咲太が事故に遭う未来を選択したとしても、咲太が本来の事故発生現場へは近づかないように情報を操作する。しかし、咲太は事故発生数分前に翔子の考えていたことを理解し、事故が発生するはずの現場へと急ぐが、麻衣が自らを犠牲にすることによって咲太の事故は回避されたため、咲太の心臓を移植された未来の翔子は消滅した。
- さらに第7巻「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」では、麻衣の心臓を移植された未来の翔子が現れる。この翔子は結婚指輪をはめており、本人の口から学生結婚をしていることが明かされる。咲太は翔子との会話の中で「未来の自分と結婚した“梓川翔子”」であると確信した。
- 彼女は、咲太が麻衣と幸せになる未来を創るため、咲太を過去へと送り出した。
- この未来の咲太は、交通事故発生当日の過去へと移動できたことにより、咲太の心臓を移植された翔子と再会することになる。
- この翔子は会って直ぐ、目の前の咲太が未来からやってきたことを悟り、かつ、自分の計画は失敗したのだと感じ、咲太に「ごめんなさい。私は、失敗したんですね。」と告げる。しかし咲太からは失敗ではないこと、また、翔子に対する感謝の気持ちが伝えられた。
- その後新たに作られた、中学生時代の咲太と出会わなかったという歴史の中では、咲太に全てを思い出されるまで「夢の中に出てきて、助けてくれた女性」として認識されていた。
- 中学1年生の牧之原 翔子
- 2巻で、捨て猫(はやて)を見つけ悩んでいたときに咲太と麻衣に声を掛けられる。咲太のことは全く知らず、その時初対面という態度だった。咲太から見た翔子の印象は「健気な年下のかわいらしい女の子」。特技は早寝早起き。
- 生まれながら心臓に重い病気を抱えていて、心臓の移植手術を受けない限り、中学校を卒業するのは難しいということを自覚している。そのこともあり大人しくて控え目な性格で、自分の言うことを何でも聞いてくれる両親に対して逆に遠慮がちになっていたため「猫を飼いたい」ということをなかなか言い出せず、一時的に咲太に猫を預けて、定期的に世話をしに家を訪れ、咲太らから猫の世話の仕方を学ぶなどしていた。
- 自身が一時的に入院中(3巻)、熱中症で同じ病院へ運び込まれた咲太と偶然顔を合わせ、自分の病気について咲太に打ち明けるが、そのとき咲太に語られた言葉により、両親に猫を飼いたいということを伝える決心をする。
- 咲太に好意を持っており、退院後、猫を引き取りに来た際、「また遊びに来ても良いですか?」と尋ねたり、中学校への通学途上、咲太と顔を合わせるため、少し遠回りにはなるが咲太の自宅前を通ったりしている。入院中は、咲太が毎日見舞いに来てくれることを楽しみにしていた。彼女にとって咲太は初恋の相手だったと、6巻で大学生の翔子が語っている。
- 5巻では峰ヶ原高校の文化祭に遊びに来て、咲太に案内してもらっている。原作内では「ミスコンを巡って面倒に巻き込まれた」と言及されているのみだが、多数決ドラマ内では佑真などとも出会っており、ミスコンに出場している。以後は原作内でもその設定を引き継いでいる。
- 普通に時間が過ぎていく中で、未来と死が近づいてくるのが怖いという感情から思春期症候群を起こし、時間の流れる速度を変えて、もうひとりの成長した自分を作り出す。
- やがてその事に気がつき、自分が咲太に辛い決断を迫っていたということを知ると、自分についての記憶を咲太達から消した未来を創ろうとした。だが咲太と麻衣が過去を変えたため、別のドナーからの提供により、無事に心臓移植を受けることができ、咲太と麻衣も翔子と偶然再会したときに翔子のことを思い出す。その後、体への負担を少なくするために沖縄に引っ越しをし(8巻)、それからは咲太と文通している。この翔子は、咲太の心臓が自分に移植されたケース、麻衣の心臓が自分に移植されたケースなど、全ての歴史を記憶しているという。
- (あずさがわ かえで) / (あずさがわ かえで)
- 声 - 久保ユリカ[4]
- 誕生日 - 11月5日、身長 - 162cm(第5巻では163cmに伸びている)
- 初登場は1巻。第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」、第8巻「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」のヒロイン。咲太の妹。15歳。中学3年生だが不登校の状態。肩にかかるくらいの長さの明るめの髪で、左右に跳ねたくせっ毛がある。読書、特に児童文学系の本を読む事が趣味。
- 中学時代にクラスメイトからSNSでのイジメに遭い[15]、“書き込みを見るたびに体に傷が刻まれてしまう”思春期症候群を患う。その瞬間を実際に見た咲太が周りの大人に説明するも、“自傷行為”と決めつけられて誰からも信じてもらえなかった。イジメにより心に大きな負荷がかかったため、13歳の時に解離性障害を発症、家族のことを始め全てのことを忘れ、別人格を形成した。別人格の花楓は、咲太の提案で“かえで”として生きる。
- 2年後の11月26日、眠りについたかえでが起きた翌朝、人格が花楓に戻っており、かえでの存在は消えた。
- 次項からは、それぞれの人格に分けて説明する。
- 梓川かえで
- 右利き。パンダが好きで、家ではだいたいパンダ柄のパジャマを着ている。プリンが大好物。咲太を含め、誰に対しても敬語を使う。一人称は「かえで」で、記憶を失う前の自分のことを「花楓さん」と呼んでいる。
- 常に明るく、毎朝咲太を起こすのが日課。ちょくちょく兄のベッドに潜り込むほどのブラコンっぷり(自分が知らない「花楓」の姿を自分に見る周囲に対し、咲太だけは「かえで」として接してくれたため、「かえで」として理想の妹になろうとしている)。逆にその他の人間、麻衣など咲太が連れてくる女子に対しては、最初は非常に警戒心を高くし臆病に接していた。
- SNSでイジメを受けた経験により、電話に恐怖を抱き、スマホのバイブ音ですら敏感に反応する。自宅の固定電話に電話がかかってきても、相手が咲太だと確認しないと出ようとしない。イジメと解離性障害のせいで不登校になり、自宅に引きこもっていた(中学の勉強は家で行っていた)。
- 当初は、咲太と共に暮らす家から一歩も外に出られなかったが(そのため下着や生理用品の買い出しまで咲太が行っていた)、第5巻「おるすばん妹」で「お兄ちゃんとパンダを見に行く」、「学校に行く」等の項目のある「かえでの今年の目標!」を10月半ばになってから立てた[注 6]。外部と接触することによるストレスからの発熱や、「家から出ようとすると体中に痣や傷ができる」思春期症候群を抱えながらも、咲太だけではなく麻衣やのどかの協力も得て、外出、登校までの練習をする。
- 咲太と麻衣、のどかと一緒に海に行った際、花楓の幼馴染である鹿野琴美に鉢合わせる。その時麻衣、のどか、琴美の3人は、かえでには2年分の記憶しかないことを、咲太より教えられる。
- 11月26日、咲太と一緒に動物園でパンダを見た後、夜の学校まで連れて行かれて目標を達成した(かえで曰く「学校に行く」は「お昼の学校に行けてないので△」とのこと)のが最後の日となる。翌日目を覚ましたのは花楓で、それと同時に突然かえでの存在は終わりを迎えた。
- 梓川花楓
- 左利き。過去に受けたイジメの影響で解離性障害となり、記憶を失い「かえで」となっていたが、第5巻「おるすばん妹」で再び「花楓」の人格が戻った。2年前以前「花楓」だった時の記憶はあるが「かえで」の時の記憶はなく、彼女の中では空白の2年間となっている(かえでが残した日記が花楓にとってのその2年間のすべて[注 7])。かえでと比べてやや大人しい性格だが、2年分の経験(記憶)がないため、年相応よりも少々子供っぽい。またかえでほどではないが、身近に友人がいないこともあり、お兄ちゃんっ子の傾向がある。麻衣のことは「憧れのお姉さん」のように見ているが、咲太と麻衣がいちゃいちゃしている(ように感じる)と、ふてくされたような態度を見せることがある。その一方で、自宅に麻衣がやって来ると、自分は早々に自室などに引き上げて咲太と麻衣が二人きりになれるよう気を遣うこともある。
- 6巻で、麻衣がいつも利用している美容院に連れて行ってもらい、髪型をボブカット風に変えて少し短くした(かえでは家から出られなかったため、それまでは咲太に髪を切ってもらっていた)。
- 第8巻「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」で、かえでの願いを叶えるために、中学校卒業後は咲太と同じ峰ヶ原高校への進学を希望するが、全日制の学校は依然として花楓にとってストレスのもとであり、受験の途中で体調を崩して、午後の試験・面接を受けられずに終了。それでも定員割れにより峰ヶ原高校に合格となるも、咲太の話や、のどかと同じ「スイートバレット」のメンバー広川卯月との出会いを咲太にセッティングされたことをきっかけに、卯月と同じ通信制高校に進学することを決意する。
- 通学に慣れる練習を経て、三学期から中学校への登校を始め、卒業式にも無事出席できた(9巻)。
- 10巻では通信制高校という特性を活かし、咲太と共に元々住んでいた藤沢市と、両親が暮らす横浜市を行ったり来たりの生活をしている。咲太も働くファミレスでアルバイトを始めて朋絵とも親しくなったほか、トラウマを克服してスマホを持つようになり、咲太にも持つよう勧めている。また、すっかり卯月のファンになっており、よく幼なじみの友人である琴美などを誘ってスイートバレットのライブに行っている。
- [注 8] (ふたば りお)
- 声 - 種﨑敦美[4]
- 誕生日 - 10月23日、身長 - 155cm
- 第3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」のヒロイン。初登場は1巻。2年生で科学部所属。普段はメガネをかけているがコンタクトの時もあり、特に大学生になってからはコンタクトの割合が高い。やや癖のある長い髪を無造作に下ろしているが、暑いときなど時々ポニーテールにしている。
- 咲太の数少ない友人の1人(咲太いわく「一生友達してもらうつもり」)かつ相談相手。咲太を「青春ブタ野郎」と命名した人物。それ以外でも度々「ブタ野郎」と言うなど咲太によく毒舌を吐いているが、決して嫌っているわけではなく咲太のことはしっかり友人として見ていて、文句などを言いつつ咲太の相談にいつも乗っている。花楓の解離性障害や牧之原翔子についての話も、咲太が麻衣と付き合う以前より聞いていた。咲太の危機などの時に涙を流したこともある。8巻では、自分が思春期症候群になったときに助けてもらったことなどから、咲太について「意外と頼りになると思ってる」と語っている。
- 感情をあまり示さず、たとえ自分のことでも第三者視点からのように冷めた感じで、論理的に分析し理屈で話す傾向がある。加えて、いつも白衣の外見、変人の噂などのことがあわさって周囲から孤立していたが、1年生の時に同じクラスで同じように孤立していた咲太に話しかけたことがきっかけで友人となった。
