京都府立南陽高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
京都府立南陽高等学校
Nanyo Junior High School.JPG
国公私立の別 公立学校
設置者 京都府の旗 京都府
学区 山城通学圏
校訓 進取・敬愛・雄健
設立年月日 1985年11月15日
開校記念日 11月15日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
サイエンスリサーチ科
学期 3学期制
高校コード 26156E
所在地 619-0224
京都府木津川市兜台六丁目2番地
外部リンク 公式サイト
Portal.svg ウィキポータル 教育
Project.svg ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

京都府立南陽高等学校(きょうとふりつ なんようこうとうがっこう、英語表記:Kyoto Prefectural Nanyo Senior High School)は、京都府木津川市兜台六丁目に所在する公立高等学校

概要[編集]

府立高校の中でも比較的新しい学校だが、山城通学圏の中では最も進学実績の良い進学校と位置づけられる[1][2][3]。普通科に加えて、専門学科のサイエンスリサーチ科を設置している。

奈良県に程近い、京都府最南端の高等学校である。この地域は関西文化学術研究都市(学研都市)に位置し、研究施設が多く見られる。 木津川市立木津第二中学校が隣にある。近隣のイオンモール高の原は南陽高校生がよく利用する施設である。 公式マスコットキャラクターであるくまなん[4]は、生徒が考案し、創り出された。鼻が校章になっていることが特徴である。

設置学科[編集]

高等学校
  • 普通科(全日制過程、6~7クラス)
    • 難関国公立大学・私立大学への進学を目指す学科。クラス数、国公立大学の合格者数ともに7割以上を占めている。7時間授業(1コマ50分)は週4回、土曜学習会は隔週で実施。2年生から文系・理系に分かれる(1年生は共通コース)。
      • かつて、南陽スタンダード(NS、旧第Ⅰ類を継承したコース)と南陽アドバンス(NA、旧第Ⅱ類を継承したコース)が存在したが、クラス内での切磋琢磨を促すために2014年度入学生よりフラット化され、普通科の学力別クラス編成は存在しなくなった[5]
  • サイエンスリサーチ科(全日制過程、2クラス)
    • 学習内容を応用し、探究活動(テーマを決めて研究・発表するゼミ形式の「サイエンス」など)を行うことを特色とした学科[6]。理系だけでなく、文系進学にも対応したカリキュラムが組まれている(2年生から自然科学充実コースと人文・社会科学充実コースに分かれる。)[1]。中高一貫コースの生徒も内部進学後はサイエンスリサーチ科所属となるが[7]、学習進度が異なるため、高校からの入学生とは3年間別のクラス(一部の実技教科やゼミ形式の授業などを除く)で編成される予定。
附属中学校
  • 中高一貫コース(全日制過程、1クラス)
    • 京都の府立高校で4校目(公立高校としては5校目)の附属中学校として、2018年4月に開校する予定[7]。週3回の7時間授業を活用して高校の先取り学習を行い、学研都市の研究施設とも連携した探究型の「総合的な学習の時間」(Da Vinci=ダ・ヴィンチ)や英語教育(TOEFL CHALLENGEなど)が充実した教育内容になると発表されている[8]

沿革[編集]

学校の創立[編集]

平城・相楽ニュータウンの京都府域(相楽ニュータウン)が1986年春に街開きしたのに伴い開校した、48番目の府立高校である[9][10][11]1966年に作成された相楽ニュータウンの基本計画(現在の道路区画とは異なる)では線路沿い(現在の相楽台2丁目付近)に高校の用地が描かれていることから、ニュータウン内に高校を設置する計画は初期の構想段階からあったとみられる[12]。 相楽ニュータウンの計画人口は3万人だったが[13]、学研都市に関連した宅地開発は精華・西木津地区(計画人口9800人の光台[14][15]、同8500人の木津川台[16]、精華台)や木津地区(梅美台、州見台)などでも計画されていて、木津町(当時)・精華町で人口の増加が見込まれた[17]。また地元からも相楽郡に2校目の府立高校の建設を求める声が高まっていた[18]

