日立市立図書館

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日立市立図書館(ひたちしりつとしょかん)は、茨城県日立市の市立図書館の総称。各図書館の設備は各ページを参考にすること。

概要[編集]

日立市には4館の市立図書館がある。

以下上記4館のことを4館と略す。

この他に定期的に市内の指定場所で貸出ができる移動図書館、交流センター(大沼・水木・日高)及び南部支所に設けられている図書室がある。4図書室以外の交流センターにも、13か所の交流センター文庫を設置。施設文庫として、老人福祉センター吹上荘、鳩ケ丘スポーツセンター、会瀬青少年の家の3か所に設置。地域文庫として、田沢台公民館に設置。また、日立市立中里小学校に小学校文庫を設置している。

歴史[編集]

  • 1959年(昭和34年)9月1日 日立市市制施行20周年記念事業として、記念図書館建設が決定        
  • 1962年(昭和37年)11月6日 記念図書館開館(日立市神峰町:現在の日立市教育プラザの場所)(延べ床面積1,889.99㎡ 総工費59,000千円)(蔵書数1万冊:職員数14人でスタート)
  • 1965年(昭和40年)5月 周辺地区サービス拡大のため、公民館(現:交流センター)・支所等7館に施設文庫を設置
  • 1966年(昭和41年)11月15日 移動図書館「たかすず号」運行開始(市内33ステーション)
  • 1970年(昭和45年)5月11日 記念図書館多賀分館として開館(産業文化会館内)(日立市桜川町1丁目1番地)
  • 1971年(昭和46年)6月 貸出冊数を2冊から制限冊数なしとし、貸出期間10日間を2周間に改正試行
  • 1981年(昭和56年)5月1日 多賀図書館開館(日立市教育会館内)(日立市末広町・現状の場所)
  • 1989年(平成 元年)4月1日 利用者登録の年齢制限撤廃。0歳より登録可能とする
  • 1990年(平成 2年)1月 コンピュータシステムによる貸出・返却・検索等開始
  • 1990年(平成 2年)11月10日 記念図書館が日立市シビックセンター内に移転開館
  • 1992年(平成 4年)11月6日 記念図書館創立30周年を迎える 図書館まつり、「図書館とわたし」(図書館30周年記念文集)の発行等を行う
  • 2001年(平成13年)10月1日 十王図書館創立(旧:多賀郡十王町)
  • 2001年(平成13年)10月 視覚障がい者への視聴覚資料郵送貸出開始
  • 2002年(平成14年)7月1日 ブックスタート事業開始(あかちゃんと保護者を対象にあかちゃんえほんの読み聞かせの実演や育児アドバイス集の配布・行政サービスの案内などを行う)
  • 2004年(平成16年)11月1日 日立市と十王町が合併し、記念・多賀・十王の各図書館3館体制となる
  • 2006年(平成18年)4月 公民館、コミニティセンター、ふれあいプラザ、交流センターを小学校の学区ごとに統合改編。これに準じて公民館・施設文庫も名称変更
  • 2006年(平成18年)4月 多賀図書館に「子ども読書活動推進アドバイザー1名配置し、子ども読書活動を推進する拠点館として整備を開始
  • 2007年(平成19年)4月1日 茨城大学学術情報局図書館と相互貸借開始(茨城大学本館・工学部・農学部)
  • 2007年(平成19年)11月 多賀図書館に乳幼児から小学校低学年を対象とした絵本、紙芝居、図書を配架した「子ども図書室」及び「小・中学生調べ学習室兼郷土資料室」を開設
  • 2009年(平成21年)6月 ブックスタート配布数1万人に達する
  • 2009年(平成21年)10月 記念図書館参考室内に「日立市制施行70周年記念、郷土人コーナー」を設置
  • 2010年(平成22年)6月 記念図書館に日立製作所100周年を記念して「日立製作所コーナー」を設置
  • 2010年(平成22年)10月 十王図書館に「鵜」の展示コーナーを設置。全国の鵜に関する資料のうち寄贈頂けた物を展示
  • 2011年(平成23年)3月11日 東日本大震災発生。日立市最大震度6強。3館とも甚大な被害を受ける 記念図書館は5月16日から開館・多賀図書館は4月1日から1階の一部(2階は7月1日から)開館・十王図書館は4月1日から一部開館・移動図書館たかすず号は4月10日から運行開始。福島県からの避難してこられた方々の避難所(鳩ケ丘スポーツセンター)に図書の搬送等を実施。
  • 2011年(平成23年)7月1日 市立図書館広域利用(福島県いわき市・茨城県北茨城市高萩市常陸太田市)を開始する
  • 2011年(平成23年)11月11日 多賀図書館内に「おはなし広場ふわふわ」を開設
  • 2012年(平成24年)3月 多賀図書館内に「日立市子ども読書活動推進センター」を開設
  • 2012年(平成24年)10月16日 図書館ホームページから書架資料の予約開始
  • 2012年(平成24年)11月6日 記念図書館創立50周年を迎える 日立市立図書館のあゆみ(日立市役所広聴広報課・JWAYの協力にて)10分間の番組を作成。記念図書館まつり及びJWAY行政放送「図書館だより」にて放映
  • 2013年(平成25年)4月25日 南部図書館開館(日立市内図書館4館体制となる)
  • 2014年(平成26年)4月25日 南部図書館開館1周年を迎える(1周年記念事業開催)
  • 2017年(平成29年)4月1日 全国どこに住んでいても、利用者カードを作成することを開始。