- 咲太と共通の友人である国見佑真も1年生の時のクラスメイトで、彼に好意を抱いている。そんな自分の気持ちについて時折自嘲気味に咲太に語る一方、咲太からは応援ともからかいともつかないような態度を取られている。3巻で「返事はいいよ」と言いつつ、既に上里沙希と付き合っていた佑真に告白。その後も佑真と友人関係を続けている。
- 男子の視線が苦手であり、学校でいつも制服の上に白衣を着ているのも、大きな胸を隠すためでもあり、男子の注目を浴びる自分の身体のことを嫌っている。顔立ちを含めて特に自分の外見のことを、自虐的に低く評価している。
- 科学部唯一の部員であり、廃部にならないよう活動実績を残すため、ひとりで活動を行っている。そのため物理実験室をほぼ私物化しており、実験中に学校の一部を停電させたとか、ボヤ騒ぎを起こしたなどという変人として知られている。物理学に強く、よく量子論や相対性理論に絡めて、思春期症候群のことを考察したり咲太に解説したりしている。
- 父は大学病院の医師で、いつも病院近くの部屋で寝泊まりしている。母は輸入ブランドのアパレルショップを経営していて、商談で海外にいることが多い。そのため自宅は広いが、そこで半年は一人暮らしの生活を送っている。ゆえに料理や洗濯などの家事はできる。自宅の最寄りは本鵠沼駅。
- 友人である佑真と咲太にそれぞれ彼女ができたことから、孤独になるという恐怖心により、SNSに匿名アカウントを作り、顔を隠しつつ自分の少々セクシャルな写真を投稿して第三者の反応を求めた。だが、その行為自体を嫌うという二つの相反する感情により、2人の理央が現れるというドッペルゲンガー現象のような思春期症候群を起こしたが、咲太の言葉や行動などを受けてひとりの存在に戻った(3巻)。
- 10巻では、峰ヶ原高校卒業後、理系の国立大学に通っている。大学は別になったが咲太とは同じ塾で講師のアルバイトをしており、友人関係を続けている。佑真とも連絡を取っていて、11巻では消防士の訓練を終えた佑真に、咲太と共に再会しに行っている。また大学では、北海道出身の女子と友人になっている模様。さらに塾の生徒の一人である加西虎之助から好意を持たれている。
- [注 9] (こが ともえ)
- 声 - 東山奈央[4]
- 誕生日 - 5月23日、身長 - 152cm
- 第2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」のヒロイン。初登場は1巻。少し癖のあるショートヘアーで、前髪の左側を「T」の文字の形をした髪留めでまとめている。
- 咲太の1年後輩で、(学校で孤立している咲太を「先輩」と呼ぶ唯一の人物)1年4組所属。咲太の数少ない友人の一人。福岡県 出身で(古賀サービスエリアが福岡県にあるからだと考えられる)、中学までは福岡で暮らしており、中学卒業後に父親の転勤で引っ越して来た。神奈川に来てからは周囲に馴染むため髪型などを現在の形にイメージチェンジし(以前はおさげで、当時の朋絵の写真を見た咲太は「イモ」だと表した)、さらに福岡県出身である事を隠し常に標準語を話そうとしているが、焦ったり興奮したりしたときなどは出身地の博多弁が出てしまう。時々その方言を咲太に真似されている。
- 正義感が強いが、そそっかしい所がある。そのため咲太との初対面時には咲太のことを不審者と勘違いし、尻に蹴りを入れる。それが誤解だったとわかると、謝罪として咲太にも自分の尻を蹴るよう求めた(咲太いわく「尻を蹴り合った仲」)。その後、咲太や佑真と同じファミレスでバイトをすることになり、よく咲太にセクハラまがいなどでからかわれている。尻が大きく太って見えないかを気にしていて、しょっちゅうダイエットすることを口にしている。
- 友達の好きな男子(前沢陽介)から自分に告白されることを回避しようと悩むあまり、咲太と共に何度も同じ日を繰り返すという思春期症候群を引き起こすことになる。理央からは「ラプラスの小悪魔」と呼ばれ(時間を過去に戻しているのではなく、未来をシミュレートしていると理央に考えられたため)、その話を聞いた咲太には「プチデビル」と表現されている。陽介からの告白を回避するため、咲太に嘘の恋人を頼み、その件が終わったら咲太と友達になるという約束を交わした。そうやって恋人のふりを続けているうちに、咲太に本当に恋心を抱いて振られることになるが、それでも以後は約束通り何事もなかったかのように、咲太とは後輩かつ友人として接している。
- 福岡から引っ越してきたため高校からの少ない友人しかおらず、ひとりになる(他人にそう思われる)ことを極度に恐れる(これが咲太にかえでとの共通点を連想させ、咲太が彼女に協力する気になる理由となった)。スマートフォンの早打ちが得意で、必死に皆の話題に乗り遅れないように行動などして周囲の空気を読もうとするイマドキ女子高生であり、思春期症候群を引き起こしたのは、その性格が原因。
- 元々は香芝玲奈がいるクラスのメイングループに取り繕いながら属していたが、玲奈の好きな人(前沢)からの告白を断ったため、別グループの米山奈々に誘われてそちらに属することになった。
- 10巻では3年生になり、肩に掛かるくらいにまで髪を伸ばしているほか、ファミレスのアルバイトでの後輩となった花楓と親しくなっている。花楓の面倒見も良いため、咲太からは感謝されている。また指定校推薦の枠を取ってその大学に願書を出し、11巻で合格が決まった。
- [注 10] (とよはま のどか)
- 声- 内田真礼[4]
- 誕生日 - 3月14日、血液型 - A型、身長 - 158cm
- 第4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」のヒロイン。初登場は3巻。麻衣の異母妹。金髪に染めた髪をサイドポニーテールにしている。現在売り出し中のアイドル「スイートバレット」のメンバーで、「どかちゃん」という愛称で呼ばれている。
- 自他共に認めるシスコンで、芸能事務所の公式プロフィールでも「好きなもの」は「桜島麻衣」と書かれている。幼い頃「姉が欲しい」としつこく親に言っていたため、当時すでに芸能界デビューしていた麻衣のことを父親に教えてもらい、憧れの「お姉ちゃん」とする。異母姉妹の事情を知ったり、自分も本格的に芸能界入りしたりしてからは、芸能界の先輩として敬意の念を込めて「麻衣さん」と呼んでいた。だがその後距離を縮めて、また「お姉ちゃん」と呼ぶようになっている。
- 勝気で姉同様に気が強く、さらにやや気が短い。咲太への態度はきついことが多いが、本質的な性格は良く、思春期症候群が起こったときに自分を助けてくれた咲太には感謝しており、また、そのときの咲太の自身に対する接し方から何故、麻衣が咲太を選んだのかを理解する。
- 麻衣を独占しないよう咲太を牽制することもあるが、麻衣のためにもふたりの仲がうまくいくことを望んでいるため、咲太に協力することも多い。かえでとも後に親しくなっており、勉強を教えるなどしている。麻衣、咲太、のどか、かえで(花楓)の4人で遊びに行ったり梓川家で食事をしたりもしている。
- 麻衣の母親との代理戦争の駒にされており、麻衣のように有名で活躍する芸能人になるべく、自分の母の期待に応えようとアイドル活動や勉強などを行っていたが、それがのどかにとってのプレッシャーにもなっており、母親と喧嘩し家出。麻衣のマンションに逃げ込むが、麻衣と姿が入れ替わる思春期症候群に遭う。麻衣と入れ替わっているときに(本来は麻衣の仕事だった)CMの撮影をしたが、“女優・桜島麻衣”に向けられるプレッシャーに耐えきれず過呼吸を引き起こした。そのようなことを経て、麻衣のようにはなれない、なりたくないしならなくていいと思うことで思春期症候群は解消された。その後、一度親の元に戻るものの、再び喧嘩してしまい、麻衣の家に改めて引っ越してきて共に暮らすようになる。
- 咲太に料理を頼むなど家事はからっきしだが、早着替えは得意。髪を染めていることなどもありギャルのような雰囲気だが、横浜にある桜葉学園という偏差値の高いお嬢様学校に通っており、勉強は出来るので、咲太や花楓に勉強を教えることもあった。
- 「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」では、花楓の進学先について咲太からの相談を受け、「スイートバレット」のメンバーであり通信制高校に通う広川卯月と面会する機会を設けた。
- 9巻で、咲太や麻衣と同じ市立大学国際教養学部に進学する。その後もアイドル活動を続け、その見た目とは裏腹な頭の良い優等生的立ち位置で認知されつつある。
- [注 11] (ひろかわ うづき)
- 声 - 雨宮天
- 第10巻「青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない」のヒロイン。初登場は4巻。「スイートバレット」のメンバーかつリーダーで「づっきー」という愛称で呼ばれている。長い黒髪をストレートに下ろしている。 普段からテンションが高い性格。良くも悪くも「空気読めない」と言われ、マイペースで天然ボケな面があり、いつも予想外の言動をすることで知られる。また、他人との距離の取り方が個性的で、最初から近く接する。花楓の進学相談がきっかけで親しくなったため、咲太のことを「お兄さん」と呼んでいる。
- 元々は全日制の高校に通っていたが、アイドル活動を始めてから学校の友達と馴染めず学校に行くのがつまらなくなり不登校になったため、通信制の高校に編入した。
- 大学進学を早々に宣言していたのどかに感化され、咲太や麻衣、のどかと同じ大学に進学した。大学では咲太同じ統計科学学部に所属しており必修科目や一般教養科目で咲太とは顔を合わせているが、いつも行動を共にしているわけではなく、普段は卯月を含めた6人組の女子グループで行動する。
- アイドル活動と同時にモデルもやっており、テレビ出演も増えていく。スイートバレットのメンバー中で一番女性ファンが多い。10巻ではワイヤレスイヤホンのCMに起用され、その歌唱力などで一躍、時の人となった。
- 先述のようにマイペース、天然で「空気が読めない」ことが特徴の人物だったが、10巻にて突然周囲の「空気が読める」ようになり、同時に自分が今までどう思われていたかや、また自分でも気づかなかった自らの心の内に気がつくという、思春期症候群と思われる現象に見舞われる。その結果、アイドルである自身への周囲からの妬み、叶わない夢を追いかけているのどか達を笑っている自分自身、スイートバレットの夢である武道館でのコンサートが現時点では実現が難しいという現実を理解し、そのことが本人のストレスとなってライブの途中で声がでなくなってしまう。だが過去の自分と向き合い続けるという選択を選び、再び「空気が読めない」状態に戻った。また、ソロデビューすると同時にスイートバレットの活動も続けていくと宣言し、大学に退学届を出した。
- だがその後も、麻衣、のどかが梓川家で食事をすることになったときにしれっと混ざるなど、友人として咲太や花楓と接している。
- [注 12] (あかぎ いくみ)