京都府から正式に高校の建設計画が発表されたのは1984年9月のことで[19]、翌年の1985年に着工。開校までに約18億円(用地取得費などを含む総額は約42億円)をかけて武道場(格技場)と体育振興施設を除くほとんどの施設が建設された[10][20]。(1970~80年ごろの京都府では用地買収などの遅れから1期工事さえも開校に間に合わない事態が続出していて[21]、校舎の全てが完成した状態で開校したのは理想的だった[17]。)

開校時はニュータウンの入居が始まったばかりの状態で、学校の周囲には荒野が広がっていた[22]。開校前の3月末に訪れた教員によると、水が出ない状態でトイレも使用できなかったという[23]

南陽高校は1985年に始まった新高校入試制度(通学圏や類型制度の導入などが特徴[24])に則り、開校当初から普通科第Ⅰ類と第II類(文理系、英語系)を設置した[25][26]。新制度は小学区制(1学区1校制度)を廃止してⅠ類の10%(部活動の実績などを重視)、Ⅱ類の30%(1988年から50%、1991年からは100%に拡大)で通学圏内の学校選択を認めるというものであり[26][27]、学力伸長コースのⅡ類は進学指導にも力を入れることを目指した[28]。中でも英語系(英語の授業が他のクラスよりも3年間で6~9単位多い)は府立高校初のコース設定という他校にはない特色もあってか、1期生は山城南通学圏の23中学校から生徒が集まったとされる[10]

南陽高校では他にも府立高校で先駆けとなるような取り組みを積極的に行い[18]、生徒数やⅡ類の希望枠が増加したことも相まって4期生が卒業する頃には国公立大学の現役合格者数が70人前後に達するようになった[29][30]。(戦後の高校三原則に起因する入試制度の影響で当時の京都府では飛び抜けた進学実績を持つ公立高校はなく[24][31]、この数値はトップクラスであった[32][33]。)

通学圏の拡大や専門学科の設置[編集]

南陽高校の歴史の中で大きな転機となったのは、2004年度入試から実施された通学圏の拡大(山城南通学圏と山城北通学圏の統合[34][35])と学校単位で出願する単独選抜への完全移行である[36]。制度変更後は新たに宇治市久御山町が南陽高校の通学区域に加わっただけでなく、Ⅰ類の総合選抜(類単位で決めた合格者を居住地によって各高校に振り分ける制度[37][38])が廃止されて通学圏全体からⅠ類、Ⅱ類を一括して募集できるようになった[39]

この結果、新制度1期生(2004年度入学生)の出身中学校は、前年度の24校から32校に増加[2]。同時に入学者の成績上位層が厚くなった[2][3]。進路面でも制度変更を境にして、国公立大学の現役合格者数が80人前後から120人前後へと増加し[30][40]、Ⅰ類の3割ほどを占めていた就職や短期大学専門学校への進学もほとんど見られなくなった[30][41]。(1970年代以降京都府の公立高校で国公立大学の合格者が3桁に達したのは、1996~2003年にかけて専門学科を設置した京都府立嵯峨野高等学校京都市立堀川高等学校京都市立西京高等学校に続いて4校目[2][32][33][42]。)

また2006年には、府立高校3校(桃山:自然科学科、亀岡:数理科学科、西舞鶴:理数探究科)とともに、府内全域から受験可能な普通科タイプの理数系専門学科「サイエンスリサーチ科」を設置(英語系は2005年に廃止)[39][43]。理科3科目入試に対応(普通科よりも理数系科目が3年間で10単位ほど多い)するなど進学指導を強化する狙いがあるだけでなく[44]、海外研修や大学・学研都市の研究機関と連携した探究活動をカリキュラムに組み込むことで、大学進学後も見据えた教育内容となった[1][6]

2011年には山城通学圏で行われた類型制度の廃止を受け[45]、それまでの普通科Ⅰ類を「南陽スタンダード(NS)」、同Ⅱ類を「南陽アドバンス(NA)」に変更[46]2014年には単独選抜導入後10年間で学力差が縮小したことやクラス内での切磋琢磨を促して学力の底上げを図る狙いから、普通科の学力別クラス編成が廃止された[5]

2015年には京都市北区京都府立清明高等学校が開校し、それまで南陽高校が30年近くにわたって保持していた「最も新しい府立高校」(統廃合による開校を除く)の座を、明け渡している。

