耳部

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康熙字典 214 部首
耒部 耳部 聿部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

耳部(じぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では128番目に置かれる(6画の11番目、未集の11番目)。

「耳」字は聴覚を司る人体の器官であるを意味し、その形に象る。引伸して聴覚を意味する。また比喩的に物の両側にある運搬などのための取っ手を意味する。その他、語気を表す文法的機能を表す字としても用いられる。

偏旁の意符としては耳や聴覚、音声に関することを示す。このとき左の偏あるいは下の脚の位置に置かれることが多いが、上の冠の位置に置かれることもある。

部首の通称

  • 日本:みみ・みみへん
  • 韓国:귀이부(gwi i bu、みみの耳部)
  • 英米:Radical ear

部首字

例字

  • 3:耶、4:耽、5:聊、7聖・聘、8:聚・聞、11:聳・聲(声→士部4)・聰(聡8)・聯、12:職、16:聽(聴)・聾、19:𦘐

最大画数

20:𦘑