行德浩二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
行德 浩二
名前
カタカナ ギョウトク コウジ
ラテン文字 GYOTOKU Koji
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1965-01-28) 1965年1月28日(59歳)
出身地 静岡県
身長 175cm[1]
体重 75kg[1]
選手情報
ポジション DF
監督歴
チーム
2003 清水エスパルス
2008-2009 ブータン代表
2012-2013 FC岐阜
2014 静岡大学
2015 アーントーンFC
2016-2018 ネパール代表
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

行德 浩二(ぎょうとく こうじ、1965年1月28日 - )は、静岡県出身の元サッカー選手、サッカー指導者。日本サッカー協会公認S級コーチライセンス保有。

サッカー選手の行德瑛は子にあたる。

来歴[編集]

ユース代表の経験を持ち[2]西ドイツ留学後[2]日本サッカーリーグトヨタ自動車に加入し、3シーズンにわたってプレーした。Jリーグの発足を前に引退[3]

1994年以降、清水エスパルスのコーチングスタッフを歴任。2002年3月にJFA公認S級コーチライセンスを取得[3]2003年12月にはリーグ終了後に解任された大木武監督に代わってトップチーム監督に就任[3]天皇杯で清水をベスト4に導いた。2005年には清水エスパルスユース監督としてJユースカップに優勝した。

日本サッカー協会(JFA)のアジア貢献事業によって2008年4月にブータン代表の監督に就任し、翌年は同国U-15、U-19代表監督も兼任した[4]

2010シーズンより大宮アルディージャのトップチームコーチに就任[5]。翌年はヘッドコーチを務め、同シーズン限りで契約満了[6]

2012シーズンよりFC岐阜の監督に就任した[7]。2013年8月19日、成績不振により解任された[8]

2016年3月よりJFAアジア貢献事業の一環としてネパール代表監督を務める[9]。2016年11月、AFCソリダリティーカップに優勝した[10]

2019年、JFAアジア貢献事業によりカンボジアに派遣されU-18代表、カンボジアサッカー連盟U-18アカデミー監督に就任[11][12]

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 JSL杯 天皇杯 期間通算
1989-90 トヨタ JSL2部 3 0 0 0
1990-91 28 JSL1部 12 0 0 0
1991-92 1 0 0 0
通算 日本 JSL1部 13 0 0 0
日本 JSL2部 3 0 0 0
総通算

その他の公式戦

指導歴[編集]

  • 1994年 - 2008年 日本の旗 清水エスパルス
    • 1994年 - 1996年 ユースコーチ[7]
    • 1997年 ジュニアユース監督[7]
    • 1998年 - 1999年 ユース監督[7]
    • 2000年 ジュニアユース監督[7]
    • 2001年 - 2002年8月 ユース監督[7]
    • 2002年9月 - 2003年1月 トップチームコーチ[7]
    • 2003年2月 - 2003年11月 トップチームコーチ兼サテライト監督[7]
    • 2003年12月 トップチーム監督[7]
    • 2004年 トップチームコーチ兼サテライト監督[7]
    • 2005年 - 2007年 ユース監督[7]
  • 2008年 - 2009年  ブータン代表監督
  • 2010年 - 2011年 日本の旗 大宮アルディージャ
    • 2010年 トップチームコーチ[7]
    • 2011年 トップチームヘッドコーチ[7]
  • 2012年 - 2013年8月 日本の旗 FC岐阜 トップチーム監督
  • 2014年 静岡大学監督
  • 2015年 タイ王国の旗 アーントーンFC監督
  • 2016年 - 2018年  ネパール代表監督
  • 2019年 - カンボジアの旗 U-18カンボジア代表・U-18アカデミー:監督

監督成績[編集]

年度 所属 クラブ リーグ戦 カップ戦
順位 勝点 試合 ナビスコ杯 天皇杯
2003 J1 清水 - - - - - - - 準決勝
2012 J2 岐阜 21位 35 42 7 14 21 - 2回戦
2013 J2 22位 24 29 6 6 17 - -
  • 2013年は解任時点の成績。

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『1991-1992JSLイヤーブック』p35
  2. ^ a b 『1991-1992JSLイヤーブック』p37
  3. ^ a b c 大木 武 監督 2ndステージをもって退任のお知らせ(03.11.19)』(プレスリリース)清水エスパルス、2003年11月19日https://www.jleague.jp/jsgoal_archive/official/detail.php?press_code=000034842019年3月17日閲覧 
  4. ^ 【海外赴任レポート】ブータン 行徳 浩二さん 2009年5月”. 日本サッカー協会. 2019年3月17日閲覧。
  5. ^ 行徳 浩二氏、トップチームコーチ就任のお知らせ(10.01.15)』(プレスリリース)大宮アルディージャ、2010年1月15日https://www.jleague.jp/jsgoal_archive/official/detail.php?press_code=000951732019年3月17日閲覧 
  6. ^ 行徳 浩二ヘッドコーチ 契約満了のお知しらせ (11.12.05)』(プレスリリース)大宮アルディージャ、2011年12月5日https://www.jleague.jp/jsgoal_archive/official/detail.php?press_code=001296452019年3月17日閲覧 
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m 行徳 浩二氏、来季FC岐阜監督へ就任のお知らせ』(プレスリリース)FC岐阜、2011年12月20日。 オリジナルの2014年2月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140203225334/http://www.fc-gifu.com/news/post-1446.html2019年3月17日閲覧 
  8. ^ 監督交代のお知らせ”. FC岐阜 (2013年8月19日). 2014年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月19日閲覧。
  9. ^ JFA公認指導者の海外派遣”. 日本サッカー協会. 2019年3月17日閲覧。
  10. ^ “Gyotoku wants victorious Nepal to strive harder”. アジアサッカー連盟. (2016年11月15日). http://www.the-afc.com/competitions/afc-solidarity-cup/latest/news/gyotoku-wants-victorious-nepal-to-strive-harder-33822 2019年3月17日閲覧。 
  11. ^ 2019 年 1 月 16 日(決議)資料 3』(PDF)(プレスリリース)日本サッカー協会、2019年1月16日http://www.jfa.jp/about_jfa/report/PDF/k20190116_3.pdf2019年3月17日閲覧 
  12. ^ “J1清水元監督の行徳氏、カンボジアU―18代表監督に”. 静岡新聞アットエス. (2019年1月31日). http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/594668.html 2019年3月17日閲覧。 

外部リンク[編集]