中高一貫教育の導入[編集]

2016年9月の京都府議会で南陽高校に中高一貫教育を導入する構想が示された[7]。この構想には、京都府が2004年から中高一貫教育校の設置を積極的に進めていることが背景にあり、山城通学圏では交通の便や進学実績、専門学科を設置していることなどから、南陽高校が対象校に選ばれた。府立高校で4校目(公立高校としては洛北(京都市)、西京(同)、園部(口丹)、福知山(中丹)に続いて5校目)の附属中学校として、2018年4月に開校する予定である[8][47]

年表[編集]

  • 1984年9月 - 京都府が新設高校の建設計画を発表[19]
  • 1985年8月 - 京都府立山城南地区新設高等学校開設準備室が設置される[48][49]
  • 1985年9月 - 高校名が南陽高校に決まる[50][51]
  • 1985年11月 - 条例により京都府立南陽高等学校が設置される。
  • 1985年11~12月 - 校章と制服が決定する[50][52]
  • 1986年4月 - 開校、全日制普通科(第I類・第II類文理系・第II類英語系)を設置する[48]
  • 1988年3月 - 武道場(格技場)が完成[48]
  • 1994年3月 - 体育振興施設が完成[48]
  • 2004年4月 - 学区統合により、山城南通学圏から山城通学圏へ変更[34][35]総合選抜を廃止して単独選抜へと完全移行[2]
  • 2005年4月 - 第II類英語系の募集を停止[48]。20周年を迎える。
  • 2006年4月 - 専門学科のサイエンスリサーチ科を設置[39][48]制服、研修旅行先が沖縄から北海道に変更(普通科)。 地元業者による弁当販売開始。
  • 2011年4月 - 類型制度を廃止し、名称を「南陽アドバンス(NA)」と「南陽スタンダード(NS)」に変更。[46]SR科2クラス、普通科7クラスの編成となる。
  • 2012年4月 - 京都サイエンスネットワーク校に指定。[53]
  • 2015年4月 - 30周年を迎える。
  • 2017年4月 - 校内に中高一貫校準備室が設置される[8]
  • 2017年9月 - 条例により京都府立南陽高等学校附属中学校が設置される[47]
  • 2018年4月 - 附属中学校が開校する予定[7][47]

部活動[編集]

毎年約8割(2015年度が81.8%、2016年度が80.3%)の生徒が何らかの部活動に加入している[54][55]。男子ソフトボール部となぎなた部はインターハイの常連である[54][56]

体育系[編集]

  • 陸上競技部
    • 体育系で最も部員数の多い(2016年度は87人)部である[57]。主な実績は2014年度日本ジュニア出場(全国ランキング9位)など[58]
  • サッカー部(高校のみ)
  • 硬式野球部(高校のみ)
  • 男子テニス部
  • 女子テニス部
  • 男女バドミントン部(高校のみ)
  • 男子バスケットボール部
  • 女子バスケットボール部
  • 男子ソフトボール部(高校のみ)
    • 主な実績は、全国総合選抜大会3位入賞、国民体育大会3位入賞など[58]。 2017年のインターハイは3回戦進出[59][60]
  • 女子ソフトボール部(高校のみ)
  • 男子バレーボール部(高校のみ)
  • 女子バレーボール部(高校のみ)
  • 卓球部(高校のみ)
  • なぎなた部
    • なぎなた部は珍しい部活動だが、地元・木津川市ではなぎなたクラブが存在し[61]1988年京都国体の際には中央体育館が競技会場として使用されるなど、なぎなたに対する土壌があったとされる[62][63][64]。その後なぎなたで国体出場歴のある教諭が赴任したこともあり、1996年に創部した[65]。(創部時の顧問は2008年に他校へと異動したが、2015年から同部出身の教諭に代わり[66]、再び南陽高校に赴任して指導を行っている[67]。)実績は1999年~2006年に8年連続インターハイで団体入賞など[65]。なぎなた部としては珍しく男子部員もいる[68]
  • 剣道部(高校のみ)

文科系[編集]