- 第11巻「青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない」のヒロイン。医学部看護学科の1年生。初登場は9巻。髪型はボブカット。咲太とは中学3年生の時に同じクラスで、大学の入学式で再会を果たす。その時はメガネをしていたが、その後会ったとき以降は外している。
- 口数は多くないほうで、話すときも落ち着いた口調で穏やかに話す。正義感・責任感が強く、人の頼りにされると全力で応えようとする。委員会活動やボランティア活動に熱心であり、堅物で異性に潔癖な性格とされる。咲太の両親の話によると、母親は弁護士であるらしい。
- 中学でも咲太とはほとんど会話せず、咲太が峰ヶ原高校に通うようになってから一度も会っていなかったが、9巻で咲太が違う世界を体験したときは、彼女も峰ヶ原高校の生徒になっていた。そこでは咲太に普通に話しかける数少ない人物のうちのひとりで、咲太を意識しているような様子を見せていた。
- 大学の入学式で咲太に声をかけた以後は、学部が違うこともあって咲太とは顔を合わせることもほとんどなく、会話もしていなかったが、11巻にて予想外の形で咲太と関わる。また、咲太が違う世界に行ったときに峰ヶ原高校の生徒だった郁実と、元来咲太の世界にいて別の高校に通っていた郁実は、入れ替わって大学に通っていたことが判明する。この2人はそれぞれ「どこかに逃げたい」と思っていたところ、互いが入れ替わるという思春期症候群を発症していた。2人の郁実は痛覚、触覚といった感覚を共有することがあり、さらに自分の身体に文字を書くことでもうひとりの自分に見せ、情報共有を行っていた。
- 2人はそれぞれ、元いたのとは違う世界で、以前より充実したと感じる生活を続けていたが、咲太によると郁実の潔癖さなどが「逃げる」という行為を許さなかった結果、お互い元の世界に戻った模様。
- 別の可能性の世界にいた赤城郁実
- 中学3年生の時に起きた、花楓に対するイジメ問題を(その世界の)咲太が自力で解決したことを見て、羨みと自分の無力さを感じていた。
- その後、咲太と同じ峰ヶ原高校に進学し、高校で2年、3年と同じクラスだった紗希と友人になる。また咲太のことをよく観察しており、咲太が麻衣や朋絵、理央の問題を解決したことに気づき、自分がなりたかったような人間になったのは、自分ではなく咲太だと感じて、咲太を羨むだけの生活を送っていたという。さらに大学受験にも失敗し、「どこかに逃げたい」と思ったところ別の可能性の世界に飛び、咲太がいる大学の新入生になっていた(そこで咲太と再会する)。そのまま大学生として生活し、ボランティアなどの活動をしながら「#夢見る」のSNSの予知夢を見ては人助けをするということを行い、人の役に立てる、なりたい自分になれたと思っていた。
- 元の世界にいた郁実と異なり、男性とつきあった経験はない模様(誠一とつきあっていたのは元の世界の郁実で、ふたりの郁実が入れ替わる前に別れている)。
- 元々の世界にいた赤城郁実
- 優等生として1年、2年とクラスの役に立とうとしてきたが、中学3年生の時に起きた、花楓に対するイジメの問題と、それを切っ掛けに咲太と花楓を襲った思春期症候群の現象をクラスの皆は信じず、そのことでクラスに咲太を排斥する空気が生まれた時、何もできなかったことに無力さを感じていた。
- 咲太とは別の、地元の高校(公立の進学校)に通う。琴美は中学、高校と後輩にあたる。高校では生徒会長を務めるなどの活動を行っていた。その一方で、卒業を前にした一時期自宅に帰らず恋人(高坂誠一)の家に住み込み、そこから学校に通っていたことがある。
- 大学の入学式で、何事もなかったかのように中学の時の問題から立ち直っている咲太を見て、未だに中学時代のことをひきずっている自分が恥ずかしくなり今の自分を見せられないと思って「逃げたい」と思った結果、別の世界の郁実と入れ替わる。その世界の郁実は浪人していたため大学で咲太に出会うこともなく、また中学での花楓のいじめ問題も解決していた世界だったため気が楽になり、そのままその世界で生活していた。
- 誠一とは(元の世界での)高校卒業の時に別れたが、別の世界にて郁実が浪人生をしている間にもつきあっていたらしいが、元の世界に戻る直前にまた別れている。
- 別の可能性の世界にいた郁実よりもさらに口数が少なく、特に自分のことに関しては必要最小限のことしか話さない傾向がある。
- [注 13] (ひめじ さら)
- 第12巻「青春ブタ野郎はマイスチューデントルの夢を見ない」のヒロイン。 1年生。初登場は10巻。咲太が塾講師を務める塾の生徒。健人とは同じクラス。体育祭実行委員で一緒だった朋絵に懐いている。
- 健人に遠回しに誘われて咲太の授業に興味を持ち、実際に授業を見学している。咲太のことを「咲太せんせ」と呼ぶ。
- 幼馴染みの加西虎之助と仲が良く、自分も周囲もカップルだと思っていたが、虎之助に好きな人(理央)ができ「自分や周囲の認識と、相手の考えの違い」による失恋を経験した結果、「体がぶつかった相手の考えがわかるようになる」という思春期症候群を起こす。
峰ヶ原高校の生徒[編集]
峰ヶ原高校は全校生徒数約1000人、最寄りは七里ヶ浜駅で、七里ヶ浜がよく見える3階建ての建物とされている。モデルは神奈川県立七里ガ浜高等学校。この項では初登場の巻が9巻以前と10巻後で書き分ける。
9巻以前[編集]
- (あずさがわ さくた)
- 本作の主人公。2年1組所属。詳細は#梓川咲太を参照。
- (さくらじま まい)
- 本作のヒロイン。3年1組所属。国民的女優。詳細は#桜島麻衣を参照。
- (ふたば りお)
- 咲太、佑真の友人で、唯一の科学部員。詳細は#双葉理央を参照。
- (こが ともえ)
- 初登場時は1年生。咲太の後輩。詳細は#古賀朋絵を参照。
- [注 14] (くにみ ゆうま)
- 声 - 内田雄馬[16]
- 2年生。咲太、理央とは1年の時にクラスメイトであり、その時からの咲太と理央にとって数少ない友人の1人。美形で、咲太や理央の周囲からの悪評を気にせず友人として接する。上里沙希の彼氏。バスケットボール部所属。咲太と一緒にファミレスのバイトをしている(2巻で朋絵も入ってくる)。咲太、理央の3人の中で唯一思春期症候群との関わりがない。
- 病院送り事件が事実か咲太に聞いたとき咲太が否定するとあっさりその言葉を信じて、そのまま咲太の友人となる。普段は咲太と軽口をたたき合う仲。だが咲太から理央がピンチと聞かされると自転車ですぐに駆けつけたり、咲太や理央の相談を理由も聞かずに引き受けたりするなど友達思いであり、咲太のことが原因で彼女の沙希とケンカしたこともある。咲太には皮肉のように何度も「イケメンな奴」などと言われているが、外見だけではなく性格の良さまで含めて咲太が佑真のことを理解しているがゆえの発言である。
- 理央から好意を抱かれており、その気持ちには感づいていた節があるが、どうしていいのか分からず気づかないふりをしていた。3巻で「返事はいいよ」と言われつつ理央に告白され、その後も理央との友人関係を続けている。
- 理央と同様に咲太から、彼の初恋相手である牧之原翔子の話を聞いていた。多数決ドラマ内では文化祭で、咲太の初恋相手との関係はわからないまま、中学生の翔子に出会っている。その後先述のように入院した翔子のお見舞いに行ったり、翔子が危篤状態になったと聞いて病院にやって来たりしている。
- 母子家庭に育ったため、すぐ自立できることを目指して大学には行かず消防士になることを志望。10巻第1章では地方公務員の試験に合格し、半年泊まり込みの消防士の訓練を無事に終えている。正規の消防士になったあと11巻にて咲太、理央と再会し、互いの近況を報告。また沙希との交際も続いている。
- [注 15] (かみさと さき)
- 声 - 茜屋日海夏[16]
- 佑真の彼女。2年1組所属で咲太のクラスメイト。クラスの女子グループの中心に立つ人物。ふたつ上に、元峰ヶ原高校生徒会長で、学力優秀な大学生の姉を持つ。
- 佑真の評判が悪くなるとして、「病院送り事件」などで悪評がある咲太が佑真に近づくことを嫌悪しており、佑真のスマホのアドレス帳から咲太の番号だけを消したことがある。佑真は咲太と沙希の仲が険悪であることを望んでおらず仲を取り持とうとしているが、ほとんどうまくいっていない。
- 高校卒業後、佑真が面白がって敢えて黙っていたこともあり、咲太は約半年間気がつかなかったが、実は咲太と同じ大学の医学部看護学科に進学していた。そこで郁実の友人となっている。咲太とは、人数合わせのため参加した大学の合コンで再会した。
- 一方的に敵視されていることもあって咲太は苦手としており、咲太にはなぜ佑真がつきあうほどの魅力があるのかわからないが、佑真によると「彼女(沙希)は彼女でいいところがある」とのこと。実際、歯に衣着せないところはあるが、友人である郁実のことをしっかり気遣えるようなところを見せている。看護師を目指しているのも、消防士になった佑真の支えになりたいためだという。一方、比較的柔らかくなったとはいえ、相変わらず咲太に対する嫌悪感を見せている。
- [注 16] (かしば れな)
- 声 - 内村史子
- 朋絵の友人。クラスのメイングループの中心人物。前沢陽介を目当てに朋絵を連れてバスケ部の練習見学に通いつめ、朋絵が思春期症候群を発症する原因を作る。
- (ひなこ)、 (あや)
- 声 - 影山灯 (日南子)、飯坂紗幸(亜矢)
- 朋絵の友人。玲奈と同じグループにいる。
- [注 17] (よねやま なな)
- 声 - 東城日沙子
- 朋絵のクラスメイト。砂浜でストラップを捜しているところを、デート中だった朋絵と咲太に見つけられ、いっしょに捜してもらう(のちにそれは古賀朋絵の思春期症候群、6月27日から未来をシミュレーションしていた中の出来事であったことが判明する)。
- 朋絵が前沢の告白を断って玲奈たちのグループから追い出された後、ストラップを探してくれた(現実では咲太とは付き合っていないため、シミュレーションとは違い、古賀1人で探した)朋絵を自分のグループに誘って友人になっている。
- 11巻では朋絵と共にいたとき、中学時代の同級生男子と偶然再会し、その後付き合いはじめたという。
- [注 18] (まえさわ ようすけ)
- 声 - 水中雅章
- 峰ヶ原高校元バスケ部の部員。初登場時は3年生。
- 練習の見学に通っていた玲奈の付き添いをしていた朋絵に目をつけて告白。その返事を迫り、朋絵が思春期症候群を発動させる直接の原因となる。佑真によれば、異性関係で悪評があるなど、肯定的に評価できるような人物ではないとされている。
- 朋絵と咲太が付き合っているふりをしているとき、朋絵の悪い噂を流す。さらに咲太に喧嘩を吹っかけるが、返り討ちに遭った。
10巻以降[編集]
- [注 19] (よしわ じゅり)
- 1年生。初登場は10巻。咲太が塾講師を務める塾の生徒で、咲太の教え子。
- 平塚の、ビーチバレーのクラブチームに所属しており、健康的に日焼けしている。それとは対照的に、クールで物静かな性格。
- [注 20] (やまだ けんと)
- 1年生。初登場は10巻。咲太が塾講師を務める塾の生徒で、咲太の教え子。咲太に中間試験の結果、30点の答案を見せ、咲太を凹ませる。
