月部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2013年3月31日 (日) 22:30個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク 4 件をウィキデータ上の (d:Q132673 に転記))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

康熙字典 214 部首
曰部 月部 木部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

月部(げつぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では74番目に置かれる(4画の14番目)。

月の字はの形に象る。偏旁の意符としては月や時間に関することを示す。また月部は以上の偏旁を構成要素とする漢字だけでなく、「」の変形である「月」、いわゆる「ふなづき」を構成要素とする漢字も収めている。なお「肉」に由来する「月」(にくづき)は肉部に収録されている。

康熙字典体では「つき」の内部の2つの横棒は右の縦棒に付かず少し離れた字形であり、「ふなづき」は「舟」同様、内部の2つの筆画を横ではなく点で表している。日本の新字体、中国の新字形、台湾の国字標準字体ではこれらを右の縦棒と付いた「月」の形に統一している。

部首の通称

  • 日本:つき・つきへん
  • 中国:月字旁・月字底
  • 韓国:달월부(dal wol bu、つき)
  • 英米:Radical moon

部首字

例字