  • 書道部
    • 第24回国際高校生選抜書展(2015年度)書の甲子園入選[69]
  • 吹奏楽部
    • 文化系で最も部員数の多い(2016年度は85人)部である[57]。主な実績は、2015年度の第52回京都府吹奏楽コンクール高等学校A組銀賞・B組金賞など[69]
  • 美術部
    • 第32回京都府高等学校総合文化祭美術工芸部門(2015年度)テーマ作品部門「優秀賞」受賞[58]
  • 文芸部
  • マジック部
    • マジック好きの教諭がいたことから開校1年目に創部した[70][71]。地元の公共施設などでマジックショーを行っている[69]。テレビや新聞などで紹介されたこともある[54][72]。「マジックショー本番で緊張感を持って見てもらいたい」という狙いから「休み時間にマジックを披露してはいけない」という掟がある。またマジックは弟子入り制でありマジックの種類が異なると部員同士でもタネを知らない[72]
  • ESS部
  • 自然科学部
  • 新聞局
    • 校内向けに「南陽新聞」を発行している。活動は平日のみの週3回。

その他[編集]

  • 競技カルタ
    • 2009年度に全国高等学校総合文化祭に出場[76]
  • N-CAP
    • 部活動や委員会ではないが、オープンキャンパスなどのイベントで不定期に活動するボランティア団体が組織されている。
  • チームガリレオ
    • 部活動や委員会ではないが、難関大学を目指す生徒達で結成された勉強会。不定期に活動。

行事[編集]

  • 4月:オリエンテーション(中学1年、高校1年)
    • 入学直後に行われる1日研修で、全体行動(整列練習)などを行う。2004年度までは曽爾高原奈良県宇陀郡曽爾村)で1泊2日の日程で行われていたが、授業時間数を確保するために2005年度から1日研修となった。
  • 4月:遠足(高校1年生)
  • 5月:生徒会役員選挙(高校生)
  • 6月:研修旅行(高校2年生)
    • 行き先は普通科がシンガポールマレーシア(4泊5日)でサイエンスリサーチ科がオーストラリア(5泊6日)となっている。普通科の行き先は1998年度までが尾瀬方面(一部の年は白馬岳)[77]、1999~2005年度が沖縄県(英語系はシンガポール)[78]、2006~2016年度は北海道だったが、2017年度から海外となった。旅行内容もハイキングや山登りなど体力の向上を目指したものから自然体験や異文化交流などを重視したものへと変化がみられる。
  • 9月:文化祭
    • 1990年度~2015年度は2月に高校1、2年生のみで実施されていたが、2016年度から再び秋の開催(高校3年生も参加)となった[79]。これは学習面や落ち着いた校風などの伝統は維持しつつ、より楽しい学校生活に進化させることを目指した「堅楽しい」と呼ばれる改革の一環である[80]
  • 9月:体育祭
    • 始まりの入場行進には伝統があり、体育祭に向けて体育の授業でも行進練習を行う。それ以外の事前準備は乏しかったが、2015年度から団体競技に特化し、応援団や応援合戦を導入するとともに外部(地元の中学生やその保護者など)への公開が始まった[81]。これも「堅楽しい」取り組みの一部である[81]
  • 10月:英語スピーチコンテスト(高校生)
  • 11月:研修旅行(中学3年生)
  • 2月:球技大会(高校1、2年生。中学生は4月に実施)
    • キックベース、卓球、ソフトバレーボール、ドッジボールの4種目に分かれて参加する[81]
  • 毎月月曜日:月曜朝礼
    • 毎月月曜日に全校生徒がグラウンドに整列して教諭1名の講話を聞く。
過去に行われていた行事
  • 夜間ハイキング(高校1年生)
    • 1986~1994年度に行われていた25~42km程度の山道(ルートは年によって異なるが、JR笠置駅近鉄奈良駅など)を翌朝まで約8時間懐中電灯を片手に徹夜で歩き続ける行事[82][83]。忍耐力を鍛える狙いがあり、新設校の珍しい行事として新聞でも取り上げられた[84]。1995年度からは一泊研修(1年生の5月)の1日目に行うようになり[85]、その後ハイキングそのものが廃止された[86]
  • 学習合宿(高校1、2年生)
    • 開校1年目から長期休暇中に泊まり込みで学習合宿が行われていた[87]が、2016年度からは実施されていない。
  • マラソン大会(高校1、2年生のみ)
    • 開校以来、毎年2月に木津川の堤防(1986年度など一部の年は学校の周辺道路。距離は男子20km、女子15km)で行われていたが、2012年度を最後に廃止となった[88]
一部の部活動が参加
  • 南陽クラブ
    • 地元の小中学生を学校に招待して体験入部してもらう取り組みである[65]。なぎなた部と男子ソフトボール部が2012年度から本格実施している[89]