- 女子の同級生の前で下ネタを話すなど、デリカシーのない一面を持つ。
- 紗良とは同じクラスで、彼女に気があるような言動をする。
- 姫路 紗良
- 1年生。初登場は10巻。詳細は#姫路紗良を参照。
- [注 21] (かさい とらのすけ)
- 2年生。初登場は11巻。咲太が塾講師を務める塾の生徒。190センチ近くある長身でバスケ部に所属し、部活でも佑真の後輩にあたる。姫路紗良のひとつ年上の幼馴染み。塾では理央の生徒で、理央に好意を持っており、12巻で告白した。
大学の学生[編集]
咲太たちの通う大学は、金沢八景駅が最寄りの市立大学とされている。モデルは横浜市立大学金沢八景キャンパス。
- (あずさがわ さくた)
- 本作の主人公。統計科学学部の1年生。詳細は#梓川咲太を参照。
- (さくらじま まい)
- 本作のヒロイン。1年休学したため咲太と同じ国際教養学部1年生。国民的女優。詳細は#桜島麻衣を参照。
- [注 22] (みとう みおり)
- 国際商学部の1年生。初登場は10巻。基礎ゼミの懇親会で咲太と出会って以降、講義を一緒に受けるなど咲太の“友達候補”になる。髪はやや明るくしており、ハーフアップにして緩いお団子を作っている。左目の下にある泣きぼくろが印象的。大学では、男子に「可愛い」と評価が高い。大学進学と共に、大船駅近くで一人暮らししている。
- スマホを持っていないという、咲太と同じく今時の大学生にしては珍しい存在。また、咲太が皮肉などを言ってもさらりとかわすなど、掴みどころのない人物。人懐っこさがあり、誰ともフランクに接するが、ある一定の距離を置いて、それ以上踏み込もうとはしない。
- 麻衣とは親しくなって下の名前で呼び合う仲となり、本人曰く「恋に落ちた」と麻衣に惚れ込んで、咲太と麻衣が食事をしているときにちゃっかり混ざっていることがよくある模様。
- [注 23] (ふくやま たくみ)
- 1年生。大学内で咲太と一緒に行動することが多い。
- 咲太を初めて合コンに誘った。(当初予定していたメンバーが合コンに参加できなくなったため、代わりに出席するように咲太へ依頼)
- (とよはま のどか)
- 麻衣の妹。国際教養学部の1年生。アイドルグループ「スイートバレット」のメンバー。詳細は#豊浜のどかを参照。
- (ひろかわ うづき)
- 統計科学学部の1年生。アイドルグループ「スイートバレット」のメンバー。詳細は#広川卯月を参照。
- (あかぎ いくみ)
- 医学部看護学科の1年生。中学時代の咲太のクラスメイト。詳細は#赤城郁美を参照。
- (かみさと さき)
- 医学部看護学科の1年生。高校時代の咲太のクラスメイト。詳細は#上里沙希を参照。
- (ちはる)
- 医学部看護学科の1年生。咲太とは合コンで初めて顔を合わせる。
- 合コンでは咲太に麻衣との関係について質問をし、咲太からは付き合い始めた経緯などを聞き出している。
- 咲太とは学祭の屋台で再会し、簡単に麻衣を紹介される。
- (あすか)
- 医学部看護学科の1年生。咲太とは合コンで初めて顔を合わせる。
- 千春同様、麻衣との関係に興味を持ち、咲太に「どうやったら芸能人と付き合えるの?」という質問をしている。
- 咲太とは学祭の屋台で再会し、簡単に麻衣を紹介される。
スイートバレット[編集]
売り出し中のアイドルグループ。7人グループだったが、10巻では2人脱退して5人グループになっている。また、アニメでは最初から5人グループの描写になっていた。
各地でライブ活動などを精力的に行っているが、知名度はまだまだ低く、TVに出演することもあるが、ローカル局がほとんどだった。10巻ではドラマやグラビア、モデル、バラエティ番組など、それぞれのメンバーが活躍の場を広げている。
- (とよはま のどか)
- 声 - 内田真礼
- 麻衣の母親違いの妹。グループ内での愛称は「どかちゃん」。グループ全体内での人気は中程。他のメンバーは全員黒髪だが、ひとりだけ金髪と8巻に記述されている。大学の入学式では黒髪にしていたが、その後また金髪にしている。詳細は#豊浜のどかを参照。
- (ひろかわ うづき)
- 声 - 雨宮天
- 「スイートバレット」のリーダー。「づっきー」という愛称で呼ばれている。詳細は#広川卯月を参照。
原作では当初他メンバーの詳細についての記述はなく、以下の3人は、アニメ版10話スタッフロールに名前が出ており、アニメBD/DVD第3巻特典の設定資料集に設定が書かれていた。原作単行本10巻以降に、先の設定を引き継ぐ形で以下の3人が登場している。
- [注 24] (あのう やえ)
- 声 - うらのねこ
- やや明るい色の髪でショートカット。「スイートバレット」のサブリーダーでしっかり者であり、天然な卯月のサポート役。愛称は「やんやん」。後にスポーツ系バラエティ番組に出ることが多くなっているという。
- [注 25] (なかごう らんこ)
- 声 - いちいちご
- ふんわりとしたロングヘアー。自覚はないが「スイートバレット」のお色気担当。のんびりした性格。愛称は「らんらん」。グラビアで活躍しているという。
- [注 26] (おかざき ほたる)
- 声 - こまりまこ
- 短めのポニーテール。八重歯。メンバー内で一番子供っぽい。愛称は「ほたるん」。徐々にドラマに出演するようになって麻衣とも共演したことがあり、11巻では、特撮ヒーロー番組の女悪役としてTV出演しているところが描かれている。
その他[編集]
- [注 27] (なんじょう ふみか)
- 声 - 佐藤聡美[16]
- 初登場は1巻。女子アナウンサー。
- かつて、花楓がいじめにあった時に『中学生のいじめ問題』という名目で花楓を取材したことがある。その時に思春期症候群に興味を持ち、咲太に近づいている。
- 咲太の胸の傷の写真と引換えに、麻衣の芸能界引退の真実を咲太に教えた。だが、麻衣から提示された芸能界復帰のスクープと引き換えの取引で、咲太の写真掲載を取り下げた。その後、麻衣と咲太の関係を勘ぐってカマをかけている。
- 3巻では、理央が行っていたような「女子による、セクシャルな自撮り写真の匿名でのSNS公開」という行為について咲太に質問され答えている。その後、自分の交際相手についての不満をだらだらと咲太に愚痴った。
- [注 28] (はなわ りょうこ)
- 声 - 相川奈都姫
- 初登場は3巻。麻衣の芸能活動復帰後のマネージャー。25歳で、芸能事務所での仕事は3年目。子供の頃にその名字から「ホルスタイン」というあだ名をつけられたため(花輪 → 鼻輪)、自分の名字を嫌っている。
- 麻衣によると、よくテンパる性格らしい。実際、麻衣に交際相手(咲太)がいると知った直後は非常に狼狽した。麻衣に交際相手がいるということが報道されて周知のこととなると、スキャンダルになる写真を撮られるようなことのないようにと麻衣達に釘を刺す一方、麻衣と咲太のために時折便宜もはかってくれている。
- [注 29] (かの ことみ)
- 声 - 岡咲美保
- 初登場は5巻。梓川花楓の幼稚園来の幼馴染。横浜市郊外在住。今はメガネを掛けている。
- 咲太達が横浜市のマンションに住んでいた時、上の階に住んでいた。小学校6年間は花楓と同じクラスだったが、中学校に上がり別々のクラスになった。お互いに「かえちゃん」「こみちゃん」と呼んでいた。利発で人よりなんでもできたため、鈍くさかった花楓を助けてくれていた。だが花楓がいじめられていた時は、何もできなかったと後悔している。
- 麻衣に交際相手がいるというスキャンダルがニュースになったとき、咲太が麻衣の彼氏だと気がつき、峰ヶ原高校を訪れて咲太に現在の花楓についての話を聞きにきて、花楓に会えないかと咲太に話す。だがその時は、今のかえでには会わないほうがいいと言われて帰される(花楓が解離性障害を起こし、琴美のことなどの記憶を失っていたため)。
- その後、かえでが咲太、麻衣、のどかと共に七里ヶ浜の海に行った時に偶然かえでらと会い、現在のかえでの状態を咲太に教えてもらう。この日の帰り、駅まで麻衣に送ってもらった時に、花楓からずっと借りたままだった「王子様がくれた毒リンゴ(著・由比ヶ浜かんな)」という本を咲太に渡すよう頼む。本の中には「かえちゃんとまた友達になりたい」と書かれた手紙を入れていた。本来その手紙は花楓宛てであったが、花楓の記憶喪失のことを知っても、そのまま渡した。
- 花楓の記憶が戻った後、あらためて再会。藤沢の咲太と花楓の家にも遊びに来た(8巻)。10巻の記述では、よく花楓と共にスイートバレットのライブにも行っているという。11巻では花楓と共に、咲太の大学の学祭および、そこで行われたスイートバレットのライブを見に来ている。
- 咲太と花楓の父親
- 声 - 志村知幸
- 花楓のいじめの件が起きてから、咲太やかえでと別居、小机駅が最寄りの社宅で暮らしている。“かえで”にストレスを与えないようにするため会わないようにし、咲太と近況を教えあっている。2年ぶりに記憶が戻った“花楓”と会った際には涙をこぼした。
- 距離を置いて生活しているものの、かえでが倒れて病院に搬送されたと聞いたときには出張中だった大阪から駆けつけたり、咲太と花楓の進路のことをちゃんと考えていたりするなど、しっかりした父親。
- かえでが病院に搬送されたとき、咲太と共に付き添っていた麻衣と初めて会っている。その時には病院で、かえでのこともあったため大した挨拶もしなかったが、さすがに「芸能人」桜島麻衣がいることに驚いていた。その後咲太の家で、正式に麻衣に挨拶している。
- 咲太と花楓の母親
- 声 - 亀岡真美
- 花楓の思春期症候群などの現象を受け止めきれずに精神疾患となり、夫(咲太と花楓の父親)に面倒を見られながら、新横浜駅近くの病院への入院治療と自宅療養を繰り返している。咲太が産まれた時から、咲太の彼女に挨拶するのが夢らしい。
- 咲太と花楓(かえで)がふたりで暮らすようになってから、かえでとは会わないようにしていたが、9巻で記憶が戻った花楓と再会する。9巻にて、花楓の母親として失格だと自分を自虐的に責め続けていたことが判明する。
- その後、花楓が元気になったこともあってかなり回復。麻衣からも挨拶され、「芸能人」桜島麻衣が咲太の恋人になっていることは、事前に聞いていたとは言えかなり驚いていたが、その後良好な関係を築いている。
- 麻衣の母親
- 声 - 大津愛理
- のどかの母に見せつけるために麻衣を子役としてデビューさせ、芸能事務所を立ち上げた。後に麻衣の意思にそぐわない仕事を引き受け、麻衣の芸能活動休止のきっかけを作った。それ以来、麻衣とは不仲の状態が続いている。1巻の時点で、麻衣のスマホには「マネージャー」の名前で電話番号が登録されていたほど。だが、7巻では娘の死を深く悲しんでいた。9巻では娘の卒業式に出席したり、娘から恋人を紹介されたりと、改善の兆しが見られる。
- 麻衣の芸能活動休止と別の事務所からの芸能活動再開後も自分の芸能事務所経営を続けており、9巻では自分の事務所に所属する子役と麻衣を会わせている。
- のどかの母親
- 声 - 波乃りん
