コンテンツにスキップ

豆部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2013年4月2日 (火) 04:54個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク 4 件をウィキデータ上の (d:Q242520 に転記))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

康熙字典 214 部首
谷部 豆部 豕部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

豆部(とうぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では151番目に置かれる(7画の5番目、酉集の5番目)。

「豆」字は古代における食物を盛る容器の一種で、柄のある足で支えられ、上部が円形である高坏(たかつき)を意味する。その字形は高坏を側面から見た形に象っている。なお「豆」字には食用されるマメ科植物の種子あるいは果実の総称であるマメの意味があるが、これは後起字である。先秦時代において豆類食物を表すのは「菽」字であったが、「豆」にも仮借により豆類食物の意味が生じ、漢代以降、次第に「菽」字に取って代わるようになった。

偏旁の意符としては高坏など容器に関することを示す。また後起字には「豌」のように豆類に関することを示すものもある。声符としては「登」や「逗」のようにトウといった音を示す。

豆部は上記のような意符を構成要素にもつ漢字を収録する。

部首の通称

  • 日本:まめ
  • 中国:豆字旁
  • 韓国:콩두부(kong du bu、マメの豆部)
  • 英米:Radical bean

部首字

例字

    • 3:豈、8:豌・豎()、11豐(6)

最大画数

𧰥