名倉弘雄

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名倉弘雄
Nagura Hiroo
生誕 1945年????
愛知県西尾市
国籍 日本の旗 日本
出身校
著名な実績 日本画家
運動・動向 大作主義
受賞 東久邇宮文化褒賞
公式サイト Nagura Hiroo's Website
活動期間 1985年 -
影響を受けた
芸術家
ピカソクリムト川端龍子

名倉弘雄(なぐらひろお、1945年 - )は、洋画から日本画に転向した日本画家浄土宗西山深草派不退院第27世の住職でもある。を主題にした作品を描いている。

人物[編集]

彼は浄土宗西山深草派の寺院である不退院の長男として生まれる。油絵画家であった伯父の影響もあって、早くから絵に興味をもつようになった。中学生の頃から漠然と画家かデザイナーになることを夢みていたようである。寺の跡継ぎを余儀なくされていたため、東京への進学はできなかった。そこで彼は地元にある国立愛知教育大学美術科を選択した。その当時は国公立で美術関係の学校はここしかなかったようである。この学校は師範学校の流れをくむ学校であったため、全教科の習熟を必然とした。その学習が後の彼にとって、創作にプラスになったことを述べている。卒業後、彼は公立校の美術教師を勤めながら、制作を続けてきた。20年くらい洋画家として地元を中心に、作品を発表してきた。後半の10年くらい仏像を主眼に主題を選定し、取り組んできた。個展をしている時にたまたま訪れたある画家から、中央展 日府展へ出品しないかと誘いを受けることになる。それをきっかけに、本格的な画家の道に進むことになった。その展覧会は、日本画が主体の公募展であり、洋画は二の次のところがあり、彼は失望してしまったようである。次の年には日本画で挑戦している。この会は川端龍子の流れをくむ大作主義[1]、会場芸術[2]の精神を受け継いだ会であったため、大作に圧倒されたようである。その後、彼の発表は300号大の作品が中心になる。仏像から能に主題を変え、20数年制作を続けている。このような大きな転機が、今の彼を作り出している。2014年頃より発表の場を海外に広げている。2017年出版のアートメゾン・インターナショナル Vol.21 と2018年出版のアートメゾン・インターナショナル Vol.22では、国際美術評論家 [3]が、彼の作品の評論を書いている。また、2018年には国際美術評論家との対談[4]が、BM(美術の杜) 新年号に載っている[5]。ここで彼の生い立ちが詳しく紹介されている。2019年には A.M.S.C.International Vol.23 [6] にスペイン国際美術評論家でもあり、美術鑑定士でもある(アルフォンソ・ゴンサレス=カレーロ)との対談が掲載されている。2020年の Art MAISON Vol.24 平成美術では、彼の最近作や彼の人となりが日本語と英語で詳しく紹介されている。またフランスの評論家でもあり、画家でもあるアラン・バザール(フランス芸術家協会 ル・サロン 絵画部門代表)が、次のような評論を書いている。〔 名倉弘雄は魅力的な画家だ。彼に会った時、能に対する情熱に引き込まれたことを覚えている。その作品は非常に印象深く、スペクタクル性が高い。高雅な武家文化から生まれた伝統的なスタイルを持ち続けている。能の世界へと、観るものを誘ってくれる。能は日本語の韻文と素晴らしい衣装、60とも100を超えるとも言われる面を使った舞踊で構成されている。名倉の能はインスピレーションを受け、岩絵具や麻紙を使った作品を描く。日本画の技術については、大家の域に達していると言えるだろう。2019年に描かれた二作品は、いずれも微妙に異なる数種類の金の色合いが大変美しい。また、構図はしっかり考え抜かれている。「幻想舞 2018-1」に描かれた面は、まるで自己風刺画のような役割を果たしている。「幻想舞 2018-2」はキュビズム風の構成が見事だ。アラン・バザール ]([7]Art MAISON INTERNATIONAL Vol.24 の記事より抜粋)  2020年 BM(美術の杜) Vol.53号 に名倉弘雄の特集 [8]が掲載されている。〔 現代の巨匠 名倉弘雄 洋画から転向し、現代日本画壇に於いて“国際派画家”のトップとして活躍する名倉弘雄 (社団法人日本画府参事、社団法人雪舟国際美術協会無鑑査会員、A.M.S.C.スペイン本部芸術家会員)。重厚な「能」の幻想世界を、その独自性に富んだ構成力と色彩で表現し続ける名倉の足跡を振り返る。]([9]BM(美術の杜) Vol.53号 の記事より抜粋)  2020年9月30日 麗人社発行の 戦後日本美術総集Ⅳ に幻想舞 2019-1 と幻想舞 2017-2 [10] の2点が掲載される。

