皿部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2013年4月3日 (水) 19:28個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク 4 件をウィキデータ上の (d:Q144173 に転記))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

」と呼ばれる青銅器。戈父丁(殷代晩期)
康熙字典 214 部首
皮部 皿部 目部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

皿部(べいぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では108番目に置かれる(5画の14番目、午集の14番目)。 「皿」字は食物を盛る食器を意味し、その形に象る。また引伸して容器全般を意味する。碗・杯・鉢・皿・盥などの総称。日本における「」(和訓:さら)は主に浅く平たい食器のみを指し、特殊な用法である。

偏旁の意符としては食器・容器に関することを示す。

皿部はこのような意符を構成要素とする漢字を収める。

部首の通称

  • 日本:さら
  • 中国:皿字底
  • 韓国:그릇명부(geureut myeong bu、食器の皿部)
  • 英米:Radical dish

部首字

例字

  • 3:盂、4:盈・盆・盃・盅・𥁊(鉢→金部)、5:(益)・盍・𥁕(鹽⇒鹵部)・(鉢→金部)、6:盒・盛・盖(蓋⇒艸部)・(盤)、7:盜(盗6)、8:盟、9:盡(尽→尸部)、10:監・盤、11:盥・、12:盪、13:[1]、15:、16:[2](鹽⇒鹵部)、18:[3]、24:

脚注

  1. ^ 「鹽」とは別字。
  2. ^ 「鹽」の誤字。
  3. ^ の誤字である可能性。