西磐井郡

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岩手県西磐井郡の範囲(緑:平泉町 薄緑:後に他郡から編入した区域)

西磐井郡(にしいわいぐん)は、岩手県

人口7,668人、面積63.39km²、人口密度121人/km²。(2017年10月1日、推計人口

以下の1町を含む。

郡域[編集]

明治12年(1879年)に行政区画として発足した当時の郡域は、概ね以下の区域にあたる。

歴史[編集]

郡発足までの沿革[編集]

区分 村名 所属代官区 所轄郡奉行
西岩井
(24か村)
仙台藩領
(13か村)
赤荻村・五串村・猪岡村・作瀬村・達谷村・中尊寺村・中里村・樋口村・平泉村・戸河内村・細谷村・前堀村・山目村 山目代官所 奥郡奉行
一関藩領
(11か村)
一関村・二関村・三関村・市野々村・鬼死骸村・上黒沢村・下黒沢村・狐禅寺村・滝沢村・達古袋村・牧沢村

(16か村)
仙台藩領
(2か村)
東永井村・西永井村 金成代官所
(栗原郡金成)
中奥郡奉行
一関藩領
(14か村)
蝦島村・男沢村・金沢村・金森村・清水村・峠村・富沢村・中村・奈良坂村・日形村・上油田村・下油田村・楊生村・涌津村
  • 明治元年9月24日1868年11月8日) - 仙台藩伊達慶邦が薩長軍に降伏。全領土62万石を没収される。
  • 明治元年12月7日1869年1月19日) - 陸奥国の分割により、本郡は陸中国の所属となる。
  • 明治元年12月23日(1869年2月4日) - 仙台藩領および一関藩領の一部(流の全域)が上野沼田藩取締地となる。
  • 明治2年
  • 明治4年
  • 明治8年(1875年)10月17日 - 以下の各村の統廃合が行われる。(26村)
    • 西岩井(24→16)
      • 一関村 ← 一関村、二関村、三関村
      • 真柴村 ← 鬼死骸村、牧沢村
      • 中里村 ← 中里村、前堀村
      • 川辺村 ← 作瀬村、樋口村、細谷村
      • 平泉村 ← 平泉村、達谷村
      • 衣関村 ← 中尊寺村、戸河内村
    • (16→10)
      • 弥栄村 ← 富沢村、楊生村
      • 花泉村 ← 中村、金森村、清水村
      • 永井村 ← 東永井村、西永井村
      • 油田村 ← 上油田村、下油田村
      • 老松村 ← 男沢村、峠村
    • 11月22日 - 水沢県が磐井県に改称。
  • 明治9年(1876年)4月18日 - 第2次府県統合により岩手県の管轄となる。
  • 明治11年(1878年)11月26日 - 郡区町村編制法の岩手県での施行により、行政区画としての磐井郡が発足。

郡発足以降の沿革[編集]

  • 明治12年(1879年)1月4日 - 磐井郡が分割し、西岩井・流の区域をもって西磐井郡が発足。(26村)
  • 明治16年(1883年)1月 - 衣関村が中尊寺村・戸河内村に分割。(27村)
1.一関町 2.永井村 3.涌津村 4.油島村 5.花泉村 6.金沢村 7.老松村 8.日形村 9.弥栄村 10.真滝村 11.萩荘村 12.厳美村 13.山目村 14.中里村 15.平泉村(紫:一関市 桃:平泉町)
  • 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。特記以外は全域が現・一関市。(1町14村)
  • 明治30年(1897年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和17年(1942年)7月1日 - 「西磐井地方事務所」が一関町に設置され、本郡を管轄。
  • 昭和23年(1948年
    • 1月1日 - 山目村が町制施行して山目町となる。(2町13村)
    • 4月1日 - 一関町・山目町・真滝村・中里村が合併して一関市が発足し、郡より離脱。(11村)
  • 昭和28年(1953年)10月1日 - 平泉村が町制施行して平泉町となる。(1町10村)
  • 昭和30年(1955年
    • 1月1日(2町1村)
      • 厳美村・萩荘村・弥栄村が一関市・東磐井郡舞川村と合併し、改めて一関市が発足、郡より離脱。
      • 花泉村・老松村・永井村・日形村・油島村・涌津村が合併して花泉町が発足。
    • 4月15日 - 平泉町が東磐井郡長島村と合併し、改めて平泉町が発足。
  • 昭和31年(1956年)9月30日 - 金沢村が花泉町に編入。(2町)
  • 平成17年(2005年)9月20日 - 花泉町が一関市・東磐井郡大東町千厩町東山町室根村川崎村と合併し、改めて一関市が発足、郡より離脱。(1町)

変遷表[編集]

行政[編集]

歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 明治12年(1879年)1月4日
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注[編集]

  1. ^ 明治元年12月23日(1869年2月4日)の「諸藩取締奥羽各県当分御規則」(法令全書通番明治元年太政官布告第1129)に従って設置された県だが、明治政府が権知県事を任命したわけではなく、そのため明治政府の公文書には全く記録が残っておらず、正式な県とは認められていない。
  2. ^ 明治16年(1883年)1月、中尊寺村・戸河内村に分割。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

先代:
磐井郡の一部
行政区の変遷
1879年 -
次代:
(現存)