サービス[編集]

利用カード作成[編集]

  • バーコードの入った利用者カードが必要である。
  • 利用者カードは誰でも作ることが可能だが、条件により利用者カードの色が変わる。
    1. 日立在住・在勤・在学者は黄色
    2. それ以外(広域(福島県いわき市・茨城県北茨城市高萩市常陸太田市在住者)・全国)は水色
  • 0歳から登録可能。
  • 利用カードを作る際には、身分証明書(保険証・運転免許証等)が必要。ただし、中学生以下は不要。
  • 利用カードの期間は、手続きをした日から5年間。
  • 更新手続きは、期間満了日の1か月前から。
  • 利用者カードの作成、本の貸出とも無料である。

資料の貸出[編集]

  • 資料の貸出期間は、2週間
  • 図書(新刊は3冊まで)、雑誌(最新号)、以外は制限冊数はなし。
  • 視聴覚資料は、全館合計10点まで。

資料の返却[編集]

  • 日立市立図書館の資料であれば、記念・多賀・十王・南部の各図書館どこでも返却可能。ただし、交流センター図書室(4図書室)、交流センター文庫(13施設)で借用した資料は、貸出しした施設へお返しください。
  • 開館時間中は、基本的にカウンターでの返却を基本とする。
  • 返却された資料は、利用者により元の場所に戻すことをご協力いただいている。
  • 場所がわからない場合は、ブックトラックに戻すことも可能。
  • 閉館中は、ブックポストを利用可能。ただし、視聴覚資料及び大型絵本は開館中にカウンターにて返却のこと。

遠隔地の返却システム[編集]

  • 茨城県立図書館で借りた本は、日立市立図書館で返却することができる。
  • ただし、返却できるのは、図書・雑誌・紙芝居のみで、視聴覚資料は返却できない。
  • 返却する資料をカウンターに持参し、茨城県立図書館個人貸出用返却票に必要事項を記入する。
  • このサービスは、日立市立図書館(記念・多賀・十王・南部)で返却できる。
  • 日立市立図書館で返却申請を受けた資料は、茨城県立図書館に搬送され返却処理されるまでは、貸出中資料としてカウントされる。搬送日は決まった日にしか行われないため、申請を受けた後、茨城県立図書館へ新たな資料の貸出手続き等をした際に影響が出る場合がある。

資料の延長[編集]

  • 現在貸出中の資料を次の2つの条件をクリアできれば、延長手続きを行った日から2周間延長できる。(延長手続きは1回限り)
    1. 貸出期限内に手続きを行うこと(1日でも延滞している場合は延長不可。)
    2. 延長予定資料に予約がかかっていないこと。
  • 延長手続きの手段
    1. 開館時間中に電話で申し込み(本人確認のため、個人情報等を伺う。)
    2. カウンターでの申し出による延長(日立市立図書館の利用カードを持参のこと。)
    3. インターネットで延長する。(事前にインターネット利用手続きを行った方のみ(暗証番号が必要。))
      • 利用カードの利用期限が切れている場合はインターネットサービスが受けられない。

資料の紛失・汚損・破損[編集]

  • 資料を紛失した場合、資料紛失届を提出し、2か月以内に弁償する必要がある。基本的には紛失した資料を購入して図書館に提出する。弁償資料が手に入らない場合は、届を提出した図書館にご相談のこと。その場合は改めて図書館から連絡する。弁償していただく資料を指定する。
  • 資料紛失届を提出したのち、資料が見つかった場合は、届を提出した図書館に見つかった資料をカウンターにて手続きすること。
  • 資料を汚損・破損した場合は、汚損・破損した状況のまま図書館に持参すること。
  • 職員が中身をチェックし、修理可能の場合は資料を預かる。修理不可能の場合は、弁償の対象となる。
  • 視聴覚資料の弁償の場合は、一般販売価格のほかに著作権料等が発生するので、高額となる場合がある。
  • 弁償方法は、申請書届を提出したときに説明する。