施設[編集]

  • 校舎(A棟、B棟、C棟)
    • 3~4階建ての建物で、他校では見られない切妻屋根が特徴。33学級が収容できる規模で設計された[10]
  • グラウンド
  • 体育館
  • 格技場(武道場)[48]
  • 体育振興施設[48]
    • グラウンドの入口前にある2階建ての建物で、雨天でも筋力トレーニングなどを行うことが可能。
  • 駐輪場
  • 自動販売機
    • 昇降口前に2013年3月から設置されている[79][88]

象徴[編集]

校名

高校名は京都府最南端にあることや、学研都市が発展するように高校・生徒も太陽に向かって伸びてほしいという願いが込められている[51]

校訓
  • 進取
  • 敬愛
  • 雄健
校歌

校歌は英語科の女性教諭が作詞、芸術科(音楽)の男性教諭が作曲したもので[90]、1、2番に英語の歌詞が登場する[91]

制服
  • 高校
    • ブレザー(チャコールグレー、男女)[92]
    • スラックス(チャコールグレー、男女)[92]
    • スカート(紺ベースのチェック、女子のみ)[92]
    • ネクタイ(男女)[92]
    • リボン(女子のみ)[92]
    • カッターシャツ(ライトブルー、男女)[92]

1986~2005年度入学生は、紺色のブレザーにえび茶色のネクタイ(男女)、鼠色のスラックス・スカートが特徴だった[50][52]

  • 附属中学校

高校の制服をベースに、一部(カッターシャツなど)を中学生向けにアレンジしたものになる予定。

入学試験[編集]

高等学校
  • 普通科 - 前期選抜(特色系の入試)で30%、中期選抜(一般入試)で70%を募集する。山城通学圏から受験可能。
    • 前期試験は共通学力検査(50点×3教科)と中学校からの報告書(135点)、作文(50点)及び活動実績報告書(50点)の総合点(385点)で合否を決定する。
    • 中期選抜は共通学力検査(40点×5教科)と中学校からの報告書(195点満点)の総合点(395点満点)で合否を決定するが、85%は南陽高校が第1希望第1順位の受験生のみで判定し、残りの15%は他校を不合格になった第2順位の希望者も含めて判定する2ステップ方式を採用している。
  • サイエンスリサーチ科 - 前期選抜(適性検査)で100%募集し、個別学力検査(自校作成問題)と中学校からの報告書、作文の総合点で合否を決定する。京都府全域から受験可能。普通科よりも当日の試験の割合が高い。
附属中学校

適性をみる検査、面接、小学校からの報告書の総合点で合否を決定する。京都市を除く京都府全域から受験可能。適性をみる検査はI(国語的分野)、II(数学的分野)、III(理科・社会的分野)の3種類(試験時間はそれぞれ50分)に分かれ、小学校の学習指導要要領に即した総合問題となる予定。

統計情報[編集]

在校生の出身中学校

2016年度の在校生(1052人)の出身中学校を主な市町村別に分類すると、以下の通りである[93]

中学校別では、木津第二中学校精華西中学校が1学年に40人程度(3学年の平均値)と最多で、次に多いのが木津南中学校大住中学校の1学年20~30人程度、更にその次が精華南中学校田辺中学校の1学年15~20人程度である[93]