経歴[編集]

  • 1945年 愛知県西尾市に生まれる"
  • 1961年 愛知県立西尾高等学校に入学。
  • 1964年 愛知教育大学教育学部美術科(美術専攻)に入学。
  • 1968年 同大学卒業する。
  • 1973年 ヨーロッパ(8カ国)遊学。
  • 1974年 個展(渡欧展) 碧南アトリエにて。
  • 1983年 個展(仏像と風景)西尾ギャラリー・サンドリオンにて。
  • 1984年 個展(仏像の世界)西尾ギャラリー・サンドリオンにて。
  • 1985年 第32回日府展に洋画を出品。
  • 1985年 中部日府展に日本画を出品(日本画に転向)。
  • 1986年 第33回日府展に日本画を出品(以後毎年)評議員に推挙される。
  • 1989年 第36回日府展奨励賞を受賞する 。
  • 1990年 第37回日府展にて日本画府理事に推挙される。
  • 1993年 個展(日本画の世界) 名鉄パレ百貨店にて。
  • 1994年 東海3県の日本画府理事により創日会を創立する。創立会員となる(創日会の監査委員になる)。
  • 1995年 能楽3人展(日本画、面打ち、写真)稲沢市荻須記念美術館[11]にて。
  • 2005年 秋の創日展中日賞(中日新聞)を受賞する。
  • 2006年 第13回創日展奨励賞受賞する。
  • 2006年 創日会運営委員に選出される。
  • 2007年 創日会運営委員長(会代表)に選出される。
  • 2010年 紙上個展(新しい日本画、独自の表現) 茨城美術新聞紙上美術館企画にて。
  • 2013年 創日会運営委員長(会代表)を辞する。第60回記念 日府展にて奨励賞を受賞する。一般社団法人 日本画府に復帰する。  
  • 2014年 第61回 日府展にて努力賞を受賞する。一般社団法人 日本画府参事に推挙される。  
  • 2015年 第9回 モナコ・日本芸術祭2015 出品並びに公式ツアーに参加 Rose de Monaco 賞を受賞する。
  • 2015年 第62回 日府展にて二度目の努力賞を受賞する。      
  • 2015年 パリのマドレーヌ寺院で開催の 2015「恒久平和展」に出品する。
  • 2015年 東久邇宮文化褒賞を受賞する。
  • 2016年 Art Maison Selection「ある視点」〜多層な日本美術を検証する〜 に出品する。REIJINSHA GALLERY 東京銀座にて。
  • 2016年 一般社団法人 雪舟国際美術協会無鑑査会員に推挙される。
  • 2016年 第63回 日府名古屋展にて愛知県知事賞を受賞する。 
  • 2016年 A.M.S.C. スペイン本部芸術家会員となる。( モニュメントに記銘される )
  • 2017年 第11回 モナコ・日本芸術祭2017 出品並びに公式ツアーに参加 モナコ・日本芸術祭「造形芸術文化賞」を受賞する。
  • 2017年 台北で開催の台日藝術博覧会 一Art Station一 2017 に出品する。台日国際藝術交流貢献奨を授与される。
  • 2017年 Art Maison International Vol.21 に掲載される。
  • 2017年 国際美術展 OASIS 2017 に出品する。
  • 2017年 スペインのマドリードで開催のアートメゾン・ビェンナーレ 2017 に出品する。DIPLOMA 証書とゴールド会員証を授与される。
  • 2018年 第12回 モナコ・日本芸術祭2018 出品並びに公式ツアーに参加 Prix des Arts et de la Culture Rencontre Artistique Monaco-Japon 賞を受賞する。
  • 2018年 Art Maison International Vol.22に掲載される[12]
  • 2018年 国際美術展 OASIS 2018 (日本とスペイン) に出品する。
  • 2018年 第65回記念 日府展にて日府賞受賞する[13]
  • 2018年 アート・ルネサンス・グランプリ(レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年 - ルネサンス500年祭 開催記念) を受賞する[14]
  • 2018年 美術専門誌 BM(美術の杜) Vol.48 [15] に国際美術評論家との対談が掲載される。
  • 2019年 第13回 モナコ・日本芸術祭2019 出品並びに公式ツアーに参加 Prix grand abenir賞を受賞する[16]
  • 2019年 Art Maison International Vol.23 にスペイン国際美術評論家との対談が掲載される[17]
  • 2019年 台北で開催の 台日藝術博覧会 Art Station 2019 に出品する。梅花奨 [18]を授与される。
  • 2019年 21世紀国際芸術賞金賞 [19]を受賞する。BM Vol.49 に掲載される。
  • 2019年 世界基準国際芸術文化協会より デュ・パトリモアンヌ芸術賞 [20]を授与される。Art Journal 2019.August Vol.98 に掲載される。
  • 2019年 ミラノ・レオナルド500開催記念・ミラノ国際芸術褒章受章 [21] 並びに評論家推薦作家大賞を受賞する。BM(美術の杜) Vol.50 に掲載される。
  • 2019年 世界基準国際芸術文化協会より The International Most Valuable Artist 賞を授与される。Art Journal 2019.November Vol.99 に掲載される。
  • 2019年 Bienal de ARTE de JAPON Era HEISEI - REIWA 2019[22] 出品参加する。
  • 2019年 トリコロール最高芸術金賞選考委員会より最高芸術金賞を授与される。BM(美術の杜) Vol.51 [23] に掲載される。
  • 2020年 Japan Art Bridge Project 2020 [24] 第14回モナコ・日本芸術祭 並びに ミラノ・ジャパンアートコレクション2020 に出品 公式ツアーに参加する。

