天野彬

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天野 彬(あまの あきら、1986年(昭和61年)6月22日 - )は、日本メディア研究者著作家、メディアコンサルタント、マーケター。

東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了(学位:Master of Arts and Sciences)。現在は電通メディアイノベーションラボ主任研究員を務め[1]SNSの動向や若者のコミュニケーション実態について、著作やメディア出演を通じてオピニオンを発信している。

人物・経歴[編集]

東京都品川区出身。弁理士の父とピアニストの母との間に生まれる。

2006年4月、一橋大学社会学部入学(2010年3月卒業)。加藤哲郎ゼミでインターネットコミュニケーションの社会学について学ぶ。

2010年4月、東京大学大学院情報学環・学際情報学府入学(2012年3月修了)。水越伸研究室で、モバイルコミュニケーションを活用したUser Generated Content (UGC) のあり方、そこから展望されるオンライン時代のコミュニティのあり方について研究。修士号取得論文は、「ARによる公共的コミュニケーションの可能性と課題―広島における地域コミュニティ構築の試みを事例として―」[2]

大学院在学中には、電通博報堂九州大学大学院芸術工学研究院による産学連携の「MIRAI DESIGN LAB.」に、コンペを勝ち抜いた学生チームの一員として参加[3]。「信任貨幣 (Confidence Currency)」という既存のお金の問題点を解決し、人と人との間をより良いかたちで結んでいくような貨幣のあり方を提案した。成果アイデアは『二十年先の未来はいま作られている』(日本経済新聞出版社2012年)として出版されている。

2012年4月、株式会社電通入社。マーケティング部門、新規事業開発部門を経て、電通メディアイノベーションラボにて研究・コンサルティング業務に従事。ソーシャルメディア/SNSといったコミュニケーションテクノロジーの進化と、若者の価値観や情報行動にフォーカスした知見開発に定評がある。「シミュラークル型の情報伝播」[4][5]「情報との出会いはググるから#タグるへ」[6]「動画時代のES-M-L(消える、盛る、ライブ)」[7]などのキーワードを提唱している。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『シェアしたがる心理〜SNSの情報環境を読み解く7つの視点〜』(宣伝会議2017年
  • 『SNS変遷史~「いいね!」でつながる社会のゆくえ~』(イースト新書2019年

共著[編集]

  • 『二十年先の未来はいま作られている』(日本経済新聞出版社、2012年)
  • 『情報メディア白書2016』(ダイヤモンド社、2016年)
  • 『情報メディア白書2017』(ダイヤモンド社、2017年)
  • 『情報メディア白書2018』(ダイヤモンド社、2018年)
  • 『情報メディア白書2019』(ダイヤモンド社、2019年)

テレビ・ラジオ出演[編集]

テレビ[編集]

  • 「インスタ・エコノミー連動企画 インスタが生む巨大エコノミー」ゲストコメンテーター(LivePicks、2017年)
  • AbemaPrime」ゲストコメンテーター(AbemaTV、2018年)
  • 「PLANETS the BLUEPRINT:天野彬×宇野常寛『「いいね!」でつながる社会のゆくえ』」(2019年)

ラジオ[編集]

  • 文化放送「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB 一橋大学学園祭スペシャル」学生パネリスト(2009年)
  • TBSラジオ文化系トークラジオ Life:いま友達と集まるならどこですか?~ポスト居酒屋コミュニケーションの時代」(2019年10月27日放送)

連載・寄稿・インタビュー取材など[編集]

連載[編集]

  • 「シェアしたがる心理のこれからを考える」(Advertimes、2017年10月 - 2018年12月)
  • 「SNSマーケティングを社会学的に考える」(Forbes JAPAN、2018年3月 - 連載中)
  • 「インサイトメモ」「インフルエンサーマーケティング2.0」「ティーンフルエンサー大解剖」「『シェアしたがる心理』のシェアしたくなる話」など多数(ウェブ電通報)

寄稿[編集]

  • 「若者が夢中になるビジュアルコミュニケーションの実態を解明する」(日本マーケティング・リサーチ協会「Marketing Researcher vol.130」、2016年)
  • 「「#タグる」時代のハッシュタグ戦略」(宣伝会議「ブレーン」、2018年10月号)
  • 「「企業人格」を最大化する Twitterの使い方」(宣伝会議「広報会議」2019年12月号)

インタビュー取材・対談など[編集]

  • 「【インスタブームに迫る③】なぜインスタはここまで人気? 『シェアしたがる心理』の天野彬さんインタビュー」(東大新聞オンライン、2018年)
  • 「SNSの過去・現在・未来」(一迅社『推しが尊すぎてしんどいのに語彙力がなさすぎてしんどい―腐女子の感情類語辞典―』所収、2018年)
  • 「発表!日本を変えるインフルエンサー20人~若者の「教祖」たち」(週刊現代、2018年)[8]
  • 「TikTok人気、ブランドにとっての意義とは」(Campaign Asia、2018年)
  • 「【耕論】「つながり過ぎない」年賀状、遅さが重要」(朝日新聞、2018年)
  • 「インスタでキラキラ、リアルで自虐。なぜ「結婚のリアル」は話しづらいのだろう。」(BuzzFeed Japan、2019年)
  • 【インスタにまつわる3つの誤解】電通 天野氏×フェイスブック 中村氏が紐解く最新ユーザーインサイト(MarkeZine、2019年)[9]
  • SNSマーケは「速度」と「シミュラークル」で攻略せよ/電通・天野氏がデータで紐解くコミュニケーション(MarkeZine、2019年)[10]
  • 佐渡島庸平氏×天野彬氏 対談 「SNSは熱量からサステナビリティへ」-コミュニティの本質を考える(Advertimes、2019年)[11]

講演・セミナー登壇など[編集]

  • ad:tech tokyo 2017「ジェネレーションZのソーシャル上での行動を理解する」パネリスト(2017年)[12]
  • 著者と語る朝渋『シェアしたがる心理~SNSの情報環境を読み解く7つの視点~』著者・天野彬さん(2017年)[13]
  • 宣伝会議 AdverTimes Days 2018「「ググる」よりも「#タグる」なインスタ世代にマーケターはどう向き合うべきか?(「シェアしたがる心理」著者特別セミナー)」(2018年)
  • Advertising Week Asia 2019 「インフルエンサーはなぜ生活者を魅了するのか―電通 ☓ UUUMの共同調査結果に見るインフルエンサーの魅力の源泉―」(2019年)
  • 宣伝会議 AdverTimes Days 2019(秋)「これからの「買われ方」「使われ方」を考える!プロモーション徹底予測2020」(2019年)[14]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]