- 麻衣の母と離婚した、麻衣の父の再婚相手。麻衣の母に対抗するため、のどかも芸能界入りさせた。しかし、その代理戦争で麻衣との格差を見せられ、のどかにプレッシャーを与えた。そのためのどかと不仲になり、のどかが家を飛び出す切っ掛けとなった。
- のどかに、くどくどとアイドル業の活動や勉強をしっかりやるようにと言う一方、のどか(スイートバレット)のライブでは、いつも客席側からのどかを応援している。
- なすの、はやて
- 梓川家で飼っているネコ。名前は前作『さくら荘のペットな彼女』で空太に飼われていた猫たちと同様に新幹線列車の愛称からとられている。
- なすのは咲太とかえでがふたりで暮らし始める以前からの飼い猫(三毛猫)。はやては中学生の翔子が見つけた捨て猫で、一時的に咲太の家で預かり、その後翔子の家に引き取られた。7巻以降の「中学生の咲太と高校生の翔子が直接出会わなかった」という歴史の中で、はやてがどうなっているかは言及されておらず不明。
- [注 30] (ともべ みわこ)
- 声 - 遠藤綾
- 初登場は5巻、年齢は40代との記述が11巻にある[注 31]。臨床心理士。かえで(花楓)の中学校のスクールカウンセラーでもあり、不登校になったかえでの問題を担当していた。咲太には「友部さん」、かえでと花楓には「美和子先生」と呼ばれている。
- 当初、かえでからは「自分を無理矢理学校に連れて行こうとする人」と勘違いされ、それが尾を引いて苦手意識をもたれていた。だが実際には、通学・進学したいと希望しだしたかえで(花楓)の心に負担がかからないよう、色々と配慮しアドバイスを行っている。
- 11巻で咲太と再会したときには、郁実のボランティア活動に協力していたこともあって、郁実について咲太に話した。
- [注 32] (たかさか せいいち)
- 第11巻に登場。郁実の元彼氏の社会人。郁実とは自分が大学生の時に付き合っていたが、就職活動に失敗し続け、そのストレスのあまり、自分の支えになろうと食事の用意などまでしてくれていた郁実に対して八つ当たりのように、自分と距離を置くよう求める。本人はそのことを反省したが、謝罪する前に郁実に別れを告げられた。
- その後、郁実がSNSに記した、同窓会で事件が起きるという「#夢見る」の書き込みを見て気になり、郁実の様子を見に来ている。その時咲太に会った。
- 別の可能性の世界では、大学受験に失敗した(その世界に迷い込んだ)郁実とつきあっていたが、そちらでも別れた模様。
- 謎の女の子
- 第9巻「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」のヒロイン。子役時代の麻衣に似た、小学1年生くらいのランドセルを背負った女の子だが、性格や口調、態度などは麻衣というより「麻衣がドラマ内で演じていた女の子」に近い。
- 初登場は8巻、授業中居眠りしていた咲太の夢に出てきた。9巻ではその夢が正夢になり、卒業式が終わり麻衣を待っていたときに現れた。咲太が正体を聞こうとしたとき、麻衣が現れその瞬間に消えてしまった。周りの人には認識されず、咲太1人だけが認識できている。咲太が誰にも認識されない状態になったときに再び現れ、咲太を違う場所、違う世界へ導いた。咲太が別世界から脱出するときにも現れ、元の世界へ戻した。
- それから一年後、大学の入学式にて駆け抜ける姿を咲太は目撃するが、あっさりと見失ってしまった。また、それから約8カ月後(11巻)、咲太と郁実が会話していたときにも登場。この時それぞれ、違う世界の郁実が入れ替わるという現象が発生しているため、違う可能性の世界を繋ぐ存在ではないかと思われるが詳細は不明(ただし8カ月後に現れた時には、一気に小学生高学年くらいの外見にまで成長していた)。
- 咲太は女の子の正体を、自身の弱さが生み出した存在であり、麻衣の姿の方が素直に話せるからと考えていた。
- [注 33] (きりしま とうこ)
- 8巻から麻衣や翔子、花楓と琴美の会話内に登場する。中高生の間で流行っているミュージックビデオの投稿者。素顔や素性は不明だが、映像に時折映る姿の印象から咲太や麻衣と同年代に思われる。だが、複数の未来を経験した翔子の記憶には、霧島透子の存在はなかったという。9巻では、違う世界のもう一人の咲太が「霧島透子をどう思う?」と、書き置きを残した。10巻では卯月がワイヤレスイヤホンのCMで彼女の曲をカバーしている。一部では桜島麻衣が彼女の正体ではないかというような憶測もあると福山が語っていた。
- 10巻、11巻では霧島透子と名乗る20歳前後と思しき女性が、ミニスカート・黒タイツのサンタクロース衣装という格好で咲太の前に現れ、咲太について知っていることを仄めかしていた。11巻では、咲太に自身の電話番号を見せ、それを咲太が暗記した描写がある。周囲に他の人がいても、咲太以外からは認識されていない。また透子は、自分が思春期症候群を皆に「プレゼント」していると語っている。
この他、基本的に直接名前は出ていないものの、『さくら荘のペットな彼女』のキャラがゲスト出演している。各ゲストの詳細はさくら荘のペットな彼女#登場人物を参照。
巻 | ゲスト1 | ゲスト2 | ゲスト3 |
---|---|---|---|
1 | 姫宮伊織 | 長谷栞奈 | |
2 | 赤坂龍之介 | リタ・エインズワース | |
3 | 三鷹仁 | 三鷹美咲(上井草美咲[注 34]) | |
4 | 舘林総一郎 | 姫宮沙織 | |
5 | 神田空太 | 神田優子 | 椎名ましろ[注 35] |
6 | 藤沢和希 | 千石千尋 | |
7 | 椎名ましろ[注 36] |
用語[編集]
- (ししゅんきしょうこうぐん)
- この物語で描かれている現象。思春期に「誰かと人格が入れ替わっていた」「他人の心の声が聞こえる」など、不思議な現象が起きるとされるオカルト的現象で、ネットを中心に都市伝説として話題となっている。精神科医などには、多感な思春期の心が見せる思い込みなどと言われている。新種のパニック症状や、集団催眠の一種と言う者もいる。
- 作中では、以下のような現象が描かれている。
- 暴行などを受けたわけでもないのに、身体に痣や傷などができる。
- 発症者:梓川花楓/梓川かえで、梓川咲太
- 自分の姿や声などが他人に認識されなくなり、記憶からも消える。
- 発症者:桜島麻衣、梓川咲太
- 同じ日を何度も繰り返す。
- 発症者:古賀朋絵、梓川咲太
- ひとりの人物がふたりに増える。
- 発症者:双葉理央
- 姿が他人と入れ替わる。
- 発症者:豊浜のどか、桜島麻衣
- 現在の自分のほかに、未来の自分を作り出す。
- 発症者:牧之原翔子、梓川咲太
- パラレルワールドに移動したように、自分が経験・記憶しているものとは異なる世界を体験する(この場合、どちらかの世界の人物が思春期症候群を発症したら、もう片方と経験・記憶している世界が入れ替わる)。
- 発症者:梓川咲太、赤城郁実
- それまで読めなかった空気が読めるようになる
- 発症者:広川卯月
- 夢で高解像度な正夢を見る
- 発症者:不特定多数の人間
- ポルターガイスト現象
- 発症者:赤城郁実
小説[編集]
既刊一覧[編集]
2018年9月下旬より全国書店にて、溝口ケージによるテレビアニメのティザービジュアルを使用した期間限定カバーが発売された[17](第8巻まで。限定カバーにはシリーズ連番が初めて付与された)。2019年4月より、アニメビジュアルを使用した劇場版仕様の期間限定カバーが発売されている(既刊全て。また、ティザービジュアル仕様と同じく、シリーズ連番が付与されている)[18]。
- 鴨志田一(著) / 溝口ケージ(イラスト)、KADOKAWA〈電撃文庫〉、既刊12巻(2022年12月9日現在)
- 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』2014年4月10日初版発行(同日発売[19])、ISBN 978-4-04-866487-5
- 『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』2014年8月9日初版発行(同日発売[20])、ISBN 978-4-04-866808-8
- 『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』2015年1月10日初版発行(同日発売[21])、ISBN 978-4-04-869173-4
- 『青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない』2015年5月9日初版発行(同日発売[22])、ISBN 978-4-04-865135-6
- 『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』2015年9月10日初版発行(同日発売[23])、ISBN 978-4-04-865394-7
- 『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』2016年6月10日初版発行(同日発売[24])、ISBN 978-4-04-865891-1
- 『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』2016年10月8日初版発行(同日発売[25])、ISBN 978-4-04-892281-4
- 『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』2018年4月10日初版発行(同日発売[26])、ISBN 978-4-04-893585-2
- 『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』2018年10月10日初版発行(同日発売[27])、ISBN 978-4-04-912017-2
- 『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』2020年2月7日初版発行(同日発売[28])、ISBN 978-4-04-912850-5
- 「ドラマCD付き特装版」同日発売[29]、ISBN 978-4-04-912901-4
- 『青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない』2020年12月10日初版発行(同日発売[30])、ISBN 978-4-04-912902-1
- 『青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない』2022年12月10日初版発行(12月9日発売[31])、ISBN 978-4-04-913936-5
単行本未収録作品[編集]
- 青春ブタ野郎はビーチクイーンの夢を見ない 前編
- 書き下ろし小説。 Blu-ray・DVD「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 1」完全生産限定版特典[32]。
- 青春ブタ野郎はビーチクイーンの夢を見ない 後編