      アーティスティックゲートウェイ賞 並びに PREMIO INTERNAZIONALE D'ARTE DI MILANO 賞 [25]を授与される。       

  • 2020年 第26回 雪舟国際美術協会展にて特選(日本画)を受賞する。
  • 2020年 アートジャーナル社より日本藝術選奨 [26] 日本画部門大賞を授与される。 日本美術史珠玉の名画・名筆100選受賞 [27]する。
  • 2020年 ユニオン・デ・ザールより現代人気美術作家年鑑 年間グランプリ [28]日本画部門を授与される。
  • 2020年 日米蘭仏藝術アカデミー協会よりアートクロス芸術大賞 [29]を授与される。
  • 2020年 世界基準国際芸術文化協会 [30]より世界芸術遺産百科事典に登録される。
  • 2020年 Art MAISON INTERNATIONAL Vol.24 平成美術 HEISEI BIJUTSU に掲載される。
  • 2020年 エトワール芸術大賞 [31] 並びに アート・ラヴィサント・グランプリ[32]を受賞する。BM Vol.52 に掲載される。
  • 2020年 BM(美術の杜) Vol.53号 [33] 現代の巨匠 名倉弘雄の特集[34] が掲載される。
  • 2020年 戦後日本美術総集Ⅳ(麗人社発行) [35] に2点が掲載される

