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家電機器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

家電機器(かでんきき)とは、主に家庭で使用される電気機器である。家電製品(かでんせいひん)ともいう。略して「家電(かでん)」とも。

歴史

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種類

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白物家電しろものかでん、家庭用映像機器、家庭用音響機器、情報家電などに分類できる。


白物家電

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家庭用映像機器

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家庭用音響機器

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情報家電

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家庭用ゲーム機

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ゲーム機#家庭用ゲーム機の世代分けを参照

スマート家電

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インターネットを通じて遠隔操作が可能な家電製品。 スマートフォンやタブレット端末に専用アプリ等をインストールし、家電製品と連携させることで、リモコン抜きで家電製品を操作することができ、家の中は勿論のこと、外出先からでも家電製品を操作できる。

家電機器の一覧

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家電メーカー

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家電メーカーとは、家電製品を製造している企業のことである。

家電メーカーと呼ばれる企業の大半は、家庭向けだけでなく企業向けの電気製品の開発・製造も行っており、むしろそちらが売上の大部分を占めている場合も多く、「家電メーカー」と「電機メーカー」の境界線は曖昧である。

なお電機メーカーでもあり家電メーカーでもある企業もあるが、電機メーカーだが家電製品は作っていない場合もある。

家電メーカー売上ランキング

2021年の世界の家電メーカー売上トップ10は下記の通りである[1]。メーカーと国籍を挙げる。

メーカー別 世界の家電売上ランキング[2]
順位 企業名 国籍
1位 サムスン 大韓民国の旗 大韓民国
2位 ハイアール 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
3位 シーメンス(B/S/H) ドイツの旗 ドイツ
4位 LGエレクトロニクス 大韓民国の旗 大韓民国
5位 ワールプール アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
6位 パナソニック 日本の旗 日本
7位 美的集団 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
8位 エレクトロラックス  スウェーデン
9位 ハイセンス 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
10位 SEBグループ フランスの旗 フランス
各国の家電メーカー

次にランキング外も含めて各国の家電メーカーを挙げる。

なお、家庭向けのノートパソコンも家電製品の一種とするなら、台湾のASUSエイサー、アメリカのHP Inc.デル、日本のNEC(NECパーソナルコンピュータ)、富士通島根富士通)、VAIO株式会社マウスコンピューターなども挙げられる。

また家庭向け音響機器も家電製品の一種とするなら、ヤマハ(YAMAHA)、JVCケンウッドソニー(SONY)も挙げられる。

家庭用ゲーム機を家電製品の一種とするなら、任天堂、ソニー、マイクロソフトも挙げられる。

家庭用のメディアストリーミングプレーヤーも家電製品の一種とするなら、Amazon Fire TVを製造販売するAmazonやChromecastを製造販売するGoogleも挙げられる。

なお、Amazonは世界各地に拠点を置き世界展開しているので、上のリストでアメリカとしては挙げなかったが、アマゾンベーシック(Amazon Basics)という自社ブランドで、白物家電類も含めて、Amazon上で販売している。また家庭用情報機器のFireタブレットや、Alexa搭載の家庭用スマートスピーカーAmazon Echoも製造販売している。したがってAmazonは家電メーカーとしての側面も持っている。

脚注

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  1. ^ ディールラボ - ウェイバックマシン(2022年5月18日アーカイブ分)
  2. ^ ディールラボ - ウェイバックマシン(2022年5月18日アーカイブ分)

関連項目

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