資料検索[編集]

リクエスト[編集]

  • 読みたい本が貸出中、または本が図書館にないなど読みたい本が見当たらないときになるべく読みたい本を読める制度である。
  • 水色のカードをお持ちの方は、日立市立図書館にない資料のリクエストはできませんので注意する必要がある。
  • リクエストは館内にあるリクエストカードか、インターネットで行う。
  • リクエストをインターネットで行う場合、事前に暗証番号の申請が必要。
  • 日立市立図書館に資料がある場合は、申請者に資料割り当たった後、連絡を入れる。
  • 新規登録の場合の連絡方法は、電話連絡又は連絡不要のどちらかになる。
  • メールで受け取りたい方は、暗証番号申請後、自分でメールアドレスを登録してから利用できる。メール受け取り時、図書館からのメールアドレスを「メール受け取り有効」にする設定をしないと受け取れない場合がある。
  • 新規・更新時、受け取り方法が電話連絡又は連絡不要の状態で予約資料を入れ、その後にメールアドレスを登録した場合、メールアドレス登録前の予約資料は電話連絡又は連絡不要の状態になる。メールで受け取る場合は、図書館に変更の申し出が必要。
  • メールアドレスを変更した場合は、自ら変更する。
  • 一人10点まで申し込むことができる。

相互貸借制度[編集]

  • 借用希望の申請ができる資料は、図書・雑誌です。
  • 日立市立図書館に資料がない場合は、茨城県立図書館や茨城県内の各市町村図書館・茨城大学図書館(本館(水戸)・工学部(日立)・農学部(阿見))から借用できる場合があります。
  • 茨城県内の図書館及び茨城大学図書館に所蔵していない資料は、国立国会図書館から借用できる場合があります。ただし、貸出しはできず、日立市立図書館の指定された部屋で閲覧のみ可能です。コピーサービスは、資料閲覧可能な日立市立図書館へ申請書を記入後、申請した図書館から国立国会図書館にコピー依頼を行います。その後、資料を国立国会図書館に戻してから国立国会図書館職員により複写されます。振込方法や資料の受け渡し方法は、申請書提出者に説明をいたします。
  • 茨城県内の図書館及び茨城大学図書館・国立国会図書館に所蔵していない資料は、全国の都道府県市町村図書館または大学図書館にあたり、貸出可能の場合のみ借用できます。(一部の資料は、図書館館内での閲覧となり、コピーサービスも制限がある場合があります。)
  • 相互貸借の貸出資料の返却は、貸出を行った図書館で、必ずカウンターで返却処理を受けてください。
  • 返却の際、資料の外側にくるんであるカバー(日立市立・記念・多賀・十王・南部の各図書館のいずれかで借用したバーコードがついているもの)も一緒にお返しください。
  • 貸出・閲覧できる資料の期間延長はできません。
  • 相互貸借資料は、借用をお願いした図書館に返却する期限が決まっています。そのため、返却期限日を必ず守っていただきます。
  • 資料借用には、長時間がかかるものがあります。(お急ぎの場合、資料の用意ができない場合がありますのでご了承ください。)
  • なお、全国の各図書館の規定等により、借用・貸出・閲覧等できない資料がありますので、全部の資料にお答えすることはできません。

コピー[編集]

  • 図書館の資料を著作権に定められた範囲内でコピーを行うことができる。
  • 有料(白黒コピー1枚10円、カラーコピー1枚100円)

電子図書館[編集]

  • 電子図書館は、図書館にある資料で調べきれない場合等に、参考的資料として検索、利用するものである。ただし、公共図書館にふさわしくないと思われるサイトや、成人前の利用者に影響を与えられると思われるサイト等については閲覧できないとしている。
  • 始める場合は、カウンター周辺に申請用紙がある。その用紙に必要事項を記入し、使用の旨を申し出る必要がある。
  • 館内にあるパソコンで、CD-ROMの閲覧やインターネットを利用することができる。
  • 1人30分までである。(次の利用者がいない場合に限り1回のみ30分延長ができる場合がある。その場合、カウンター職員に申し出が必要。)
  • 無料である。
  • インターネット全サイトの閲覧はできず、一部のサイトのみの閲覧となります。
  • インターネットからクリックして表示させた画面等の印刷はできません。
  • 利用者持ち込みの資料や図書館館内のみ閲覧資料等の場合の印刷はできません。
  • 新聞のCD-ROMまたはDVD-ROM、インターネットデータベース版は、著作権法の範囲内等で印刷ができる場合があります。印刷の場合は、申請書に必要事項を記入し、印刷ができるカウンターに提出していただきます。各図書館によって印刷できるパソコンのある場所が違いますので、各図書館にお問い合わせください。
  • 新聞の所蔵状況については、日立市立図書館ホームページの新聞・雑誌のバナーをクリックして内容を確認ください。