- 書き下ろし小説。 Blu-ray・DVD「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 5」完全生産限定版特典[33]。
- 青春ブタ野郎はホワイトクリスマスの夢を見る
- 書き下ろし小説。映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」第一週目の来場者特典[34]。
掌編小説[編集]
- 進化の速さはどれくらい?
- 「電撃文庫FIGHTINGフェア」特典。特製ストーリークリアファイル。
- 青春ブタ野郎は水着姿の夢を見たい
- 「電撃文庫3000タイトル突破!!大感謝フェア」特典[35]。SS付クリアシール。
- 青春ブタ野郎のプチデビルな後輩
- 「電撃文庫3000タイトル突破!!大感謝フェア」のゲーマーズ限定特典である「電撃文庫3000タイトル突破!!大感謝フェア開催記念 書き下ろし小冊子!! A」収録。
- 六月の終わりに
- メロンブックス「青春ブタ野郎シリーズフェア」特典[36]。書き下ろし4Pリーフレット。
- 青春ブタ野郎のおるすばん妹はアリのまま
- 「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」メロンブックス購入特典[37]。書き下ろし4Pリーフレット。
- 青春ブタ野郎は水着姿の夢を見た
- 「電撃がーるず水着ふぇすてぃばる! 電撃文庫公式海賊本」収録。
- 恋人の妹はシスコンアイドル
- 「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」メロンブックス購入特典[38]。書き下ろし4Pリーフレット。
- あの夏のプチデビル
- 「電撃文庫超感謝フェア2016」特典[39]。書き下ろしSS付リーフレット。
- 青春ブタ野郎とバニーガール先輩のある日の風景
- イメージソングCD「青春ブタ野郎は恋する幻想曲の夢を見ない」ブックレット内掲載[40]。
- 青春ブタ野郎はわくわくの夢を見る
- 「電撃文庫超感謝フェア2017」特典[41]。書き下ろしSS付リーフレット。
- 青春ブタ野郎はトリック・オア・トリートに夢を見る
- 「電撃文庫25周年夏の超感謝フェア」の10月特典[42]。書き下ろしSS付リーフレット。
- 青春ブタ野郎は下校デートの夢を見る
- 青春ブタ野郎シリーズ累計100万部突破記念特典[43]。書き下ろしSS付リーフレット。
- 青春ブタ野郎はブライダル彼女の夢を見る
- 映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」の大ヒット記念でアニメ公式サイトにて公開[44]。書き下ろしショートノベル。
- 青春ブタ野郎はファイアワークスの夢を見ない
- 「青春ブタ野郎シリーズ」累計200万部突破記念配布[45]。書き下ろしSS付リーフレット。
オーディオブック[編集]
2020年よりAudibleにて、小説を朗読したオーディオブックが配信されている。
タイトル | 配信開始日 | 朗読者 | |
---|---|---|---|
1 | 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない | 2020年1月31日 | 梶山はる香 |
2 | 青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない | 2020年2月21日 | 望田ひまり |
3 | 青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない | 2020年3月6日 | 藤野彩水 |
4 | 青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない | 2021年7月16日 | 岡純子 |
5 | 青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない | 2021年8月20日 | 高倉有加 |
6 | 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない | 2021年9月24日 | 岩崎愛 |
7 | 青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない | 2021年10月22日 | 岩崎愛 |
8 | 青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない | 2021年11月26日 | 高倉有加 |
9 | 青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない | 2021年12月17日 | 愛原ありさ |
10 | 青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない | 2022年1月21日 | 岡本沙保里 |
11 | 青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない | 2022年2月28日 | 神山裕紀 |
漫画[編集]
- 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
- 電撃G'sコミック (KADOKAWA) 2016年1月号から2018年10月号まで連載[46][47]。
-
- 鴨志田一(原作) / 溝口ケージ(キャラクターデザイン) / 七宮つぐ実(作画)、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉、全2巻
- 2016年10月8日発行(同日発売[48])、ISBN 978-4-04-892480-1
- 2018年10月10日発行(同日発売[49])、ISBN 978-4-04-912068-4
- 鴨志田一(原作) / 溝口ケージ(キャラクターデザイン) / 七宮つぐ実(作画)、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉、全2巻
- 青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない
- 電撃G'sコミック (KADOKAWA) 2018年5月号から2019年2月号まで連載[50]。
-
- 鴨志田一(原作) / 溝口ケージ(キャラクターデザイン) / 浅草九十九(作画)、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉、全2巻
- 2018年10月10日発行(同日発売[51])、ISBN 978-4-04-912070-7
- 2018年12月10日発行(同日発売[52])、ISBN 978-4-04-912258-9
- 青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない
- ComicWalkerにて2020年8月1日から2022年5月19日まで連載[53]。
- 鴨志田一(原作) / 溝口ケージ(キャラクターデザイン) / 秋奈つかこ(作画)、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉、全2巻
- 2020年12月26日発行(同日発売[54])、ISBN 978-4-04-913570-1
- 2022年7月27日発行(同日発売[55])、ISBN 978-4-04-913894-8
ラジオドラマ[編集]
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない with さくら荘のペットな彼女』は、2016年2月5日より電撃文庫×niconicoの企画で、ニコニコ生放送の視聴者アンケートの結果によって、ストーリーが変わるユーザー参加型ラジオドラマ「多数決ドラマ」第二弾として2作品のコラボを配信。峰ヶ原高校の文化祭で開催されるミスコンの話(原作では5巻にて、11月3日に文化祭が行われ、その時のミスコンのトラブルに咲太が巻き込まれたことが簡単に触れられている)。シナリオは鴨志田一、SDイラストは溝口ケージ、キャストは後のアニメ版と同じ[56]。『さくら荘のペットな彼女』原作終了後の設定で、同作の椎名ましろ(声 - 茅野愛衣)がゲスト出演。
ドラマCD[編集]
- 初恋少女の夢を見ない
- 映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」劇場パンフレット(豪華版)の内容の一つ。[57]中学生時代の咲太と、翔子との七里ヶ浜の海岸での出会いが描かれる。
- 青春ブタ野郎はキャットファイトの夢を見ない
- Blu-ray・DVD「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」完全生産限定版特典の一つ。[58]原作「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」では描かれなかった、12月8日の夜に梓川家で起こった麻衣と翔子の修羅場の詳細(原作に書かれていたが、アニメ版でカットされた場面を含む)が描かれる。
- 青春ブタ野郎はパウダースノーの夢を見ない
- 青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ないの完全受注生産のドラマCD付き特装版特典。[59]原作9巻と10巻の間の咲太の大学合格のご褒美として、麻衣とのゲレンデお泊りデートが描かれる。
イメージソングCD[編集]
- 青春ブタ野郎は恋する幻想曲の夢を見ない
- 2016年10月28日に発売された。アーティストはMOSAIC.WAV。
- ジュブナイル ( Voice Up for 青春ブタ野郎 )
- Get back me!! ( Voice Up for 桜島麻衣 )
- なして同じ朝を繰り返すと!? ( Voice Up for 古賀朋絵 )
- Place And Active ( Voice Up for 梓川かえで )
- 嘘つきシュレディンガーと夢見がちラプラス ( Voice Up for フシギ系科学 )
アニメ[編集]
![]() | この節には公開前の映画に関する記述があります。 |
原作第1巻から第6巻の序盤までを原作としたテレビアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』が2018年10月より12月までTOKYO MXほかにて放送された[60][61]。