進路実績

毎年国公立大学に現役で120人前後合格している[40]。2017年度入試は、関西大学(67人)と近畿大学(142人)と京都産業大学(65人)の合格者(延べ数。過年度生含む)が京都府の高校でトップ、京都府立大学(14人)と滋賀大学(12人)と奈良女子大学(5人)が2位、京都工芸繊維大学(10人)と大阪市立大学(7人)と立命館大学(116人)と龍谷大学(61人)が4位であった[94]。センター試験の受験率は98.7%(2016年度入試)[95]、1年生の平均自宅学習時間は2時間台/日というデータもある[40]

出身者[編集]

交通[編集]

詳細は[1]を参照。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c 若槻健『ちょっと拝見 学校訪問 京都府立南陽高等学校 未来に挑戦するリーダーを育てる :学術研究都市内でのハイレベルな教育』(月刊高校教育2015年2月号)、p.10、2015年
  2. ^ a b c d e 序列化 単独選抜が生む格差 第1部 山城通学圏の3年”. 京都新聞 (2007年4月25日). 2017年5月19日閲覧。
  3. ^ a b 定員割れ 志望1位求め危機感 第1部 山城通学圏の3年”. 京都新聞 (2007年4月26日). 2017年5月19日閲覧。
  4. ^ http://www.kyoto-be.ne.jp/nannyou-hs/mt/school_life/student-council/
  5. ^ a b 若槻健『ちょっと拝見 学校訪問 京都府立南陽高等学校 未来に挑戦するリーダーを育てる :学術研究都市内でのハイレベルな教育』(月刊高校教育2015年2月号)、p.12、2015年
  6. ^ a b 『新設専門学科特徴聞く 木津・南陽高 中学生、保護者に説明会』(京都新聞)2005年6月26日付朝刊、26面
  7. ^ a b c d 洛北高にサイエンス科新設 京都府立高校、学科再編へ”. 京都新聞 (2017年6月8日). 2017年6月9日閲覧。
  8. ^ a b c 『中高一貫教育へ、南陽高に準備室 府立で4校目に/京都府』(朝日新聞)2017年4月18日付朝刊
  9. ^ 相楽ニュータウンまちづくりのあゆみ (PDF) 」杉本景久、『住宅・都市整備公団住宅都市試験研究所調査研究期報 108号』p.73
  10. ^ a b c d 『期待胸に一期生入学 木津「英語系」設置の南陽高校』(京都新聞)1986年4月10日朝刊19面
  11. ^ 木津町『もうすぐ街びらき』広報きづ第253号(1986年3月)、p.2
  12. ^ 相楽ニュータウンまちづくりのあゆみ (PDF) 」杉本景久、『住宅・都市整備公団住宅都市試験研究所調査研究期報 108号』p.54
  13. ^ 相楽ニュータウンまちづくりのあゆみ (PDF) 」杉本景久、『住宅・都市整備公団住宅都市試験研究所調査研究期報 108号』p.57
  14. ^ 『学研都市づくり"ゴー" 精華町祝園土地区画整理事業 来月12日に起工式』(京都新聞)1985年9月21日付朝刊1面
  15. ^ 光台七丁目自治会『光台のあゆみ 光台まちびらき二十周年記念』2012年5月、p.15
  16. ^ 『また新しいまちが生まれます 学研都市建設のツチ音が… 吐師丘陵の開発スタート』広報きづ第260号、1986年10月
  17. ^ a b 『33学級分を一括建築 府立南陽高 竣工式』(京都新聞)1986年6月11日
  18. ^ a b 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.5、1995年
  19. ^ a b 『相楽に第2の府立高 知事表明 生徒増見込み61年開校』(京都新聞)1984年9月26日
  20. ^ 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.3、1995年
  21. ^ 『未整備であす入学式 新設の府立北稜高校 運動場どろんこ トイレも仮設 用地買収手間どって』(京都新聞)1980年4月7日、夕刊10面
  22. ^ 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.7、1995年
  23. ^ 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.71、1995年
  24. ^ a b 堀水潤一『キャリア教育で学校を変える。教師が変える。シリーズ・改革者たち第16回 京都市立堀川高校 校長 荒瀬克己』Career Guidance 2007年No.16、2007年1月、p.60
  25. ^ 『公立高、1225人増やす 来春の募集定員』(京都新聞)1985年11月15日
  26. ^ a b 長谷川庸作『京都府の高校政策と私立高校 -1985年以降の公立高校制度改革と私立高校の対応-』福祉社会研究 第15号(2014)、p.199
  27. ^ 『選択の自由 諸刃の剣 学校間格差 どう描くのか京の新高校像』(京都新聞)1983年4月26日、20面
  28. ^ 三沢謙一『共生型まちづくりの構想と現実 -学研都市の研究-』晃洋書房、2006年2月、p.90
