堀之内九一郎
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ほりのうち きゅういちろう 堀之内 九一郎 | |
|---|---|
| 生誕 |
1947年10月5日（71歳） 日本 鹿児島県鹿屋市 |
| 住居 | 静岡県浜松市東区 |
| 国籍 |
日本 |
| 別名 | 奇跡の人間リサイクル（マネーの虎でのキャッチコピー）、自らをゴミ屋と呼ぶ |
| 出身校 | 鹿児島県立鹿屋工業高等学校卒業 |
| 職業 | 元実業家 |
| 団体 | 株式会社生活創庫 |
| 影響を受けたもの | 自らの事業失敗経験 |
| 活動拠点 | 静岡県浜松市など |
| テレビ番組 | マネーの虎（レギュラー出演） |
| 肩書き | 元株式会社生活創庫代表取締役社長 |
| 後任者 | 株式会社リハンズ |
| 配偶者 | なし（離別） |
| 子供 | あり |
| 補足 | |
|
ホームレスの経験がある | |
堀之内 九一郎（ほりのうち きゅういちろう、1947年10月5日 - ）は、日本の鑑定士。かつては実業家。リサイクルショップチェーン「創庫生活館」を展開した株式会社生活創庫の創業者で元代表取締役社長。
目次
概歴[編集]
生い立ち[編集]
- 1947年、鹿児島県鹿屋市の裕福な家庭に生まれ、九番目にやっと生まれた男の子という意味を込めて九一郎と名付けられる。
- 1965年、鹿児島県立鹿屋工業高等学校を卒業、九州産業大学中退後、堺化成工業株式会社に入社。
- その後、父母が相次いで死去。家業の雑貨屋を継ぐも、廃業[1]。
両親の死後[編集]
- 2億円ほどあった親の遺産を、女遊びで使い切ってしまった。1967年、無職だったが、結婚を機に起業、しかし廃業。その後も40種以上の業種で起業と廃業を繰り返した。
- 1982年には、1億5000万円の借金を抱え、自殺を試みたが失敗。借金の取り立て屋に追われる中で、取り立て屋に「お金を返すために商売をするからお金を貸す」ように頼み、借りた金で健康食品の会社を起業し、成功。借金は全額返済した。
- その会社も詐欺事件に巻き込まれ、倒産した。それが原因で妻と子供に逃げられる[2]。
ホームレス生活[編集]
- 妻と離婚後、1985年に鹿児島から失踪し、東京を目指す。
- 東京を目指す途中で、静岡県浜松市内で所持金が底をつき、ホームレス（路上生活者）となる。
- 捨てられた家電製品を修理し、ホームレス仲間や中古屋に売って、お金を稼いだ[1]。
「生活創庫」開業[編集]
¥マネーの虎出演[編集]
- 2001年には、¥マネーの虎にレギュラー出演、番組終了まで3年間出演した。
- アクロバットパイロットの育成（希望額600万円中、300万円）やボクサーの対戦費用（希望額300万円中、75万円）、ケバブ店（希望額1800万円中、600万円）などに出資。家具屋（希望額500万円）や着物屋（希望額1420万円）にも出資を試みたが、どちらも他の社長らによって投資が成立した。
- 番組では、最多出演ながら出資の回数が少ないことを司会の吉田栄作に指摘され、番組で特集が組まれたこともあった。
- 登場する志願者について、司会の吉田栄作やスタッフに対し「志願者のレベルを絞った方が良い」と提言したこともある。
- 収録終了後に他の虎たちに対し、「『志願者と虎の言い争い』はあっても良いが、『虎同士の言い争い』は止めるべきだと」発言し、降板するとまで言った。その様子はテレビでは放送されず、番組ホームページのシークレットページで公開された[3]。
「生活創庫」倒産[編集]
- 中古品の売買が、ヤフオクやebay等の個人出品オークションサイトが増え、直接出品者と落札者が取り引きするのが一般的になると、幾つもの店舗を構え在庫を抱える堀之内のリサイクルビジネスモデルは時代遅れになった。
- 同業者との競争が激化し、売上が激減した。2013年5月1日に静岡手形交換所から取引停止処分を受け、約15億円の負債を抱え生活創庫が倒産した。(堀之内も失職した。)
その後[編集]
- マセラティ等の所有車や、2006年に新築した自宅の家屋と土地は、負債の穴埋めに手放した。
- 2014年には、週刊誌FRIDAYの取材に対して、「そっとしておいてくれ」と語ったと、2014年12月2日号に掲載された[4]。
- 現在は鑑定士として輝いている
人物[編集]
- 愛車は2000万円のマセラティとシェビーバン[5]。
- 座右の銘は「流れに従い志を変えず」
- 口癖は「弱みをさらけ出せるのが、本当の強さである」[6]
- マネーの虎で共演した高橋がなりが制作した映画あゝ!一軒家プロレスに、出演した。
出演[編集]
テレビ[編集]
NHK[編集]
- グッと！スポーツ 「エアレース 空を自由に舞え 室屋義秀」(2018年4月17日（火）)
フジテレビ[編集]
- ニチファミ！今夜解禁！開かずの扉〜超カギ開け師が眠れるお宝発掘SP〜（2018年3月11日）
日本テレビ[編集]
テレビ東京[編集]
テレビ朝日[編集]
朝日放送[編集]
CS放送[編集]
インターネットテレビ[編集]
映画[編集]
- あゝ!一軒家プロレス（ソフトオンデマンド、2004年）
著書[編集]
- 『ゴミの山は宝の山だ』（メタモル出版、1998年）
- 『どん底からの成功法則』 （サンマーク出版、2004年。ISBN 4763195395）
- 『野良犬の成功法則』（サンマーク出版、2004年。ISBN 476319609X）
- 『すべての今日は成功に通ず』 （学習研究社、2007年。ISBN 4054034187）
- 『一生お金に困らない 金儲けの王道』（ 青春出版社、2008年。ISBN 4413036689）
- 『お金持ちほど「捨て方」がうまい!』 （青春出版社、2008年。ISBN 4413042085）
- 『どん底を生き抜く法』 （サンマーク出版、2009年。ISBN 978-4763198983）
共同著述[編集]
- 『19人のプロの「仕事論」』（三笠書房、2006年）
堀之内が扱われた作品[編集]
- 『土壇場からの大逆転』 （竹書房、2005年）
- 『一流魂』（ベストセラーズ、2005年、ISBN 978-4812421055）
DVD[編集]
- あなたの常識は非常識-どんなものでも売る商売の法則-
掲載[編集]
講演[編集]
西川産業株式会社、古河電気工業株式会社、明治安田生命、株式会社レオパレス21などの企業や、青年会議所、大阪商業大学といった教育機関などで、講演活動を行っていた。「堀之内道場」という研修も行っていた。
出典[編集]
- ^ a b 堀之内九一郎 『どん底からの成功法則』 サンマーク出版、2004年。
- ^ "マネーの虎". マネーの虎. 日本テレビ. 2002年放送.
- ^ マネーの虎 (テレビ). 日本テレビ: 日本テレビ.. (2001年)
- ^ 『FRIDAY』2014年12月2日号、講談社。
- ^ 『FLASH』2010年6月22日号、光文社。
- ^ “堀之内九一郎 プロフィール”. 講演依頼.com. 2019年3月25日閲覧。