原作第6・7巻を原作とした劇場アニメ『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が2019年6月15日にアニプレックスの配給により全国31スクリーン規模で公開された[62]。公開前のプロモーションとしてメットライフドームのバッターズサークル後方に広告を掲載している[63]。公開日から第四週目まで週ごとに別の来場者特典が配布された[64]。また、公開された15日、16日の二日間の動員数が約6万6000人で、興行収入が約1億円を記録した[65]。予想を超える人気から、公開日から劇場グッズが品薄になり、7月初旬から増産分が順次販売され[66]、同年7月から9月にかけて順次、全国での拡大上映が決定した[67]。全国で合計95館にて公開され[68]、10月17日に最後の上映が終了し累計興行収入は5億1000万円となった[69][70]。また、7月初旬から販売開始された増産分も品薄状態になり、ANIPLEX+にて、一部数量限定で劇場グッズの事後販売が実施された[71]。
原作第8・9巻を原作として『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』と『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』がそれぞれアニメ化されると2022年9月に発表され[72]、12月3日にはそれらが劇場公開されると発表された[73]。『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』は2023年6月23日に公開予定[74]。
スタッフ[編集]
- 原作 - 鴨志田一[75][76]
- 原作イラスト - 溝口ケージ[75][76]
- 監督 - 増井壮一[75][76]
- 構成・脚本 - 横谷昌宏[77][76]
- キャラクターデザイン - 田村里美[75][76]
- 助監督 - いわたかずや(TV)[75]
- プロップデザイン - 髙田晃[75][76]
- 美術設定 - 藤井一志[75][76]
- 美術監督 - 渋谷幸弘(TV)[75]、平柳悟・薄井久代(劇場)[76]
- 色彩設計 - 横田明日香[75][76]
- CGディレクター - 野間裕介[75][76]、唐澤祐人(TV)[75]
- 撮影監督 - 関谷能弘[75][76]
- 2Dデザイン・モニターワークス・特殊効果 - 内海紗耶[75][76]
- 編集 - 三嶋章紀[75][76]
- 音響監督 - 岩浪美和[75][76]
- 音楽 - fox capture plan[75][76]
- プロデューサー - 横山朱子、黒川雄一朗
- アニメーションプロデューサー - 木田和哉
- 制作 - CloverWorks[75][76]
- 製作 - 青ブタ Project[75][76](アニプレックス、ABCアニメーション、KADOKAWA、TOKYO MX、メ〜テレ、BS11、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)
主題歌[編集]
- 「君のせい」[78][79]
- the peggiesによるオープニングテーマ。作詞・作曲は北澤ゆうほ、編曲はthe peggiesと川口圭太。
- 「不可思議のカルテ」[78][79]
- 桜島麻衣(瀬戸麻沙美)、古賀朋絵(東山奈央)、双葉理央(種﨑敦美)、豊浜のどか(内田真礼)、梓川かえで(久保ユリカ)、牧之原翔子(水瀬いのり)によるエンディングテーマ。第6話を除く全話で使用。作詞は児玉雨子、作曲・編曲はカワイヒデヒロ。エピソードごとに参加するキャラクターは異なる(詳細は「#各話リスト」を参照)。
- 『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』ではmovie ver.が使用された[80]。
- 「BABY!」[79]
- スイートバレット(内田真礼、雨宮天、うらのねこ、こまりまこ、いちいちご)による劇中歌。第10話で使用。作詞・作曲は北澤ゆうほ、原曲はthe peggies、編曲は村田祐一。
各話リスト[編集]
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | エンディング歌唱 |
---|---|---|---|---|---|---|
#1 | 先輩はバニーガール | 増井壮一 | いわたかずや |
| 田村里美 | 全員 |
#2 | 初デートに波乱は付き物 | 坂田純一 | 堀口和樹 |
| 髙田晃 | 桜島麻衣 |
#3 | 君だけがいない世界 | 増井壮一 | 篠原正寛 |
| 田村里美 | |
#4 | ブタ野郎には明日がない | 倉川英揚 | 山中祥平 |
| 髙田晃 | 古賀朋絵 |
#5 | ありったけの嘘を君に | 平牧大輔 | 高橋謙仁 |
| 田村里美 | |
#6 | 君が選んだこの世界 | いわたかずや |
| 髙田晃 | なし | |
#7 | 青春はパラドックス | 小野竜太 |
| 田村里美 | 双葉理央 | |
#8 | 大雨の夜にすべてを流して | 坂田純一 | 山中祥平 |
| 髙田晃 | |
#9 | シスターパニック | 宮尾佳和 | 筑紫大介 |
| 田村里美 | 豊浜のどか |
#10 | コンプレックスこんぐらっちゅれーしょん | 高橋謙仁 |
| 髙田晃 | ||
#11 | かえでクエスト | 堀口和樹 |
| 田村里美 | 梓川かえで | |
#12 | 覚めない夢の続きを生きている | いわたかずや |
| - | ||
#13 | 明けない夜の夜明け | 増井壮一 | 高橋英俊 | 田村里美 | 全員 |
放送局[編集]
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [81] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2018年10月4日 - 12月27日 | 木曜 2:20 - 2:50(水曜深夜) | 朝日放送テレビ | 近畿広域圏 | 『水曜アニメ〈水もん〉』第1部 |
2018年10月6日 - 12月29日 | 土曜 23:30 - 日曜 0:00 | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 |
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
とちぎテレビ | 栃木県 | |||
群馬テレビ | 群馬県 | |||
2018年10月7日 - 12月30日 | 日曜 2:44 - 3:15(土曜深夜) | メ〜テレ | 中京広域圏 | 製作参加 |
2018年10月8日 - 12月31日 | 月曜 21:00 - 21:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2018年10月7日 | 日曜 12:00 更新 | |
日曜 23:00 - 23:30 | ニコニコ生放送 | |
2018年10月8日 | 月曜 23:30 - 火曜 0:00 | AbemaTV Abemaアニメチャンネル |
不明 | 不明 |
|
映画来場者特典[編集]
(出典:[64])
- 第1週目特典 - 原作者・鴨志田 一 書き下ろし小説「青春ブタ野郎はホワイトクリスマスの夢を見る」
- 第2週目特典 - フィルムコマ風しおり(6種ランダム)
- 第3週目特典 - キャラクターデザイン田村里美 描き下ろしミニ色紙(4種ランダム)
- 第4週目特典 - 複製原画2枚セット(6種ランダム)
また大ヒット御礼来場者特典として、第一週目特典の「青春ブタ野郎はホワイトクリスマスの夢を見る」の電子書籍ダウンロードカードとオリジナルクリアファイル(2種ランダム)の配布が決定した[82]。
イラストブック[編集]
テレビアニメ、映画のキービジュアルや雑誌イラスト、原画に名場面カットを掲載した「青春ブタ野郎シリーズ公式イラストブック PAINTING」がアニプレックス+や全国のアニメイト、アニメイトオンラインショップにて販売された[83]。
収録内容
- 「青春ブタ野郎シリーズ」イラスト(全41点)
- 「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」原画
- 「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」原画
- 「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」名場面カット
- 「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」名場面カット
総作画監督修正集[編集]
「青春ブタ野郎シリーズ」のテレビシリーズ本編と劇場本編から厳選された、総作画監督の田村里美&髙田晃によるフルカラーの修正原画をコメントともに多数収録されている、「青春ブタ野郎は制作メイキングの夢を見ない 総作画監督修正集」の発売が発表された[84][85]。
収録内容
- 「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」オープニング&エンディング、1話〜13話より選出された修正原画
- 「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」本編中より選出された修正原画
BD / DVD[編集]
巻 | 発売日[86] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | |||
1 | 2018年12月19日 | 第1話 - 第3話 | ANZX-12551/2 | ANZB-12551/2 |
2 | 2019年2月6日 | 第4話 - 第6話 | ANZX-12553/4 | ANZB-12553/4 |
3 | 2019年3月6日 | 第7話 - 第8話 | ANZX-12555/6 | ANZB-12555/6 |
4 | 2019年4月3日 | 第9話 - 第10話 | ANZX-12557/8 | ANZB-12557/8 |
5 | 2019年5月15日 | 第11話 - 第13話 | ANZX-12559/60 | ANZB-12559/60 |
劇場 | 2019年11月27日 | 劇場版 | ANZX15023 | ANZB15023 |
Webラジオ[編集]
2018年9月26日から2019年6月26日まで音泉とYouTubeにて『青春ブタ野郎はバニーガール先輩とおるすばん妹のラジオを聴きたい』が隔週(2019年2月からは月1回)水曜日に配信され、また劇場版DVD/Blu-ray発売記念として2019年11月19日と27日に限定復活配信。パーソナリティは桜島麻衣役の瀬戸麻沙美と梓川かえで役の久保ユリカ。また音泉から、未配信の録り下ろしラジオを収録したDJCDが発売されている[87]。
配信回 | 配信日 | ゲスト |
---|---|---|
第1回 | 2018年9月26日 | |
第2回 | 2018年10月10日 | |
第3回 | 2018年10月24日 | |
第4回 | 2018年11月7日 | |