  29. ^ 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.63、1995年
  30. ^ a b c 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.36、2015年
  31. ^ 荒瀬克己『奇跡と呼ばれた学校』2007年1月、p.21
  32. ^ a b 『府内高校生の大学合格率 新制度になって最高 府立39.4%、京都市立28%』(産経新聞)1995年4月22日
  33. ^ a b 『公立高の国公立大学合格者 南陽、71人でトップ』(読売新聞)1993年4月22日
  34. ^ a b 『各地の府立高校でも入学式 週5日制の余波 始業式と同日開催も増える』洛南タイムス、2004年4月9日
  35. ^ a b 優秀な生徒確保へ京都府内公立高が争奪戦「入学者が進学実績を左右」社会報道部・有賀美砂”. 京都新聞 (2015年8月19日). 2017年8月1日閲覧。
  36. ^ 『未知の選択 変わる春 高校入試 序列化懸念 多様な指標を』(京都新聞)2014年2月3日付朝刊24面
  37. ^ 社説 総合選抜廃止 「15の春」泣かさぬには”. 京都新聞 (2012年9月28日). 2017年6月29日閲覧。
  38. ^ 小川洋『通学区域の見直しと高校の特色作り -総合選抜制を中心に-』国立教育政策研究所紀要第138集、2009年3月、p.77
  39. ^ a b c 長谷川庸作『京都府の高校政策と私立高校 -1985年以降の公立高校制度改革と私立高校の対応-』福祉社会研究 第15号(2014)、p.202
  40. ^ a b c 河合塾『わが校の取り組み・私の工夫第12回(学校事例)京都府立南陽高等学校 基礎学力重視の授業力向上を図り難関国公立大学の合格者増を目指す』(guideline 2009年11月号)、p.35~37、2009年
  41. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽二十年のあゆみ:創立二十周年記念誌』、p.38、2005年
  42. ^ 堀水潤一『キャリア教育で学校を変える。教師が変える。シリーズ・改革者たち第16回 京都市立堀川高校 校長 荒瀬克己』Career Guidance 2007年No.16、2007年1月、p.62
  43. ^ 佐古田博『「スーパー高校」づくりの一方で高校つぶし 京都府の高校再編』住民と自治(2006年8月)、p.31
  44. ^ 『理数専門学科設置へ 06年度から府教委方針 府立高4校に』(京都新聞)2005年2月24日付朝刊、30面
  45. ^ 田辺(自動車科)2・3倍 一般選抜の志願状況 (府立高校)”. 城南新報 (2013年2月28日). 2017年7月13日閲覧。
  46. ^ a b 南陽高校NEWS 2010年11月号(PDF)より
  47. ^ a b c 『来春開校に向け、南陽高に付属中 正式設置、16日に説明会/京都府』(朝日新聞)2017年9月7日付朝刊
  48. ^ a b c d e f g h 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.1、2015年
  49. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽二十年のあゆみ:創立二十周年記念誌』、p.3、2005年
  50. ^ a b c 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.18、1995年
  51. ^ a b 『南陽高校 来春、相楽に新設の府立高』(京都新聞)1985年9月26日
  52. ^ a b 『来春開校の府立2校 校章・制服決まる 南陽高校 城陽養護学校』(京都新聞)1985年12月5日付朝刊
  53. ^ http://www.kyoto-be.ne.jp/koukyou/cms/?page_id=454
  54. ^ a b c 若槻健『ちょっと拝見 学校訪問 京都府立南陽高等学校 未来に挑戦するリーダーを育てる:学術研究都市内でのハイレベルな教育』(月刊高校教育2015年2月号)、p.13、2015年
  55. ^ 京都府立南陽高等学校『平成27年度 学校要覧』、p.17、2015年
  56. ^ 南陽高校NEWS 2010年8月号(PDF)より
  57. ^ a b 京都府立南陽高等学校『平成28年度 学校要覧』、p.17、2016年
  58. ^ a b c 京都府立南陽高等学校『平成28年度 学校要覧』、p.16、2016年
  59. ^ 瀬田工・島田が男子Sスカル制す 高校総体・ボート”. 京都新聞 (2017年8月7日). 2017年8月13日閲覧。
  60. ^ ハンド男子・洛北が準々決勝進出 全国高校総体”. 京都新聞 (2017年8月7日). 2017年8月13日閲覧。
  61. ^ 木津町『体協「なぎなた部」会員募集』広報きづ第213号、1982年12月、p.7
