梶が谷駅

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梶が谷駅
駅正面(2007年5月4日撮影)
駅正面(2007年5月4日撮影)
かじがや
Kajigaya
DT10 溝の口 (0.8km)
(1.5km) 宮崎台 DT12
所在地 川崎市高津区末長一丁目48番6号
駅番号  DT 11 
所属事業者 東京急行電鉄(東急)
所属路線 田園都市線
キロ程 12.2km(渋谷起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線(乗降は2面3線のみ)
乗降人員
-統計年度-
39,880人/日
-2017年-
開業年月日 1966年昭和41年)4月1日[1]
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ホーム、下り方向を望む(2007年5月4日撮影)
ホーム、下り方向を望む(2007年5月4日撮影)
ホームに設置されている戸閉め・発車合図灯
ホームに設置されている戸閉め・発車合図灯
梶が谷駅の南側にある車庫
梶が谷駅の南側にある車庫

梶が谷駅(かじがやえき)は、神奈川県川崎市高津区末長一丁目にある、東京急行電鉄田園都市線である。駅番号DT11

年表[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、ホーム上に橋上駅舎を有する。ただし、駅の所在地が全体として谷間になっており、駅舎・改札口は駅前道路と同一平面で接し、ホームは1階分ほど低くなっている。

一部の各駅停車は当駅で急行および準急の通過待ちを行う。下り線(長津田・中央林間方面)は、1番線は急行列車(通過)および通過待ちのない各駅停車が、2番線は通過待ちを行う各駅停車が使用する。上り線(渋谷方面)は、3番線はすべての各駅停車、4番線は急行・準急列車(通過)が使用する。

上下線ともにホームが大きく湾曲しているため、列車の客用扉を閉める時や発車のときには、車掌によるモニター監視ではなく、駅の信号扱所内にいる駅員がホームをモニターで監視し、車掌に戸閉め・発車の合図を送っている。そのための表示灯設備が5両・8両・10両編成の最後尾付近の柱にある。

2007年の駅改良工事により、4番線は通過専用線に変更された。乗客から完全に分離するため、ホーム上には安全柵が設置されている。方面標識には「ご乗車になれません」と表記され、黄色い点字ブロックも撤去された。列車案内表示板の4番線についての案内や自動アナウンスも廃止され、列車通過時は列車案内表示板に「4番線に電車がまいります。」表示と警告音の鳴動のみに変更された(駅員によるアナウンスがある場合もある)。

宮崎台寄りには引き上げ線がある。かつては当駅止まりの電車も設定されていたが、2009年現在は世田谷区たまがわ花火大会・川崎市制記念多摩川花火大会臨時列車運行時と大井町線車両の留置に伴う折り返しなどに使用される。これに先行して駅舎の拡大とバリアフリー対応工事が施工された。駅舎が中央林間側に拡幅され、拡幅した位置にホームへのエレベーターが、また駅舎内に店舗が、駅舎下のホーム部分にトイレが新設された。バスターミナルは以前はバスの転回所であったものを再整備したものである。

駅改良工事[編集]

二子玉川 - 溝の口間の複々線化(大井町線の延伸)に伴う大井町線梶が谷車庫の建設に合わせ、駅改良工事が実施された。2007年5月2日までは上り線も下り線と同じく外側4番線が急行通過待ちのない各駅停車、内側3番線が通過待ちをする各駅停車が使用する、という形態であった。

梶が谷車庫[編集]

大井町線の急行運転開始に伴い、4番線の宮崎台寄りに大井町線の梶が谷車庫が設置された。大井町線の急行用車両(6000系)が留置される。なお、この車庫の線路は4番線の中途から分岐しており、1 - 3番線からは入線できない構造になっている。

列車のホームへの接触事故[編集]

2006年6月28日、東急所属車両12編成と東京地下鉄(東京メトロ)所属車両4編成に接触痕があることが発覚した。調査の結果、当駅の2番線に接触痕があり、ホームと接触していたことが明らかとなった。さらに原因が追及された結果、カーブ上にある当駅2番線のカントが設定より緩いことと、レールの水平方向へのズレが原因であったことが判明した。その後、これらはすべて修正されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1・2 DT 田園都市線 下り 鷺沼長津田中央林間方面
3 上り 渋谷Z 半蔵門線 押上<スカイツリー前>TS 東武線 春日部方面
4 DT 田園都市線 上り (通過列車のみのため閉鎖[2]

駅構内設備[編集]

利用状況[編集]

2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員39,880人である[3]

近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下表の通り。

  • 1日平均乗車人員は神奈川県県勢要覧を参照。
年度別1日平均乗降・乗車人員[4]
年度 1日平均
乗降人員[5]
1日平均
乗車人員[6]
出典
1995年(平成07年) 19,248 [* 1]
1998年(平成10年) 18,455 [* 2]
1999年(平成11年) 18,038 [* 3]
2000年(平成12年) 17,874 [* 3]
2001年(平成13年) 17,863 [* 4]
2002年(平成14年) 36,253 17,564 [* 5]
2003年(平成15年) 35,038 17,491 [* 6]
2004年(平成16年) 34,973 17,586 [* 7]
2005年(平成17年) 35,146 17,625 [* 8]
2006年(平成18年) 36,354 18,211 [* 9]
2007年(平成19年) 36,619 18,435 [* 10]
2008年(平成20年) 36,733 18,399 [* 11]
2009年(平成21年) 36,510 18,235 [* 12]
2010年(平成22年) 36,151 18,028 [* 13]
2011年(平成23年) 36,273 18,078 [* 14]
2012年(平成24年) 37,018 18,436 [* 15]
2013年(平成25年) 38,090 18,956 [* 16]
2014年(平成26年) 37,664 18,731 [* 17]
2015年(平成27年) 38,778 19,283 [* 18]
2016年(平成28年) 39,551 19,669 [* 19]
2017年(平成29年) 39,880

駅周辺[編集]

当駅は、多摩田園都市の入口に当たる駅である。そのため、駅周辺には田園都市線開通以後の開発によって建てられた住宅地が広がる。駅周辺にはマンションも多く、全体として新興住宅地の中の駅という体をなしている。

バス路線[編集]

駅横に小規模なバスターミナルが設けられている。

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者
1番 向01 神木本町 向ヶ丘遊園駅南口 東急
高津営業所
2番 梶01 西福寺前・野川台・寺台 鷺沼駅 東急
西福寺前 野川台公園
3番 (降車専用)
4番 溝23 市民プラザ
(一部の便は市民プラザを経由しない)
溝口駅南口
井田営業所
市営

駅名の由来[編集]

1960年に免許された際の仮称駅名は「梶ヶ谷」だった。これは古くから伝わる駅所在地の名を採ったものとされている。そして、1965年9月の常務会で「梶が谷」に正式に決定した。

隣の駅[編集]

TokyuLogotype.svg 東京急行電鉄
DT 田園都市線
急行・準急
通過
各駅停車
溝の口駅 (DT10) - 梶が谷駅 (DT11) - 宮崎台駅 (DT12)

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 東急の駅、p.167。
  2. ^ 方面標識に「ご乗車になれません」と表記されている。
  3. ^ 2017年度乗降人員 - 東急電鉄
  4. ^ 川崎市統計書 - 川崎市
  5. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  6. ^ 神奈川県県勢要覧

出典[編集]

神奈川県県勢要覧

参考文献[編集]

  • 宮田道一 『東急の駅 今昔・昭和の面影』 JTBパブリッシング、2008年9月1日ISBN 9784533071669

関連項目[編集]

外部リンク[編集]