第5回 | 2018年11月21日 | 東山奈央(古賀朋絵役) |
第6回 | 2018年12月5日 | 内田真礼(豊浜のどか役) |
第7回 | 2018年12月19日 | 種﨑敦美(双葉理央役) |
第8回 | 2019年1月2日 | 石川界人(梓川咲太役) |
第9回 | 2019年1月16日 | |
第10回 | 2019年1月30日 | |
第11回 | 2019年2月20日 | |
第12回 | 2019年3月13日 | |
第13回 | 2019年4月10日 | |
第14回 | 2019年5月15日 | |
第15回 | 2019年6月12日 | |
第16回 | 2019年6月26日 | 石川界人(梓川咲太役) |
復活第1回 | 2019年11月19日 | 石川界人(梓川咲太役) |
復活第2回 | 2019年11月27日 | 水瀬いのり(牧之原翔子役) |
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 名字は長野自動車道梓川サービスエリア(長野県安曇野市・松本市)に由来する。
- ^ 名字は九州自動車道桜島サービスエリア(鹿児島県姶良市)に由来する。
- ^ 咲太が全校生徒の前で告白したこともあり、報道以前から咲太と麻衣の関係は学校内では周知のことだったが、ふたりとも学校では孤立していたことなどもあり、「ふたりのことは話題にはしない空気」ができて、ほとんど話題にされていなかった。
- ^ 名字は東名高速道路牧之原サービスエリア(静岡県牧之原市)に由来する。
- ^ この性格について理央は6巻にて、臓器の提供者が性格に影響を与えた可能性を示唆している。
- ^ その理由は、何もせずにかえでを失ったら咲太が後悔するだろうということで、咲太にはかえでがいなくなっても、かえでの夢をたくさん叶えてあげたと胸を張ってほしいからであり、かえでの消えた後、日記に書かれていたために咲太は知ることになる。
- ^ ただし、かえでが自宅で行っていた中学の勉強の影響は残っており、学力は消えていない。
- ^ 名字は中央自動車道双葉サービスエリア(山梨県甲斐市)に由来する。
- ^ 名字は九州自動車道古賀サービスエリア(福岡県古賀市)に由来する。
- ^ 名字は高松自動車道豊浜サービスエリア(香川県観音寺市)に由来する。
- ^ 名字は九州自動車道広川サービスエリア(福岡県八女郡広川町)に由来する。
- ^ 名字は関越自動車道赤城高原サービスエリア(群馬県利根郡昭和村)に由来する。
- ^ 名字は姫路バイパス姫路サービスエリア(兵庫県姫路市)に由来する。
- ^ 名字は東北自動車道国見サービスエリア(福島県伊達郡国見町)に由来する。
- ^ 名字は関越自動車道上里サービスエリア(埼玉県児玉郡上里町)に由来する。
- ^ 名字は西名阪自動車道香芝サービスエリア(奈良県香芝市)に由来する。
- ^ 名字は北陸自動車道米山サービスエリア(新潟県柏崎市)に由来する。
- ^ 名字は東北自動車道前沢サービスエリア(岩手県奥州市)に由来する。
- ^ 名字は中国自動車道吉和サービスエリア(広島県廿日市市)に由来する。
- ^ 名字は大分自動車道山田サービスエリア(福岡県朝倉市)に由来する。
- ^ 名字は中国自動車道加西サービスエリア(兵庫県加西市)に由来する。
- ^ 名字は中国自動車道美東サービスエリア(山口県美祢市)に由来する。
- ^ 名字は山陽自動車道福山サービスエリア(広島県福山市)に由来する。
- ^ 名字は伊勢自動車道安濃サービスエリア(三重県津市)に由来する。
- ^ 名字は常磐自動車道中郷サービスエリア(茨城県北茨城市)に由来する。
- ^ 名字は新東名高速道路岡崎サービスエリア(愛知県岡崎市)に由来する。
- ^ 名字は北陸自動車道南条サービスエリア(福井県南条郡南越前町)に由来する。
- ^ 名字は東北自動車道花輪サービスエリア(秋田県鹿角市)に由来する。
- ^ 名字は中国自動車道鹿野サービスエリア(山口県周南市)に由来する。
- ^ 名字は常磐自動車道友部サービスエリア(茨城県笠間市)に由来する。
- ^ アニメでは12話に登場しているが、40代よりは若く見える。また原作11巻では「ふくよかな体型」と描写されているが、アニメでは痩せている。
- ^ 名字は関越自動車道高坂サービスエリア(埼玉県東松山市)に由来する。
- ^ 名字は宮崎自動車道霧島サービスエリア(宮崎県小林市)に由来する。
- ^ 『さくら荘のペットな彼女』より時系列的に後の話なので結婚後になっている。
- ^ 動物園内にて迷子。
- ^ 中学生の翔子が持っていた漫画本の作者として名前が登場。咲太が、峰ヶ原高校の文化祭で会った女性と同じ名と気づくなど、多数決ドラマの内容に沿ったものになっている。
出典[編集]
- ^ 「渋スクフィギュア、TVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』より、江ノ島電鉄の通る踏切の前に立つ桜島麻衣が1/7スケールフィギュアになって6月24日に発売決定!」『PR TIMES』、株式会社CyberZ、2021年6月17日 。2021年6月18日閲覧。
- ^ “「青春ブタ野郎」シリーズ、“高校生編”が完結へ…新作アニメ制作決定! ビジュアル&特報お披露目”. アニメ!アニメ!. (2022年9月26日) 2022年12月1日閲覧。
- ^ このラノ2020 (2019), p. 34.
- ^ a b c d e f g “Staff·Cast”. TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト. 2018年9月16日閲覧。
- ^ このラノ2016 (2015), p. 77.
- ^ このラノ2020 (2019), p. 87.
- ^ このラノ2021 (2020), p. 90.
- ^ このラノ2022 (2021), p. 90.
- ^ “【連載】『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』声優インタビュー第1回:桜島麻衣役・瀬戸麻沙美│役を通して見える麻衣と咲太の信頼関係の変化”. animate Times. 2020年3月10日閲覧。
- ^ このラノ2018 (2017), p. 90.
- ^ このラノ2019 (2018), p. 92.
- ^ このラノ2020 (2019), p. 86.
- ^ このラノ2021 (2020), p. 86.
- ^ このラノ2020 (2019), p. 88.
- ^ 第5巻での琴美の話によると、花楓を虐めていたクラスメイトはその後、イジメが表沙汰になり、全校生徒から誹謗中傷を受けて不登校になったという。
- ^ a b c “追加キャラクター公開!”. TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト (2018年8月27日). 2018年9月16日閲覧。
- ^ “【特報!】『#青ブタ』9月の新情報①”. 電撃文庫公式ツイッター (2018年9月14日). 2018年10月1日閲覧。
- ^ 電撃文庫 (2019年5月15日). “【応援】『#青ブタ』は累計150万部突破!【大感謝】…”. @bunko_dengeki. 2019年5月15日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない ドラマCD付き特装版”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない”. KADOKAWA. 2022年12月9日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト”. KADOKAWA アスキー・メディアワークス (2018年11月14日). 2018年11月14日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト”. KADOKAWA アスキー・メディアワークス (2018年12月6日). 2018年12月6日閲覧。
- ^ “「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」”. 「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」. 2019年5月25日閲覧。
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参考文献[編集]
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- 『このライトノベルがすごい!』編集部 『このライトノベルがすごい!2019』宝島社、2018年12月8日。ISBN 978-4-8002-9044-1。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部 『このライトノベルがすごい!2020』宝島社、2019年12月9日。ISBN 978-4-8002-9978-9。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部 『このライトノベルがすごい!2021』宝島社、2020年12月8日。ISBN 978-4-299-01056-8。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部 『このライトノベルがすごい!2022』宝島社、2021年12月9日。ISBN 978-4-299-02264-6。
外部リンク[編集]
- 青春ブタ野郎シリーズ特設ページ 電撃文庫公式サイト内の特設ページ(アスキー・メディアワークス)
- 多数決ドラマ
- TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト
- 「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」 | 青春ブタ野郎シリーズ - 劇場アニメ公式サイト
- アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式 (@aobuta_anime) - Twitter(2018年2月14日 17時48分21秒 - )
- 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない|水もん|朝日放送テレビ
- 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない - 名古屋テレビ【メ〜テレ】
- アニメ&ゲームきせかえ公式サイト デジタルコンテンツ紹介
- 青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない - CommicWalker