  62. ^ 木津町『63年度 京都国体「なぎなた」』広報きづ第213号、1982年12月、p.4
  63. ^ 木津町「広報きづ第214号」1983年1月、p.1
  64. ^ 木津町『中央体育館起工式』広報きづ第243号、1985年5月、p.6
  65. ^ a b c “[http://www.asahi.com/area/kyoto/articles/MTW20170531270430001.html 木津新聞 南陽高校なぎなた部 魅力 「教室」で伝える]”. 朝日新聞 (2017年5月31日). 2017年6月12日閲覧。
  66. ^ なぎなた選手権でカナダへ 目指せ世界制覇!“貫井先生”(久御山高校)”. 城南新報 (2015年6月17日). 2017年7月17日閲覧。
  67. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.38、2015年
  68. ^ なぎなた男子、もう一つの夏 京都・南陽高の久保亘さん”. 朝日新聞 (2013年7月30日). 2017年6月12日閲覧。
  69. ^ a b c 京都府立南陽高等学校『平成28年度 学校要覧』、p.15、2016年
  70. ^ 『見てマジック初公演 きょう南陽高のクラブ』(読売新聞)1986年10月26日
  71. ^ 『手品で園児元気づけます きょう南陽高生、被災の芦屋訪問』(読売新聞)1995年2月22日
  72. ^ a b 『防災マップ英訳挑む 府立南陽高校』(朝日新聞)2016年1月19日付朝刊
  73. ^ http://www.kyoto-be.ne.jp/nannyou-hs/mt/school_life/club/club-c7/#entry-19365
  74. ^ http://www.kyoto-be.ne.jp/nannyou-hs/mt/school_life/club/club-c7/#entry-19365
  75. ^ http://www.kyoto-be.ne.jp/nannyou-hs/mt/school_life/club/club-c7/#entry-19365
  76. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.16、2015年
  77. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽二十年のあゆみ:創立二十周年記念誌』、p.20
  78. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.7、2015年
  79. ^ a b 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.6、2015年
  80. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.5、2015年
  81. ^ a b c 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.27~29、2015年
  82. ^ 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.21、1995年
  83. ^ 1986年9月13日付京都新聞 凡語
  84. ^ 『雨ついて25キロ「踏破したぞ」府立南陽高 全校徹夜ハイク』(京都新聞)1986年9月20日付
  85. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽二十年のあゆみ:創立二十周年記念誌』、p.12、2005年
  86. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽二十年のあゆみ:創立二十周年記念誌』、p.11、2005年
  87. ^ 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.20、1995年
  88. ^ a b 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.22、2015年
  89. ^ 『つながる地域スポーツ 南陽クラブ 子と生徒ともに成長』(京都新聞)2012年2月19日付朝刊
  90. ^ 京都府立南陽高等学校『創立十周年記念誌』、p.15、1995年
  91. ^ 京都府立南陽高等学校『南陽三十年のあゆみ:創立三十周年記念誌』、p.3、2015年
  92. ^ a b c d e f 京都府立南陽高等学校『南陽二十年のあゆみ:創立二十周年記念誌』、p.7、2005年
  93. ^ a b 京都府立南陽高等学校『平成28年度 学校要覧』、p.6、2016年
  94. ^ 『全国3385高校 主要大学合格者数総覧』週刊朝日(2017年4月21日号)p.157
  95. ^ 夏休み前後から本格化する進路指導-京都府立南陽高校の事例”. Between情報サイト (2016年6月29日). 2017年9月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]