Bondee
Bondee（ボンディー）は、シンガポールに本社を置くMetadream（メタドリーム[1]）が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービスである[2][3]。ユーザーは、自身が作成したアバターを使うことでメタバース空間において友だちと交流できる[1][2]。2022年12月にリリースされた[1]。
歴史[編集]
2022年5月、Metadreamが中国発のSNS「Zheli」（True.ly）を買収し、グローバル版として機能の改善を行ったうえで2022年12月にBondeeとしてリリースされた[3][4]。
機能[編集]
- 友だち
- リリース当初は登録できる友だちが最大50人[4]であり、Ｘ（旧Twitter）やInstagramと比較して、クローズド性が高いことが特徴的[1][3]であったが、2023年12月に行われたアップデートにより、最大200人まで登録できるようになった。
- 広場
- 自分のアバター、友だちのアバターを一覧できる。ステータス機能で友だちの状況を見ることができる。上のメニューボタンから友だちを探したり、航海に出たり、友だちのスペースを一覧できるアパートを見ることができる。
- 航海
- アバターが船にのり、航海する。時間によって風景がかわる。他のアバターに出会い、チャットをしたり友だちになったり、相手の部屋をのぞくことができる。メッセージボトルを投げてそこでもどこかのユーザーと交流ができる。
- スペース
- 家具や小物を自分のスペースに配置することができる機能[4]。友だちのスペースを訪れることもできる[6]。課金することで拡張できる。また、友だちのスペースに訪問したり、キャッチ機能を使って友だちを自分のスペースに置くこともできる。
- ストア
- Bondeeの店。服屋、家具やいたずらアイテム、イベントのページがある。期間限定のアイテムや通常のアイテムが確認できる。アイテムを選択したときに左の！〇マークでアイテムがアバターで使用できるものか、確認できる。
- BON
- 2023年12月のアップデートにて公開された新機能。AR機能を利用し、作成したアバターを現実世界に設置できる機能。アクションやテキスト、画像をつけることができる。
- Buzz
- 2023年12月のアップデートにて公開された新機能。ユーザーがBonに投稿した内容が一覧で表示される。付近にいるユーザーの投稿と、おすすめの投稿の2つのカテゴリのそれぞれを閲覧できる。
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト
- Bondee (@BondeeJapan) - X（旧Twitter）
- Bondee (@bondee_japan) - Instagram
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d 日経クロストレンド. “ゆるいメタバースSNS「Bondee」人気爆発 なぜ若者が支持する？”. 日経クロストレンド. 2023年11月18日閲覧。
- ^ a b c 日経クロステック（xTECH） (2023年4月28日). “Z世代が注目！ゆるいメタバースSNS「Bondee」とは？”. 日経クロステック（xTECH）. 2023年11月18日閲覧。
- ^ a b c “メタバースSNS「Bondee」が大ヒット なぜ急成長？セキュリティは問題ない？運営会社が答えた”. J-CAST ニュース (2023年2月10日). 2023年11月18日閲覧。
- ^ a b c d e “人気急上昇中のメタバースSNS「Bondee」 - 鈴木朋子の【お父さんが知らないSNSの世界】(91)”. マイナビニュース (2023年2月19日). 2023年11月18日閲覧。
- ^ a b c “まるで｢あつ森｣風？新SNS･ボンディー人気の行方”. 東洋経済オンライン (2023年1月31日). 2023年11月18日閲覧。
- ^ “話題のメタバースSNS「Bondee(ボンディー)」とは?”. マイナビニュース (2023年2月4日). 2023年11月18日閲覧。
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