催し物[編集]

  • 4館の各図書館で、一般向け・児童向けの企画展やミニ展示等を行っている。詳細は、日立市立図書館ホームページをごらんください。
  • 年1回4館の各図書館で、「図書館まつり」を実施している。広報は、日立市立図書館ホームページや日立市報、館内掲示、ケーブルテレビJWAY、FMひたち等で知らせ、時期についてはその年で異なる。

ブックスタート[編集]

  • 日立市に住んでいる赤ちゃんに絵本子育て情報の入ったブックスタートパックを受け取ることができる。
  • 各図書館、月2回程度行っている(実施日はブックスタートとはを参照)。

おはなし会[編集]

  • 子ども(乳幼児向けと幼児・小学生向けに分けられる)に絵本の読み聞かせを行う。(実施日はおはなし会を参考)。
  • 上記以外にも臨時で催しを行う場合がある。


移動図書館[編集]

たかすず号(移動図書館の名前)は約3,500冊の本を積んだ車で市の各地を回っている。[1]巡回日と利用できる時間は決まっている。(館外サービスを参考)

  • 本人が利用申込書に住所、氏名、電話番号を記入して「利用カード」を作れば、その日から借りられます。
    • この「利用カード」は、記念・多賀・十王・南部の各図書館の利用カードとは別です。
  • 本人であることを確認するために、健康保険証、運転免許証などをお見せください。幼児・小中学生はいりません。
  • 「利用カード」を忘れると本は借りることができなくなりますので、必ずお持ちください
  • 読みたい本がみあたらない場合は、リクエストができます(5冊まで)
  • 次の巡回日まで借りられます。
  • 悪天候のときや車両の不具合で運行を中止することもあります。
  • 【お願い】小さなお子さんが「たかすず号」を利用するときは、事故防止のため保護者がつきそってください。
  • 問い合わせは、記念図書館館外担当までお願いします。

団体貸出・団体配本[編集]

団体貸出[編集]

  • 日立市内の団体・読書グループに50冊以内2ヶ月以内でお貸しします。
  • 事前に、「団体」登録をしてからご利用ください。
  • 記念図書館・多賀図書館・十王図書館 ・南部図書館の4館で行っています。

団体配本[編集]

  • 書架等を所有する市内の団体・読書グループに300冊以内6ヶ月以内で本をお貸しします。
  • 事前に、団体配本所の開設申請をしてください。
  • 記念図書館の館外書庫内の図書資料からお選びください。
    • いずれも選書や運搬は、団体の方に行っていただきます。

交流センター等図書室・施設文庫[編集]

  • 日立市内の交流センターや施設文庫等などにも配本しています。これらの図書もご利用ください。配本先については記念図書館へお問合せください。

団体による図書館見学及び出前おはなし会等[編集]

  •  学校・幼稚園・保育園・団体等の図書館見学・おはなし会等を行っています。見学又はおはなし会等を実施したい図書館に直接お申込みください。
  •  図書館職員が、直接出向いておはなし会やブックトーク、おはなし会を行う場合の注意点や選書の仕方等の研修会なども実施しています。
  •  事前に(「ブックトーク」の場合は、準備の都合上約2ヶ月前までに)電話にて、日程の候補・年齢又は学年・予定人数・見学時間・見学内容等をご連絡ください。
  •  見学予定当日、悪天候等で延期する場合、事前に予備日が決まっているときはあわせてお知らせください。
  •  行事・他の団体の見学・休館日等で、お受けできな場合があります。日程は複数候補の検討をお願いします。
  •  日程調整等が終了した後、見学日の2~3週間前までに見学を行う図書館館長宛てに見学依頼を書面で提出してください。
  •  図書館見学とおはなし会をセットで実施できる場合がありますので、各図書館にお問い合わせください。
  •  図書館見学やおはなし会を実施するとき団体の人数が多い場合は、少人数の班に分けて行う場合があります。
  •  図書館見学とおはなし会をセットで実施する場合は、滞在時間を長めに設定することをお願いしています。
  •  おはなし会と図書館で読書体験、資料の貸出ということもできる場合があります。
  •  資料の貸出の場合は、利用カード作成できるところにお住まいの方に限ります。人数が多い場合は、事前に新規登録申請書を提出していただく場合があります。

出典・注釈[編集]

  1. ^ たかすず号の本の蔵書館は記念図書館となっている。
  •  図書館の業務報告(日立市立図書館)
  •  日立市立図書館ホームページ
  •  茨城県立図書館ホームページ
  •  茨城の図書館(茨城県図書館協会)

関連サイト[編集]