主な作品[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 川端龍子が興した日本画の公募団体展「 青龍社 」の指針として唱えた考え
  2. ^ 床の間芸術から脱した芸術活動
  3. ^ スペイン国際美術評論家 ペドロ・フランシスコ・ガルシア(Pedro Francisco García)A.M.S.C.International 総合監修者
  4. ^ 国際美術評論家 長谷川栄 氏との対談 BM(美術の杜) Vol.48号 P.92~P.99
  5. ^ BM(美術の杜) - 名倉弘雄Pinterest
  6. ^ A.M.S.C.International Vol.23 https://www.amazon.co.jp/s?k=art+maison+international+vol.23&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss 
  7. ^ Art MAISON INTERNATIONAL Vol.24 の記事引用
  8. ^ 国際美術評論家の長谷川栄氏が監修をし、紹介している。本誌 P.24〜P.33 名倉弘雄の特集
  9. ^ BM(美術の杜) Vol.53号 名倉弘雄の特集序文記事引用
  10. ^ 戦後日本美術総集Ⅳ P.26〜P.27 に 幻想舞 2019-1 と幻想舞 2017-2 が掲載される。 
  11. ^ 稲沢市荻須記念美術館
  12. ^ Art Maison International Vol.22 - 名倉弘雄Pinterest
  13. ^ 第65回記念日府展・東京展
  14. ^ グランプリ - 名倉弘雄Instagram
  15. ^ BM(美術の杜) Vol.48
  16. ^ Prix grand abenir - 名倉弘雄Instagram
  17. ^ A.M.S.C. - 名倉弘雄Pinterest
  18. ^ 梅花奨 https://www.pinterest.jp/gurachian/amsc/
  19. ^ 21世紀国際芸術賞金賞 https://www.pinterest.jp/gurachian/bm美術の杜に掲載記事/
  20. ^ デュ・パトリモアンヌ芸術賞 https://www.pinterest.jp/gurachian/art-journal/
  21. ^ ミラノ国際芸術褒章受章 https://www.instagram.com/hiroonagura/
  22. ^ 2019年 Bienal de ARTE de JAPON Era HEISEI - REIWA 2019 http://nagu.uranus.bindcloud.jp/pg2382058.html
  23. ^ BM(美術の杜) Vol.51 http://nagu.uranus.bindcloud.jp/pg2382058.html
  24. ^ Japan Art Bridge Project 2020 http://nagu.uranus.bindcloud.jp/pg2382058.html
  25. ^ ミラノ・ジャパンアートコレクション 総合監修者 バスクアーレ・ディ・マッテオ 氏 イタリア美術評論家、現代キュレーターより授与される
  26. ^ 日本藝術選奨受賞の評論を美術評論家の佃堅輔 氏が受賞記念の評論を書いている
  27. ^ 日本美術史珠玉の名画・名筆100選受賞の記念評論を美術評論家 中野 中 氏が書いている
  28. ^ ユニオン・デ・ザールより現代人気美術作家年鑑 年間グランプリの評論を国際美術評論家 長谷川栄 氏が書いている
  29. ^ アートクロス芸術大賞の評論を国際美術評論家の長谷川栄 氏が書いている
  30. ^ 世界芸術遺産百科事典編集委員会より選抜の真の芸術家として記載される。 P.16 重要作品選抜集、 P.64 作家プロフィール 
  31. ^ エトワール芸術大賞 フランスの美術評論家 クリスティーヌ・モノー 氏が受賞記念の評論を書いている
  32. ^ アート・ラヴィサント・グランプリの受賞評論をともにフランスの美術評論家 クリスティーヌ・モノー 氏が書いている
  33. ^ BM(美術の杜) Vol.53号 https://www.amazon.co.jp/s?k=%E7%BE%8E%E8%A1%93%E3%81%AE%E6%9D%9CVol.53&i=stripbooks&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss
  34. ^ 国際美術評論家 長谷川栄氏が評論を書いている
  35. ^ https://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E5%BE%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%BE%8E%E8%A1%93%E7%B7%8F%E9%9B%86-IV-%E9%BA%97%E4%BA%BA%E7%A4%BE/dp/4802132085 戦後日本美術総集Ⅳ(麗人社発行)
  36. ^ 日本藝術の創跡 Vol.22 - 名倉弘雄Pinterest

掲載書籍[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


  1. ^ MONACO-JAPON 2019 http://nagu.uranus.bindcloud.jp/pg1621023.html